みなさん、はじめまして!情報システム室のテクニカル・エバンジェリストのぼたさまと申します。
私が初めてパソコンでプログラミングを始めたのが小学校5年生の時で、
それ以来30年以上ずっとパソコンでプログラミングしてきました。
シェアテクでは、情報システム室内での相談役、ひいては会社全体のITに関しての相談役として
活躍できるように頑張っていきたいと考えています。
私は、生涯を通じて様々な開発、プロジェクトに携わってきましたので、
そんな経験から様々な内容のブログを書いていこうと考えています。
どうぞよろしくお願い致します!
みなさん、キーボードへのこだわりはお持ちですか?
プログラマーにとってのキーボードとは年中使う必要のある必須アイテムの一つで、
こだわりを持っている人も多いです。
例えば、美容師さんのハサミやブラシのようなもので(切れ味が鋭いハサミを求めているかどうかはわかりませんが)、
プログラマー達は入力の切れ味が鋭い?キーボードや環境に憧れを持っていることでしょう。
そこで今回は社内でこだわりを持ったキーボードの構成の一つをご紹介します。
実際に業務していますよ!
デュアルキーボード
写真のようにキーボードを2つ接続した「デュアル・キーボード」です。
パッと見て、なんで2台もキーボードを接続する必要があるんだと思いますよね?
● 2人で作業したいから?
● 気分でキーボードを変えたいから?
違います。
一人で同時に使います。
左にあるキーボードは左手専用で、右あるキーボードは右手専用で使います。
多くの方は、「使いにくいだろ?」と思われるかもしれません。
しかし、実際に使ってみると、少し慣れれば入力できたりします。人間って凄いですよね!
なんでこんな右手と左手でキーボードを操ることがうれしいのか?と思われることでしょう。
もともとは画像のようなスプリットキーボード(分割キーボード)が
デュアルキーボード(2台の同時にキーボードを使う構成)のルーツになります。
ただし、分割キーボードは価格が高価だったり、キーの位置や内容に不満が出たりします。
そのすべてを解消するのがデュアルキーボード構成です。
▲社内で実際に使われている分割キーボード
デュアルキーボードの魅力
社内で実際にデュアルキーボードを使っているエンジニアにヒアリングしました。
疲れにくい、肩こりが減った(※個人的な意見)
人間は腕の長さや角度、掌の大きさなど人それぞれです。
2台キーボードを置くことによって、右手と左手が自然な角度になるように、
それぞれのキーボードを置くだけです。ハの字のような角度になると思います。
両手を近くに寄せて、肩を丸めてキーボード1台で作業するより、
肩や手の付け根への負担が減少するのは想像できますよね!
安い
キーボードは非常に多くの種類が売られています。安いものだと千円以下で買えます。
値段は品質とイコールですので、自分の予算にあわせて自由に組めます。
分割キーボードは、ものによっては2万円以上しますので、高価なものを買ったはいいが、
使いにくかった!ということも事前に防ぐことができます。
設定が簡単
Windows10であれば2台のキーボードをUSB端子に挿せばすぐに使えます。
Macは標準の状態では、キーボードを跨いでの修飾キーの操作ができませんが、
キーボードをカスタマイズするためのアプリをインストールすると利用できます。
いつでも戻せる、嫌になったら、USBからコードを抜くだけ!
かっこいい!
知らない人から見ると、2台のキーボードを右手左手でタイピングしているだけで、
ものすごく仕事しているように見えます(笑)。
こいつは2人分の作業をしているのか?のような錯覚を脳内で起こすようですね。
完全に個人的な意見ととなりますが、宇宙船の操縦をしているような感じでかっこいいですね!
デメリットもあります
良いことばかりを書きましたが、デメリットもあります。
ノートパソコンが使いにくい
デュアルキーボードに慣れてしまうと、小さなキーボードのノートパソコンを触ると非常に窮屈に感じてしまいます。
ノートで作業が多い人は味わないほうが良い世界かもしれません・・・。
スペースを取る
なにせ2台のキーボードをハの字に置くわけですから、それなりに場所を取ります。
しかも作業すると両肘がデスクからはみ出すかもしれません。
職場の左右のみなさんに相談してから導入した方が賢明ですね。
マウスが困る
右利きの人は右手でマウスを持ちますが、置き場所に困ります。
2台のキーボードの一番右に置いたり、2台の真ん中に置いたり、試行錯誤です。
マウスを操作したときに、右キーボードの手の平の置き場所に一瞬時間が必要です。
マウスレスのようなショートカットを駆使するのが良いかもしれませんね。
変な目で見られる
メリットの「凄く仕事をしているように見える」とは真逆で、
こいつは一体何をしているんだ?と変な目で見られることもあります。
知っている人には、「あー、お前もか」と溜息を出されるかもしれませんね(笑)
最後に
デュアルキーボードはまだまだ市民権を得ていません。キーボードは良く余っていたりしますよね。
コストもそれほど多くはかかりませんので、肩こりのひどい人や体が大きな人は試してみてはいかがでしょうか。
プログラマーやエンジニア以外の総務や経理でデュアルキーボードを見かけるなんて時が来たら面白いですね!