ガレージやカーポートの雨漏り修理は早急におこなうことが大切です。
被害状況によってはDIYでの修理も可能なので、まずは自力での修理が可能かどうか見極めてみましょう。
ガレージやカーポートで発生した雨漏りを放置していると、大切な愛車が汚れてしまいますし、車への乗り降りにも苦労することになります。
また、被害が甚大なものである場合は、ガレージ自体が崩れ落ちてしまう危険性もあるのです。
この記事では、ガレージやカーポートの屋根修理の方法や費用の目安についてご紹介しています。
ガレージやカーポートの雨漏りを部分補修する方法
ガレージやカーポートの雨漏り修理はごく小さい範囲なら自力でもできます。
自力で修理可能な被害は『屋根板に小さな裂傷ができている』や『強風で屋根板が外れてしまった』といったものです。
外れた屋根板の枚数が多かったり、支柱や板枠に広い範囲でサビができていたりする場合は、自力で対応しないほうがよいでしょう。
ここでは、ガレージやカーポートの部分補修の方法をご紹介します。
屋根板の穴を補修する方法
屋根板に小さな裂傷がある場合は、コーキング材や防水テープなどで補修しましょう。
コーキング材や防水テープは、ネット通販やホームセンターで購入できます。
ただし、この方法は裂傷を一時的に塞ぐ処置のため、応急処置的な意味合いが強いです。
それだけでは経年劣化や暴風雨の影響によって、雨漏り被害が再燃する危険性もあります。
強風などで屋根板が外れてしまった場合は、替えの屋根板を購入することで修理可能です。
屋根板はホームセンターで購入することが可能できます。
屋根板は風圧を受けてガレージそのものが倒れてしまうことを防ぐために、元々外れやすい造りになっています。
つまり、取り付けることも難しくないということです。
ただし、外れた屋根板が1枚や2枚ではない場合は、業者に頼んだほうが効率的でしょう。
サビ取りの方法
支柱や板枠にサビがある場合は、ヤスリで擦ればキレイに取り除けます。
あまりにも広範囲にサビができているときは、表面付近だけでなく深部まで腐食が進行していることも考えられるため、業者に見てもらったほうがよいでしょう。
次に、屋根パネルの交換方法をご紹介します。
ガレージやカーポートの屋根パネルを交換する方法
ガレージやカーポートの屋根パネルの損傷が1枚から数枚程度であれば、自分で交換することも可能です。
ただし、割れたパネルの枚数が多い場合や、経年劣化による損傷の場合はDIYでの修理は難しいです。
その場合は、パネルの全交換を業者に頼むほうがよいでしょう。
また、高所での作業になりますので、転落しないように注意してください。
少しでも危険を感じたら、無理に自分でおこなわず、業者にまかせましょう。
準備するもの
- ポリカーボネート製屋根パネル
- 電動ドリル
- ハサミ
- 接着剤
- 脚立
パネル修理の作業手順
- パネルにヒビが入りギザギザとした部分に新しいパネルを貼ります。
まずは、ヒビの部分を電動ドリルでくりぬいて丸い穴にしておきます。
丸くすることで割れ目に入る力が分散され、ヒビが広がりにくくなります。 - 丸くした穴にパネルを貼る前に、布できれいに汚れを拭き取ってください。
- 新しいポリカーボネートパネルを、丸くした穴よりもひと回り大きくハサミでカットします。
- 用意したパネルに接着剤を塗り、丸く切り抜いた穴に貼ります。
接着できていない部分から雨漏りがすることがありますので、すき間なく貼ってください。
ガレージやカーポートの屋根を張り替える方法
ガレージやカーポートの屋根を張り替え方をご紹介します。
ただし、屋根全体の張り替えは大変な作業のため、プロにまかせることをおすすめします。
準備するもの
- 替えの屋根パネル
- 脚立
- ヘルメット(高所での作業になりますので、着用をおすすめします)
- 電動ドライバー(ビスを取り付けるためのもの)
パネル交換の作業手順
- 屋根パネルのビニールがついているほうを表にして、枠にはめるように取り付けます。
作業中にパネル表面にキズがつくのを防ぐため、ビニールは取り付け後にはがすことをおすすめします。 - 屋根カバーがある場合は取り付けます。
屋根パネルをひとつ取り付けたら、屋根カバーをひとつ取り付けるといった要領で作業をおこないましょう。
すべてのパネルを先に取り付けてしまうと、屋根カバーを取り付ける際に、手が届かなくなってしまいます。 - ビスを取り付ける必要があるものでしたら、電動ドライバーを使用して取り付けましょう。
「高所でパネルを貼る作業に自信がない……」
「アルミ枠が大きく曲がっているので、業者に修理を依頼したい」
このようなときは雨漏り修理110番に業者選びをサポートさせてください。
全国に提携業者がありますので、お客様ご指定の日時に対応可能な業者をご紹介させていただきます。
ご依頼は下記の番号までまでお電話ください。
※1 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。※2 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。
ガレージの屋根の修理にかかる費用の目安
屋根と壁とシャッターがあって、ひとつの独立した建物になっているのがガレージです。
※ガレージは木造や鉄骨造のものが一般的です。物置のような組み立て型、家や建物の1階部分に組み込まれているビルトイン式はコンクリート製のものが多いようです。
屋根と柱だけのカーポートよりも構造が複雑ですので、カーポートよりも費用が高額になる場合があります。
ガレージ屋根の修理を業者に依頼するときの方法や費用相場をご説明します。
- 部分補修
-
コンクリート製は内部の鉄筋が腐食すると、ヒビが入り、最終的には崩れてしまいます。
そこでコーキング処理をおこないヒビを埋めます。
コーキングとは、コーキングガンという器具でシリコンのパテを流し込む方法です。
費用は1万円からが相場のようです。 - 屋根塗装
-
ガレージの屋根の損傷は、腐食や結露などが原因です。
屋根の塗装がはがれて木材や鉄筋がむき出しになると、腐食を起こして雨漏りが発生してしまいます。
また、長年風雨にさらされることによる経年劣化も、塗装がはがれてしまう原因のひとつです。
屋根の塗装の費用は10万円~30万円が相場です。 - 屋根の葺き替え
-
ガレージの屋根全体が傷んでいるときは葺き替えをします。
葺き替えは傷んだ屋根を撤去して新しいものを設置することです。
費用は20万円程度が相場です。
このようにガレージの屋根修理は材質や状態によって、1万円から数十万円と費用は大幅に異なります。
これほど費用が違うのであれば、業者に修理を依頼する前にどのくらいかかるのか知っておきたいですよね。
まずは現地調査を依頼して見積りを確認しましょう。
雨漏り修理110番はお客様に無料でお見積り※を確認していただける業者をご紹介しております。
現地調査も無料※で対応しています。
ぜひお気軽に雨漏り修理110番のご相談窓口までお問い合わせください。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。
※1 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。※2 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。
自然災害によるガレージの損傷は火災保険の対象になるかも
ガレージもカーポートも、自然災害による損傷であった場合は火災保険の対象になり、修理費用の全額、または一部が支払われるかもしれません。
ここでは、どのような被害が補償対象であるのか、また適用される場合の申請の流れを解説します。
火災保険の対象となる条件
火災保険は火事だけではなく、ほかの自然災害による被害も補償の対象になる場合があります。
通常、ガレージやカーポートは付属物とみなされ、火災保険の「風災・雪災・雹災(ひょうさい)」の補償対象になることがあるのです。
- 風災
-
強風や突風により被った被害です。
秒速20m以上など保険会社各社で条件が定められていることがあります。 - 雪災
-
屋根からかたまりで落ちてきた雪が、ガレージやカーポートの屋根を直撃するなどの場合が該当します。
- 雹災
-
雹が降ってきたときの衝撃で屋根に穴が開いた、ガレージの窓ガラスが割れたなどが該当します。
しかし、耐用年数がすぎた経年劣化によるものや不注意などでおきた損害は補償されません。
条件に当てはまるかどうかは、ご加入している火災保険の会社ホームページや保険証券で契約内容を確認してみてください。
火災保険の申請方法
ガレージ、またはカーポートの損傷を火災保険に申請するときの方法です。
- 保険会社に電話して、火災保険に必要な申請書類を送付してもらう
- 業者に調査を依頼して被災状況を確認して、見積書を作成する
- 見積書と保険請求書類を保険会社に提出する
- 保険会社が被災状況を確認した後、損害額が支払われる
- 修理工事をおこなう
これらの申請は業者に代行してもらうことも可能です。
煩雑な書類作成を業者におまかせすると、スムーズにおこなえるでしょう。
「信頼できる業者に申請を代行してもらいたい」というときは、雨漏り修理110番にサポートをおまかせください。
お客様のご希望をおうかがいして、親身におこなう業者をご紹介させていただきます。
火災保険の適用条件や申請方法の詳細はこちらの記事をご覧ください。