この記事では、屋根の断熱工事の種類や特徴を解説します。
メリット・デメリットもまとめてご紹介していますので、ぜひお役立てください。
屋根の断熱工法は2種類
屋根の断熱方法は、「外張り断熱」と「充てん断熱」の2つです。
それぞれの特徴やメリット・デメリットもご紹介しますので、断熱を検討中の方は参考にしてください。
外張り断熱
外張り断熱とは、建物を支えている柱の外側に断熱材を貼る工法です。
断熱材が建物全体を囲むため、高い断熱効果が期待できます。
また外張り断熱の方法には、「湿式工法」と「乾式工法」の2種類があります。
湿式工法は断熱材をコンクリートに接着(または密着)させるタイプの工法です。
安価かつ、建物の軽量化が見込めます。
対して乾式工法は支持金具を取り付けてから断熱材を付けていく工法です。
少々高価ですが、メンテナンス性が高くタイルなどで外装を仕上げることも可能です。
外張り断熱のメリット・デメリットをまとめてご紹介します。
- 断熱効果が高くなる
- 断熱材を柱などで囲まなくて済む
- 壁内部の結露を心配しなくていい
- 充てん断熱よりコストが高い
- 確実に施工しないと外壁や断熱材がズレる
充てん断熱
充てん断熱は「内断熱」とも呼ばれ、垂木と垂木の間に断熱材を詰めていく工法です。
この工法は、おもに木造住宅で用いられています。
- 外張り断熱より安いコストでできる
- 断熱工事の下準備がいらない
- 壁の内側や天井裏など、外からの影響を受けにくいので、断熱材の劣化を心配しなくて済む
- 外張り断熱と比べすき間ができやすい
(結露しやすい) - 建物の構造が複雑だと設置しにくい
もし断熱材の設置方法で悩んでしまうときは、業者と相談して決めるとよいでしょう。
※1 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。※2 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。
屋根の断熱工事でかかる費用相場
屋根の断熱工事を業者に依頼したくても、費用がどのくらいかかるかわからないと不安になってしまいますよね。
ここでは、業者に依頼したときの費用相場をご紹介します。
- 葺き替え
-
約60万円~200万円
- 屋根断熱
-
約20万円~60万円
ただし、ここでご紹介した費用はあくまで目安です。
工事をおこなう場所の広さや工事内容によって、費用は大きく異なります。
そのため、依頼する前には見積りをとって正確な費用を知ることが大切です。
わからないことがあれば、業者に質問してみましょう。
屋根断熱の費用は補助金で抑えられるかも
屋根断熱には、自治体のリフォーム補助金を利用できる場合があります。
補助金は条件さえ満たせばだれでも使えます。
ただし条件は各自治体によって異なりますので、くわしく知りたいという方はお住まいの自治体に確認しましょう。
以下にいくつか条件の例をご紹介しますので、参考にしてください。
- 住むための家のリフォームである
- 断熱や省エネなどのリフォームである
- 県民税や市民税などの税金を滞納していない
- 補助金申請をおこなう場所(市区町村)と、工事をおこなう住宅の住所が同じである
屋根断熱の業者探しも雨漏り修理110番にご相談ください
屋根の修理・リフォームを業者に依頼したくても、どう探せばいいのかわからないなど困ってしまう場合があることでしょう。
そのようなときは、ぜひ雨漏り修理110番にご相談ください。
雨漏り修理110番では、お客様のお住まいの地域で活躍する、屋根修理のプロをご紹介しています。
まずはお見積りだけでも構いません。
お気軽にお電話ください。