雨樋修理の依頼先と費用相場!よい業者を選ぶ簡単なコツと自分で直せる目安

雨漏り修理の費用相場と依頼先

「雨樋を修理したいけど、どこに頼めばいいんだろう」
「自分で修理できないかな?」
と迷っていませんか?

雨樋を修理したいときには、まずは故障の状況を確認しましょう。

故障している場所や故障の範囲によっては、自分でも比較的簡単に修理できる場合があります。

自分で修理ができれば費用の節約になるので、一度チェックしてみてください。

この記事を読めば雨樋をスムーズに修理するベストな方法がわかり、雨樋トラブルのない安心の生活を取り戻せるでしょう。

雨漏りは放っておくと悪化します!そうなる前にすぐにご相談!雨漏り修理110番

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※1 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。※2 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。

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目次

雨樋修理が自分できる基準

雨樋修理を自分でできるのは、以下の条件にあてはまる場合です。

それぞれ理由を解説します。

故障箇所が手の届く位置にある

安全な場所から手が届く位置に故障箇所があるなら、自分で雨樋修理が可能です。

2階の屋根など高所の雨樋は、自分での修理はおすすめできません
屋根に上るなどの高所作業は転落のおそれがあり、危険だからです。

脚立やはしごを使えば届く場合でも、一般の方が作業できるのは1階の屋根までが限度と考えましょう。

故障箇所が少ない

小さな割れや隙間が数ヵ所ある程度なら、自分で雨樋修理が可能です。

自分でできるのは、防水テープで隙間をふさいだり、部分的に部品を交換したりする程度の作業です。

雨樋の広範囲に破損や劣化がある場合には、雨樋全体を交換するなどの対処が必要です。
そのような大規模な工事は、一般の方では難しいでしょう。

自分でできる雨樋修理の具体的な方法は、雨樋のDIY修理方法をご覧ください。

「自分では無理そうなので業者に頼みたい」という方は、このあとの【内容別】雨樋修理の費用相場雨樋修理を頼める業者の種類も参考にしてみてください。

【内容別】雨樋修理の費用相場

業者に頼んだときの雨樋修理の費用相場は、1万円~40万円程度です。

費用に幅があるのは、作業内容によって費用も大きく変わるからです。

作業内容ごとに細かく費用相場を見ると、以下のとおりです。

雨樋修理の費用相場

作業内容費用相場
つまりの除去約1万円~1万5千円
部分修理約1万円~6万円
全体交換約10万円~40万円

※弊社加盟店(屋根修理業者)13社へのアンケートの回答から算出
※一般的な2階建ての建物で2階部分の雨樋から雨漏りした場合の、足場代を含めた総額
調査期間:2023年10月27日~2023年10月29日

雨樋のつまりの除去や部分的に穴をふさぐような補修程度なら、数万円で済むことが多いでしょう。

一方、雨樋をまるごと交換する場合には平均して20万程度、高いと40万円程度の費用がかかることもあるようです。

作業内容と料金は、業者が現地の状況を調査して判断をします。

必要な作業や実際の費用を確認するために、業者に調査・見積りを依頼してみましょう。

少しでも安い費用で雨樋を修理したいなら、次章で紹介する費用を抑える方法も検討してみてください。

雨樋修理費用を抑える方法

雨樋修理を業者に依頼する際の費用を抑えるには、以下の2つの方法が考えられます。

それぞれどのような方法なのか解説します。

火災保険が使えるか確認する

雨樋の修理費用に、火災保険を適用できないか確認してみましょう。

雨樋の故障の原因が自然災害などによる事故なら、保険金を受け取れる可能性があります。

火災保険には火災の他にも、以下のような不測かつ突発的な損害をカバーする補償が含まれていることがあります。

  • 台風や強風による損害
  • 雪や雹(ひょう)、落雷による損害
  • 外部からの物体の落下、飛来による損害

これらにあてはまる原因で雨樋が故障した場合は、加入している保険会社に連絡してみましょう。

以下の記事では、火災保険の適用条件や申請方法を詳しく解説しています。

相見積りをする

依頼する業者を、相見積りをして決めましょう

同じ作業内容でも、業者によって料金には違いがあるからです。

相見積りは、複数の業者から同時に見積りを取ることです。

複数業者の費用を比較することで、より安い業者を選べます

最低でも2社から見積りを取るのがおすすめです。

次章からは、雨樋修理を依頼できる業者や選び方のポイントを解説します。

雨樋修理を頼める業者の種類

雨樋の修理に対応している業者は、以下のようにいくつかあります。

それぞれ特徴を解説します。

屋根工事業者

屋根工事業者は、屋根の葺き替えや修理、塗装など、屋根に関する工事に対応している業者です。

細かくは、以下のような業者が屋根工事業者にあたります。

  • 瓦工事業者
  • 防水工事業者
  • 建築板金業者
  • 塗装業者

屋根に付属する設備である雨樋の修理も、基本的にこれらの業者に依頼が可能です。
多くの屋根工事を手がけているため屋根や雨樋に関する知識や経験が豊富で、適切な施工が期待できます。

地元に密着して運営している業者が多く、小規模な修理も相談しやすいのが特徴です。

ハウスメーカー

ハウスメーカーは、住宅工事をおこなう業者です。

住宅設備である雨樋の修理にも対応しています。

家の新築時などに利用したハウスメーカーがあれば相談がしやすく、住宅の構造もよく理解しているためスムーズな施工ができるでしょう。

ただし、ハウスメーカーでは、工事は下請けの工務店や屋根工事業者に依頼することが多いです。
そのため、自社施工の業者に比べて費用がやや高めになる傾向です。

工務店

工務店は、ハウスメーカーに比べてやや小規模な住宅工事業者です。

ハウスメーカーと同様に下請け業者に施工を委託している工務店と、自社施工している工務店があります。

自社施工の工務店は、比較的費用が安い傾向です。

地域に密着していて、アフターフォローが充実している工務店も多いです。

リフォーム会社

リフォーム業者は、住宅のリフォームやリノベーションを専門におこなう業者です。

雨樋などの部分的な修繕工事に対応しているところもあります。

自社施工しているリフォーム会社の場合、費用が安く済む場合があります。

ホームセンター

ホームセンターは、住宅関連用品や工作用品、日用品などをあつかうお店です。

サービスの一環として住宅リフォームをおこなっているお店では、雨樋修理に対応している場合もあります。

お店の接客スタッフに気軽に相談できるのがメリットです。

ほとんどは下請けの屋根工事業者などに施工を委託していて、費用はやや高めの傾向です。

よい雨樋修理業者を選ぶポイント

雨樋修理を依頼する業者を選ぶときには業種の他、以下のチェックもしてみましょう。

それぞれ詳しく解説します。

保証内容をチェックする

施工に対して保証が付いているかを確認しましょう。

業者の雨樋修理には、施工に不備があった場合に再施工してくれる保証が付いていることがあります。

保証期間は業者によってさまざまなので、できるだけ期間の長い業者を選ぶのがおすすめです。

口コミや施工事例をチェックする

その業者に関する口コミや過去の施工事例を調べてみましょう

口コミサイトなどに実際に利用した人の書き込みがあれば、業者のサービスに対する評判を把握できます

極端に悪い評判がある業者は避けるのが無難でしょう。

業者公式サイトに過去の施工事例が紹介されていれば、どのような施工ができる業者なのかがわかります

ご自宅の状況と似たような雨樋の修理事例がある業者なら安心です。

見積り時の対応をチェックする

見積りや調査で業者スタッフがご自宅に来た際に、対応の様子をチェックしてみましょう。

おもなチェック項目は、以下のような点です。

  • 丁寧にすみずみまで調査してくれるか
  • 状況や作業内容、料金の説明は丁寧か
  • 見積書には料金の内訳が詳細に記載されているか
  • 質問にはっきり答えてくれるか
  • 契約を急かしてこないか

説明や見積書の内容が不明瞭だったり、強引に契約を迫ったりする業者は避けたほうがよいでしょう。

「業者を探している時間がない」「よい業者を見つけられるか不安」といった場合は、当サイト雨漏り修理110番へご相談ください。

雨漏り修理110番では、雨樋修理に対応している業者をご紹介しています。

調査・見積りは無料で対応しています。
ぜひお気軽にお問い合わせください。

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雨樋のDIY修理方法

雨樋修理を自分でするには、以下のような方法があります。

いずれも、ホームセンターなどで販売されている道具を使って雨樋を修理できる方法です。

それぞれ使う道具や手順をご紹介します。

脚立やはしごを使って作業する場合は、以下のような安全対策をしましょう。

  • ヘルメットを着用する
  • 2人以上で作業をする
  • 脚立やはしごを固定する
  • はしごは寝かせすぎたり起こしすぎたりしない
  • 脚立やはしごから身を乗り出して作業をしない

雨樋の掃除をする

雨樋がつまって水が溢れている場合には、雨樋につまっている落ち葉やゴミを除去しましょう。

用意するもの
  • 軍手
  • トングやホウキ
  • ゴミ袋
  • ホース
  • パイプクリーナー

パイプクリーナーは、先端にブラシなどが付いた長いワイヤーです。

雨樋の掃除手順

手順
軒樋のゴミを除去する

軒樋(雨樋の横向きの部分)にたまっている落ち葉やゴミを取り除きます。
ゴミをトングやホウキ、手でかき出し、ゴミ袋に入れていきましょう。

手順
集水器のゴミを除去する

集水器(軒樋の水が集まる部分)にたまっている落ち葉やゴミを取り除きます。
軒樋と同様に、トングやホウキでかき出しましょう。

手順
水を流す

集水器と軒樋に、ホースなどを使って水を流します。
まずはゴミがたまりやすい集水器に水を流し、スムーズに排水されることを確認したら、軒樋にも水を流しましょう。

手順
竪樋のゴミを除去する

もしも水が流れない場合は、竪樋(雨樋の縦向きの部分)につまっているゴミを取り除きます。
竪樋を軽くたたくと、ゴミが落ちてくることがあります。

集水器または竪樋の出口部分からパイプクリーナーを差し込んで、つまりを崩す方法もあります。
出口からゴミが出てきたら、取り除きましょう。

雨樋の掃除は、つまりを防ぐために定期的におこなったほうがよいメンテナンスでもあります。
梅雨や台風シーズンが来る前の春頃に、掃除をしておくのがおすすめです。

防水テープで補修する

雨樋に穴や隙間がある場合には、防水性のあるテープでふさぎましょう
テープを貼るだけなので、手軽な方法です。

用意するもの
  • 防水テープ
  • 雑巾

防水テープは、雨樋専用の補修テープやアルミテープがおすすめです。

防水テープを使った雨樋修理手順

手順
補修箇所をふく

補修する箇所に付着している水分や汚れを、雑巾などでふき取ります。
防水テープがはがれにくくするためです。

手順
防水テープを貼る

穴や隙間をふさぐ位置に、雨樋の外側から防水テープを張ります。
テープはピンと張って、シワができないように貼り付けましょう。
テープにシワがあると、水が漏れるおそれがあります。

複数のテープを貼り合わせる場合は下から上に、下のテープに上のテープを少し重ねるようにして貼ります。
逆向きに貼り合わせると、重なった部分から水が漏れるおそれがあります。

コーキングで補修する

雨樋のひび割れや隙間は、コーキング(ゴム状に固まる資材)で埋めることもできます。
防水テープをキレイに貼り付けるのが難しい箇所には、コーキングがおすすめです。

用意するもの
  • コーキング
  • コーキングガン
  • マスキングテープ
  • プライマー
  • ハケ
  • 雑巾
  • ヘラ

コーキングガンは、コーキングを絞り出す工具です。

プライマーは、コーキングの接着力を高めるための塗料です。

コーキングを使った雨樋修理手順

手順
補修箇所をふく

補修する箇所に付着している水分や汚れを、雑巾などでふき取ります。
コーキングがはがれにくくするためです。

手順
マスキングテープを貼る

ひび割れや隙間を囲うようにして、マスキングテープを貼ります。
補修箇所以外にコーキングが付くのを防ぐためです。

手順
プライマーを塗布する

ハケなどを使って、ひび割れや隙間の周りにプライマーを塗ります。
プライマーを塗ったら、30分程度乾燥させましょう

手順
コーキングを塗布する

コーキングガンを使って、ひび割れや隙間の部分にコーキングを流し込みます。
十分に流し込んだら、ヘラなどを使ってコーキングを平らになじませましょう。

手順
マスキングテープをめくり取る

コーキングが固まる前に、マスキングテープをはがします。

手順
コーキングを乾燥させる

そのまま置いておいて、コーキングを乾燥させます。
1~2時間程度で表面は固まりますが、内側まで完全に固まるには1日~2日程度かかります。

雨樋の部分交換をする

雨樋の破損の範囲が広い場合には、破損した箇所を部分的に交換しましょう。
適合する部材を用意したり工具を使ったりするので、やや難易度の高い方法です。

用意するもの
  • 交換用の雨樋
  • 雨樋用の継手
  • ノコギリ
  • 雨樋用接着剤

交換用の雨樋には、軒樋用や竪樋用など、いろいろな形があります。

継手(つぎて)は、雨樋同士を接続する部材です。

それぞれメーカーや型番によっても形状やサイズに違いがあるので、適合をよく確認して用意しましょう。

雨樋の部分交換手順

手順
雨樋の破損箇所をカットする

新しい雨樋のサイズに合わせて、既存の雨樋をノコギリでカットします。
周囲の壁や屋根を傷つけないよう注意しましょう。

手順
新しい雨樋に接着剤を塗布する

新しい雨樋の端に、雨樋用接着剤を塗ります。

手順
新しい雨樋を取り付ける

新しい雨樋を既存の雨樋に取り付け、接続部分に継手をはめ込みます。

雨樋修理に関するよくある質問

雨漏り修理に関するよくある質問と、その回答をご紹介します。

雨樋が故障する原因は?

雨樋が故障する原因は、おもに以下の4つが考えられます。

落ち葉やゴミによるつまり

雨樋に落ち葉やゴミがたまると排水が悪くなり、雨水がたまります。
たまった水が雨樋の上から溢れ、水漏れにつながるのです。

経年劣化

経年劣化によって雨樋がもろくなっていると、破損や変形が起こりやすいです。
取り付け金具がサビて外れることもあります。

自然災害による破損

台風などの風であおられたり、物が飛んできて衝突したりして雨樋が破損することもあります。
また、雨樋に雪が積もると、重みでゆがんでしまう原因になります。

施工不良

雨樋を設置した段階でつなぎ目の接続が悪く、そこから水漏れにつながることもあります。
また、雨樋の傾斜が適切でないと水の流れが悪くなり、つまりの原因にもなります。

雨樋に不具合があると起きるトラブルは?

雨樋に不具合があると、以下のようなさまざまなトラブルを招くおそれがあります。

外壁や基礎の劣化を早める

雨樋から水が漏れていると外壁や基礎に水がかかり、外壁の塗装や基礎コンクリートの劣化につながります。
また、湿っている時間が長いことでコケやカビが生える原因にもなります。

屋根や外壁からの雨漏りを引き起こす

雨樋から漏れた水が屋根や外壁にかかっていると、雨漏りが起きやすくなります。
通常雨に濡れない箇所に水がかかると、水が屋内に侵入するおそれがあるのです。

近隣とのトラブルを招く

雨樋から雨水が地面に落ちる音が騒音になったり、地面から跳ねた泥水が近隣の建物や車などを汚したりして、苦情などのトラブルに発展するおそれがあります。

事故につながる

劣化した取り付け金具が外れるなどして雨樋が落下し、下にいた人や物に衝突するおそれがあります。

不具合のある雨樋を放置していると雨漏りや住宅全体の劣化につながり、その修繕に莫大な費用がかかるおそれもあります。

雨樋は定期的にメンテナンスや点検をおこない、不具合があれば早めに修理することが、長い目で見て費用の節約にもつながるでしょう。

交換する雨樋の選び方は?

雨樋をすべて交換する場合には、形状や素材を吟味して種類を選びましょう。

雨樋の形状の種類

丸型

オーソドックスな雨樋。
比較的安価。

角型

スッキリして目立ちにくい形状。
容量が大きい。

特殊型

豪雪地帯で採用される形状。
上部に屋根のようなカバーが付いている。

雨樋の素材の種類

塩化ビニル

軽量で安価。
雨や日光で劣化しやすい。

ガルバリウム鋼板

耐久性が高い。
塩化ビニルに比べてやや高価。

軽量でサビにくい。
対応できる業者が少ない。

アルミ

軽量で耐久性が高い。
傷やへこみができやすい。

まとめ

雨樋の修理は、安全に手が届く位置の小規模な故障なら自分でもできます。

以下の方法を試してみましょう。

  • 雨樋の掃除をする
  • 防水テープで補修する
  • コーキングで補修する
  • 雨樋の部分交換をする

2階以上の雨樋や破損の激しい雨樋の修理は、業者に任せるのがおすすめです。

雨樋の修理は、以下のような業者に依頼できます。

  • 屋根工事業者
  • ハウスメーカー
  • 工務店
  • リフォーム会社
  • ホームセンター

雨樋修理の費用は、業者によって違います。

できるだけお得な業者を選ぶためには、相見積りをして比較検討するのがおすすめです

業者選びに迷った際には、ぜひ当サイト雨漏り修理110番へご連絡ください。

雨樋の修理に対応していて、見積り無料の業者をご紹介します。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様の了承をいただいたうえで、調査費用等をいただく場合がございます。

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