「テレビの映りが悪い……。もしかしてテレビブースターの故障?」
テレビブースターは電波を増幅させる機器で、故障するとテレビ映りが悪くなることがあります。
テレビブースターの寿命は約10年といわれていますので、「故障かな?」と思ったら新しく交換しましょう。
しかし、いざ買おうと思っても、たくさん種類があってどれを選んだらよいのかわからないですよね。
テレビブースターは、設置場所や対応するテレビ放送、増幅できる信号の大きさなどが種類によって異なるため、家に合った商品を選ぶことが大切です。
そこで、この記事では次の内容をご紹介します。
- 失敗しないテレビブースターの選び方
- おすすめ最強テレビブースター
- イラストで解説!ブースターの交換・設置方法
この記事を読めば、どの種類のテレビブースターを選べばよいのかがすぐにわかり、キレイな映像で再びテレビが見られるようになりますよ。
テレビブースターは同じ性能の商品と交換するのがおすすめ!
テレビブースターを交換するなら、今使用しているテレビブースターと同じ性能の商品を選ぶのがおすすめです。
テレビブースターはたくさんの種類が売られており、そのなかから家に合ったものを選ぶのはとても難しいです。
間違った商品を選んでしまったら、テレビ映りが改善されず無駄な出費になってしまうこともあります。
しかし、最初から同じ性能のテレビブースターを購入しておけば、そのようなトラブルを未然に防ぐことができます。
確実にテレビ映りを改善させるなら、今まで使っていたテレビブースターと同じ性能の商品を選ぶのが無難でしょう。
テレビブースターは、以下のような場所に設置してあります。
▼テレビブースターが設置してある場所(屋外用・屋内用)
屋外用テレビブースター(電源分離型)
- 増幅部(本体)
-
アンテナ直下に設置
- 電源部(電源)
-
テレビ裏、浴室の点検口、屋根裏などに設置
屋内用テレビブースター(電源一体型)
テレビ周辺に設置
屋外用のテレビブースターは、アンテナ直下に設置してあることが多いです。
「電源部」を本体だと勘違いしてしまう方も多いですが、電源部は本体の「増幅部」へ電源を供給するための機器であり、テレビブースター本体ではありません。
屋外用テレビブースターが故障した場合、「増幅部」と「電源部」を交換する必要があります。
屋内用のテレビブースターは、テレビ周辺に設置しているはずです。
屋内用のテレビブースターは、屋外用と違って一体型になっているため、故障したら丸ごと交換します。
屋外用、屋内用のテレビブースターが手に届く場所に設置してある場合は、どの種類を使っているのか自分で確認し、同じ性能の商品と交換しましょう。
ただし、テレビブースターが屋根の上や壁面など、手が届かない高所に設置してある場合、商品の種類を確認したり、交換したりするのは難しいです。
無理に確認や交換をしようとすると、高い場所から落下して大けがをする危険性があるため、高所に設置してあるテレビブースターの交換はアンテナ業者に任せましょう。
テレビブースターの交換、設置ができる業者をお探しの際は、ぜひアンテナ110番にご相談ください。
アンテナ110番では、全国の加盟店からご相談内容にピッタリの業者をご紹介しています。
ご紹介したアンテナ業者は、テレビが映らない原因から調査するため、本当にテレビブースターが故障しているのか確認することもできます。
高所にあるテレビブースターの交換はもちろん、テレビブースターが故障しているのか一度見てもらいたいという方は、ぜひアンテナ110にご相談ください。
テレビブースターは種類が豊富で選ぶのが難しい
テレビブースターはたくさんの種類が売られており、家に合った種類を選ぶのはとても難しいです。
まず、テレビブースターには「屋外用」「屋内用」があり、家を建てた際に業者に設置してもらったテレビブースターは屋外用であることがほとんどです。
屋内用は、少しテレビ映りが悪いとき、簡易的なテレビブースターとして使われます。
ちなみに、屋外用のテレビブースターを、屋内用として使用することもできます。
屋外用、屋内用のテレビブースターには、それぞれ以下のように「見たい放送」と「利得(増幅できる電波の大きさ)」が異なる商品がたくさん販売されています。
- 地デジ(UHF)ブースター 20dB型
- 地デジ(UHF)ブースター 33dB/43dB共用型
- BS/CSブースター 35dB型
- 地デジ(UHF)+BS/CSブースター 35dB型
- 地デジ(UHF)+BS/CSブースター 33dB/43dB共用型
- ケーブルテレビ(CATV)ブースター 上り(30dB型)・下り(38dB型)
- ケーブルテレビ(CATV)ブースター 上り(15dB型)・下り(25dB型)
- ケーブルテレビ(CATV)ブースター 下り(25dB型)
- ケーブルテレビ(CATV)+BS/CSブースター 上り(15dB型)・下り(25dB型、BS/CS 28/35dB型)
- ケーブルテレビ(CATV)+BS/CSブースター 下り(25dB型、BS/CS 28/35dB型)
見たい放送は、「地デジ(UHF)」「BS/CS」「ケーブルテレビ(CATV)」、利得は「〇〇dB(デシベル)」で表記されています。
これだけ種類があると、どれを選んだらよいのかわからなくなってしまいますね。
このように、テレビブースターをいちから選ぶのはとても難しいです。
テレビ映りを確実によくするためにも、テレビブースターを選ぶときは、今使用しているテレビブースターと同じ性能の商品を選ぶようにしましょう。
テレビブースターを交換するときに確認すべき箇所は2つ
テレビブースターを購入するときは、現在使用しているテレビブースターの「対応している放送(周波数帯域)」と「利得」を確認しましょう。
対応する放送(周波数帯域)や利得は、以下の場所に記載されています。
▼屋外用・屋内用テレビブースターの周波数帯域と利得が記載されている場所
「対応する放送(周波数帯域)」は、今使用しているブースターと同じものを選んでください。
「利得」はなるべく近い数値の商品を選びましょう。
屋内用テレビブースターは、本体に利得が記載されていないことがほとんどです。
屋内用テレビブースターの利得を確認するときは、商品名で検索するか、利得が高い高性能のテレビブースターを選ぶとよいでしょう。
順番に詳しく解説していきます。
対応する放送が同じ商品を選ぶ
テレビブースターを交換するときは、現在使用しているブースターと対応している放送が同じ商品を選びましょう。
地デジやBS/CSなどのテレビ放送の電波は、それぞれ使用している周波数が異なります。
今まで使っていたテレビブースターと異なる周波数帯域の商品を選ぶと、テレビブースターの効果が発揮されずテレビ映りが悪いままになるおそれがあります。
テレビブースターを選ぶときは、必ず同じ周波数帯域の商品を選ぶようにしましょう。
テレビブースターの周波数帯域は、以下のように分けられています。
放送の種類 | 周波数帯域 |
---|---|
UHF (地デジ) | 470~710MHz |
BS/CS | 1032~3224MHz ※4K8K対応 |
CSCATV (ケーブルテレビ) | CATV上り:10~55MHz CATV下り:70~770MHz ※UHFの場合 |
ケーブルテレビを利用していてテレビの映りが悪くなった場合は、いきなりテレビブースターを交換するのではなく、ご加入のケーブルテレビのトラブル診断を受けてみてください。
それでも直らない場合は、訪問対応を申し込んで実際に原因を調査してもらうことをおすすめします。
利得が近い商品を選ぶ
テレビブースターを選ぶときは、現在使用しているテレビブースターと利得が近い商品を選びましょう。
利得は、アンテナが受信した電波の信号をどれだけ増幅できるのかを数値化したものです。
利得は〇〇dB(デシベル)と表記されており、数値が大きくなればなるほど増幅する効果が高くなります。
使用していたテレビブースターより利得が低い商品を選んでしまいますと、増幅する力が足りずテレビ映りが改善されないことがあります。
そのため、テレビブースターを選ぶときは、現在使用している利得と近い商品を選ぶようにしてください。
また、注意点として、テレビブースターの商品には、地デジアンテナを通過させてBS/CSアンテナの信号だけ増幅させるなど、片方の信号だけ増幅させるテレビブースターが存在します。
片方の利得が0~マイナスになっている商品がそうです。
例えば、地デジアンテナとBS/CSアンテナ両方のケーブルがつながっているのを見て、「地デジ+BS/CS対応のテレビブースター」を買ったとします。
しかし、実際に使用していたのはBS/CSブースターで、増幅が必要ない地デジの信号まで増幅させてしまい、テレビ映りが悪くなってしまったということもありえるのです。
商品を購入するときは、必ず対応している周波数帯域と利得をよく確認しましょう。
なお、突然テレビが映らなくなる原因は、ブースター以外にケーブルの接触不良など簡単に直せるものもあります。
ケーブルの抜き差しやテレビの入力切替をまだお試しでない方は、ブースターを購入する前に、こちらの記事を参考におこなってみてください。
屋外用テレビブースターを交換するならコレが最強!
ここからは、テレビブースターのおすすめ商品をご紹介します。
テレビブースターを購入するときは、国内のアンテナの有名メーカー(DXアンテナ、日本アンテナ、マスプロ電工)から選ぶと安心です。
今回は、アンテナの有名メーカー3社の商品を比較し、利得が高い高性能の商品を選びました。
視聴する放送(周波数帯)別に1商品ずつご紹介していますので、まずは屋外用のテレビブースターのおすすめ商品からご覧ください。
地デジ(UHF)ブースター
地デジ(UHF)ブースターは、以下の商品がおすすめです。
Amazon価格 | 7,270円 |
利得 | 25dB、35dB、45dB |
※上記の金額は2022年10月18日時点の金額(税込)
地デジ(UHF)ブースターの商品で比較したところ、利得の数値が一番高く高性能でした。
▼比較した商品
- DXアンテナ UHFデュアルブースター 家庭用 高シールド 水平マストに取付可能 BU433D1
-
- 利得
-
28dB、33dB、43dB
- 楽天価格
-
6,239円
- 日本アンテナ 電源分離型利得切換式UHFブースター 42dB用 N42DU2-BP
-
- 利得
-
27dB、32dB、42dB
- 楽天/Amazon価格
-
7,751円
※上記の金額は2022年8月31日時点の金額(税込)
BS/CSブースター
BS/CSブースターは、以下の商品がおすすめです。
楽天価格 | 10,880円 |
利得 | 28dB/31dB/35dB (1032/2150/3224MHz値) |
※上記の金額は2022年10月18日時点の金額(税込)
こちらの商品が一番安く、利得も十分あるのでおすすめです。
▼比較した商品
- マスプロ電工 新4K8K衛星放送対応 BS・CSブースター 増幅部のみ BCBW35SS(A)
-
- 利得
-
24~30dB /1032MHz
32~38dB /3224MHz - 楽天価格
-
10,920円
※上記の金額は2022年10月18日時点の金額(税込)
地デジ(UHF)・BS/CSブースター
地デジ(UHF)・BS/CSブースターは、以下の商品がおすすめです。
楽天価格 | 14,300円 |
利得 | UHF:35dB時:33 ~39dB、45dB時:43 ~ 49dB BS/CS:24 ~30dB/1032MHz、32 ~ 38dB/3224MHz |
※上記の金額は2022年8月31日時点の金額(税込)
地デジ(UHF)・BS/CSブースターの商品で比較したところ、利得の数値が一番高く高性能でした。
▼比較した商品
- DXアンテナ CS/BS-IF・UHFブースター (33dB/43dB共用形) WECU43A
-
- 利得
-
UHF:43dB
BS/CS:28dB/1032MHz、35dB/3224MHz - 楽天価格
-
13,198円
- 日本アンテナ 利得切換式屋外用電源着脱型ブースター NSB42DSUE
-
- 利得
-
UHF:42dB,32dB,27dB
BS/CS:25/35dB、15/25dB(1032/3224MHz) - 楽天価格
-
9,236円
※上記の金額は2022年10月18日時点の金額(税込)
屋内用テレビブースターを交換するならコレが最強!
屋内用のテレビブースターも、アンテナの有名メーカー3社の商品を比較し、利得が高い高性能の商品を選びました。
視聴する放送(周波数帯)別に1商品ずつご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
地デジ(UHF)ブースター
地デジ(UHF)ブースターは、以下の商品がおすすめです。
楽天価格 | 7,120円 |
利得 | 25dB~32dB |
※上記の金額は2022年8月31日時点の金額(税込)
地デジ(UHF)ブースターの商品で比較したところ、利得は日本アンテナの商品の数値が一番高かったです。
ただ、日本アンテナとマスプロ電工の利得の数値の差はほとんどないので、値段が安いマスプロ電工の商品がおすすめです。
▼比較した商品
- DXアンテナ UHFブ-スタ-(30dB形)(卓上用) TU30S(B)
-
- 利得
-
28dB
- 楽天価格
-
7,590円
- 日本アンテナ 卓上型UHFブースター(CS・BSパス/屋内用) NAVB33UE-BP (1334288)
-
- 利得
-
25dB~33dB
- 楽天価格
-
11,737円
※上記の金額は2022年8月31日時点の金額(税込)
BS/CSブースター
BS/CSブースターは、以下の商品がおすすめです。
楽天価格 | 9,500円 |
利得 | 12dB/18dB(1032/3224MHz) |
※上記の金額は2022年8月31日時点の金額(税込)
屋内用のBS/CSブースター自体、商品がとても少なく、唯一販売されていたのがこちらの商品でした。
屋内用のBS/CSブースターを使用していた方は、こちらの商品を選べば問題ないでしょう。
地デジ(UHF)・BS/CSブースター
地デジ(UHF)・BS/CSブースターは、以下の商品がおすすめです。
楽天価格 | 7,099円 |
利得 | UHF:25~32dB BS/CS:20~30dB |
※上記の金額は2022年8月31日時点の金額(税込)
地デジ(UHF)・BS/CSブースターの商品で比較したところ、利得は日本アンテナの商品の数値が一番高かったです。
ただ、マスプロ電工の商品と利得はそれほど変わらないため、安く抑えられるマスプロ電工の商品がおすすめです。
▼比較した商品
- DXアンテナ CS/BS・UHFブ-スタ-(30dB形)(卓上用) TCU30S(B) [TCU30SB]
-
- 利得
-
UHF: 28dB
BS/CS:22dB/27dB - 楽天価格
-
6,158円
- 日本アンテナ 4K8K対応 卓上型ブースター 地デジ/BS・110°CS増幅 33dB型 2出力 高さ33×幅121×奥行90mm シルバー NAVB33SUE-BP
-
- 利得
-
UHF:25~33dB
BS/CS:20~30dB - 楽天価格
-
9,781円
※上記の金額は2022年8月31日時点の金額(税込)
テレビブースターの取り付け方法をおさらい!
テレビブースターを交換するときは、元の場所にあるテレビブースターと入れ替えるだけでOKです。
屋外用テレビブースターと屋内用テレビブースター、それぞれの取り付け方法をご紹介します。
屋外用テレビブースターの取り付け方法
屋外用テレビブースターは、手に届く場所に設置してある場合は、自分で取り付けできます。
今回は、手に届く場所にテレビブースターがあるケースとして、ベランダに設置してあるデザインアンテナ(四角いアンテナ)にテレビブースターを取り付ける方法をご紹介します。
デザインアンテナのテレビブースターは、アンテナ本体の背面に設置されていることが多いです。
テレビブースターを取り付けるときは、配線場所や設定を忘れないように、テレビブースターの背面の写真を撮っておきましょう。
屋外用テレビブースターの、増幅部と電源部の交換手順は以下のとおりです。
- 増幅部につながっているケーブルをすべて外す
- 増幅部を外す
- 新しい増幅部を設置する
- アンテナ本体の端子から来ているケーブルを増幅部のUHF入力端子につなぐ
- 引き込み口から来ているケーブルを増幅部の出力端子につなぐ
- 電源部につながっているケーブルをすべて外す
- 電源部のACアダプターをコンセントから抜く
- アンテナ端子から来ているケーブルを新しい電源部の「ブースターへ」の記載がある端子につなぐ
- テレビの入力端子から来ているケーブルを電源部の「テレビへ」の記載がある端子につなぐ
- 電源部のACアダプターをコンセントに差し込む
テレビブースターを取り付けたら、「入力切替スイッチ」と「利得調整ボリューム」を交換前のテレビブースターと同じ設定にしましょう。
このように、手が届く場所にテレビブースターがある場合は自分でも交換できます。
しかし、手が届かない屋根の上や壁面にテレビブースターが設置してある場合は、無理に交換しようとすると落下するおそれがあり大変危険です。
高所にあるテレビブースターを交換したい場合は、アンテナ業者に任せましょう。
アンテナ業者をお探しの際は、ぜひアンテナ110番にご相談ください。
アンテナ110番では、高い場所での作業もスムーズにおこなえるプロのアンテナ工事業者をご紹介しています。
電話でのご相談は24時間365日受け付けておりますので、「テレビを早く見られるようにしたい!」という方は、今すぐご相談ください。
屋内用テレビブースターの取り付け方法
屋内用のテレビブースターは、簡単に取り付けることができます。
以下の手順に沿って接続してみましょう。
- 壁のテレビ端子とブースターの「入力」の端子をケーブルでつなぐ
- テレビの入力端子と「出力」の端子をケーブルでつなぐ
- ACアダプターをコンセントに差し込む
- 利得調整のつまみをテレビのノイズが消えるまでゆっくり回す
テレビブースターを新しく設置する場合の選び方は4つ!
テレビブースターを新しく設置する方は、以下の4つのことを確認して商品を選びましょう。
- 利得は数値が大きい商品選ぶ
- 雑音指数(NF)は数値が小さい商品を選ぶ
- 定格出力は数値が大きい商品を選ぶ
- 視聴する放送に対応している商品を選ぶ
順番に解説していきます。
利得は数値が大きい商品選ぶ
テレビブースターは、利得の数値が大きい商品を選びましょう。
テレビブースターの利得とは、アンテナが受信した電波の信号をどれだけ増幅できるかを数値化したものです。
利得はdB(デシベル)で表示されており、数値が大きくなればなるほど出力効率が高くなります。
利得の数値は「○○dB~○○dB」と表示されているため、最大の数値がより大きい商品を選んでください。
ただし、テレビ信号は増幅させすぎると、かえってテレビ映りが悪くなる場合があります。
そのため、利得の数値が調整できる商品を選ぶとよいでしょう。
雑音指数(NF)は数値が小さい商品を選ぶ
テレビブースターは、雑音指数(NF)の数値が小さい商品を選びましょう。
雑音指数(NF)は、アンテナやテレビブースター、テレビ内部で発生するノイズを数値化したものです。
キレイな映像でテレビを見るには、信号の品質がよい状態でテレビまで届けることが重要です。
そのため、なるべく雑音指数(NF)の数値が小さい商品を選ぶようにしましょう。
定格出力は数値が大きい商品を選ぶ
テレビブースターは、定格出力の数値が大きい商品を選びましょう。
定格出力は、テレビブースターが出力可能なテレビ信号の最大レベルのことです。
テレビをキレイに映すには、定格出力の範囲内に収まるように信号を出力しなければなりません。
例えば、利得(増幅できるテレビ信号の大きさ)が30bB、定格出力95dBのテレビブースターを使用するとしましょう。
アンテナが受信した電波が70dBだった場合、テレビブースターで30dB増幅させると、合計が100dBになり5dB超えてしまいます。
定格出力の範囲を超えて出力すると、テレビ映りが悪くなることや、テレビブースターが故障するおそれがあります。
そのため、定格出力はできるだけ大きいものを選ぶことが大切です。
視聴する放送に対応している商品を選ぶ
テレビブースターは、視聴する放送に対応している商品を選びましょう。
テレビブースターの商品には、以下のように、「地デジ(UHF)」や「BS/CS」などが記載されています。
- 地デジ(UHF)
- BS/CS
- 地デジ(UHF)+BS/CS
- ケーブルテレビ(CATV)
テレビに使用されている周波数帯はそれぞれ異なるため、テレビブースターも視聴したい放送の周波数帯に合った商品を選びましょう。
まとめ
テレビブースターは、テレビ信号の損失を補う機器です。
テレビブースターの寿命は約10年といわれており、故障するとテレビが突然映らなくなることがあります。
テレビブースターを交換するときは、現在使用しているテレビブースターと同じ性能の商品を選びましょう。
ただし、テレビブースターが屋根の上や壁面など手が届かない場所に設置してある場合は、どのような種類を使用しているのか確認するのは難しいです。
無理に確認しようとすると落下する危険性があるため、高所にテレビブースターが設置してある場合はアンテナ業者に任せましょう。
アンテナ110番では、テレビブースターの交換や設置がおこなえる業者をご紹介しています。
高所のテレビブースターを交換したい方や、テレビ映りが悪くてお困りの方は、お気軽にご相談ください。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、本日中の施工が難しい場合があります。
#テレビブースター