栗の木は大きく育ちやすい性質をもっているので、放っておくと10~20メートル前後にもなる大木です。さらに、木の剪定や、栗の身を包むトゲの処理や収穫も含めると、手入れをするのが大変に感じるかもしれません。世話しきれない場合は、伐採をするのがよいでしょう。
ただし、伐採を1人でおこなうのは避けてください。大きな木を1人で伐採するのは難しく、無理に切り倒そうとするとケガや事故につながってしまうのです。そのため、栗の木のサイズが大きいときは、プロの伐採業者に依頼をするのがおすすめです。そこで、この記事では、栗の木の伐採方法と、伐採を業者に頼んだ場合の費用についてご説明します。
栗の木伐採の手順とは?依頼をするなら選び方が重要!
栗の木の伐採は自力でおこなうことができます。しかし、自力で伐採できる木のサイズには限界があるので、大きくなりすぎた栗の木は業者に依頼して伐採しましょう。そこで、以下では自分でできる栗の伐採方法と、おすすめの業者選びのポイントについてご紹介します。
伐採って自分でもできるの?
栗の木の伐採は自力でおこなうことができます。樹高が3メートル未満で、幹の太さが20センチにも満たない場合なら、伐採時の危険も少ないため自力での伐採が可能です。
【伐採に使う道具】
伐採するときは、チェーンソー、防護メガネ、生地の分厚い作業着を用意します。チェーンソーは重くて動かしにくいものが多いため、なるべく自分で持ちやすいサイズを選んでください。また、チェーンソーを使う際に、木くずが飛んでケガをするおそれがあるので、作業着や防護メガネを着用しましょう。
【伐採するときの注意点】
伐採をするときは、周囲に人やもの、民家がないかを確認しておこないましょう。なぜなら、伐採したときに木が倒れると、家や塀に倒れたり、近くの人にぶつかったりして事故につながってしまうおそれがあるからです。
【伐採に適した時期】
栗の木の伐採は12月~2月前後でおこないます。栗の木は落葉樹なので、冬の間は葉を付けません。そのため、葉が落ちて枝ぶりが見えやすい時期であれば、剪定したい枝を簡単に見つけられるからです。また、冬は栗特有のトゲがないため、安全に作業ができるからでもあります。
【業者に頼むのがおすすめ】
栗の木は樹高が20メートルになることもあり、幹の太さも80センチ前後になる大木です。そのため、大きく育った栗の木は、自力で伐採するよりも業者に任せましょう。業者に任せると、重機を使ったり、複数人で作業したりするので、自力で伐採するよりも早く、安全に終わります。
樹木を伐採するメリット
樹木を伐採することは、単純に邪魔な木を取り除くだけが目的ではありません。大きくなりすぎた木を伐採することで、さまざまなメリットが生じるのです。
【1.成長を促進させる】
樹木が大きく育ちすぎると、草の茂った部分が日光を遮ってしまうため、下にある草木や地表の日当たりが悪くなります。日当たりが悪いと、低木や草の茂みといった植物の育ちが悪くなってしまうのです。また、草木が育たないと、低木になる実をエサにしている動物や、茂みを隠れ家にしている昆虫も住みにくくなるおそれがあります。
大きくなりすぎた木を伐採することによって日光がさすので、動物や昆虫の住処にもなるでしょう。森林伐採というと環境破壊のようなイメージがありますが、適度に木の数を減らすことで環境の質を改善できるのです。
【2.ケガや事故の発生を防ぐ】
大きくなりすぎた木をそのままにしていると、台風などの影響で倒れてしまうことがあります。木が民家や道路に倒れかかると、ケガや事故につながりかねないのです。
また、栗の木の場合は、トゲもケガの原因になります。栗の実は簡単に木から落ちてしまうので、近くを通りかかった人にぶつかってトゲが刺さってしまうおそれがあるのです。そのため、自分や他人に被害が出てしまう前に、大きくなりすぎた栗の木は伐採しましょう。
【3.近隣トラブルを防ぐ】
木が大きくなりすぎると、敷地を飛び出して隣の家の庭に入ってしまうことがあります。さらに、木の茂った部分が越境していると、お隣で生活している方の家や庭の日当たりが悪くなってしまい、近隣トラブルの原因にも発展するおそれがあるのです。
また、木の葉が落ちたり、木に寄生していた害虫が隣の庭にまで被害を出したりすることもあります。そのため、大きな木を伐採することは、近隣トラブルを予防することにもつながるでしょう。
優良業者を選ぶための4つのポイントを紹介
伐採を依頼するなら、いい業者に頼みたいと思う人は少なくないかもしれません。しかし、ホームページをパッと閲覧しただけでは、どこが優良業者なのか分からないこともあるでしょう。そこで、以下では優良業者を選ぶための4つのポイントをご紹介します。業者選びの際にぜひお役立てください。
【その1】追加料金や事前見積りの有無を確認
業者に依頼をするときは、事前見積りがあるかどうかを問い合わせてみましょう。何も聞かずに依頼してしまうと、いきなり伐採作業に入って、思っていたよりも高い費用になってしまうことがあります。そのため、見積りを出してもらうことで、具体的な伐採料金を把握できるのです。
また、追加料金の有無も確認しておく必要があります。事前に見積りをもらっても、作業終了後に追加料金を請求され、お金がかかってしまうケースがあるのです。そのため、コストをおさえたい場合は、追加料金のない業者に依頼をするのがいいでしょう。
【その2】対応している依頼内容を確認
業者によっては、1本だけの伐採をお断りしている場合もあります。そのため、業者のホームページを閲覧したり、問い合わせたりして確認してみましょう。また、伐採後の丸太の処理や、幹の回収などをおこなっていない場合もあります。
3メートル以上の大きな木になると、丸太や根の処理を自力でやるのは大変なので、後片付けをしてくれる業者に依頼をするのがおすすめです。伐採以外にも、根を抜いた後の整地作業などもサービスに含まれているなら、一緒に任せるのもいいでしょう。
【その3】実績や評判を確認
業者のホームページには伐採後の仕上がりの写真や、依頼件数を載せている業者もあるので、調べてみるのもおすすめです。伐採前と伐採後の写真で見ることによって、具体的な仕上がりを把握できます。
また、伐採件数が多いほど経験が豊富な可能性が高いので、これまでの伐採件数が多い業者に依頼すれば、伐採後の仕上がりが雑になる心配も少ないです。
【その4】アフター保証付きなのかを確認
業者に依頼をする前に、伐採後のアフター保証がついているかも確認してみましょう。根の下に水道管があったり、近くに民家やフェンスがあったりすると、伐採したときに傷ついてしまうことがあります。もし伐採後に問題が発覚した場合、アフター保証がついていると、半額もしくは無料で修理をおこなってくれるのです。
伐採業者に依頼~作業終了までの流れ
初めて業者に依頼をする人にとっては、伐採までの流れが分からず不安になるかもしれません。そのため、依頼をしてから作業が終わるまでの流れを知っておくことで、不安も解消されるでしょう。以下では、伐採の依頼から作業終了にかけて順番にご説明していきます。
【1.電話やメールにて問い合わせる】
業者に依頼をするときは、業者のホームページから電話番号やメールアドレスを調べ、問い合わせをしましょう。また、業者を手配する仲介サービスもあるので、そこから問い合わせてみるのもおすすめです。
【2.現地調査後に見積り】
業者に問い合わせてからは、実際に現場調査をおこなってもらい、最終的な金額を記載した見積りを提示してもらいます。見積りの内容に納得したら、依頼が成立するのです。業者の中には無料で電話相談や見積りをおこなっている場合もあるので、見積りの段階でコストをかけたくない人にはおすすめといえます。
【3.伐採日時を決めて施工】
依頼が成立したら、伐採作業に取りかかる日時を決め、伐採をおこないます。伐採ではおもにチェーンソーを使いますが、木のサイズが大きかったり、伐根したりする場合は重機も使用することになります。伐根後は地面の整地をおこなって作業完了です。
【4.完了したら支払い】
作業が終わったら料金の支払いに移ります。料金は事前の見積りと同じ金額になる場合が多いですが、場合によっては追加料金が発生する場合があるので、あらかじめ業者に確認しておきましょう。
業者に伐採を依頼してかかる費用
業者に依頼をするとき、料金がいくらになるのか気になる人もいるでしょう。料金が高くなりすぎないか心配になったときは、事前に伐採の費用相場を把握しておくとよいです。
相場を知ることで、伐採費用が高額になる業者を避けることができます。そこで、以下では伐採にかかる料金の相場をまとめてみました。
【木の高さ】
- 3メートル未満:約3,000円~5,000円前後
- 3~5メートル:約15,000円~20,000円前後
- 5メートル以上:約20,000円~30,000円前後
【幹の太さ】
- 30センチ未満:約5,000円~10,000円前後
- 30~50センチ:約15,000円~30,000円前後
- 50~80センチ:約30,000円~45,000円前後
- 80センチ以上:約50,000円~90,000円前後
木の伐採に重機を使った場合には、別途で料金がかかります。さらに、根を撤去したり、丸太の処理をしたりするのにも料金がかかるので、ネットなどで調べるだけで最終的な伐採金額を正確に把握することはできません。そのため、業者から見積りを取るのがおすすめといえます。
業者に安く依頼したい場合は、複数の業者から見積りを取りましょう。最低でも3社から見積りを取ることで、安く依頼できる業者を選び出せるため、コストをおさえることができるのです。
業者への依頼をお考えの場合は、ぜひ私たち伐採110番にご連絡ください。伐採110番から手配する業者では、多くが無料で見積りを出しているので、相見積りにコストがかかる心配もないでしょう。伐採110番は年中無休で無料電話を受け付けていますので、どうぞお気軽にご相談ください。
※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、本日中の施工が難しい場合があります。※2 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。※3 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。
栗の木の「実付きが悪いため・花が咲かない」原因は?
栗の木は秋になると甘い実を付けるため、収穫目的で栽培されていることが多いです。しかし、生育環境や育て方に問題があると、実の数が減ったり、栗の木を伐採したりしなければならなくなることがあります。そこで、実付きの悪くなる原因を知り、早めに対策をしましょう。以下では、栗の木の実が減る原因と、改善法についてご紹介します。
実付きが悪くなる原因と改善法
実の付きが悪くなる原因は、おもに木の栄養が足りていなかったり、成長が弱くなったりしていることが考えられます。そこで、実付きの悪くなる3つの原因と、その対処法についてまとめてみました。
【木の栄養が足りていない】
栗の実は木の中にある栄養が集まって作られているので、栄養が足りていないと実が付きにくくなります。とくに冬は、栗の木が一時的に栄養の吸収をストップさせるため、冬以降の栄養が不足しがちです。そのため、冬の間に有機肥料を与えておき、春になってからすぐ栄養を吸収できるように、環境を整えておきましょう。
【木の成長する力が弱い】
栗の実が付かない理由のひとつには、成長するための活力がなくなっていることが考えられます。剪定がされておらず、枝が伸び放題になっていると、日光を遮るため内部に光が届かないのです。そのため、光合成ができなくなって成長が遅くなり、実の付きが悪くなってしまいます。
改善するには、定期的に剪定をすることが大切です。剪定をするときは、内側に光が差し込むように、日当たり具合をチェックしながら不要な枝を切っていきましょう。
【受粉がうまくいっていない】
栗の木は1種類だけでは実を作ることができません。実を作るには、別の品種の栗から花粉をもらい、人工授粉させることが重要なのです。そのため、栗の木が1種類しかない場合は、別の品種の栗も用意しましょう。
受粉させるときは、柔らかい筆を使ってください。花の中心にいくつも突起がある雄しべを筆で触り、花粉を付けます。次に別の品種の花から、中心の突起が1本しかない雌しべを探し出し、筆に付着している花粉を付けましょう。以上の作業を全体の花に施したら、人工授粉が完了です。
花付きが悪くなる原因と改善法
花付きが悪くなるのには、おもに日当たりの悪さと、剪定のミスといった原因があります。とくに、栗の花数は実の付く数に影響するので、対処法を知ることで改善しましょう。
【日当たりの悪さ】
木を日当たりの悪い場所で育てていたり、剪定せずに放っておいたりしていると、光合成ができずに弱ってしまいます。とくに、剪定されていない栗の木は、枝葉が込み合っていることで内部まで光が届かないため、枝が弱って花数が減ってしまうのです。そのため、枝を適度に剪定して、内側まで光が届くように整えてあげましょう。
【剪定のミス】
栗の花は枝の先端付近に付く特性があります。そのため、伸びすぎた枝を剪定したとき、花の芽も一緒に切り落とすおそれがあるのです。花の芽を落とさないためには、長く伸びすぎた枝だけを選び、根元から切り落としましょう。
しかし、花の芽を減らさないように剪定するのは難しいかもしれません。花の芽を残して剪定する自信がない場合は、業者に栗の木の剪定を任せるのもおすすめです。経験を積んだ業者なら、花数を減らすことなく、確実に剪定をおこなってくれるでしょう。
※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、本日中の施工が難しい場合があります。※2 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。※3 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。
栗の木を健康的に育てるお手入れ方法
栗の木は元気に育てることで、秋の収穫を楽しむことができます。そのため、収穫に向けて定期的な手入れをしていきましょう。以下では、栗の木の手入れ方法についてご紹介するので、よろしければ参考にしてみてください。
まずは栗の木の特徴を知ろう!
栗の木は大きいもので20メートルの高さにもなり、幹も80センチ前後に育つ大木です。そのため、栗の木を自分で伐採するとなると、苦労する場合のほうが多くなるでしょう。
しかし、ちゃんと正しい剪定をおこなって栗を健康に育てれば、花後にはトゲで覆われた実を付け、中身を秋の甘味として味わうことができます。栗の実はほんのりとした甘みがあり、下処理をして食べることはもちろん、マロングラッセや栗きんとんなどのスイーツに加工することもできるものです。
栗の木は害虫に強い?注意する病害虫
栗の木は病害虫に強い性質をもっていますが、放っておくと実の付きが悪くなったり、最悪の場合は枯れてしまったりするおそれもあります。そのため、栗の木に発生しやすい病害虫を知り、早めに予防をすることが大切です。
【発生しやすい害虫の種類】
栗の花は悪臭が強いため、あまりいい香りとはいえません。しかし、栗の花が発するくさい臭いは虫に好まれるため、栗の木は害虫が発生しやすいとされています。とくに、栗の木に寄生しやすい害虫は、以下の2種類です。
クリミガ:クリミガの幼虫は栗の実の内部に侵入し、美味しい実の部分を食べてしまいます。そのため、発見したらすぐに殺虫剤をかけるか、捕まえて駆除しましょう。
シギゾウムシ:クリミガと同じく、幼虫が殻に穴を開けて、中の実を食べてしまいます。収穫しなければ存在が分かりにくいため、木の中に成虫を見つけたら早めに駆除をしましょう。成虫は丸い体に、長いくちばしのような口が特徴です。
【胴枯病に要注意!】
栗が発症しやすい胴枯病(どうがれびょう) とは、木の幹や枝が黒色または赤茶色に変色し、表面にデコボコができる病気です。胴枯病を放っておくと、全体に広がって枯れてしまう危険があります。おもに雨風や虫によって病原菌が運ばれ、剪定した切り口から侵入するため、剪定後は切り口に癒合剤を塗ってカバーしましょう。
癒合剤を塗ることによって、雨風や病原菌によるダメージから切り口を守ることができます。癒合剤がなければ木工用ボンドでも代用できるので、剪定後に塗っておきましょう。ただし、木工用ボンドは雨水で取れてしまうことがあるので、上からラップなどを被せて、ヒモでくくって固定しましょう。
栗の木のお手入れのコツ
栗の木を育てるのは難しいといわれていますが、コツをおさえることで育てやすくなります。そこで、以下では栗の木を育てるコツについてご紹介します。
【日当たりのいい場所で育てよう】
栗の木を何本も植えるときは、5メートル前後の間隔をあけて植えつけ、育てましょう。なぜなら、栗の木は大きく成長するため、間隔が近いとほかの木の枝にかぶってしまい、栗やほかの木の日当たりが悪くなるのです。
そのため、適度に間隔をあけて、まんべんなく光が当たるようにしましょう。日当たりがいいと光合成が盛んになり、実の付きがよくなります。
【土が乾いたら水やり】
鉢植えで育てている場合は、土の表面が乾いてきたタイミングで水を与えましょう。しかし、地面に直接植えつけている場合は、基本的に水やりを必要としません。土中の水分や雨水で十分に育つため、水やりは真夏の乾燥した時期のみにしましょう。
【肥料の時期は植え付け方で異なる】
鉢植えの場合は、2月と5月、そして10月前後に肥料を与えます。鉢の中では土から吸収できる栄養も少ないため、年3回は肥料を与えたほうがいいのです。庭植えの場合は、2月と10月前後に肥料を与えてください。10月前後の収穫後は、とくに栗の栄養が不足しがちなので、肥料が必要になります。
【樹形は変則主幹形がおすすめ】
栗の木は放っておくと、縦に向かってどんどん伸びてしまいます。そのため、主幹という中心に立っている幹を剪定して、横に出た枝を代わりの主幹とする変則主幹形に仕立てるのがおすすめです。
変則主幹形とは、上に伸びるはずの主幹を切り落とし、代わりに横へ伸びている枝を主幹とすることで、高さをおさえて横の広がりをもたせる形です。主幹を切り落とすときは、横に伸びる枝の付け根から切り落とします。主幹を付け根から切り落とすことで、縦に伸びるのをおさえることができるでしょう。
【定期的に剪定をしよう】
栗の木は放っておくと枝が伸び放題になり、木の内側まで光が入らなくなります。光が届かないと光合成ができなくなり、内側から徐々に枯れてしまうので、定期的に剪定をして日当たりを改善しましょう。
栗の木の剪定時期はいつ?
栗の剪定時期は12月~2月前後です。栗は冬になると葉を落とすため、枝の形が見えやすくなります。また、冬の間は休眠期といって、剪定にかかるダメージが軽減されるので、太い枝を切るのにも適しているでしょう。
栗の木の剪定の仕方
栗の剪定方法は、おもに2つの種類があります。それぞれやり方や目的に違いがあるので、以下でご説明します。
【1.切り戻し剪定】
切り戻し剪定とは、長く伸び過ぎた枝を途中で切り、長さを整える剪定方法です。おもに木のサイズや樹形を整えるために使用されます。ただし、栗の木の場合は枝の先に花が付きやすいので、すべて切り戻しにすると実の付きが悪くなるかもしれません。そのため、長い枝だけを切り戻すのがいいでしょう。
【2.間引き剪定】
間引き剪定とは、枝を根元から切り取る剪定方法です。間引き剪定では大きくなりすぎた枝や、湾曲するなどして形の悪くなった枝を丸ごと落とすため、通気性や日当たりの改善になります。ただし、間引き剪定では気にかかるダメージも大きいので、剪定後は切り口に癒合剤を塗って、ひとつかみ分の肥料を与えておきましょう。
しかし、栗の木の剪定は加減が難しいので、自力で剪定できるか不安に感じる人もいるかもしれません。そんなときは、業者に剪定を任せてみるのがおすすめです。剪定知識のある業者に任せることで、失敗のリスクを避け、栗を元気に育てることができるでしょう。
業者への依頼をお考えでしたら、私たち伐採110番にご連絡ください。伐採110番の加盟店では1本からでも伐採に対応している業者も多く、狭い場所の作業でも問題なくご依頼していただけます。剪定110番では年中無休で、無料電話を受け付けておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。