台風の強風や洪水、地震などの自然災害で、庭木が倒れてお困りではないですか?
道をふさいだり、傾いた木が隣家に倒れそうになったりしていたら、すぐに処理したいですよね。
しかし倒木の処理には危険がともないます。
できればすぐにプロの伐採業者へ依頼していただきたいのですが、費用への不安から自分で切って処分できないかとお考えの方もいらっしゃるでしょう。
そこでこの記事では、こちらの内容を簡単に解説します。
- 倒木の基本的な切り方
- 倒木処理業者選びのポイント
- 費用を抑えて依頼するコツ
読めば早く・安く・安全に倒木の処理ができるようになるはずです。
倒木処理を安全におこなう方法
倒木の処理はおもにチェーンソーを使って作業しますが、切っている最中に木が裂けて破片が飛び散ることがあります。
また、木が思わぬ方向に倒れれば、大きな事故にもつながりかねません。
安全のためにもプロに任せることをおすすめしますが、低木なら自分で処理できるかもしれません。
そこでここでは、DIYで倒木処理する方法をご紹介します。
倒木を半分にする方法
地面に倒れた木の切り方は、木が1点で支えられているか2点で支えられているかで変わります。
折れた根元側と枝側の2点で支えられているなら、チェーンソーを上から下へ動かして切っていきます。
下から上に切ると、途中でチェーンソーの歯が木に挟まれて動かなくなってしまうためです。
倒れた木が何かに寄りかかるようにして1点で支えられているなら、下から上に切っていきます。
今度は反対に、上から切っていくとチェーンソーの歯が挟まれてしまうためです。
ただし、幹が大きくたわんでいるときには注意が必要です。
切っている途中で張力が解放されて、勢いよく跳ね返ってしまう危険性があります。
極端にたわんだ倒木や、倒木の周りの足場が悪いときには、無理にご自分でおこなわず、プロの伐採業者に依頼してください。
※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、本日中の施工が難しい場合があります。※2 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。※3 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。
倒木の枝の払い方
木を半分に切断したら、次は枝を払っていきましょう。
枝を払う際はまず、幹を間にはさんで向こう側の枝を切っていきます。
手前側の枝を切ると、切り落した枝が足元に落ち、足場が悪くなったりバランスを崩したりしてしまうおそれがあるためです。
そのあとは空の方向に向いている枝を切り落としましょう。
幹の向こう側と上向きの枝を切り落としたら、足などを使って幹を押して転がします。
手前にあった枝が幹をはさんで向こう側、もしくは上を向くようにして、同じようにチェーンソーで払っていきましょう。
この作業を繰り返せば、枝がなくなり丸太ができあがります。
倒木処理の注意点
倒木処理は、木が思わぬ方向に倒れたり跳ね上がったりするなど危険がつきまとう作業です。
事故を防止するためにも、周辺を動きやすい環境にして退避できる道筋と、とどまっても安全な場所は必ず作っておきましょう。
また、倒木によっては、根が地面から起き上がって倒れているものもあります。
このような倒木は半分に切り離す際に、根株の部分の重みで幹が起き上がってしまうこともあれば幹の重みで地面側に倒れることもあります。
倒木の状態を見極めて、適切な切り方をしなければいけません。
しかし、その見極めは知識や経験がなければ難しいでしょう。
事故やケガを防ぐためにも、やはり倒木処理は業者に任せることをおすすめします。
※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、本日中の施工が難しい場合があります。※2 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。※3 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。
倒木処理は業者に任せるのがおすすめ
倒木処理は、たとえ低木でも危険な作業であることに変わりありません。
さらに背が高い木や本数が多くなれば、難易度も高くなってしまうでしょう。
特に普段からチェーンソーなどを使い慣れていない方にとっては、どんな作業も難しいと感じるのではないでしょうか。
ご自分での倒木処理は難しいと判断したら、無理はせず業者に依頼しましょう。
この章ではよりよい伐採業者の選び方について紹介します。
業者の選び方
数ある伐採業者から信頼できる業者を選ぶポイントは3つです。
- 実績が豊富か
- 料金が明確か
まずは実績が豊富かどうかです。
実績がある業者は倒木処理に関する知識があるだけでなく、その後の処理や周辺環境への気遣いもしっかりしていることが多いです。
また、あらゆるパターンの倒木処理を経験しているため、より安全な方法で処理をおこなってくれるでしょう。
次に、料金が明確かどうかです。
多くの場合、倒木処理の作業前に見積りを出してもらうことになります。
見積りに記載されている作業内容や料金を見て、どんな作業にどれくらいの費用がかかるのか、不明な作業や料金は入っていないかなど入念に確認しましょう。
料金や作業内容がわかりやすく明確な業者を選ぶのがおすすめです。
「相見積り」で比較する
業者を選ぶときは、複数の業者に見積りを依頼する「相見積り」を取るのがおすすめです。
相見積りを取れば、料金や作業内容を見比べて、より納得して依頼できるでしょう。
「自分で業者を探すのは面倒」という方は、伐採110番にご相談ください。
伐採110番では、お客様のご要望をお伺いしたうえで、条件に合う伐採業者をご紹介しています。
加盟しているどの業者も、倒木処理に関する知識や技術がしっかりした業者ばかりです。
庭木1本からでもご依頼を承っておりますので、気軽にご連絡ください。
※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、本日中の施工が難しい場合があります。※2 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。※3 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。
倒木被害の原因によっては賠償責任が生じる
台風などの自然災害での倒木は、家や車の上に倒れてしまったり、近隣のフェンスに当たって傷つけてしまったりすることがあります。
このような二次被害が起きてしまったことを想定して、修理や買い替えなどの賠償責任についても知っておかなければなりません。
この章では、倒木被害による賠償責任について紹介します。
台風などの災害は賠償責任が生じない
台風などの自然災害で倒木して家や車が被害を受けた場合、民法上では賠償責任が生じないとされています。
自然災害は想定できない事故であるからでしょう。
しかし、自宅や自分の車を破損したままにしておくわけにはいきません。
ましてや、他人の家や車に損害を与えてしまった場合は、近隣トラブルの原因にもなってしまうでしょう。
そのため、損害箇所の修繕は火災保険を利用するのがおすすめです。
火災保険は火事以外にも自然災害による損害も補償してくれます。
契約内容によって補償内容が異なるため、事前に確認しておくとよいでしょう。
また、自然災害が原因で起こった倒木だと証明するためには、普段からきちんと管理していたという証拠が必要になります。
業者が発行してくれる定期的な点検やお手入れの報告書、手入れ後の写真などを証拠として残しておきましょう。
管理不足は賠償責任が生じる
倒木のきっかけは台風などの自然災害でも、普段からまったく管理をしていないことが明らかな場合は、賠償責任が発生してしまいます。
これは管理が行き届いていない状態では、いつ倒木が起きてもおかしくなかったと予想されるからです。
自費で家や車の修理をおこなうことになるため、経済的な負担も大きくなるでしょう。
倒木する前に備えるのが大事
倒木被害を防ぐためには、事前に対策をしておくことが大切です。
まずはもしものときのために、火災保険に加入しておきましょう。
自然災害による倒木はなかなか防ぎきれないものです。
火災保険に加入しておけば、もし倒木で家や車が被害に遭ったとしても保険金で修繕できるかもしれません。
保険内容をきちんと確認して、ご自身に合ったものに加入してください。
次にメンテナンスを怠らないことも大切です。
木も生き物なので、きちんと管理してあげないと枯れたり腐ったりしてしまうこともあります。
また、伸び放題になった木々が絡み合って、倒木の原因となってしまうこともあるでしょう。
倒木被害を防ぐためにも、樹形を整える剪定や不要な木を間引く伐採などの手入れをするようにしてください。
また、台風などの強風で倒れる危険性がある木は、支柱を立てて補強しましょう。
支えができることで、倒木を防止できるかもしれません。
剪定や間伐の相談も伐採110番へ
倒木被害を防止するには定期的なメンテナンスがとても大切です。
庭木はきちんと剪定を、森林は木が密にならないようにする間伐をおこないましょう。
定期的なメンテナンスは倒木防止だけでなく、美観を保つことにもつながります。
庭木の剪定や所有している森林の間伐などをお考えの方は、ぜひ伐採110番にご連絡ください。
伐採110番では、日本全国の伐採のプロをご紹介しています。
現地調査やお見積りは基本無料※です。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積り・キャンセルに費用をいただく場合がございます。
「台風で倒れた木をすぐに撤去してほしい!」
などのご相談にも対応しておりますので、まずはお気軽にお電話ください。