【伐採費用の相場】費用を85%以上安く抑える方法をわかりやすく解説

伐採費用の相場

「伐採費用の相場って実際どのくらい?」
「業者に依頼するなら、なるべく費用は抑えたい!」

庭木は気がつかない間にどんどん成長し、管理せずに放っておくと虫が湧いたり、伸びた枝が近隣に侵入してしまうなどさまざまなトラブルの原因になります

しかし思い切って庭木の伐採を業者に依頼しようとしても、費用がどのくらいかかるのかわからず不安ですよね。

そこで本記事では、伐採を業者に依頼した際にかかる費用の相場や、費用を安く抑える方法をご紹介いたします。

業者がなにを基準に費用を算出しているかを把握し、ポイントをおさえれば伐採にかかる費用を大幅に抑えることができます!

さらに優良な業者の見分け方についても解説していきますので、庭木の伐採にお悩みの方はぜひご参考ください。

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目次

伐採・抜根の費用相場について

まずはじめに、伐採や抜根にかかる費用の相場について解説していきます。
一点注意いただきたいのが、伐採を依頼すれば抜根まで作業内に含まれているように思えますが、費用は別々です。

伐採や抜根は、現場状況や依頼内容によって金額は大きく変動します。
費用相場をみて自身の家の場合はどのくらい費用がかかるのかイメージしておきましょう。

伐採費用の相場は約1万5千円~2万円

まずは弊社【伐採110番】の加盟店へアンケートをおこなった、伐採費用の相場木の高さの目安をご覧ください。

木の高さごとの伐採相場
木の高さ目安

一般的な家庭では3m未満の庭木が多いため、費用は1万5千円~2万円が相場になります

伐採費用は業者によって料金設定や費用の計算方法は異なりますが、基本的に伐採する木が高く、本数が多いほど作業に必要な人数・時間・重機が増えるため料金は高くなります

抜根費用の相場は約3万円

伐採と同様に、抜根についてアンケートをおこなった費用相場をご覧ください。

抜根費用グラフ

幹回りとは「地上から120cm~130cmの高さにメジャーをピンと張った状態で幹に当て計測した長さ」です。

一般的な家庭では幹周り30cm未満の庭木が多いため、費用は3万円前後が相場になります

抜根を手作業でおこなう場合、根の全体像を把握するために地面をひたすら掘り続けます。
そのため伐採よりも手間と時間がかかる分、料金が高く設定してあります

ですが切り株はなにも手入れせずに放置すると空洞ができ、その部分にシロアリやスズメバチが住み着く可能性があります
またお子様や高齢の方は足元の切り株に気づかず転倒してしまうなど、ケガの原因にもなりかねません。

これらのリスクを避けるためにも、伐採と抜根はセットでおこなうのがおすすめです。

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伐採費用を安く抑える3つの方法

前章では、伐採や抜根の費用相場について解説しました。
金額の幅が大きいといっても、やはり費用相場をみて「結構高いな……」と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし作業全般をすべて業者に任せるのではなく、自身で作業できることは依頼せずに節約すれば費用は大幅に抑えられます

自分で抜根する

抜根は伐採に比べて危険性が低いため、よほど根が深くなければ自身でも作業できます。
自身で抜根をおこなう場合は、予約時や見積り時に業者へ事前に伝えておきましょう。

なお、抜根に必要な道具と手順は以下のとおりです。

必要な道具
  • スコップ・シャベル:土を掘る
  • ノコギリ:根や幹を切る
  • 軍手・長靴・汚れてもいい服:安全確保と汚れ防止
抜根の手順
  1. 切り株の周りの土を掘って根の全体像を把握する
  2. むき出しになった根や幹をなるべく切る
  3. 根を左右に揺らして引っこ抜く準備をする
  4. 根が抜けるまで1~3を繰り返す

前章でも解説したとおり、抜根は幹回りが30cm未満でも費用相場は約3万円です。
それに比べて自身で作業するのに必要な道具は、1万円あれば買いそろえることができます

道具名価格相場
スコップ・シャベル2,514円
ノコギリ1,534円
軍手(防刃手袋)1,142円
長靴(安全靴)1,898円
合計7,088円

※大手通販サイト楽天市場に掲載されている商品各5製品の平均価格(2023年10月2日時点)

ただし抜根は料金が高く設定してあるとおり、かなりの労力と時間がかかります

根の深さや広がりは掘ってみないことには把握できませんし、根を引き抜くにも力が必要です。
根が深く大きい切り株となると4~5時間、状況によっては1日かかることもあります。

体調が万全の状態で、効率よく作業できる環境と道具をそろえて作業しましょう。
もし疲れてきて集中力がなくなってきた場合は、無理せず日を分けてください。

こちらの記事では、より詳しい抜根方法とおすすめの抜根道具について紹介しています。
自身で抜根をお考えの方はぜひ参考にしてください。

木の処分・整地を自分でおこなう

伐採した木や抜根した切り株は、可燃ごみや粗大ごみとして処分できます

ただし粗大ごみとして出すと手数料がかかるため、無料で処分したい場合は各自治体の既定の大きさに細かく切って出すようにしましょう。

たとえば名古屋市の場合、分別のルールは以下のとおりです。

具体例分別
区分
備考
木くず可燃ごみ30cm角を超えるものは、粗大ごみへ
木の枝可燃ごみ50cm以下に切って
木の幹・根可燃ごみ30cm角を超えるものは、粗大ごみへ

参考:名古屋市|家庭ごみ・資源の分別早見表<か行>(最終閲覧日:2023年9月26日)

また抜根後の穴を埋める整地作業も、穴を埋めるだけであれば自身でおこなうことができます。

ただし「伐採の跡地に花壇や駐車場を作りたい」という場合は、地中にある石や廃材を丁寧に取り除き、転圧機や重機で土地に圧をかけてしっかりと固める必要があるため業者に依頼しましょう。

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では「抜根・根の処分・整地」を業者に依頼した場合と、自身でおこなった場合でどのくらい費用が抑えられるのか弊社の加盟店へおこなったアンケートを参考に比較してみましょう。

試算条件:木の高さ3m未満、幹回り30cm未満の切り株を1本抜根し、整地・処分までおこなう

業者へ依頼した場合

作業内容費用相場
抜根33,636円
処分23,364円
整地14,500円
合計71,500円

※シェアリングテクノロジー株式会社の加盟店23社にアンケートを送付
返信のあった12社の加盟店が提示した、抜根費用、処分費用(整地費用のみ9社)の平均を算出

自身で作業した場合

作業内容費用相場
抜根10,000円(道具代)
処分1,000円(手数料等)
整地無料
合計11,000円

このように抜根や整地・処分を自身でおこなえば約6万円の費用を抑えることができます

ただし自身で作業する分、手間と時間はかかります。
すべてを1人でおこなうのは大変なため、家族や友人に協力してもらい作業するのがおすすめです。

木を買い取ってもらう

伐採した木材で状態がいいものやケヤキ・クスノキなどの木材として需要が高いものは、木材買い取りをおこなっている森林組合や法人で買い取ってもらえる場合が稀にあります

ただしほとんどの場合、木のサイズが「長さ:1.5m以上、太さ:直径10cm〜40cm」など条件が決まっています
事前に木の種類・サイズ・状態を業者に伝え、買い取りしてもらえるか確認しましょう。

参考:いび森林資源活用センター協同組合|木材買取についてのご案内(最終閲覧日:2023年10月2日)

以上が、伐採や抜根費用を安くする方法です。
ですが今度は逆に、伐採や伐根費用が高くなるケースというのもあります。

次章では、そうした費用が高くなるケースについても見ておきましょう。

伐採費用が高くなるケース

業者に伐採を依頼した際、作業内容によっては追加料金が発生します

「思ったより高かった……」とならないように、どのようなケースだと費用が高くなるのかを知っておきましょう。

作業の難易度が高い

費用が高くなる要因の1つが、作業の難易度です。

伐採する庭木の高さが3m以上になると伐採するリスクがあがるため、高所作業費という追加料金が発生します

木を切るためや運ぶために重機を使用すればその分費用もかかり、木が高いほど処分費用も多くかかります。
また伐採するにあたって交通整理が必要になれば、その分の人件費や道路使用許可の届け出を警察署に出す必要があります。

そのほかにも伐採する木の周囲の環境が以下のようなケースの場合は費用が高くなりやすいです。

費用が高くなりやすいケース
  • 電線や建物が近くにあり、木が切り倒せない
  • 車両が入らず、運搬の手間がかかる
  • 斜面に生えている

実際に弊社で施工したなかで、似た条件でも金額に差があった事例を紹介します。

ケース①ケース②
種類スギかコニファーイトスギ
高さ4m~5m未満4m~5m未満
太さ20cm~30cm20cm~30cm
抜根なしなし
状況階段から20段上がったところ電線にかかっている
金額25,001円(税込)88,000円(税込)

このように状況の違いで作業の難易度が変わり、費用が大幅に高くなることがあります。

重機を使用する

ひとつ前の項目でも説明したとおり、作業の難易度によっては重機を使用する場合があります。

重機が必要になるケース
  • 高所で作業するとき
  • 根が深い切り株を掘り起こすとき
  • 伐採した木・根を運搬するとき
  • 作業面積が広いとき
  • 伐採時に木が倒れないように吊るすとき

たとえば伐採する木が高く住宅街で木が切り倒せない場合は、高所作業車やクレーンを使って少しずつ切り下ろします。
また根が深く人力では掘り出せない場合にユンボを使って抜根する、などの用途で重機を使用します。

重機は一日の使用料金が高いため、費用もそれだけ高くなります
弊社の加盟店へアンケートをおこなった重機の料金相場は以下のとおりです。

高所作業車

用途

高所で作業する際の足場になる

料金相場

40,625円/日

クレーン

用途

木が倒れないように吊るす

料金相場

40,000円/日

ユンボ(3t)

用途

土を掘る、運ぶ、整地するなど

料金相場

23,000円/日

※シェアリングテクノロジー株式会社の加盟店23社にアンケートを送付
返信のあった9社の加盟店が提示した重機の使用料金の平均を算出

業者に見積りに来てもらった際に、重機が必要になるのか、使用料金はどのくらいになるのかも確認しておくとよいでしょう。

枝が広がっている

最後は、木の種類による枝の処理です。
スギなどの地面からまっすぐ生える針葉樹と比べて、ケヤキなどの広葉樹は枝が分かれて広がっています。

伐採は枝のバランスによって木の倒れる方向が変わります。
そのため枝が広がっている分、伐採する前の枝を切り払うのに時間と手間が多くかかり料金が高くなります

また切り落とした枝が多ければ処分費用も多くかかります
少しでも費用を抑えたい方は、依頼前に自身のできる範囲で枝を切り落としておくとよいでしょう。

ここまでは伐採前や伐採後の作業で費用に関わる部分について解説してきました。
では「伐採」を業者に依頼せずに自身でおこなうことは可能なのでしょうか?

次章では、個人で伐採する方法について見ていきましょう。

伐採は自分でおこなえる場合もある

伐採は抜根と違い、ケガのリスクや物を損傷させてしまうおそれがあるため基本的に個人の伐採はおすすめしません。

ただし条件を満たしていれば、自身で伐採し費用を抑えることができます
この章では個人での伐採が可能な条件や、伐採の手順・必要な道具について解説していきます。

個人の伐採が可能な条件

弊社の加盟店へのアンケートをおこなったところ「木の高さ2.5m・幹の太さ12cmまで」であれば個人での伐採が可能です。

※シェアリングテクノロジー株式会社の加盟店23社にアンケートを送付
返信のあった14社の加盟店が提示した個人伐採が可能な高さ、幹の直径の平均を算出

自力伐採が可能な高さ(m)自力伐採が可能な幹の直径(cm)
1m未満:0%1~10cm未満:33%
2~3m未満:71%10~20cm未満:50%
3m以上:29%20cm以上:17%

伐採基準値アンケート .pdf

ただし以下のイラストのような条件に当てはまる場合は事故のリスクが高いため、個人で伐採はせずに業者に依頼してください。

自力伐採をおすすめしないケース

電線の近くにある木を伐採しようとして万が一電線を損傷させてしまえば、感電するリスクだけでなく地域の建物で停電が起こるなど二次災害を引き起こすおそれがあります

そのほかのケースの場合も、自身や周囲の人を事故に巻き込んでしまうリスクが高くなります。
自分で判断して伐採するのではなく、早急に近くの伐採業者に相談しましょう

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伐採に必要な道具・服装

必要な道具
  • チェーンソー:木を伐り倒す
  • ノコギリ:木や枝を切る
  • くさび:木が倒れる方向をコントロールする
  • ハンマー:くさびを打ち込む
あると便利な道具
  • スリングベルト:木が突然倒れたり、誤った方向に倒れるのを防止する
  • ロープ:木をけん引する

木を切るチェーンソーやノコギリは使い方を間違えれば大きなケガにつながります
すべての道具を作業前に念入りに点検し、どのような用途で使うのかを理解したうえで正しい使い方をしましょう

伐採時 服装

また伐採するときは、刃が体に触れるおそれや木屑が目に入るなどのさまざまな危険があります。
そのような危険から身を守るためにも、イラストのような伐採に適した服装を必ず着用しましょう。

伐採の手順

手順
周囲の安全確認をする

周囲に人や物がないかを確認します。

手順
木を倒す方向を決めて障害物を取り除く

なるべく斜面になっていない方向に木を倒します。

手順
不要な枝を切り落とす

ノコギリで倒したい方向の反対にある枝を切り落として重心を調整します。

手順
受け口と追い口を作る

チェーンソーで先に木が倒れる方向に受け口を作ってから、追い口を作ります。

手順
木を倒す

くさびを追い口に挿してハンマーで少しずつ打ち付けて、受け口側に木を倒します。

伐採はいくら低木であっても、さまざまな危険がともないます。
万が一ケガをしたときに助けを呼べないおそれがあるため、単独作業はやめましょう。

チェーンソーの使い方やより詳しい伐採方法についてはこちらの記事を参考にしてください。

ここまで個人での伐採が可能な条件や伐採方法について解説してきましたが、伐採の経験がなく不安な方や道具をそろえることが難しい場合は業者へ依頼しましょう。

次章では優良な伐採業者の選び方について解説していきます。

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優良な伐採業者を選ぶポイント

木を伐採する理由は人それぞれですが、せっかくお金を出して業者に依頼するなら優良な業者にお願いしたいですよね。

そこでこの章では、優良な伐採業者を選ぶためのポイントについて解説していきます。
依頼前や見積り時にしっかり見極めて、安心して伐採を依頼できる業者を見つけましょう

庭木1本からでも対応してくれるか

まず依頼前にホームページ等で、庭木1本からでも対応しているかを確認しましょう。

木の伐採費用は「1本あたり〇〇円」と記載されていることが多いですが、じつは1本だけの作業は人件費を考慮すると赤字になってしまう場合があるため、業者によっては依頼を断られることがあります

そのため庭木1本からでも対応可能な業者は、依頼側の要望に寄り添ってくれる良心的な業者といえます。

見積り後に追加請求がないか

稀に作業内で発生した追加料金を見積り後に請求をしてくる業者もいます。

そのような業者を避けるためにホームページ等に「見積り後追加請求なし」と記載のある業者を選ぶか、予約時や見積り時に直接業者に確認すると安心です。

明確な見積りを出してくれるか

業者をしぼったら相見積りをとりましょう

対応エリア内であれば無料で見積りをおこなっている業者が多いため、自身の地域がエリア内であることを確認し、伐採する木の種類・本数・規模を伝えて一度現場を見てもらいましょう。

あまり多くの業者に見積りを依頼しても日程調整が大変になるため、第一候補と第二候補の業者を決めて、作業内容や費用を比較したうえで選ぶのがおすすめです。

見積り後、業者から見積書を提示された際には以下の点を確認してください。

項目が細かく分かれているか

木の種類、本数、処分費用、移動費用など項目が分かれていることで他社との比較がしやすくなります。

名称が専門用語ばかりではないか

伐採の知識がなくても作業内容がわかるような名称であるかを確認しましょう。

単位が「一式」表示ばかりでないか

数量や単位が明確にされていない場合は金額が誤魔化されている可能性があります。
ただし項目によっては一式表示せざるを得ない場合もあります。

すべての費用が見積書に含まれているか

伐採以外の作業も依頼する場合、すべての費用が含まれているか確認しましょう。
作業が始まってからだと金額を検討できないまま追加請求されてしまう可能性があります。

これらの点以外にも、なにか不明点や気になることがあれば作業前に業者に確認しておきましょう。

対応が親切・丁寧であるか

伐採を依頼する業者とは、予約時や見積り時にコミュニケーションをとる機会があります。
そのときの対応が親切かつ丁寧であるか、以下のポイントを確認し信頼できる業者かどうかを判断しましょう。

  • ひとつひとつ丁寧に説明してくれるか
  • 言葉遣いが丁寧で穏やかであるか
  • 作業に入る前に近隣の住民にちゃんと告知してくれるか
  • 依頼側の要望を親身になって聞いてくれるか

とてもありきたりなポイントに思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし依頼する業者によっては、職人気質な人で依頼人が意見を言いづらいこともあります。
最近こそ減りつつありますが、ひと昔前の植木屋さんはそういう職人気質の人が多かったのです。

もちろんコミュニケーションがうまくとれないと、費用面や仕上がりに後悔が残ってしまうかもしれません。

もし定期的に伐採を依頼する場合、毎回別の業者に依頼するのは手間と時間がかかります。
大事な庭木の伐採を安心して任せられるよう業者の人となりを見て判断するのも大切です

伐採業者をお探しなら「伐採110番」へご相談ください

「優良な業者に依頼したいけど探す時間がない……」

弊社【伐採110番】では、庭木1本から特殊伐採・大規模な伐採まであらゆるご要望に対応しております。

無料でお見積り・現地調査をおこなっており、作業日が確定するまではキャンセルも可能です。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます

お電話での受付は24時間365日承っておりますので、お時間に余裕がある際にご連絡ください。

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伐採費用に関するFAQ

この章では、伐採に関する3つの質問について答えていきます。

「伐採」と「剪定」の違いは?

伐採:不要な木を切り倒す、剪定:不要な枝を切って取り除く

伐採は木そのものを切り倒すため、残った切り株は枯れていきます。

それに比べて剪定は不要な枝を切って取り除くため、木は生き続けます。

弊社の加盟店へアンケートをおこなったところ、一般的な家庭に多い3m未満の庭木の剪定相場は約1万円でした。

それに比べ伐採費用は約1万5千円のため、枝を切るだけで解決するのであれば伐採よりも費用は安く済ませることができます

木の高さごとの剪定単価相場
伐採を依頼する業種による違いは?

業者ごとに依頼できる内容や得意分野が異なる

伐採を依頼できる業種はおもに4つあります。

植木屋

植木屋は庭木の剪定や伐採、消毒、草刈りなど庭の手入れを幅広く依頼できます。
庭木に関する専門的な知識や技術を持っており、効率的できれいに庭を仕上げてくれます。

便利屋

便利屋は部屋の掃除や不用品回収、引越しの手伝いなど伐採も含めてさまざまな困りごとの対応が可能です。伐採以外にもなにか頼みたいことがあれば便利屋に依頼するのがおすすめです。

ホームセンター

カインズやDCMグループのような大手ホームセンターは、庭木の剪定や伐採、ハウスクリーニングなどさまざまな業務を依頼できます。普段よくいくホームセンターであれば、直接相談できるため安心感があります。

シルバー人材センター

シルバー人材センターは高齢者へ就業機会を提供することで、高齢者が働く生きがいを得るとともに、地域社会の活性化に貢献する組織です。
営利目的でないことから、比較的安価で依頼できます。ただし費用の算出方法が地域ごとで異なるため、状況や作業時間によっては合計金額が高くなる可能性もあります。

便利屋やシルバー人材センターでは、重機を使った伐採は依頼を断られることがあります。

事前に状況を伝え、対応可能であるか確認しましょう。

補助金が出るのはどのような場合?

適用条件を満たしている場合、または危険木を伐採する場合

森林は国土の保全のほかに、水源のかん養や地球温暖化の防止、林産物の供給などさまざまな機能を持っています。
そのため森林が健全に育成・整備され、その機能が高く発揮されるように行政から「造林補助金」が交付されます

この補助金を受けるためには森林経営計画を作成し、市町村長や府知事の認定を受ける必要があります。
補助の対象となる面積は0.1ヘクタール以上の大きさが必要で、事業や施業別に補助対象となる林齢(植栽してからの森林の年数)が決まっています。

参考:大阪府|森づくりを応援します!造林補助金のご案内(最終閲覧日:9月26日)

また豪雨や台風・土砂災害によって、住宅・人身・交通に被害を及ぼすおそれがある危険木の伐採にかかる費用を自治体が一部負担し、被害を未然に防ぐための補助制度もあります

対象者や適用条件は各自治体ごとに異なるため、自身が補助を受ける対象であるかはホームページ等で確認してみましょう。

まとめ

伐採費用は木の高さごとに料金が設定され、一般家庭に多い3m未満の高さの伐採相場は約1万5千円~2万円でした。

また抜根費用は幹回りの太さによって料金が設定され、伐採と同様に一般家庭で多い30cm未満の幹周りの抜根相場は約3万円でした。

これらの費用に加えて、整地費用や処分費用も加えられます
そのため手間や時間をかけても費用を安く抑えたい方は、抜根や木の整地・処分を自身でおこないましょう。

抜根に必要な道具と手順は以下のとおりです。

必要な道具
  • スコップ・シャベル:土を掘る
  • ノコギリ:根や幹を切る
  • 軍手・長靴・汚れてもいい服:安全確保と汚れ防止
抜根の手順
  1. 切り株の周りの土を掘って根の全体像を把握する
  2. むき出しになった根や幹をなるべく切る
  3. 根を左右に揺らして引っこ抜く準備をする
  4. 根が抜けるまで1~3を繰り返す

道具代や処分にかかる手数料等をあわせても費用を大幅に抑えることができます
自身で作業する場合は、予約時や見積り時に業者へ事前に伝えておきましょう。

また伐採は「木の高さ2.5m・幹の太さ12cmまで」であれば個人での伐採が可能です。
ただし以下のようなケースは事故のリスクが高いため、個人で伐採せずに業者に依頼してください。

自力伐採をおすすめしないケース

この4つのケースのように、作業の難易度が高く、重機を使用する場合は追加料金が発生し料金も高くなります

自身の家の場合がどうなのか費用のイメージがつきにくい場合は、一度現地に見積りに来てもらいましょう。
業者を選ぶ際は以下のポイントを確認しながら、最低2社で相見積りをとりましょう

  • 庭木1本からでも対応してくれるか
  • 見積り後に追加請求がないか
  • 明確な見積りを出してくれるか
  • 対応が親切・丁寧であるか

また伐採を依頼できる業種はおもに4つあり、それぞれに得意分野があります。
なにを重視するかを考え、自身にあった業者を選びましょう。

  • お庭にこだわりがあり仕上がりを重視
    植木屋
  • 伐採以外にも頼みたいことがある
    便利屋
  • 詳しい話を直接相談したい
    ホームセンター
  • 緊急ではないためとにかく安さを重視
    シルバー人材センター

業者を選ぶ時間がない場合は、弊社【伐採110番】のサービスをご利用ください。
全国の加盟店のなかからお客様のご希望にあわせた伐採業者を紹介いたします

お電話は24時間365日受け付けております。ぜひお気軽にお問い合わせください。

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