防風林とは、文字通り強風による被害を防ぐために設けられた林の事を言います。防風林を育てておくことで、家屋や農地を守ることにつながりますし、その土地の景観の向上や敷地の仕切りなどにも利用される事があります。防風林は常緑樹が利用されており、代表的な樹木としてはスギ・カラマツ・クロマツなどがあり、土地によっては塩害や寒さに強い樹種が選ばれる事があります。
防風林は風を防ぐという役割がありますので、通常の庭木以上に木々のお手入れが必要になると言えます。そのためには、必要に応じて伐採を行うこともあります。もしも木々を放置していますと、新たな枝が伸びて来なかったり、木々が弱ってしまったりするためです。そうなれば、防風林としての機能を果たすことは困難になってしまいます。だからこそ、伐採(間伐)が必要なのです。
しかしこれは、簡単なことではありません。防風林には背の高い木々が植えられる事も多いですし、密集していますので思い通りの方向に切り倒す技術も必要になります。素人の方が気軽にできるような作業ではありませんので、伐採のプロにお任せされるのが一番でしょう。