防犯カメラを屋外に設置したいと思っている方は多いと思います。ですが、カメラを設置するためには電源を確保しなければなりません。配線の問題も出てきますので、「工事が大変になるのは避けたいな」と思われる方もいるでしょう。
そこで登場するのがソーラー式防犯カメラです!防犯カメラの稼働が太陽光でできるなら、ランニングコストがかからないだけではなく配線工事も必要ありません。費用を抑えたい方にはもってこいですね。
ただし、ソーラー式防犯カメラにはデメリットもあるので注意が必要です。このコラムではソーラー式防犯カメラのメリット、デメリットをしっかりと説明していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
【防犯カメラを屋外へ】ソーラー式の利点
それではまず、防犯カメラがソーラー式だったらどんな利点があるのかを挙げていきましょう。
コードで繋がなくても使える
ソーラー式防犯カメラを屋外に設置する際には、「電源をどこからもってくるか」が大きな問題になってきます。ですが、ソーラー式の防犯カメラにすることで、電源確保の問題が難なく解決できるのです。また、配線をつなぐなどの問題もなくなります。これが一番の利点といっても過言ではないでしょう。
玄関や窓、ベランダの監視に使いやすい
工事が必要ないというのも大きなメリットです。家族と離れてマンションやアパートで一人暮らしをしている方も多いでしょう。一人暮らしは特に空き巣に狙われやすく、防犯カメラが何台でもほしいくらいです。玄関や窓、ベランダなど侵入されやすい場所の監視ができればとても安心です。
ですが、一人暮らしをしている人の多くは賃貸物件に住んでいて、工事が簡単にできないという問題があります。ソーラー式防犯カメラならコードレスで工事の必要がなく、賃貸物件でも問題なく設置できます。特に一人暮らしの若い女性などは、不安の解消にもつながるのではないでしょうか。
価格が安い
さらに、価格の安さも大事なポイントです。ソーラー式ではない、一般的な防犯カメラだと、カメラ代に加えて工事費用や配線などの材料費がかかります。もちろん電気代もかかってきます。ソーラー式では太陽光からの供給になるので、毎月の電気代がかからないというのも大きなメリットですね。
ソーラー式防犯カメラは約1万円から購入でき、高いものでも3万円ほどです。カメラ本体の代金が比較的安いので、複数購入することが可能になります。
ソーラー式の注意点
ここまではソーラー式防犯カメラのメリットについて説明してきました。ここからは、注意すべき点に注目していきましょう。
日の光が当たる場所に設置する
ソーラーパネルで確保できる発電量には天気が大きく関わってきます。晴天の日は問題なく、曇りの日でも太陽光を取り入れることはできます。晴天時は直射日光で発電し、曇天時は間接的に充満している日射により発電します。
ですが、やはり晴天時にくらべて曇天時の発電量は半分程度になります。加えて雨や雪の日は満足できる発電量は確保できないといえます。
ソーラー式防犯カメラのデメリットは、発電量が足りない場合があるということです。また、屋外に設置していることから、パネルに汚れが溜まりやすく、カメラがうまく機能しないこともあります。故障の原因にもなるのでソーラーパネルの定期的なメンテナンスは必須となりますね。
Wi-Fi環境を必要とするものが多い
もう一つ注意するべき点があります。ソーラー式防犯カメラはWi-Fi機能がついているものが多いという点です。これにより、他人から監視カメラの映像をハッキングされる可能性が出てきます。
ハッキングされると監視カメラのデータを盗み見られる、録画されるなどの被害にあうおそれがあります。画像に映っている個人情報などが抜き取られ、いたずら目的でSNSなどに配信されるということも考えられるのです。
さらに、パスワードを書き換えられることもあり、そうなると監視カメラのシステムにアクセスすらできないという状況になることもあります。ですが、ハッキングは監視カメラだけにおこなわれるものではありません。世の中に悪い人がいる限り、犯罪目的でスマートフォンやパソコンなどがハッキングされるのです。
これに対抗するためには、3つのことに気をつけなければなりません。1つ目は「防犯カメラのパスワードを初期設定のままにしない」、2つ目は「監視カメラを組み込むインターネット側のセキュリティを強化する」、3つ目は「見覚えのないWi-Fiアドレスにつながない」です。
ハッキングされるのは、管理者側にも責任があるということを認識し、予防対策はきちんとする必要がありますね。
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あると便利なおすすめ機能
さて、ソーラー式防犯カメラの注意すべき点を説明してきましたが、それでもなおメリットの方が勝ると感じる方も多いでしょう。ここではソーラー式防犯カメラの購入に心が傾いている方に、プラスアルファの便利な機能をご紹介します。
雨や汚れに強い防水防塵機能
屋外に設置する場合には防水、防塵の機能がついているものがおすすめです。砂ぼこりや粉塵(ふんじん)が機器の内部に侵入しない、水がかかっても有害な影響を受けないといった製品があるので、屋外の設置に適した機能の防犯カメラを選びましょう。
曇りや雨の日でも使えるソーラーパネ
機種によってはソーラーパネルの角度が自在に変えられるタイプのものがあります。これにより、設置場所がどこになろうが角度を変えて太陽光を取り入れやすくなるので発電量が多くなります。天候に左右されず、曇天の日でも充電できるのは便利ですね。
導入に迷ったときは業者に相談してみよう
屋外にソーラー式防犯カメラを設置するにあたってのメリット、デメリットを説明してきましたが、簡単に設置できるとはいえ、注意するべきことも多いのが現状です。一歩間違えると、危険を回避するどころか、犯罪のターゲットにされる可能性もあることがわかっていただけたと思います。
素人の判断では目が届かないこともあります。プロの目で一度見てもらう、というのが防犯の質を上げる最大のポイントになることは間違いないでしょう。ぜひ一度無料相談されることをおすすめします。
業者選びのポイント
防犯カメラ設置のご検討をされている方は、無料相談ができる業者を選びましょう。配線工事が必要のないカメラでも、設置だけを依頼することができます。カメラの角度、設置場所によっては死角ができてしまう場合もありますので、設置だけでもプロに任せるのがおすすめです。
導入にかかる費用相場
プロにすべて任せる場合、カメラも録画機も設置工事も込みで1台約10万円が家庭用での相場となります。高いなと思われる方もいるでしょうが、家族の安全には代えられません。少しでも安全な生活が手に入るなら、防犯にお金をかけるのは価値のあることだと思います。
業者に無料相談を依頼すると同時に、自治体から助成金がでることもありますので、問い合わせてみるとよいですね。
まとめ
「防犯カメラを屋外に設置したい」、「ソーラー式の防犯カメラを検討している」といった方に、ソーラー式防犯カメラの利点、注意するべき点を説明してきました。コードレスで設置工事が必要ないことから、賃貸物件にお住まいの方にもおすすめです。工事費がかからない、ランニングコストがかからないといった費用面のメリットも確認できたと思います。
その反面、Wi-Fiにつなぐことでのハッキングの恐れがあること、また発電量が天候によって変わり、画像が不安定になるといった注意点もあることを説明しました。
ソーラー式防犯カメラは工事が不要なので取り入れやすいですが、設置はやはりプロに任せる方が防犯の質が上がるということを認識していただけたとおもいます。ぜひ一度、業者の無料相談を利用してみてくださいね。