ヴェルファイアのバッテリーが上がっても必要なものさえあれば、ガソリン車・ハイブリッドカーを問わずエンジンを再始動できます。
ですが急なバッテリー上がりで用意ができない場合には、バッテリー修理業者に依頼しましょう。
この記事では自力でバッテリーを復旧させる方法と、業者に頼んだ場合の費用や注意点をまとめました。
ヴェルファイアのバッテリー上がりでお困りなら参考になるため、ぜひ読んでください。
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ヴェルファイアのバッテリー上がりは【カーバッテリー110番】にお電話ください!
突然のバッテリー上がりで道具がない…なら業者に連絡しよう
ブースターケーブルかジャンプスターターがあれば、バッテリー上がりは自分で対処できます。
しかし突然のバッテリー上がりでどちらもないなら、バッテリー修理業者に依頼をしましょう。
ヴェルファイアの復旧費用について
バッテリー修理業者は全国にあり、大中さまざまな業者があります。
費用については、業者によって異なるため見積もりを依頼するまで正確な数字はわかりません。
しかし!おおよそでもいいので復旧費用を知りたいかたも多いはず。
そこでヴェルファイアと同じ12Vのバッテリーを積んだ、普通自動車の復旧費用を調べました。
価格は平均約1万円(11,547円)でした。
※2021年3月8日調査
グラフの価格は税込み価格と税別価格が混在しています。
業者選びのコツは「対応エリア」「出張料無料」
価格がわかったところで、業者の違いについてみていきましょう。
各業者作業に大きな違いはありませんが「対応エリア」と「出張料」は各業者大きく違います。
たとえば地域密着の小さな業者の場合「対応エリアは市内のみ」という、限られたエリアで営業している場合があります。
エリア外の依頼については「受け付けていないか、距離に応じて出張料がかかる」ケースもあるんです…。
自宅など土地勘のある場所ならよいのですが、旅行先や仕事先の場合は要注意!
「遠方の業者に依頼してしまい、予想していた金額よりも出張料が高かった!」という失敗もあるんです…。
業者を1件ずつピックアップして、対応エリアや出張料を確認するのも大切です。
しかし時間がないのなら「全国対応、出張料無料」を明言している業者を探したほうが早いでしょう。
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【すぐ直る!】バッテリーに似た症状
エンジンがかからない原因は、バッテリー上がり以外にもあります。
今回はすぐに確認、解決できる原因をまとめました。
スマートキーのトラブル
バッテリーが上がるとスマートキーは、反応しません。
バッテリー上がりか、スマートキーの電池切れかを判断するために以下のことを確認しましょう。
- スマートキーは携帯していますか?
-
スマートキーは車内にないと、エンジンは始動しません。
ヴェルファイアの近くにあったとしても、車外にある場合はエンジンがかかりません。 - 電池切れではありませんか?
-
スマートキーの電池が足りていない場合も、エンジンはかかりません。
ヴェルファイアの場合は電池が足りていないと、その旨を知らせる警告灯がエンジンを始動させると表示されます。
警告が表示されたら、新品のリチウム電池に交換しましょう。 - エンジンはかかりますか?バッテリー上がり時のドアの開け方
-
バッテリーに問題がなければ、スマートキーの電池が切れていてもエンジンは始動できます。
エンジンを始動できるか試してください。バッテリー上がりや電池切れでヴェルファイアのドアが開かない場合には、メカニカルキーを使用します。
メカニカルキーとはスマートキーに内蔵された鉄製のカギで、これを使いドアを解錠します。
下図を参照にメカニカルキーを取り出してください。※イラストはイメージです。実際のスマートキーとデザインが異なります。
スマートキーを使いドアが解錠できたら、次はエンジンです。
シフトがPに入っていると確認、ブレーキを踏みこみます。トヨタエンブレムがついた面をエンジンスイッチ(パワースイッチ)に押し当て、エンジンスイッチを押します。
これでエンジンが始動できます。
ガソリンが不足している
よくある失敗ですが、ガス欠でエンジンがかからない可能性があります。
給油ランプが点灯してからも5kmほどは走行できますが、油断しているとガス欠になってしまうでしょう。
ランプが点灯したその日のうちに、給油すると決めておくのがおすすめです。
万が一ガス欠だった場合は、お近くのガソリンスタンドなどに相談しましょう。
エンジン始動の操作ミス
- ブレーキペダルの踏みが甘い
- シフトポジションがPまたはNに入っていない
久しぶりに車を運転するかた、ヴェルファイアを借りたかたなど乗り慣れていないかたに多いミスです。
焦らず一息ついて、もう一度エンジン始動をはじめからやり直してみましょう。
ハンドルロック(ステアリングロック)がかかっている
車によってはエンジンがかかっていないでハンドルを回すと、ハンドルが固定される「ハンドルロック(ステアリングロック)」がかかる場合があります。
ハンドルロック機能が作動している状態では、エンジンはかけられません。
ハンドルを左右に回しながらエンジンスイッチ(パワースイッチ)を押すか、キーを回すことで、ハンドルロックは解除されます。
バッテリー端子の接続が緩んでいる
バッテリーには「ターミナル端子」という、バッテリーと車体をつなぐ部品があります。
この端子は走行による揺れで緩むことがあり、正常に接続されていない状態になってしまうと、エンジンはかかりません。
バッテリーの調子が悪いと感じたときは、一度このターミナル端子が緩んでいないか確認してください。
もし緩んでいたときは、スパナや10ミリメガネレンチなどを使って締め直しましょう。
バッテリー上がりの原因を知ろう!
バッテリー上がりには必ず原因があります。
エンジンがかからなくなる前に、以下のことをしていないか思い出してみましょう。
- 長時間ヘッドライトやルームランプをつけっぱなしにしていた
- アイドリング中、渋滞中にエアコンを長時間使いそのまま停車
- カーアクセサリーを増設した
- 長期間ヴェルファイアに乗っていなかった、毎日数分程度しか乗っていない
- バッテリーを最後に交換して3年がたった
車は「走行して充電→エンジンと連動して発電機(オルタネーター)が発電→バッテリーに蓄電→バッテリーに蓄えた電力をエンジン始動や電気系統に供給する」を繰り返しています。
長時間ライト類を使った、カーアクセサリーを増設するとバッテリーの充電量よりも使用量のほうが増えてバッテリー上がりが起きるんですね。
またアイドリング中や渋滞中はエンジンの回転数が落ちるため、充電が足らずにバッテリー上がりになるケースがあります。
仮に通常走行をしていたとしても、充電量が足りないとバッテリー上がりは起きます。
久しぶりにヴェルファイアに乗った、毎日数分程度しか動かさない場合は要注意です。
バッテリーの寿命は3年程度といわれています。
ヴェルファイアの製造元トヨタも「バッテリー交換は2~3年」といっているため、3年が過ぎたら一度交換しましょう。
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【ヴェルファイアのバッテリー上がり対処の前に】ジャンプスタートの注意点
ブースターケーブル、ジャンプスターターを使いバッテリーに電気を送る方法を「ジャンプスタート」といいます。
ジャンプスタートをおこなう際に、知っておくべき注意点は以下の6つです。
- カギの開け方、カギの閉じ込めに注意!
- ブースターケーブルをつないだ際にホーンが鳴る
- ヴェルファイアに保存されているコンピュータ情報が消去される
- ケーブルはつなぎ方を誤るとショートの危険がある
- 救援車は必ず12Vのガソリン車
- 【ハイブリッドカー】補機バッテリーを回復させる
- カギの開け方、カギの閉じ込めに注意!
-
バッテリーが上がるとスマートキーが反応しません。
復旧の道具が取り出せないかたは、こちらを参考にドアを解錠してください。またバッテリー上がりが回復すると、車種によっては自動でロックがかかる場合があります。
スマートキーを携帯して作業をおこなってください。 - ブースターケーブルをつないだ際にホーンが鳴る
-
ホーンが鳴るのは盗難防止用のオートアラーム機能が働いたため、何も問題ありません。
1秒でも早く止めたい場合は、ドアやトランクのカギを開けたり、エンジンスイッチ(パワースイッチ)をイグニッションONモード・アクセサリーモードにしたりしましょう。またエンジンが始動できれば自動的にアラームは止まります。
- ヴェルファイアに保存されているコンピュータ情報が消去される
-
バッテリー上がりが起きてしまうと、保存されているコンピュータ情報が消える恐れがあります。
ほとんどの場合は走行すれば自動復旧や自動学習でいつの間にか戻っていますが…。
万が一走行に支障が出る不具合が出た場合は、整備工場などで点検を受けましょう。 - ケーブルのつなぎ方を誤るとショートの危険がある
-
ブースターケーブル、ジャンプスターターを正しくつながないとショート、バッテリーが爆発するおそれがあります。
バッテリーは鉛板とバッテリー液(希硫酸)の化学反応で充電しています。
化学反応で充電、同時に生まれた不要な空気中には酸素と水素は放出されるのですが…。ケーブルの接続を誤り、大きな火花が出るとバッテリーの周囲に溜まっていた酸素や水素に引火爆発する恐れがあるんです。
ジャンプスタートを自力でおこなうことに、少しでも不安を感じた場合は、業者を頼りましょう。
- 救援車は必ず12Vのガソリン車
-
ブースターケーブルを使ったジャンプスタートの場合、ほかの車(救援車)から電気を分けてもらいます。
ジャンプスタートは、ガソリン車・ハイブリッドカーともに受けられますが…。
その際に救援車は必ず12Vのバッテリーを積んだガソリン車でなくてはいけません。ハイブリッドカーや電気自動車は、エンジン始動時に高い電流が流れるためジャンプスタートをおこなうと救援車、バッテリー上がりの車ともに故障する恐れがあります。
仮にバッテリー上がりの車がハイブリッドカーだったとしても、ハイブリッドカー同士のジャンプスタートはできません。
- 【ハイブリッドカー】補機バッテリーを回復させる
-
後述で解説しますが、ハイブリッドカーには「補機バッテリー」と「駆動バッテリー」があります。
今回ジャンプスタートをおこなうのは「補機バッテリー」です。ラゲージルーム(荷台)のカバー下にあるため、駆動バッテリーは高い電流が流れているため危険です。
絶対に触らないでください。
【自分で直す1】ブースターケーブルをつなぐ
ヴェルファイアには「ハイブリッドカー」と「ガソリン車」の2種類がありますね。
ブースターケーブルを使った復旧方法は、どちらの車にもつかえます。
手順もほぼ同じですが、今回は分けて解説します。
ヴェルファイア ハイブリッドカーの場合
ハイブリッドカーの場合「救援用端子」という部品に赤いケーブルを接続し使います。
先に述べた通り、救援車は必ず12Vのガソリン車を探してください。
- ボンネットを開き、ヒューズボックス内の救援用端子が見えるようにする
- ヴェルファイアの救援用端子に赤いケーブルを接続する
- 赤いケーブルの反対側を、救援車のバッテリーのプラスに接続する
- 救援車のバッテリーのマイナスに黒いケーブルを接続する
- 黒いケーブルの反対側を、ヴェルファイアのバッテリーから離れた位置の未塗装金属部に接続
- 救援車→ヴェルファイアの順にエンジンをかける
- パワースイッチがOFFの状態でどのドアでもいいので開閉する
- 救援車のエンジンはそのまま、パワースイッチをONにしてハイブリッドシステムを起動
- READYインジケーターの点灯、エンジンがかかれば成功
- エンジンを切らずに降車、先の手順とは逆の手順でブースターケーブルを取り外す
ヴェルファイアの黒いケーブル→救援車の黒いケーブル
救援車の赤いケーブル→ヴェルファイアの赤いケーブル - エンジンを切らずに、そのまま30分程度走行する
ヴェルファイア ガソリン車の場合
ガソリン車の場合は、救援車のバッテリーとヴェルファイアのバッテリーに直接ケーブルをつなぎます。
- ボンネットを開き、バッテリーが見えるようにする
- ヴェルファイアのバッテリーのプラスに赤いケーブルを接続する
- 赤いケーブルの反対側を、救援車のバッテリーのプラスに接続する
- 救援車のバッテリーのマイナスに黒いケーブルを接続する
- 黒いケーブルの反対側を、ヴェルファイアのバッテリーから離れた位置の未塗装金属部に接続
- 救援車→ヴェルファイアの順にエンジンをかける
- パワースイッチがOFFの状態でどのドアでもいいので開閉する
- 救援車のエンジンはそのまま、一度エンジンスイッチ(パワースイッチ)をONにする
【スマートエントリー&スタートシステム車】エンジンスイッチ(パワースイッチ)をイグニッションONモードにしてからエンジンを始動 - エンジンがかかれば成功
- エンジンを切らずに降車、先の手順とは逆の手順でブースターケーブルを取り外す
ヴェルファイアの黒いケーブル→救援車の黒いケーブル
救援車の赤いケーブル→ヴェルファイアの赤いケーブル - エンジンを切らずに、そのまま30分程度走行する
【自分で直す2】ジャンプスターターを使用する
ジャンプスターターがあれば、救援車を頼らずにバッテリーの充電が可能です。
ジャンプスターターはガソリン車・ハイブリッドカーともに使えます。
バッテリーの端子にジャンプスターターをつないだら、充電が完了、あとは自車のエンジンを始動させるだけです。
カー用品店で販売されているため、持っていない人は購入しておくとよいでしょう。
ハイブリッドのヴェルファイアの場合、赤いケーブルを救援用端子に接続します。
しかしジャンプスターターによっては、「補機バッテリーに直接つなぐ」よう指示がある場合があります。
補機バッテリーに直接つなぐ場合は、ボンネットやトランクルームの横を探してください。
- ボンネットを開く
- 【ガソリン車】バッテリーのプラスに赤いケーブルを接続する
【ハイブリッドカー】救援用端子に赤いケーブルを接続する - 黒いケーブルをヴェルファイアのバッテリーから離れた位置の未塗装金属部に接続※
- 接続が終わると自動で充電が始まるため少し待つ
- パワースイッチがOFFの状態でどのドアでもいいので開閉する
- 一度エンジンスイッチ(パワースイッチ)をONにする
【スマートエントリー&スタートシステム車】エンジンスイッチ(パワースイッチ)をイグニッションONモードにしてからエンジンを始動 - エンジンがかかれば成功
- エンジンを切らずに降車、先の手順とは逆の手順でケーブルを取り外す
黒いケーブル→赤いケーブル - エンジンを切らずに、そのまま30分程度走行する
※製品によっては、バッテリーのマイナスにつなぐよう指示がある場合があります。
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ハイブリッドカーのバッテリーについて
「ハイブリッドのヴェルファイアはバッテリーを2も積んでいるのになぜバッテリー上がりが起きるの?」
「ハイブリッドカーのバッテリーは容量が大きいはずでは?」
と疑問に思うドライバーも多いかと思います。
そこで少しだけ詳しくハイブリッドカーのバッテリーについて解説します。
ハイブリッドカーには2つのバッテリーが積まれている
ハイブリッドカーには「補機バッテリー」と「駆動バッテリー」の2種類が積まれています。
わかりやすく違いを解説します。
補機バッテリーは電気系統用のバッテリーで、ガソリン車や電気自動車などにも広く積まれています。
先にバッテリー上がりの対処をおこなったのも、この補機バッテリーです。
駆動バッテリーは走行用のバッテリーです。
ハイブリッドカーはガソリンエンジンと電気で動かす走行モーターで走っています。
この走行用モーターの電力が駆動バッテリーなんです。
駆動バッテリーは容量が大きいためったにバッテリー上がりは起きません。
また万が一起きた場合も、ジャンプスタートによる復旧はできません。
これが2つのバッテリーの違いです。
どちらかが空っぽになれば、ハイブリッドカーは動きません。
そのためバッテリーを2つ積んでいても、バッテリー上がりが起きるんですね。
バッテリー上がりの予防方法
バッテリー上がりはちょっとした工夫や心がけで防げます。
できることから、はじめてみましょう。
- ルームランプ、ハザードやヘッドライトの消し忘れを確認する
- カーアクセサリーは必要最低限。別電源にするなどバッテリーへの負担を軽減する
- エンジンの回転数が下がったアイドリング、渋滞後。最低30分は走り続けて充電
- 週に1度は30分程度ドライブする
- バッテリーの寿命は2~3年。3年が過ぎたらバッテリー交換を考える
「走行して充電→エンジンと連動して発電機(オルタネーター)が発電→バッテリーに蓄電→バッテリーに蓄えた電力をエンジン始動や電気系統に供給する」を繰り返してバッテリーは充電されます。
「充電量以上の電力を使わない、エンジンを回転させて充電する」そして「蓄電能力が落ちたバッテリーは交換する」を心がけてみましょう!
バッテリー上がり対処&バッテリー交換は【カーバッテリー110番】におまかせ
バッテリー上がりの対処は道具さえあれば自分でおこなえます。
しかし「どの道具をそろえればよいかわからない」「自分でハイブリッドカーをいじるのは不安」というかたも多いでしょう。
そんなときは【カーバッテリー110番】に、お電話ください!
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【カーバッテリー110番】は全国にネットワークがあるカーバッテリー専門修理業者です。
事前の会員登録はなしでお使いいただけるため、今からでもお使いいただけます。
お電話いただければ、加盟店スタッフが最短5分で現場に直行。
全国どこからお使いいただいても出張料は、無料です。
ヴェルファイアのバッテリー上がりの対処は、8,800円(税込)から対応!
万が一バッテリー交換が必要な場合は、30,100円(税込)から交換いたします。
※バッテリー交換の対象エリアは「東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、愛知県、滋賀県、大阪府、京都府、兵庫県、奈良県」です。
20系、30系ヴェルファイアも!
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