「アルファードのエンジンがかからなくなった!」
家族全員でお出かけするときにとても便利に使えるアルファード。
これから使おうとしたときにバッテリー上がりが起こってしまい、急ぎの解決が必要ではありませんか?
アルファードのバッテリー上がりの対処法はガソリン車かバッテリー車のどちらかでやり方が異なります。
この記事では、アルファードのバッテリー上がりを確実に直すための正しい対処法をご紹介します。
バッテリー上がりを直して、家族みんなでお出かけできるようにしましょう。
ただし、バッテリー上がりを直すには専用の道具が必要です。
道具を準備できない場合は、業者依頼が一番早くバッテリー上がりを解決できますので【カーバッテリー110番】にご相談ください。
迅速にバッテリー上がりに対処してくれる業者に依頼できます。
アルファードのエンジンがかからない?バッテリー上がりの見極め方
バッテリー上がりの対処をおこなう前に、アルファードのエンジンがかからない原因が本当にバッテリー上がりかを確かめましょう。
アルファードが運転できないときに、すぐに解決できる解決策をまとめました。
これで車が動けば、バッテリー上がりの対処は必要ありません。
- ブレーキやレバーの操作を誤っていないか確認
- 手元にカギはあるか・電池はあるか確認
- ハンドルが動くか確認
- 車の症状・音を確認
ブレーキやレバーの操作を誤っていないか確認する
車に乗るのが久しぶりの方や、初心者の方に特に多いケースです。
お使いのアルファードがAT車である場合、ブレーキの踏み込みが浅いとエンジンがかからないケースがあります。
またシフトレバーがパーキング(P)やニュートラル(N)に入っていると、エンジンがかかりません。
手元にカギはあるか・電池はあるか確認する
アルファードは電子キー(スマートキー)が手元にないとエンジン(またはハイブリッドシステム) がかかりません。
これはスマートエントリーシステムという、カギがなくてもエンジンを始動させるシステムを使っているためです。
まずは手元にカギがあるかどうか?を確認しましょう。
また、アルファードの場合、電子キーの電池残量がなくなるとエンジンを停車した際に車内から警告音がなるため、電池切れが疑われる場合は一度交換しましょう。
電池の寿命は1~2年以上程度、交換はマイナスドライバーなどの道具があれば自宅でもできますよ。
ハンドルが動くか確認する
エンジンがかかっていない状態でハンドルを回す。
もしくはドアの開閉をおこなうと、ハンドルが固定されるハンドルロック(ステアリングロック)がかかります。
バッテリー上がりではハンドルは固定されないため、すぐに見分けがつきます。
アルファードの場合、ガソリン車、ハイブリッドカー問わずすべての車に搭載されているため、ステアリングロックの可能性があるんです。
ハンドルロックがかかったら、カギを挿し込みながらハンドルを回す、もしくはパワースイッチをオフにしながらハンドルを回すと解除できますよ。
車の症状・音を確認する
車から普段聞きなれない音や電子音が聞こえた場合、何らかの異常が発生しているかもしれません。
例えば、エンジンをかけるといつもは「ギュルルル!!」と元気のよい音がするのに「カチカチ」「カリカリ」という弱弱しい音が聞こえた場合。
バッテリー上がりにより、セルモーターが弱くなっていると考えられます。
また車に乗った際に警告音が鳴った場合、スマートキーの電池残量が少ない可能性があります。
ほかのバッテリー上がりの症状と合わせて確認しましょう。
バッテリー上がりで起きる症状、バッテリー上がりの判断基準
アルファードにはガソリン車とハイブリッド車がありますが、バッテリーが上がると起きる症状はどちらも同じです。
- ルームランプ、ヘッドランプが暗い
- エンジンのかかりが悪い、かかりにくい
- パワーウィンドウの開閉が遅い
- アイドリングストップができない(ガソリン車)
- 電池切れではないのにカギが開かない
アイドリングストップとは、信号待ちなどの停車時に自動でエンジンが切れるシステムのことです。
アイドリングストップはバッテリーが上がりかけていると、うまく作動しない場合があります。
上記の症状が出たら、バッテリー上がりの可能性が高いです。
バッテリー上がりが起きる前に、上記の症状がなかったか思い出してください。
またアルファードの場合、充電系統に異常が見られると「警告灯」が点灯します。
警告灯点灯前に、上記の条件が見られたらバッテリー上がりの可能性があります。
一度バッテリーの状態をチェックしましょう。
アルファードでのバッテリー上がり対処の前の注意点
対処法は「バッテリーを充電する応急処置」と「バッテリーそのものを交換する本格的なもの」の2つです。
これからバッテリー上がりの対処を解説します。
その前に注意点を解説します。
- オートアラームが鳴る
- カギが開かない場合はメカニカルキーを使う
- メモリが初期化しているおそれがある
- ケガや事故に注意する
オートアラームが鳴る
アルファードのボンネットを開けると、クラクションが鳴ります。
これは「オートアラーム」という盗難防止機能のひとつで、車の故障ではありません。
オートアラームはあらかじめ解除できないため、音が鳴り始めてから対処します。
ドアを開けて、エンジン(もしくはハイブリッドシステム)を始動すれば解除できます。
カギが開かない場合はメカニカルキーを使う
バッテリーが上がると電子キーが使えなくなる場合があります。
カギが開かないときは「メカニカルキー」を使って、ドアを開けます。
メカニカルキーとは、電子キーに付属している鉄製のカギのことです。
電子キー側面の解除ボタンを押すと、取り出せます。
取り出したメカニカルキーをドアのカギ穴に挿しこめば、ドアが開きます。
メモリが初期化しているおそれがある
近年の車は電子化が進み、車にはさまざまな電子機器が搭載されています。
車の電子機器の中には、さまざまな情報が記録されていますが…。
バッテリーが上がるとそのメモリが消えてしまうかもしれないんです。
たいていの場合、バッテリー復旧後に自動回復します。
しかし、たまに「車内の時計がズレた、アイドリングストップの調子がおかしい」などの不具合が残ります。
車内の時計のズレ程度なら自分でも直せますが、アイドリングストップなど車の運転にかかわる場合はすぐに整備工場に連絡してください。
ケガや事故に注意する
ブースターケーブルの接続やバッテリーの交換には、ケガや事故の恐れがあります。
例えばブースターケーブルをつなぎ間違えると火花が出る。
バッテリーから垂れていた液(希硫酸)に触れると炎症が起きるなどです。
アルファードの説明書をよく読み適切におこなってください。
また「ケガや事故が心配…」というかたは、プロにおまかせください。
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アルファードでのバッテリー上がり3つの対処法
アルファードのバッテリー上がりは以下の3つがあります。
それぞれ詳しい手順を解説しますので、参考にしてアルファードのエンジンが再び動くように直してみてください。
- ジャンプスタートをする
- ジャンプスターターを使う
- バッテリーを交換する
ジャンプスタートをする
アルファードと別の車(救援車)をブースターケーブルでつなぎ、バッテリーに電気をわけてもらう方法です。
これを「ジャンプスタート」といいます。
救援車になれる車は、ガソリン車、ハイブリッドカーともに「アルファードと同じ電圧の12Vの車」のみです。
「大型トラック、ハイブリッドカー、電気自動車」とジャンプスタートをおこなうと、故障の恐れがあります。
ジャンプスタートはガソリン車とハイブリッド車で少し異なります。
分けて解説しますね。
【アルファード】ガソリン車の場合
アルファードのガソリン車がバッテリー上がりを起こしたときには、バッテリーに直接電気を送ります。
そのため、救援用端子はありません。(2021年3月現在)
- プラス(赤)とマイナス(黒)のブースターケーブルを用意する
- アルファードのヘッドライト、ルームランプ、エンジンを切っておく
- アルファードのボンネットを開けて、エンジンルームが見えるようにする
- 救援車とアルファードを近づけて止める(どちらの車もAT車はパーキング、MT車はニュートラル。サイドブレーキをおろしていることを必ず確認してください。)
- アルファードのバッテリーのプラス端子とブースターケーブルのプラス(赤)をつなげる
- 救援車のバッテリーのプラス端子に、プラス(赤)のブースターケーブルをつなげる
- 救援車のバッテリーのマイナス端子に、マイナス(黒)のブースターケーブルをつなげる
- マイナス(黒)のブースターケーブルを、アルファードの未塗装の金属部に接続する
- 救援車のエンジンかけて、5~20分ほど待つ(バッテリーの状況によって異なるためもっとかかる場合もあります)
- アルファードのエンジンがかかったらエンジンをかけたまま車を降りる
- アルファードのマイナス(黒)ケーブル、救援車のマイナス(黒)ケーブルを取り外す
- 救援車のプラス(赤)ケーブル、アルファードのプラスケーブル(赤)を取り外す
【アルファード】ハイブリッドカーの場合
アルファードに限らず、ハイブリッドカーには「補機バッテリー」と「駆動バッテリー」の2種類が積まれています。
補機バッテリーは、アルファードのエンジンをかけ、ルームランプやヘッドライトなどに電気を送っているバッテリーです。
そのため、補機バッテリーが上がるとエンジンがかかりにくい、電気系統が暗いなどの症状が現れます。
補機バッテリーはガソリン車にも搭載されており、万が一アルファードのバッテリーが上がった場合でもガソリン車からならジャンプスタートが受けられるんです。
ハイブリッドカーのアルファードにはボンネットを開けると「救援用端子」があり、この端子を使ってジャンプスタートをおこないます。
- プラス(赤)とマイナス(黒)のブースターケーブルを用意する
- アルファードのヘッドライト、ルームランプ、エンジンを切っておく
- アルファードのボンネットを開けて、エンジンルームが見えるようにする
- 救援車とアルファードを近づけて止める(どちらの車もAT車はパーキング、MT車はニュートラル。サイドブレーキをおろしていることを必ず確認してください。)
- アルファードの救援用端子とブースターケーブルのプラス(赤)をつなげる
- 救援車のバッテリーのプラス端子に、プラス(赤)のブースターケーブルをつなげる
- 救援車のバッテリーのマイナス端子に、マイナス(黒)のブースターケーブルをつなげる
- マイナス(黒)のブースターケーブルを、アルファードの未塗装の金属部に接続する
- 救援車のエンジンかけて、5~20分ほど待つ(バッテリーの状況によって異なるためもっとかかる場合もあります)
- アルファードのエンジンがかかったらエンジンをかけたまま車を降りる
- アルファードのマイナス(黒)ケーブル、救援車のマイナス(黒)ケーブルを取り外す
- 救援車のプラス(赤)ケーブル、アルファードのプラスケーブル(赤)を取り外す
- あとは30分以上走行し、バッテリーを充電する
ハイブリッドカーは救援車になれない
ガソリン車、ハイブリッドカーに限らずアルファードにジャンプスタートができるのは「12Vのガソリン車のみ」でした。
これは、ハイブリッドカーはスマートシステム起動時に大きな電流が流れるためです。
もしもハイブリッドカーのアルファードが救援車になると、アルファードやバッテリー上がりの車が故障する可能性があります。
ハイブリッドカーに乗っている方は、「救援車になれない」と注意してください。
- 〇 ジャンピングスタートができる
-
ガソリン車→ハイブリッドカー
- × ジャンピングスタートができない
-
ハイブリッドカー→ガソリン車、ハイブリッドカー
ジャンプスターターで充電する
ジャンプスターターとは、バッテリーが上がったときに一時的に電力を与える「車の応急処置道具」です。
日ごろから車に常備してあると安心ですが、旅行先のホームセンター、カー用品店などでも購入できます。
ジャンプスターターの使い方はお手持ちの製品によって異なります。
実際におこなう場合はジャンプスターターの説明書、アルファードの取扱説明書をご確認ください。
- クリップのプラス(赤)とマイナス(黒)を確認
- 救援用端子とジャンプスターターのプラス(赤)を接続※1
- ジャンプスターターのマイナス(黒)をアルファードのボディーアース(エンジンルームの未塗装の部分)接続※1
- プラス・マイナスの接続が終わると、自動で充電が始まる
- ジャンプスターターの充電完了ランプや完了表示がついたら終わり
- 充電が足りないとエンジンがかからないため、1~4を繰り返す
- エンジンがかかったら、エンジンは切らずにジャンプスターターを取り外す
- 先ほどの順とは逆に、マイナス端子、プラス端子の順で取り外したら終了
- バッテリーを充電するため、30分以上走行する
※1ガソリン車の場合は、エンジンルームのバッテリーに接続します。
ジャンプスターターのプラス(赤)をバッテリーのプラス端子、マイナス(黒)をマイナス端子に接続。
バッテリーを交換する
頻繁にバッテリー上がりが起きるのであれば、バッテリーの寿命かもしれません。
バッテリーの状態をチェックし、以下の状態に当てはまったら一度交換しましょう。
また、ハイブリッドカーの場合、チェックするのはガソリン車と「補機バッテリー」です。
駆動バッテリーは高圧電流が流れて危険なため、触らないでください。
- バッテリーを最後に交換して2~3年経過した
- バッテリー本体が膨らんでいる
- バッテリー本体が液だれしていたり、粉を吹いていたり異常が見られる
- 何度もバッテリー上がりを起こす
アルファードのバッテリー交換は業者依頼がおすすめ
アルファードのバッテリー交換は業者に依頼することをおすすめします。
なぜなら、アルファードはガソリン車の場合はアイドリングストップなどの電子制御で動く機能があります。
バッテリーからの電気が一時的になくなる、バッテリー上がりなどの場合にはこの電子制御のメモリが消えて不具合が発生するかもしれないんです…。
また、ハイブリッドカーの場合、バッテリーはひとつではなく駆動バッテリーがあります。
駆動バッテリーは高圧電流が流れているため大変危険です。
車整備の知識がないと、ガソリン車もハイブリッドカーも故障や事故のおそれがあるためプロに任せましょう。
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出張費は無料、詳しくは下記の番号へお電話ください。
※バッテリー交換の対象エリアは「東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、愛知県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県」です。
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アルファードのバッテリー上がりを業者に依頼したときの費用相場
今回は無作為に選んだロードサービスをおこなう会社に価格に関するヒアリングを実施。
さらに大手ロードサービスのバッテリー上がり費用と弊社の「カーバッテリー110番」も比較すると以下のようになりました。
※各社ヒアリング調査による出張費、作業費込みの価格(2021年3月現在)
会社によっては対象エリアが限られている場合がございます。
調査の結果アルファード(普通車)のバッテリー上がりの料金は、平均約1万円(11,547円)でした。
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バッテリー上がりのロードサービスをおこなう業者には、「対象エリアが決まっている業者」と「全国どこへでも対応している業者」の2つあります。
対象エリアが決まっている業者は、「対応エリアは県内や市内だけだが安い。反面エリア外の場所には出張料が発生。
出張料だけで1万円を超える高額な場合」もあります。
ご依頼の際には、「提示された価格が出張料込みの価格かどうか?」をご確認ください。
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アルファードのバッテリーが上がった原因、上がりやすくなった原因と予防策
バッテリー上がりはちょっとしたことの積み重ねで起きるため、原因を把握し防ぎましょう。
アルファードにはガソリン車とハイブリッドカーがありますが、どちらもバッテリーが上がる原因は一緒です。
長時間ライトが点いていた
バッテリー上がりで最も多いのは「ライトの点けっぱなし」です。
バッテリー上がりは、バッテリーに蓄えられている電力が底を尽きてしまうと起こります。
車のライトはバッテリーの電力で点灯しているため、長時間ライトを点けっぱなしにしているとバッテリーに蓄えられている電力をすべて使い切ってしまいます。
走行頻度が少ない
「車を週に1度しか乗らない」「毎日乗るが1日数分程度」という場合、バッテリーが上がりやすくなります。
車には「オルタネーター」という装置があります。
オルタネーターは、エンジンの回転により電気を発電する装置で、発電した電気はバッテリーに蓄えられます。
そのため車にあまり乗らないと発電量が足らず、バッテリーが上がりやすくなるんです。
さらに車のバッテリーは常に自然放電を起こしています。
車にあまり乗らないと「電気が自然に減っているのに、車の発電がない」ために、バッテリーが上がりやすくなります。
バッテリーの寿命
アルファードの製造元のトヨタによると「補機バッテリーの寿命は2~3年程度。駆動バッテリーは使用条件によるため一概にはいえない」とのことです。
バッテリーは電力を蓄える装置ですが、寿命が近づいてくると蓄えられる電力が減ります。
そのため、寿命が近いとバッテリーが上がりやすくなるのです。
冷暖房の使い過ぎ
バッテリーはライト類以外にも、冷暖房でも使用します。
昼間は使用量が減るライトと違い、1日中使うことも多くバッテリー上がりの原因になります。
また、停車中(アイドリング中)では冷暖房の機能が落ちるだけでなく、発電量が少ないのに使う電力が多いのでバッテリーが上がりやすくなります。
外気温の変化
バッテリーの内部では、バッテリー液(希硫酸)が化学反応を起こし電気を充電、供給しています。
しかし寒くなると化学反応が鈍くなり、バッテリーが上がりやすくなるんです。
そのため冬場や寒冷地はバッテリーが上がりやすいといわれています。
最大の原因はバッテリーの寿命
1番大きな原因は「バッテリーの寿命」でしょう。
先に少し触れましたがバッテリーの寿命は大体2~3年ほどです。
バッテリーは寿命が近づくと、蓄電する力が落ちるためバッテリーが上がりやすくなります。
また、「一度ジャンプスタートをしても、すぐにバッテリーが上がる」という場合は寿命に加え以下のことをチェックしてください。
- ジャンプスタート後、すぐにエンジンを切った
-
ジャンプスタートでおこなう充電は、エンジンがかけられる程度の少しだけのものです。
そのため、1度エンジンを切ってしまうとバッテリーが空っぽのままなのでエンジンがかからなくなるんです。 - 走行距離が短く、充電量が足りていない
-
バッテリー上がりのあと、充電するため30分ほど走行します。
しかし、エンジンを走行させずにふかす「アイドリング」で充電したり、走行距離が短かったりすると再びバッテリーが空になります。
まとめると、ジャンプスタートのあとにエンジンを切らずに、30分以上走行すると次にエンジンを切っても大丈夫です。
バッテリー上がり以外でエンジンがかからないケース
「ジャンプスタートを試してもダメだった…」そうなると、バッテリー以外に問題がありそうです。
オルタネーターの不具合・故障
例えば、バッテリーを替えたばかりなのに、バッテリーが上がったという場合。
バッテリーではなく、電気を作るオルタネーターに不具合があるかもしれません。
アルファードの場合、オルタネーターの不調はバッテリー上がりのときと同じバッテリーマークの警告灯が点灯します。
バッテリーターミナルの不具合
バッテリーに問題があるのではなく、バッテリーを接続する部品に問題があるのかもしれません。
バッテリーターミナルとは、バッテリーのプラス・マイナス端子についている金属製の部品です。
これがサビたり、白く粉を吹いたりするとバッテリーの性能が落ちるんです…。
ヒューズが飛んだ
ヒューズとは電子機器に使われる安全装置のようなもの。
アルファードなどの車の場合は、電気系統の配線に故障につながる高い電流が流れるとこのヒューズが飛ぶ(切れて)それ以上電気が流れないようにするんです。
ヒューズが飛ぶ原因は、配線のショートが考えられます。
例えば、後付けのカーアクセサリーを接続する際に、電子系統の配線の被膜を傷つけたなどです。
バッテリー上がり以外の原因は、すぐには解決せず、バッテリーを取り替えただけでは回復しません。
お近くの整備工場などに連絡し、見てもらいましょう。
アルファードとヴェルファイアはバッテリー上がり対応は同じ
ヴェルファイアはアルファードの兄弟のような車です。
そのため、バッテリー上がりの対応はほぼ同じです。
もしも、ヴェルファイアでバッテリー上がりなどに困っている方がいれば、この記事に書いてあることを参考にしていただければ解決するはずです。
まとめ
アルファードのバッテリー上がりはジャンプスタートという方法で解決できます。
ブースターケーブルを使って、今回ご紹介した手順通りに作業をしましょう。
ただし、ガソリン車とハイブリッド車では方法が異なるので、よく確認してから作業を始めてください。
また、今すぐにでもバッテリー上がりを解決したいのであれば、ジャンプスタート作業に慣れているプロの力を借りるのがおすすめです。
【カーバッテリー110番】では、バッテリー上がりのトラブル解決対応の実績が豊富なプロの業者に依頼できます。
すぐに対応できるよう24時間365日受け付けていますのでお困りでしたらお気軽にご連絡ください。