バッテリー上がりをガソリンスタンドで直したい!その他の充電方法も

ガソリンスタンド バッテリー上がり

急な車のバッテリー上がりで困った!そんなとき、身近にあるガソリンスタンドで対応してもらえれば助かりますよね。ただ、どのガソリンスタンドで対応してもらえるのかわからないし、車を動かせない場合はどうすればいいのでしょうか?それに、ロードサービスなどに依頼する場合との費用の違いも気になります。早くてお金のかからない方法で解決したいですよね。

このコラムでは、気になるガソリンスタンドやそれ以外の方法でのバッテリー復帰方法の費用、さらには今後バッテリー上がりを起こさないための対策をご紹介します。急なトラブルにも焦らず速やかで正確な判断をするために、ぜひご一読くださいね!

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目次

バッテリー上がりをガソリンスタンドで解決する

バッテリー上がりで車のエンジンがかからないとき、一番に浮かぶのはロードサービスかもしれません。しかし、ロードサービスを依頼するにしても会員に加入していなければ高額の費用がかかるうえ、事故や故障が重なる時期は対応までの待ち時間が長いときもあるのです。

そこで、近くにあるガソリンスタンドに救援を依頼すれば手軽にバッテリー上がりを解決できるのではないか、と考える方もいるのではないでしょうか?実際にガソリンスタンドで問題を解決できるのかみていきましょう。

ガソリンスタンドによっては出張してきてくれることも

ガソリンスタンドによっては出張してきてくれることも

近くにガソリンスタンドかあっても、多くの場合はバッテリー上がりが起きるとエンジンがかからないため自走することができません。そこで近場にガソリンスタンドがあれば、出張して対応してくれることもあります。ただし、すべてのガソリンスタンドがあらゆる状況に対応しているわけではありません。出張してバッテリー上がりの対応が依頼できるか、電話で確認してみましょう。

ここで、出張して対応してもらえる場合は、費用や時間をよく確認して依頼しなければいけません。流れとしては救護車が到着すると、整備士がジャンピングスタートという方法でバッテリー上がりを起こした車のエンジンをかけます。ジャンピングスタートとは、ブースターケーブルと呼ばれる2本のケーブルを使用してほかの車から電気を分けてもらうことでエンジンを始動させる方法です。

ジャンピングスタートによるバッテリー上がりの復帰作業にかかる作業自体は、数分程度です。この作業がうまくいけば、バッテリー上がりを起こした車のエンジンはかかります。しかし、エンジンが始動しただけではバッテリーの充電はほとんど空っぽのままなので、すぐにエンジンを切らないように注意しましょう。

アイドリングの状態でもバッテリーの充電はできますが、エンジンを動かして走行することで緩やかにバッテリーが充電されます。バッテリー上がりから復帰したばかりの車には1時間程度のドライブがおすすめです。

気になる費用は出張する距離や業者によりますが、約10,000円~15,000円のところが多く、ガソリンスタンドによっては会員ならば無料でロードサービスが受けられる場合もあります。各社で価格は違いますので、必ず事前に相談し、納得したうえでご利用ください。

ガソリンスタンドでの充電について

もしバッテリー上がりを起こした車、もしくはバッテリー単品をガソリンスタンドに持ち込むことができるならば、ガソリンスタンドでの充電も可能です。しかし、この場合もすべてのガソリンスタンドが常時充電に対応しているわけではないので、事前に電話で確認しましょう。

また、急速充電を依頼する場合、バッテリーに負担がかかることがあります。事前に説明を受けて、メリット・デメリットを納得したうえで依頼しましょう。費用は、1,000円~2,000円程度のところが多いようです。

ガソリンスタンド以外でバッテリーを復帰させる方法

もし出張に対応しているガソリンスタンドがなかった場合は、それ以外の方法をとるようにしましょう。ガソリンスタンドに頼らずともトラブルを解消する方法はあるので、以下を参考にしてみてください。

知人の車に助けてもらう

タイミングよくバッテリー上がりを助けてくれる人がいれば、その人に頼るのもひとつの方法です。この方法をとる場合、ガソリンスタンドの人に出張してきてもらうときと同様に、ジャンピングスタートによりバッテリー上がりをした車のエンジンを始動させることとなります。

そのため、知人にはブースターケーブルを忘れずに持ってきてもらいましょう。ブースターケーブルは、ホームセンターやカーショップで手軽に入手できます。なお、構造の都合上、助けてもらう知人の車はハイブリッドカーではなく、ガソリン車でなければジャンピングスタートによるバッテリー復帰ができません。

ガソリンスタンドやロードサービスの方は知識も豊富で作業に慣れているので、作業をお任せしても心配はないでしょう。しかし、素人の方が間違った方法でバッテリーに触ると非常に危険ですので、バッテリー復帰作業は充分に注意しなければなりません。

必ず救護車のエンジンを切ってから、ブースターケーブルの接続作業を開始しましょう。ブースターケーブルは赤と黒の2本(赤が【+】、黒が【-】)セットになっています。まずはブースターケーブルの断線や被膜の破れ、端子の不具合がないか確認が必要です。確認を終えたらいよいよ接続ですが、次の手順が重要です。

  1. バッテリー上がり車の【+】から救護車の【+】へ
  2. 救護車の【-】からバッテリー上がり車の【-】へ

上記の順にブースターケーブルを接続します。そして、車のシフトレバーやサイドブレーキの位置が停止になっているか確認したら救護車のエンジンをかけます。救護車のアクセルを踏んで回転数を上げてから、バッテリー上がり車のエンジンをスタートさせます。

無事にバッテリー上がり車のエンジンがかかれば、救護車はエンジンを切っても構いません。必ず、接続した場合と逆の手順でケーブルを外しましょう。その後は、バッテリー上がりを起こした車の方は、バッテリーが充電されるまでアイドリングやドライブを続ける必要があります。

自分で復帰させる(モバイルバッテリー)

知人がみつからないときや、ロードサービスを依頼するのにかかる費用や時間に問題があるときもありますよね。とくにお盆やお正月などの長期休暇には、ロードサービスの受付は大混雑します。そんな場合には、ジャンプスターターというモバイルバッテリーを使用してバッテリー上がりから復帰させる方法があります。

使用方法は取扱説明書にしたがって、付属ケーブルの黒いクリップをバッテリーの-端子、赤いクリップを【+】端子につなぎ、ケーブルをモバイルバッテリー本体のソケットにつなぐだけです。差し込み口は【+】【-】を間違えないような構造になっていますが、念のため注意してつなぎましょう。そして、通電が確認されれば車のエンジンをスタートさせます。以後の手順は、ほかの復旧方法と同じです。

ただ、モバイルバッテリーの充電が不十分だとこの作業がうまくいきません。日頃から充電状態をチェックして、高温多湿になる環境を避けて保管してください。間違った保管をすると、火災や漏電の危険があります。

また、このジャンプスターターは、バッテリー上がりの場合以外にも、USBケーブルを使ってスマートフォンなどの緊急時バッテリーとして使用することもできます。カーショップやホームセンター、ネットショップで手軽に入手することができるので、おすすめです。値段も2,000円~8,000円程度と手をだしやすい値段なので、万が一の場合に備えて、ジャンピングスターターを用意しておくとよいかもしれません。

ロードサービスを呼ぶ

いろいろな自己解決の手段はありますが、どれも難しい場合は、安心できるロードサービスを依頼するのが早くて確実かもしれません。ロードサービスに加入していれば無料で依頼できますし、加入している任意保険にロードサービスも含まれている場合があります。

バッテリー上がりに対応してもらう費用

バッテリー上がりを解決する費用がどれくらいかかるかは、やはり気になりますよね。一般的なロードサービスにバッテリー上がりの出張対応を依頼すると、13,000円ほどになります。もしロードサービスに加入していなくても、まずは自動車保険の契約内容やクレジットカードについている保険の契約内容を確認することをおすすめします。

持っているクレジットカードについている保険で、無料のロードサービスを利用できるかもしれません。「ロードサービスに加入しているかわからない」「どこに頼むべきかがわからない」といった場合は、弊社をご利用ください。お電話していただくだけで、お近くの業者を派遣いたします。

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バッテリー上がりを起こさない対策

バッテリー上がりを起こさないために、事前にできる対策はあるのでしょうか?バッテリー上がりで時間やお金を無駄にするという万が一の事態を起こさないためにも、その対策について確認していきましょう。

バッテリーはなぜ上がってしまうのか

バッテリーはなぜ上がってしまうのか

車は、エンジンを始動して走行しながらバッテリーを充電しています。エンジンの始動をするとき以外にも、バッテリーに蓄えられた電気はヘッドライトの点灯やカーナビの動作、オーディオに使われることで充電された電気が放電されます。(自然放電含む)

バッテリーの充電が車内装備品などによる放電に追いついていない場合やバッテリーの寿命により十分に充電ができない場合に、バッテリー上がりが起きるのです。バッテリーの寿命は車内装備品や車の使い方によりますが、3年から5年程度が目安です。

本来の電圧が十分に確保されなくなれば寿命です。バッテリーの電圧は、ガソリンスタンドやカーディーラーでチェックできます。

バッテリーを上げない使い方

最近は、高度な車内装備品が多く消費電力も大きくなりがちです。車内の照明やテレビなどをつけっぱなしにしない、エアコンやオーディオは適切に使うことを心がけましょう。照明やライトのバルブを、ハロゲン電球からLEDライトに交換することでも節電が可能です。

それ以外にも車を長期間放置せず、ときどきエンジンをかけて走らせてあげましょう。それでもバッテリーが上がってしまったら、オルタネーターという充電機能などの故障も考えられます。自分ではわからない問題が発生したら、無理をせずに業者を呼びましょう。

まとめ

日頃からマイカーのメンテナンスをして早めに整備をしたり、万が一のバッテリー上がりに備えて便利なサブバッテリーを携帯しておくのも不安を減らすのによいですね。

予期せぬバッテリー上がりは不安な気持ちになりますし、慣れないバッテリーやケーブルを触る作業は少し怖いものです。そんなときは、安心で楽しいカーライフを過ごすためにも、お気軽に業者にご相談されてみてはいかがでしょうか。

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