車のバッテリーの充電方法・仕組み|上がってしまう原因と対処法

車のバッテリー 充電方法 仕組み

この記事では、車のバッテリーの仕組みや充電方法をご紹介します。普段お使いの車のバッテリーをどのようにして充電したらよいかわからないという方、またバッテリーの仕組みが気になるという方はぜひ参考にしてみてください。バッテリーの仕組みや安全な使い方を知ることによって、車をより長持ちさせることができるでしょう。

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目次

車のバッテリーの仕組み|充電の仕方とは

仕組みや役割がわからなければ、バッテリーの消耗を抑えることも難しいです。そのため、まずは車のバッテリーの仕組みや役割を理解しましょう。仕組み・役割・充電方法の順にご紹介していきます。すぐに充電させたい場合の手段や、タイミングについても併せてご紹介していきますのでチェックしてみてください。

車のバッテリーの仕組み・役割は?

車のバッテリー

バッテリーは車を使用するうえで、欠かせない存在です。しかし、具体的にどのような仕組みで動いているのかをご存知の方は少ないかもしれません。バッテリーについて知るためにも、ここでは仕組みや役割について解説をおこなっていきます。

車のバッテリーの仕組み

車のバッテリーでは基本的に、「鉛畜電池」によってできています。この鉛蓄電池には、鉛や希硫酸などが使われており、それらが化学反応を起こすことで電子を生み出しています。そしてその電子が電流となり、電力となるのです。

車のバッテリーの役割

車は機体を動かしたり、エアコンや音楽機器などを使用したりするために、電力が必要です。バッテリーはそのような電力を、生み出して蓄えるという役割を持っています。

しかしこのバッテリーに蓄えられている電力は、走行距離が短かったり長い間運転していなかったりすると、自然放電が起きて最終的にはなくなってしまいます。もし車のバッテリーの充電がなくなってしまった場合には充電をしましょう。次の項目で充電方法をご紹介します。

車のバッテリーの充電方法

車を走行させると、オルタネーターから電気が供給されバッテリーが充電できます。車を使用しない期間が長いと、貯蓄しておけるようにも感じますが、電気は自然放電してしまうため、定期的に走行させる必要があるのです。

充電器を使う方法もある

バッテリーを充電する方法は、車の走行だけではありません。充電器を使うという手もあります。充電器を使用する具体的な手順は以下のとおりです。

充電の手順
  1. コンセントが使用できる位置まで車を移動させる
  2. ボンネットを開けてバッテリーにケーブルをつないでいく
  3. (プラス端子に赤のケーブル、マイナス端子に黒のケーブル)
  4. ケーブルをつないだら、コンセントに充電器を挿す
  5. アンペア数の設定をおこなう
  6. 電圧と充電量を確認し、大体90パーセントほどになったら充電を終了する

すぐに充電させたい!急速充電の方法とリスク

車のバッテリー充電をすばやく終わらせたいという場合には、急速充電をおこなうという手段があります。急速充電とは、普通充電よりも短い時間で運転できるまでバッテリーを充電できる方法です。

急速充電をおこなうときには、大きな電流を出せる専用の充電器が必要です。ですが、バッテリーの寿命を縮めてしまうことになりますので、推奨はできません。

また密閉型というバッテリーの種類では、急速充電をおこなうと、バッテリー本体が膨らんでしまい爆発してしまうなどのトラブルが起こります。なぜなら、密閉型バッテリーだと発生した圧力を逃がすことができないからです。

このようなデメリットがあるため、緊急時以外で急速充電をおこなうのは控えることをオススメします。

バッテリーを充電するタイミングって?

バッテリーは通常、走行していれば充電されるため「いつ充電をおこなえばよいのかわからない」と思う方も多いでしょう。しかしバッテリーが寿命を迎えたり、過剰な電力の消費などによって、バッテリーに蓄えられている電力が不足してしまうことがあります。

電力が不足しているときは、充電をおこなわなければなりません。電力が不足しているときは下記のような症状が見られるので、確認をしてみましょう。

充電をすべきタイミング
  • 音量が不定期で低くなるとき
  • エンジンがかかりにくくなったとき
  • エアコンをつけてライトが暗くなったとき

急ぎでバッテリーの充電をしたいときには、業者に相談してみるとよいかもしれません。なぜなら、急速充電を使用せずに自分で充電をおこなうと、かなり時間がかかってしまうからです。ですが業者に依頼すれば現状の見極めを正しくおこなうので、バッテリーが上がったら業者に相談するようにしましょう。

弊社が運営する“カーバッテリー110番”は、深夜でも早朝でもお客様からお問い合わせに対応できるよう、コールセンタースタッフが常時待機しております。ですので、バッテリーに関してお悩みの際にはいつでも弊社にお問い合わせください。お客様の状況をお聞きし、ご要望に沿うことのできる業者を派遣いたします。

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車のバッテリーが上がるのはなぜ?

ここでは車の2種類のバッテリー、またバッテリーの型式についてご紹介していきます。これらはバッテリー上がりの原因にもつながります。対処法とともに見ていきましょう。

車のバッテリーには「開放型と密閉型」の2種類

車のバッテリー

車のバッテリーに種類があるのはご存知でしたか?ここではその種類を2つご紹介したいと思います。

開放型

開放型のバッテリーは、ふたがふさがっていないため、バッテリーが膨らむことがほぼありません。なぜなら、電圧が変化したりガスがバッテリー内部で発生したりしてしまっても開放することができるからです。この開放型バッテリーは急速充電をおこなうことができますが、バッテリーの寿命を縮めてしまう要因になるでしょう。

密閉型

密閉型のバッテリーは、開放型のバッテリーと比較すると値段が少々高くなってしまいますが、そもそもガスが発生することが珍しいというほど少ないため、危険な目に遭う確率が低いです。

バッテリーには型式がある!読み方や意味は?

バッテリーにある型式にはいったいどんな意味があるのでしょうか。ここでは、“55B24R”を例にあげてご紹介していきたいと思います。

55B24R
55

バッテリーの容量など、総合的な性能のランクを表しています。55、65、75と数字が大きくなっていくにつれて性能が高くなっていきます。バッテリー上がりは、バッテリーに蓄えられている電力を使い切ることで起こります。そのため、容量が大きいほど電力をたくさん蓄えることができて、バッテリー上がりも起きにくくなるかもしれません。

B

バッテリー本体の側面のサイズになります。Bの場合は高さが20.3センチメートル、幅が12.9(または12.7)センチメートルとなります。

24

バッテリー本体の長さを表しています。55B24Rの場合は、24センチメートルということになります。

R

端子の位置を表しています。プラス端子が右にくる場合はR、左にくる場合はLとなります。

上記でご説明したのは、JIS型式の場合です。欧州車用のバッテリー型式ですと仕様が異なりますので、ご自身の車がどちらに当てはまるかを確認しましょう。

バッテリー上がりの原因は?症状と対処法

バッテリーが上がってしまう原因を究明し、症状と対処法も合わせてご紹介していきます。当てはまる点がないか確認してみてください。

原因対処法
あまり車に乗らない電気を充電するために、定期的に走行をする
ヘッドライトなどをつけたままで放置するヘッドライトなどのライトはつけたままにしない
バッテリーの寿命が近づいてきた走行距離の分だけ充電がたまるので、走行距離を長くする
気温が低いため定期的に除雪作業をし、バッテリーを冷やさない工夫をする

バッテリー上がりで困ったら、業者に依頼しよう

車のバッテリーが上がってしまったら、業者に相談するようにしましょう。そうすることによって、迅速な原因究明、早期解決をすることが可能です。次の項目で車のバッテリーが上がってしまった際にかかる費用の相場をご紹介しております。業者に依頼する前に知っておくと役立つ情報ですのでぜひ参考にしてください。

業者に依頼をしてかかる費用相場

車のバッテリーを業者に充電してもらうときは、大体一万円前後が費用相場となります。ですが、この費用は依頼する業者によって異なりますので、ホームページや口コミサイトなどで情報を確認しておくとよいでしょう。

ただし、口コミサイトに書き込まれている情報に関しては、評価の基準に個人差があるため、正確性に欠けるかもしれません。参考程度にとどめておきましょう。もし弊社のホームページをご覧になり不明点などがございましたら、いつでも遠慮なさらずお問い合わせください。

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バッテリーの寿命は2~3年!長持ちさせる秘訣

バッテリーにも寿命があります。その寿命はおよそ2~3年だといわれており、あまり長くないのです。しかし、バッテリーの使い方によっては、長持ちさせることもできるでしょう。この章では2~3年で寿命がくる車のバッテリーを、長持ちさせる秘訣をご紹介いたします。日ごろからできるバッテリーの点検方法も併せて確認していきましょう。

バッテリーを長持ちさせるコツとは

工具を持つ作業者

バッテリーの寿命が2~3年とはいえ、長持ちさせることができればうれしいですよね。ここではコツをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

バッテリーの寿命を延ばすコツ
  • バッテリーが上がる原因になることをしない
  • ガソリンスタンドやディーラーなどでバッテリーの点検をしてもらう
  • 定期的に車を走らせる(目安として最低1週間に1回ほど)
  • エンジンをかけずにエアコンを使用したりライトをつけたりしない

日ごろから出来るバッテリーの点検方法

バッテリーの点検はどのようにおこなえばよいでしょうか。ここでは、日ごろからできる点検方法についてご紹介していきます。

点検方法
  • バッテリー本体にひびや割れがないか確認する
  • 液面を確認し、LOWER LEVELまで到達していないかチェックする
  • 端子がゆるんでいないか確認する

「車のバッテリーのもちが悪いな」と感じたときや、なにか困ったことが出てきたら、業者に相談してみるとよいかもしれません。業者に相談することによって、車のバッテリーがどのような状態なのか確認してもらうことができますし、なにより点検に慣れているためすばやく状態を把握することができます。

弊社の“カーバッテリー110番”はお客様よりご相談をいただきましたら、スピーディーに業者を手配することができますので、緊急時にもご利用いただけます。また、全国各地に加盟店がありますので、どこでも業者を派遣することが可能です。お困りの際は弊社にお問い合わせください。

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