カーバッテリーの充電器は選ぶ種類が重要です。カーバッテリーの電力不足は充電器などの道具を使って補うことになりますが、車によって対応するバッテリーの種類は異なります。選択するバッテリーとの相性が悪いと、充電に時間がかかったりショートや故障などのトラブルが発生したりするおそれがあるのです。
本記事では、カーバッテリー充電器の選び方と使用方法について詳しく解説いたします。お持ちの車の種類に合うようよく考えて購入しましょう。
また、バッテリー上がりが起こってしまったときの解決方法は充電器を使う以外にもあります。そのような方法があるかご紹介しますので、もしものときの参考にしてください。
カーバッテリー充電器が必要なタイミング
車の内部には、エンジン始動によるモーターの回転数に応じて作動する発電機が取り付けられています。走行中はその発電機からバッテリーへ絶えず電気が送られているため、止まることなく車を動かすことができるのです。
また、少し車を停めたくらいで電気がなくなることもないので、基本的にはわざわざバッテリー充電をおこなう必要はありません。
しかし、これからご紹介するような条件に当てはまると、バッテリーに十分な電気を保つことができないので、外部からの充電が必要になるのです。
バッテリーの電圧が下がっているとき
バッテリーはいつまでも同じ電圧を保っていられるわけではありません。使用していくうちに少しずつ劣化し、機能が低下していきます。
ヘッドライトが暗くなったり、パワーウィンドウの動きが悪くなったりしたら、バッテリーの電圧が下がってきているサインです。いつ電力不足で充電が必要になるか分からない状態なので、充電器を用意しておく必要があります。
バッテリーの電圧が標準値を下回っているとき
バッテリーの電圧は、状態によって多少の違いは出ますが、12Vが正常の数値といわれています。しかし、長く使用しているとこの標準値を下回ることがあるのです。
使用頻度などにもよりますが、バッテリーの寿命は3~4年といわれていて、それが交換の目安となっています。
寿命以上の年数使用しているバッテリーは、一度業者に点検を依頼して電圧の計測をしましょう。その結果、標準値を下回っていた場合は、バッテリーの充電や交換といった対処が必要です。
車の使用頻度が低くなっているとき
カーバッテリーは車の走行中に作動する発電機によって充電がおこなわれています。車の使用頻度が低くなると、発電機からの電気の供給が滞ってしまうので、バッテリーが充電不足になるのです。
そのまま放置しておくと、車を使用したいときに電力不足でエンジンがかからなくなるおそれがあるので、充電器での充電が必要になります。
バッテリーが上がったとき
車を停めた状態でエアコンやオーディオを使い続けるなど、過剰に電力を消費してしまうと、バッテリーの電力が底をつきバッテリー上がりを起こします。そのままでは車を動かすことができないので、バッテリーの充電が必要です。
カーバッテリー充電器を使った充電時間の目安
カーバッテリー充電器を使って充電をおこなった場合、充電器の種類やバッテリーの状態にもよりますが、満タンに充電するには8~10時間ほどかかります。
また、ガソリンスタンドなどにはパワーの大きな充電器が備えられています。バッテリーに大きな負荷はかかりますが、急速充電が可能なので急いで充電したい場合は活用してもよいでしょう。
バッテリーの充電が必要な場面は、久しぶりに車を使うという場合を除いて、すぐに対処が必要という方が多いと考えられます。しかし、焦っていると充電器の使い方を間違えてしまうなどのトラブルが起こりやすいでしょう。
迅速にカーバッテリーの充電が必要な場合は、業者に充電を依頼する方法もあることを忘れてはいけません。
カーバッテリー110番にお問合せいただければ、すぐにバッテリーの電力不足を解消できる業者をご紹介いたします。24時間365日ご相談対応をしていますので、いつでもお気軽にお電話ください。
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カーバッテリー充電器のおすすめの選び方【容量・電圧・安全性】
カーバッテリーの選び方は、容量・電圧・安全性を考えて決めるのがおすすめです。それぞれの注目するべき特徴についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
容量から選ぶ
容量が大きい充電器は、比較的早くバッテリーの充電ができるので、充電時間の早さを重視する方におすすめです。ただし、サイズが大きく重さもあるので、邪魔にならないように置いておけるスペースを確保してから購入しましょう。
反対に容量の小さな充電器は、充電に時間はかかりますが、コンパクトなものが多いです。持ち運びやすさを重視する方は、容量の小さいものを選択しましょう。
電圧から選ぶ
車の種類に合わせる必要があるので、電圧は注意して確認しなければなりません。一般的な乗用車は12V、トラックなどの大型の車は24Vのバッテリーが使われていることが多いです。
電圧の異なる充電器では充電ができないか、できてもバッテリーに不具合が起こるおそれがあるので、自分の車に合った電圧の充電器を選択しましょう。
どちらの電圧にも対応するものがほしいという方は、電圧数を切り替えて使える充電器もあるので、それを購入することをおすすめします。
安全性から選ぶ
カーバッテリー充電器には安全機能が付いているものもあります。過充電防止のために自動停止機能が付いていたり、バッテリーと充電器の接続ミス防止のためにつなぎ間違いをランプの点灯で知らせてくれたりするのです。
車や電気系統に関する知識があまりない方や、自分で充電をおこなうのが不安という方は、こういった安全性の高い充電器を選ぶとよいでしょう。
車のバッテリー上がりをカーバッテリー充電器で復活させる方法
車にカーバッテリー充電器を積んでおけば、バッテリー上がりが起こってしまっても一人で対処することが可能です。以下にその方法をご紹介します。
カーバッテリー充電器には、先端がクリップになっている赤と黒のケーブルがそれぞれ1本ずつ付いています。ボンネットを開けて赤のケーブルをプラス端子、黒のケーブルをマイナス端子につなぎましょう。
クリップが外れないようにしっかりと取り付けたら、ケーブルを充電器本体につなぎ、充電器の電源を入れます。5~10分ほどで車のエンジンはかけられるようになるので、エンジンを始動させましょう。
エンジンが無事にかかったら、そのままの状態で充電器の電源を切り、付けたときと逆の順番にケーブルを外します。ただし、エンジンをかけただけではすぐにまた電力不足でバッテリーが上がってしまいます。30分以上走行を続けて、バッテリーを十分に充電しましょう。
バッテリー上がりを解決する方法はほかにもある!
バッテリー上がりを直す方法は、カーバッテリー充電器を使う以外にもあります。以下にみっつの方法をご紹介しますので、緊急時の対処法として覚えておきましょう。
ブースターケーブルをつなげる
近くに正常に動くガソリン車がある場合は、ブースターケーブルを使ってバッテリー上がりを直せます。
ブースターケーブルとは、バッテリー上がりを起こした車(故障車)と正常に動くガソリン車(救援車)をつないで、救援車から故障車へ電気の供給をおこなうためのものです。
救援車のエンジンを止めた状態で、両方の車のボンネットを開けてブースターケーブルをつなぎます。
まずは赤のケーブルの片側を故障車のプラス端子、その反対側を救援車のプラス端子につなぎましょう。次に黒のケーブルの片側を救援車のマイナス端子、その反対側を故障車のエンジンの金属部分につなぎます。
ゆるみなくつないだら、救援車のエンジンをかけて5分ほど待ちます。このとき、エンジンの回転数は高めに保つようにしてください。
そして、故障車のエンジンをかけて無事始動したら、付けたときと逆の順番でケーブルを外し、故障車を30分以上走行させて、バッテリーの充電をおこないます。
ロードサービスを利用する
自分でケーブルを扱うのが不安という方は、ロードサービスを利用する方法もあります。ロードサービスは自動車保険に付いているものもあれば、別途加入するものもあるので、自分がどのようなロードサービスに加入しているかは事前に調べておきましょう。
ロードサービスに連絡すると、現場にスタッフが駆けつけ、バッテリー上がりを解消します。年会費などで必要な料金は支払っているので、基本的にはその場で作業費を払う必要はありません。
ただし、高速道路でのバッテリー上がりや深夜の対応などは料金が必要になることもあります。また、ひとつのサービスを使用できる回数に制限があることがあるので、何回まで無料で使えるのか、有料の場合はいくら必要になるのかを考えて利用しなければなりません。
カーバッテリー業者を呼ぶ
ロードサービスに加入していない場合は、カーバッテリーのトラブル解消に特化した業者を呼ぶのもよいでしょう。バッテリー上がりを直している経験が多く、バッテリーに関する知識も豊富です。
費用もそのときどきで必要な分を払うだけなので、ロードサービスの年会費のように、何もなくてもお金を払うという必要はありません。
バッテリー上がりを解消する方法はさまざまなものがありますが、カーバッテリー充電器を持っていても、とっさのことではうまく使えないという場合もあるでしょう。また、充電器を使っても、使い方を間違えると全然充電されないこともあります。
そのときは別の方法で対処する必要があるので、一度カーバッテリー110番にご相談ください。弊社には、日本全国に加盟店が存在するため、あらゆる場所でバッテリー上がりに対応することができます。
電話1本でお近くの業者を手配いたします。多くの業者は出張費不要で対応することができるので、ぜひご活用ください。