「ハスラーがバッテリー上がりを起こしてしまった……」
「ハスラーのバッテリーを自分でも復活させられるの?」
今記事を読んでいる方は、そのようなことをお考えになっていると思います。
ハスラーがバッテリー上がりを起こしても、ご自身で解決できる方法はあります。
そのために、まずはブースターケーブルか、ジャンプスターターを使用してエンジンを回復させることが重要です。
今回はハスラーがバッテリー上がりを起こしたときの対策・予防法をご紹介していきます。
ハスラーは電力を消耗しやすいため、この記事を読んでバッテリー上がり対策をしっかりして、再び車を走らせましょう!
「自分で直す自信がない」「すぐにでも業者に依頼をしたい」という方は、弊社のカーバッテリー110番までお問い合わせください。
バッテリー上がりだけでなく、バッテリーの交換も受け付けております。
24時間365日ご相談を受け付けておりますので、いつでもお気軽にご相談ください。
ハスラーのバッテリー復活方法は2つある
まずは、ハスラーのバッテリー上がりの復活方法について詳しく解説していきます。
出先でもできるバッテリー上がり回復法は以下の2つです。
- ブースターケーブルを使って、救援車(ほかの車)から電力を分けてもらう
- ジャンプスターターを使い電力を充電する
ハスラーのカギが開かない場合は鉄製のカギを使う
ハスラーに限らず、電子キーを使う車はバッテリー上がりを起こすとドアが開かなくなる場合があります。
バッテリー上がりでドアが開かない場合、ハスラーの携帯リモコンの中にある鉄製のカギを使いましょう。
携帯リモコンのロック解除レバーを操作すると、格納されているカギが取り出せます。
後はカギ穴に差し込み使えば、ドアやトランクが開閉できますよ。
また車によっては、バッテリー上がりの復旧後に自動でロックがかかる場合があります。
バッテリー上がりの作業中は必ず携帯リモコン、格納されているカギを所持しておこなってください。
ブースターケーブルで電気を分けてもらう
イラストのようにケーブルでハスラーとほかの車のバッテリーをつなぎ、電気を分けてもらいます。
ほかの車(救援車)から電気を分けてもらいエンジンを始動することを「ジャンプスタート」と言います。
ここで注意していただきたいのが救援車の種類です。
ハスラーの救援車になれるのは「バッテリーが12Vのガソリン車」のみです。
ハイブリッド車や大型トラック(24V)からは電気をもらえません。
無理にジャンプスタートをおこなうと、お互いの車の故障につながるのでやめましょう。
ハスラーにはハイブリッド車とガソリン車がありますが、どちらも手順は同じです。
- ハスラーの近くに救援車を停車する
- ボンネットを開けて、ハスラーのバッテリーが見えるようにする
- プラスのケーブル(赤)をハスラーのバッテリーのプラスにつなぐ
- 救援車のバッテリーのプラス端子にケーブル(赤)をつなぐ
- マイナスのケーブル(黒)を救援車のバッテリーのマイナス端子につなぐ
- マイナスのケーブル(黒)をハスラーのエンジンマウントのボルト(もしくは未塗装部の部分)につなぐ
- 救援車のエンジンをかけて、5分間待つ
- ハスラーにつないであるケーブル(黒)を取り外し、救援車につないであるケーブル(黒)を取り外す(降車の際にエンジンは切らない)
- 救援車につないでいるケーブル(赤)を取り外し、最後にハスラーにつないであるケーブル(赤)を取り外し終了。
- バッテリーを充電するため、30分以上走行する
ジャンプスターターを使う
ジャンプスターターとは、「車のバッテリー用の充電器」のことです。
カー用品店やホームセンターで手軽に購入できるため、日ごろから車に積んでおくと安心です。
製品によって使い方が異なるため、使用前には必ず取扱説明書を読んでからおこないましょう。
以下はジャンプスターターの一例です。
- クリップのプラス(赤)とマイナス(黒)を確認
- ハスラーのバッテリーのプラス(赤)とジャンプスターターのプラス端子(赤)を接続
- ジャンプスターターのマイナス(黒)をハスラーのエンジンマウントのボルト (もしくは未塗装の部分)に接続
- プラスマイナスの接続が終わると、自動で充電が始まる
- ジャンプスターターの充電完了ランプや完了表示がついたら終わり
- エンジンがかかったら、エンジンは切らずに車を降りる
- 先ほどの順とは逆に、マイナス端子(黒)、プラス端子(赤)の順で取り外したら終了
- バッテリーを充電するため30分ほど車を走らせる
バッテリー復活後は充電する
ジャンプスタートなどでエンジンがかかったら、次はバッテリーを充電します。
復旧したばかりのハスラーのバッテリーは、電力がほとんどありません。
エンジンを切ってしまうと再びエンジンがかかるかどうかわからないため、走行してバッテリーに電力をためましょう。
バッテリーの充電は、時速50キロメートル程度で20~30分くらい走行すれば完了です。
また、ヘッドライトを使わず、電力の消費を抑えられる昼間の走行をおすすめします。
ただし、悪天候、建物の影やトンネルなど暗い場合には、安全のため必ずヘッドライトを使用してください。
バッテリーの交換も検討する
バッテリー上がりが起きる原因は、「バッテリーの寿命」かもしれません。
ハスラーを製造しているスズキ公式ホームページによると「バッテリーの交換時期は3~4年ほど。しかし、乗る距離が短いかたは2~3年ほど」
目安として「エンジンがかかりにくい」と感じたら、バッテリーの交換時期だそうです。
寿命が近いバッテリーは蓄電の能力が下がるため、バッテリー上がりが起きやすくなります。
何度もバッテリー上がりを起こしているのなら、一度バッテリーを交換するとよいでしょう。
弊社のカーバッテリー110番では、突然のバッテリー上がりの対処、バッテリーの交換も受け付けております。
お近くのプロの加盟店をお呼びし、迅速・丁寧に問題を解決させていただきます。
ハスラーのバッテリー交換は、30,100円(税込)~対応しておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
※バッテリー交換の対象エリアは「東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、愛知県、滋賀県、大阪府、京都府、兵庫県、奈良県」です。
※価格には部材費と工賃が含まれます。エリア・加盟店により別途出張費を頂く場合があります。
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ハスラーのバッテリーは自分でも交換できる
先ほどは出先でもすぐにできるバッテリー上がりの対処法をまとめました。
ここからは、時間と道具が必要なハスラーのバッテリー交換方法をまとめました。
バッテリー交換には、高価な道具や特別な資格などは必要ありません。
誰でもできますが、手順を間違えるとハスラーの故障や火花による火災などの恐れがあります。
取り換えが不安であれば、専門業者に相談してください。
ハイブリッドカーで交換するのは鉛バッテリーのみ
ハイブリッドカーには、以下の2種類があります。
- 鉛バッテリー(補機バッテリー):ガソリン車などに広く使われている
- リチウムイオンバッテリー(駆動バッテリー):ハイブリッドカーにしか積んでいない
「鉛バッテリー(補機バッテリー)」は先のジャンプスタートの際に充電したバッテリーのことで、今回交換するのもこちらのバッテリーです。
しかし、リチウムイオンバッテリーは取り扱いが難しく、「取り外し、分解、バッテリー端子を外す」が禁止されています。
万が一リチウムイオンバッテリー(駆動バッテリー)のバッテリー上がりが疑われる場合は、お近くの整備工場などに相談しましょう。
バッテリーは「アイドリングストップ用」のものを使う
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アイドリングストップは信号待ちなどのわずかな時間でも勝手にエンジンを停止して、燃料の消費を抑えてくれる便利な機能です。
しかしアイドリングストップの電力の消費が激しく、バッテリーも消耗しやすくなります。
ハスラーのバッテリー交換をおこなうなら「アイドリングストップ専用」のバッテリーを使いましょう。
アイドリングストップ用のバッテリーも、インターネットなどで購入可能です。
バッテリー交換をおこなうと、電子機器が初期化される
車からバッテリーを取り外すと、車の電子機器に記録されたデータが初期化される場合があります。
パワーウィンドウの位置など自分で再設定できるものもありますが、中には運転にかかわる重大な不具合が発生するかも…。
そこで初期化の不具合に備え「バックアップ電源」を用意しておきましょう。
バックアップ電源とは、車のバッテリーの代わりに一時的に電気を送る装置のことです。
カー用品店やインターネット通販で購入できるため、バッテリーと合わせて用意してください。
ハスラーのバッテリー交換方法
ハスラーのバッテリーはエンジンルームの助手席側にあります。
バッテリー交換の手順は以下の通りです。
- 10ミリと8ミリのメガネレンチ
- 軍手
- バックアップ電源と電源用の電池
- バックアップ電源を接続する。プラス(赤)、マイナス(黒)の順に車に接続
- バックアップ電源を接続したら、マイナス端子を外し、プラス端子を外す
- バッテリーを持ち上げて取り外す
- 新しいバッテリーを同じ場所に取り付ける。まず、プラス端子から取り付け、次にマイナス端子を取り付ける
- がたつきや閉め忘れがないか確認したら、バックアップ電源を取り外す。マイナス端子、プラス端子の順に取り外す
バッテリーが上がる5つの原因
先の章までは「ハスラーのバッテリーが上がったらどうしたらよいか?」について解説しました。
ここからは、今使っているバッテリーを長持ちさせる方法についてみていきましょう。
バッテリー上がりの原因を知れば、予防法につながりますよ。
アイドリングストップは電力の使用量が大きい
ハスラーに限らず、アイドリングストップ機能は電力を大量に使います。
アイドリングストップは、走行中に止まったエンジンを何度もかけるため通常の車よりもバッテリーの負担が大きくなるんですね。
バッテリー交換の時期は短め、2~3年程度と覚悟しておきましょう。
内装オプション、カーアクセサリーが多い
カーナビ、ドライブレコーダーなど電子機器の電力は、バッテリーから供給されます。
中には停車中であっても電力を使うものもあり、つけすぎは厳禁です。
不要であれば外しておきましょう。
また近所の運転であればカーナビやETCなども不要ですので、ジャンプスタート後は一時的に外しておくとよいでしょう。
エアコン、ルームランプなどを使いすぎている
エアコンやルームランプの電力もバッテリーから電力が供給されています。
そのためエアコンやルームランプを使いすぎると、バッテリーが上がりやすくなります。
発電量が少ないアイドリング中に、電力を使うと発電量が足らずバッテリー上がりになりやすいため、注意が必要です。
長期間ハスラーを動かしていない、走行距離が短い
車の仕組みは「バッテリーの電気でエンジンを始動→車を走行して電気を作り、作った電気をバッテリーに蓄電」を繰り返しています。
長期間車に乗らない、走行距離が短いと電気が十分にたまらずバッテリー上がりが起きてしまうんです。
月に1度は30分以上走行しましょう。
バッテリーの寿命
バッテリーは消耗品であり、遅かれ早かれ新品に交換しなくてはなりません。
アイドリングストップ搭載車であれば、早ければ2年ほど。
長く使っても5年経つとバッテリーの劣化が心配されるため、新品に交換しましょう。
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バッテリー上がり予防方法3つ
原因がわかったところで、予防法について確認しましょう。
ちょっとした心がけでバッテリー上がりは防げるため、できることからおこないましょう。
ルームランプ、ヘッドライトの消し忘れに注意する
バッテリー上がりでもっとも多いのが「ライト類の消し忘れ」です。
夜間は「トンネルに入ってヘッドライトを付けたが消し忘れた」「うっかりルームランプに触ったが気がつかなかった」など気付きにくいため、注意です。
降車時には目視で、ライトを確認しましょう。
不要なカーアクセサリーは外す
カーナビやカーチャージャー(スマホ用充電器)などのカーアクセサリーの電源は、車のバッテリーから取っています。
数が多ければそれだけバッテリーの電力を消費するため、運転に不要なものは取り外しておきましょう。
スマホの充電は携帯用のモバイルバッテリーにする、など別電源にするといいですよ!
1ヶ月に1度は30分以上ドライブする
車のバッテリーは走行して充電する仕組み、走行しなければ電気はたまりません。
そこでとくに出かけるようがなくても、バッテリー上がり防止のため車を走らせるとよいでしょう。
ハスラーを製造しているスズキによると「鉛バッテリー、リチウムイオンバッテリーどちらも、1ヶ月に1度は30分以上走行して充電する必要がある」とのことです。
アイドリングでも、エンジンが動くため多少充電はできますが…。
アイドリングはエンジンの回転数が低く、充電にはむきません。
できれば通常通り車を走らせましょう。
まとめ
今回は、ハスラーのバッテリー上がりについて紹介していきました。
記事の重要な点を以下にまとめました。
- ハスラーのドアが開かない場合、鉄製のカギを使用する
- バッテリー上がりの復活は、ブースターケーブルかジャンプスターターを使用する
- バッテリーが復活したら必ず充電をする
- バッテリーの交換は自分でもおこなえる
- バッテリーの上がりを予防するために電力を消費しすぎない
対策をおこなっていても、ハスラーに限らずバッテリー上がりは発生してしまうものです。
ハスラーはバッテリーを消耗しやすく、普段から電力消費には注意しておくことが重要です。
また、寿命がきた際はバッテリーを交換することも必要です。
ハスラーのバッテリーは自分でも交換可能ですが、自信がない場合は業者に依頼することをおすすめします。
弊社のカーバッテリー110番では、急なバッテリー上がりのトラブルにも対応しております。
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