「N-BOXが突然バッテリー上がりを引き起こしてしまった……」
N-BOXの突然のバッテリー上がりに悩む方も多いのではないでしょうか。
バッテリー上がりを回復させる方法は業者だけではありません!
N-BOXはブースターケーブルか、ジャンプスターターがあればバッテリー上がりを解決できます。
今回は、N-BOXのバッテリー上がり後の回復方法や対策についてご紹介します。
この記事を読んで、正しいバッテリー上がりの対処をおこない、安全にN-BOXを走らせましょう。
N-BOXのバッテリー上がりの対処について不安がある場合、まずはこの記事を参考に検討してみてください。
今すぐにバッテリー上がりを回復したいなら、弊社のカーバッテリー110番までお問い合わせください。
プロの加盟店をお呼びし、最短5分で現場に到着します。
N-BOXのバッテリー上がりのトラブルにも対応しておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
N-BOXのバッテリー上がり復活方法3つ
まずは、N-BOXのバッテリー上がりが発生したときの復活方法を解説していきます。
作業を開始する前に注意点があるため確認しておきましょう。
作業開始前はエマージェンシーキーを取り出そう
N-BOXのドアを開ける、ホンダスマートキーはバッテリーが上がると反応しなくなります。
バッテリー上がり中は、スマートキーに内蔵された「エマージェンシーキー」を使いましょう。
スマートキーにあるノブを操作すると、鉄製のカギ「エマージェンシーキー」が取り出せます。
また作業中はカギの閉じ込めの恐れがあるため、必ずスマートキーなどは携帯してください。
救援車とブースターケーブルでつなぐ
イラストのように「ブースターケーブル」と救援車(ほかの車)のバッテリー同士をつなぎ、電力を分けてもらいます。
救援車になれるのは、N-BOXと同じ12Vのガソリン車のみです。
電気自動車、ハイブリッドカーや24Vの大型トラックは救援車にはなれません。
寒冷地でバッテリーが凍結した場合は、ジャンプスタートをおこなえないため、バッテリー液が溶けてから作業をおこないましょう。
N-BOXには「ターボエンジン搭載車」と「ターボエンジンを搭載していない」の2種類ありますが作業に違いはなく、バッテリーも両者ボンネットの中にあります。
- ボンネットを開けてバッテリーが見えるようにする
- N-BOXと救援車の電源(パワーモード)を切る。(2017年以降製造の車はエンジンスイッチを0にする)
- 赤いケーブル(プラス)をN-BOXのバッテリーのプラス端子に接続
- 赤いケーブル(プラス)の端を、救援車のバッテリーのプラス端子に接続
- 黒いケーブル(マイナス)を、救援車のバッテリーのマイナス端子に接続
- 黒いケーブルの端をN-BOXのスタッドボルト※や未塗装部の金属部分に接続
- 救援車のエンジンをかけ、回転数を高めにする
- N-BOXのエンジンがかかれば成功
- 先ほどとは逆の手順でケーブルを取り外す。
N-BOXにつないだ黒いケーブル→救援車の黒いケーブル。
救援車の赤いケーブル→N-BOXの赤いケーブル - エンジンがかかったら切らずに、そのまま30分程度走行する
※スタッドボルト…植え込みボルトとも。右ヘッドライト近くにある突き出たボルト
ジャンプスターターを使う
ジャンプスターターとは、車のバッテリー用充電器のことです。
バッテリーとケーブルがセットになっており、手軽に利用できます。
最大の特徴は、救援車なしで使えるところです。
ホームセンターなどで購入できるため、N-BOXに積んでおくといざというときに役立ちます。
ジャンプスターターにはさまざまな製品があり、製品によって使用方法が異なります。
実際に使用する際には必ず説明書をご確認ください。
- クリップのプラス(赤)とマイナス(黒)を確認
- バッテリーのプラスにジャンプスターターのプラス(赤)を接続
- バッテリーのマイナスにジャンプスターターのマイナス(黒)を接続※
- プラスマイナスの接続が終わると、自動で充電が始まる
- ジャンプスターターの充電完了ランプや完了表示がついたら終わり
- エンジンがかかったら、エンジンは切らずにジャンプスターターを取り外す
- 先ほどの順とは逆に、マイナス端子、プラス端子の順で取り外したら終了
- エンジンがかかったら切らずに、そのまま30分程度走行する
※スタッドボルト(植え込みボルト)や未塗装部に接続する製品もあります。
プロの業者に依頼する
「深夜や早朝で救援車が見つからない」「出先でブースターケーブルもジャンプスターターもない」「自分でN-BOXを触るのは怖い…」ならプロの業者に依頼しましょう。
すぐに来てくれるバッテリー修理業者への依頼がオススメです。
弊社のカーバッテリー110番では、バッテリー上がりに関するご相談を受け付けております。
プロの加盟店をお呼びし、N-BOXのバッテリー上がりを8,800円(税込)~で対応させていただきます。
ご自身での対処が難しい場合は、ぜひ弊社までお問い合わせください。
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バッテリー上がりと似た症状
ジャンプスタートをおこなったのにエンジンがかからない…。
もしかしたら、原因がバッテリーではないのかもしれません。
N-BOXで起きるバッテリー上がりによく似た症状をまとめました。
N-BOXのバッテリー上がりの警告灯
N-BOXは充電系統に異常があると、運転席のディスプレイに警告灯が表示されます。
バッテリー上がりの場合は、上記のようなバッテリーマークが点灯します。
バッテリーのマークはN-BOXに乗りパワーモードをONにすると、毎回点灯しますが正常であればエンジンを始動し走り始めれば消えるはずです。
ジャンプスタートをおこなってもエンジンがかからない、充電警告灯が表示されっぱなしなら、オルタネーターなど別の部分の故障によりN-BOXが動かないのかもしれません。
速やかに整備工場などに連絡し、見てもらいましょう。
オルタネーターは車の発電機
先ほど「オルタネーターの故障」について触れました。
「オルタネーターの故障って?」「どうやって確かめるの?」という人に向けてちょっとだけ詳しく解説します。
N-BOXに限らず車は「走行中に発電機で電気をつくる→バッテリーに蓄電→溜めた電気でエンジンを始動したり、ライトをつけたりする」という仕組みです。
その発電機が「オルタネーター」です。
オルタネーターはエンジンに連動、エンジンの動力が内部のローターに伝わって回転すると電気がつくられます。
電気はレクチファイアという装置によって、バッテリーに供給できる状態に変えられ電力として蓄えられます。
オルタネーターチェッカーを使って異常を調べよう
オルタネーターの確認は、『オルタネーターチェッカー』を使い調べます。
オルタネーターチェッカーを持っていない場合は購入できますので、ぜひ検討してみてください。
オルタネーターを交換する場合の費用は、約5万円~10万円ほどかかります。
※各商品は2024年3月13日の価格を掲載しています。
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その他バッテリー上がりと間違いやすい症状
「とくに充電警告灯はない」なら、バッテリー関係以外の原因が考えられます。
今回はすぐに解決できるものをまとめました。
以下を確認し、ダメなら早めにプロに相談しましょう。
- カギの電池切れ
- ガス欠
- ギアが「P」に入りっぱなし
- ブレーキを踏む力が弱くエンジンがかからない、アクセルを踏む力が弱く動かない
- ハンドルロックがかかっている
カギの電池切れは電池交換のほか「エマージェンシーキー」を使えば解決できます。
ハンドルに引っかかる感触があるなら、ハンドルロックの可能性が高いです。
ハンドルを左右に回しながらエンジンスタートボタンを押してください。
N-BOXのバッテリー上がりの原因4つ
N-BOXに限らず、車のバッテリーは定期的に交換が必要な消耗品です。
しかしときにはまだ交換時期ではないはずなのに、バッテリーが上がってしまうことも…。
N-BOXで起こる、バッテリー上がりの原因や気になるバッテリーの寿命についてまとめました。
アイドリングストップ
アイドリングストップは短時間に何度もエンジンを始動させるため、バッテリーへの負担が大きな機能です。
バッテリー上がりを予防するため、N-BOXにはアイドリングストップ用の容量の大きなバッテリーが積まれていますが…。
それでもバッテリーの寿命は短く、早ければ2年程度でバッテリーが上がります。
ルームランプ、ヘッドライトの消し忘れ、半ドア
バッテリー上がりでもっとも多い原因です。
半ドアによるランプの点灯やオートオフ機能を切っていると、ついうっかりバッテリー上がりを起こしてしまいます。
降車時にはライトの消し忘れに注意しましょう。
カーアクセサリーをつけすぎ
バッテリーはカーナビやスマホ用充電器などにも、電力を供給しています。
あまりにも多くのカーアクセサリーがあると、それだけでバッテリーが上がりやすくなるんです。
また防犯のために停車中も撮影できるドライブレコーダーを、搭載している車もあるでしょう。
停車中はエンジンが止まり電力の発電がないため長期間車に乗らないと、それだけでバッテリー上がりが起きてしまいます…。
カーアクセサリーは必要最低限のものだけを搭載し、モバイルバッテリーなど別電源で分散させるなどバッテリーへの負担を減らしましょう。
バッテリーの寿命
バッテリーは気をつけて使っていても、内部の希硫酸の劣化などによって寿命がやってきます。
N-BOXを販売しているホンダによると「環境によっても異なるが、バッテリーの寿命は2~3年。2~3年を目安の交換がオススメ」だそう。
バッテリーの寿命が過ぎると、蓄電能力の低下によりバッテリー上がりがさらに起きやすくなります。
またN-BOXは充電量をコントロールする制御機能がついているため、前触れなくバッテリー上がりを起こす可能性もあります。
もし2~3年以上バッテリーを交換していないのなら、新品への交換を検討しましょう。
弊社【カーバッテリー110番】はバッテリー上がりの対応のほか、カーバッテリーの交換もおこなっています。
N-BOXのバッテリー交換は30,100円(税込)~対応!すぐにあなたのN-BOXを元通りにします!
※バッテリー交換の対象エリアは「東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、愛知県、滋賀県、大阪府、京都府、兵庫県、奈良県」です。
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N-BOXで気を付けるべき2つの症状
N-BOXで発生したら気を付けるべき症状を解説していきます。
調子が悪いと感じたら、すぐに確認をしてバッテリー交換などを検討しましょう。
アイドリングストップがかかりにくい
N-BOXはバッテリーが弱ってくると、アイドリングストップをやめて負担を減らす機能がついています。
N-BOXのアイドリングストップが不安定な場合、バッテリーへの充電がうまくいっていないサインです。
早めに新しいバッテリーと交換しましょう。
補足ですがバッテリーを外す、バッテリーが上がりきると、ECU(エンジンコンピューター)の情報がリセットされ、アイドリングストップ機能がうまく働かなく場合があります。
たいていは学習機能により復旧しますが、「バッテリー上がりを起こしてから、調子がおかしい…」と感じたら整備工場などに相談しましょう。
ライトが暗い、パワーウィンドウが遅い
バッテリーが弱る、電力が少ないとN-BOXの電気系統に異常がではじめます。
たとえば「走行中は問題ないが、信号待ちなどで停車するとライトが暗くなる、パワーウィンドウの開閉に時間がかかる」などです。
まだエンジンがかかっても、充電やバッテリー交換など早めの対策が必要です。
アイドリングストップはバッテリーに負担がかかる
アイドリングストップとは信号待ちなどで自動的にエンジンが止まって動き出すときにまたエンジンが始動する、低燃費かつ環境にやさしい機能です。
しかし短時間に何度もエンジンをつけたり切ったりするため、バッテリーへの負荷が大きくバッテリーが上がりやすいといわれています。
アイドリングストップの弱点を克服するため、メーカー各社は「アイドリングストップ車には、容量の大きなアイドリングストップ車専用バッテリーを使うよう」推奨しています。
もしも自分でバッテリーを交換しようと考えているのなら、N-BOXにはアイドリングストップ車用のバッテリーを使用してください。
N-BOXでバッテリーが上がりそうになったら、すべきこと
万が一走行中に充電系統に異常を知らせる警告灯が点灯した場合は、電気の使用量を減らしましょう。
手軽なところから、エアコンやフロントの曇り止め (リヤデフロスター)やカーアクセサリーなどを切ります。
それでも表示が消えないようなら「ECON」ボタンを押し、アイドリングストップを停止しましょう。
警告灯が消えれば、アイドリングストップを切り30分以上通常通りに走行すれば充電されるはずです。
しかしバッテリーやそれ以外の充電にかかわる部品に異常がある場合もあるため、早めにバッテリーの点検や整備工場へ相談しましょう。
N-BOXのバッテリー上がりを予防する4つのコツ
車に乗っているうえで避けたいのは、道中での突然のバッテリー上がりですよね。
いざというときに困らないよう、普段からバッテリーに負担をかけずに、バッテリー上がりを予防するのが大切です。
バッテリー上がりを予防するためには、4つのコツをご紹介します。
バッテリーの電圧を定期的に測る
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※参考価格は2024年11月21日時点のAmazon・楽天市場での価格(税込み・東京都への送料込み)です。
バッテリーの寿命は平均2~3年ですが、実際にどれだけもつかはドライバーの乗り方によります。
寿命を判断するには、バッテリーの電圧を定期的に測るとよいでしょう。
電圧を測定する際には、テスターという機械を使います。
テスターは通販などで購入するか、ガソリンスタンドで無料電圧測定ができるため、給油のついでに頼んでみるのもよいでしょう。
正常時のバッテリーは、エンジン停止時に12.5V前後の電圧を発しています。
この数値が12V以下になると交換が必要です。
ただし、電圧は季節によっても異なる場合があります。
毎月一度測定して季節ごとの変化を把握しておくと、より正確な判断ができるでしょう。
週に1度は車を走らせる
車のバッテリーは、自然放電で放っておいても電気がなくなります。
車を走らせればバッテリーへの給電と放置によるバッテリー上がりを防げるため、週に1回はN-BOXを走らせるとよいでしょう。
また、時間に余裕がないようであれば、家族に乗ってもらうのもよいかもしれませんね。
降車時にはランプ類を消したか確認!
ランプ類のつけっぱなしは、かなり多いバッテリー上がりの原因です。
夜間は目立つため比較的気がつきやすいのですが、昼は要注意です!
トンネルに入った際にヘッドライトを使い、消し忘れてそのまま停車。
夜になるまで気がつかなかった、なんてミスもよく聞きます。
降車時には、ランプ類を消したかどうか最終チェックをおこないましょう。
長期間乗らない場合はバッテリーのマイナス端子を外しておく
リモートワークや出張などで長い間車に乗ることがない場合は、バッテリーの電力消費をなくすためにバッテリーのマイナス端子を外しておきましょう。
マイナス端子を外すとN-BOXへの電力の供給がストップします。
そのため1ヶ月以上バッテリーを放置していたとしても、バッテリー上がりが防げるんです。
バッテリーを見ると、「-」のマークがついたところに接続されているケーブルがあるはずです。
ケーブルを端子から外す際は10mmのスパナを使ってケーブルを固定しているナットを緩め、上にケーブルを引っ張ると外れます。
外れたケーブルと端子が接触すると、ショートしてしまいます。
ショートを防ぐため、ケーブルを外したあとは絶縁性のビニールテープをマイナス端子とケーブルの金属の露出部に巻き付けておきましょう。
ただしこの処置をおこなったとしても、バッテリー内の電気は自然に放電されていきます。あくまでも延命措置でしかありません。
さらに車を長期間同じ場所に停車していると、タイヤの変形、ガソリンの腐敗など別の問題も引き起こします。
半年から数年以上乗る予定がないのであれば、専門の業者に保管を依頼するなど本格的な対策を取りましょう。
まとめ
今回は、N-BOXのバッテリー上がりについて解説していきました。
記事の重要な点を以下にまとめました。
- 作業開始前にはエマージェンシーキーを取り出す
- バッテリー上がりと似ている症状もある
- バッテリーは定期的に点検をし、2~3年を目安に交換する
- アイドリングストップはバッテリーに負担をかけやすいため、注意する
N-BOXだけに限りませんが、車のバッテリーは消耗が激しいです。
なるべく、バッテリー上がりにならないように普段から対策をしておくことが重要です。
しかし、対策をしていてもバッテリー上がりは発生してしまうものです。
自力での対処が不安……という方は、カーバッテリー業者に依頼することを推奨します。
弊社のカーバッテリー110番では、バッテリー上がりに関するご相談を受け付けております。
突然発生してしまったバッテリー上がりでも安心してご相談いただけます。
プロの加盟店が最短5分で現場に到着しますので、お急ぎの方は弊社までお問い合わせください。