エアコンの冷房の効きが悪い場合、原因のひとつとして「ガス欠」が考えられます。
冷房をつけて20分ほど経過したところで、室外機のカバーを外し、内部の配管を確認してみてください。
細い配管に霜がついていたらガス漏れを引き起こしている可能性が高いです。
この場合、ガスの補充をおこなうことで症状は改善するでしょう。
この記事では、エアコンのガス欠を中心に、改善方法をまとめています。
ガス欠以外の対処法にも触れていくので、この記事を参考に適切な対処をしていきましょう。
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エアコンの冷媒ガスのガス漏れ確認方法
ガス漏れを確認するには、冷房をつけて20分ほど経ったところで、室外機の配管を見てみましょう。
配管は室外機の側面にカバーがされた状態になっているので、プラスドライバーを使ってカバーを外します。
中には太い配管と細い配管の2種類があるはずです。
確認していただきたいのは、細い配管のほうです。
細い配管に異常がなければよいのですが、もし霜がついていたらガス欠が考えられます。
これは冷媒ガスが足りないために、室内機でおこるはずの熱の吸収が、室外機の接続部で起こることで発生します。
細い配管に霜がついていないのに冷房が効かない場合は別の原因があるかもしれません。
原因が判断できないようでしたら、素人ではわかりづらいところで問題が起きていることが予測されます。
その場合は、原因の特定が極めて難しいため業者に相談しましょう。
電気工事110番ではエアコンの故障に対処できる業者をご紹介しています。
エアコンのガス欠はもちろん、そのほかの原因にも対処させていただきます。
業者をお探しの際には、ぜひ弊社までご連絡ください。
冷媒ガスを補充する方法と料金
エアコンの冷媒ガスを補充するには、業者に依頼する方法とDIYでおこなう方法があります。
おすすめなのは業者に依頼して補充してもらう方法です。
詳しく見ていきましょう。
DIYで冷媒ガスを補充する方法
冷媒ガスの補充は自分でおこなうこともできますが、専用の機材と技術が必要ですし、危険も伴う作業です。
真空引き
冷媒ガスを補充するには、まず「真空引き」でエアコン内を真空にします。
この作業を怠ると、エアコン内に湿気が残り、エアコンの効きが悪くなったり、故障の原因となったりします。
真空引きは自分でもできますが、真空ポンプ・ゲージマニホールド・チャージングホースという専用の機材を用意しなければなりません。
素人が持つ機材ではないので、レンタルなどをすることになるでしょう。
また、真空引きする前にエアコン内に残っていた冷媒ガスをぬかなければならず、このときガスを外に逃がしてはいけません。
法律で「冷媒ガスは完全に回収しなければならない」と定められているためです。
冷媒ガスの補充
真空引きが終わったら、室外機とガスボンベをマニホールドを使ってつなぎ、ガスを補充します。
補充する際に注意したいのが、冷媒ガスにはいくつかの種類があり、エアコンによって使われている冷媒ガスが違うということです。
お使いであるエアコンのガスの種類と量は、室外機や説明書などに記載があるはずなので、そちらで確認してください。
ただ、複数のガスを使っているエアコンもあり、どのガスをどれくらい補充すればよいのかといった判断は素人には難しいです。
業者に依頼するよりDIYのほうが費用を抑えられるでしょう。
しかし、冷媒ガスの補充は爆発や火災などの事故が起きる危険性もある作業です。
エアコンの故障原因になることもあるので、リスクを考えるとはじめから業者に依頼したほうが得策です。
業者に冷媒ガスを補充してもらう
DIYよりも費用はかかってしまいますが、業者に依頼すれば安全かつ適切に対処してもらうことができます。
業者に依頼した場合の費用は14,000円ほどが相場です。
詳しい金額は業者によって異なるため、あらかじめ見積もりをとってから依頼しましょう。
業者に依頼するデメリットは費用がかかってしまうということだけです。
しかし、危険が伴う作業をおこなってもらうことや、エアコンが故障してしまう心配を考えると、安いといえるでしょう。
業者なら専門の機材も用意されていますし、技術もあります。
冷媒ガスの回収などの法律に触れてしまう心配もありません。
安心してエアコンのガス欠に対処できます。
詳しくはこちらの記事もご覧ください。
冷媒ガスの補充を業者に依頼することをお考えの方は、電気工事110番までご連絡ください。
費用が心配な方も、無料で見積もりをとらせていただくので安心です※。
フリーダイヤルで24時間ご相談をお待ちしております。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。
ガス欠以外でエアコンの効きが悪くなる原因とその対処法
エアコンが効かなくなる原因はたくさんあります。
エアコンの冷媒ガスは問題ない場合は、ほかの原因も調べてみましょう。
フィルタの埃
エアコンのフィルタは掃除をしないと、埃がたまってしまいます。
埃がたまると空気の流れが悪くなるため、エアコンの効きが悪くなってしまいます。
また、埃はカビが繁殖する原因にもなるため、注意が必要です。
フィルタは定期的に掃除をしましょう。
掃除の仕方は、まず掃除機を使って埃を吸い取ります。
そのあと、いらない歯ブラシなどを使って水洗いします。
洗い終わったら、完全に乾燥させてから、エアコンに戻しましょう。
室外機に直射日光が当たる
直射日光が当たってしまうと室外機の温度が上がります。
そうすると、熱の放出が適切におこなわれなくなり、エアコンの効きが悪くなります。
そのため、室外機は日陰に設置するのが理想です。
しかし、どうしても日が当たってしまうということも多いでしょう。
そういう場合は、すだれを設置したり、植木鉢を置いたりするなどして、室外機に日陰を作ってあげましょう。
このとき注意したいのが、少し離れた場所に設置するということです。
室外機周辺が塞がれている
室外機の周辺を塞ぐと熱を放出する妨げになってしまいます。
また、放出した熱が室外機周辺に留まることで、再び吸い込んでしまうという悪循環になるのです。
そのため、室外機の周りには物を置かずにスペースを確保しましょう。
また、室外機をカバーなどで覆ってしまうのもよくありません。
必要なスペースの大きさなどは説明書をご確認ください。
本体の故障
エアコンは10年ほどで寿命を迎えるといわれています。
そのため、適切な使い方をしていても、経年劣化で故障してしまうことは十分あり得ます。
寿命を迎えたエアコンは機種が古く、修理するにも部品を揃えるのが大変なことも多いです。
そのため、寿命を迎えてしまったエアコンは買い替えを検討しましょう。
このように、エアコンが効かなくなる原因は冷媒ガス以外にもたくさんあります。
原因がわからない場合は、業者に依頼して原因を特定し、対処してもらいましょう。
その際は、電気工事110番のサービスをご利用ください。
弊社がご紹介する業者が、エアコンのさまざまなトラブルに対処させていただきます。
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