エアコンの配管カバーは、取り付けることをおすすめします。なぜなら、エアコン回りの見栄えがよくなったり、配管の劣化を防いだりする効果があるからです。
ただ、「配管カバーって本当に必要なの?」「どうやったら取り付けられるの?」と思う方もいらっしゃるでしょう。この記事では、エアコンの配管カバーのメリット・取り付け費用・取り付け方法について詳しくご説明します。配管カバーをつけようか迷っている方は、参考にしてみてください。
エアコン工事のお見積り
10秒で費用がわかる!
\電気工事110番はお見積りだけでもOK!/
次のページで実際にお見積りをご確認いただけます。
エアコンの配管カバーが必要な理由
配管カバーとは、エアコンの室外機と室内機をつなぐ配管に取り付けるカバーのことです。配管カバーの取り付けを検討している方の中には、「配管カバーって本当に必要?」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
結論からお伝えすると、配管カバーは取り付けたほうがよいでしょう。ここではまず、エアコンの配管カバーが必要な理由についてご説明します。
見栄えが良くなる
配管カバーをつけることで、室内機側と室外機側の見た目をよくすることができます。配管カバーをつけない場合、基本的には配管はテープが巻かれるため、見た目が悪くなってしまうのです。その点、配管カバーをつければ見た目をすっきりとした印象にすることが可能です。
また、配管にテープが巻かれる場合、基本的には白色のテープが使用されます。外壁によっては白色のテープだけが目立ってしまい、外観が悪くなるおそれがあります。しかし、配管カバーなら、白以外にもアイボリー・茶色・黒色・グレーといったように、カラーバリエーションも豊富なので、ご自宅の外壁にマッチしたものを選ぶことが可能です。
配管の老化を防ぐ
配管カバーは配管の劣化の防止にも役立ちます。室外機側の配管は、雨や直射日光があたるため、室外機側の配管をテープのみで保護している場合は次第にテープが剥がれたり破れたりしていきます。
その結果、配管が傷ついて冷媒ガスが漏れるなどの事態が起こり、エアコンの性能が落ちるおそれがあります。しかし、配管カバーを取り付ければこのような心配がいらないのです。
配管カバーの取り付けは自分でおこなう以外に、業者に依頼するという選択肢もあります。業者に相談すれば、ご自宅の外壁の色に合った配管カバーを選んでもらえるでしょう。
ただ、業者に依頼すると費用が気になる方も多いのではないでしょうか。そこで、以下からは業者に依頼した場合の費用相場についてご紹介します。
弊社では、電気工事の業者をご紹介します。弊社加盟店では、配管カバーの取り付けにも対応しているので、ぜひご相談ください。
エアコンの配管カバーを取り付けたときの費用相場
配管カバーの取り付け費用は、新しくエアコンを取り付ける場合と、既存のエアコンに後付けで配管カバーを取り付ける場合に分けて考えましょう。両者では作業内容が違うため、費用が異なるのです。
そこで、以下では、新しくエアコンを取り付ける場合と、既存のエアコンに取り付ける場合に分けて費用相場をお伝えします。
新しくエアコンを取り付けるときの費用相場
配管カバーの取り付けは、エアコンの工事費用には含まれません。配管カバーを取り付けたい場合は、別で費用がかかることがほとんどです。
エアコンの取り付け費用相場は、10,000円~16,000円程度です。エアコンの配管カバーの取り付けにかかる費用は室内用で7,000円~10,000円程度、室外機用で5,000円程度が相場です。
ただ、配管カバーの設置にかかる費用は配管の長さによって変動するので、ここでご紹介した費用はあくまでも目安としてお考えください。
後付けで配管カバーを取り付けるときの費用相場
後付けで配管カバーを取り付けるときは、室内機用で15,000円程度、室外機用で18,000円程度の費用がかかります。エアコンを新設するケースに比べて取り付け費用が高いのは、エアコンの取り外し作業が必要となるからです。
エアコンの配管カバーは傷つきやすく、持ち上げたり動かしたりしただけで損傷してしまうおそれがあります。そのため、業者が配管カバーをつける際は、一度エアコンを取り外し、配管を取り外してから新しいものに交換するのです。
エアコンと配管カバーの取り付けのみのエアコンを新設する場合と比較すると、エアコンの取り外し作業が必要な後付けの場合は、費用が高くなってしまうのです。ただ、業者によって費用は異なるので、正確な費用を知るためにも一度業者から見積りを取るとよいでしょう。
また、ここまで記事を読んだ方の中には、「費用が高い」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。そういった方は、自分で配管カバーを取り付けるという選択肢もあります。そこで、以下からはDIYで配管カバーの取り付け・取り外しをおこなう方法をご紹介します。
また、弊社加盟店では見積りは無料で対応しています。見積りだけでも、ぜひご依頼ください。
配管カバーの必要がない特殊なケース
なかには、配管カバーを取り付けなくてもよいケースがあります。ここでは、配管カバーが不要なケースについてご紹介します。
- 隠蔽配管の場合
-
隠蔽配管とは、室内・室外で異なる位置に配管用の穴を開ける工法です。隠蔽配管では、配管は壁の内部にあって配管が目に見えることはないので、見栄えが悪くなる・劣化するなどの心配がいらないのです。
- エアコンの裏に配管の穴があるケース
-
エアコンの裏に配管がある場合、配管が見えることはないので、見栄えが悪くなることもありません。そのため、配管カバーは不要なのです。
DIYでおこなうエアコンの配管カバー「取り付け・取り外し」方法
配管カバーの取り付けを業者に依頼する際の費用が高いと感じる方は、DIYでの取り付けにチャレンジしてみるとよいでしょう。自分で取り付ければ、業者に依頼する場合と比べて安く取り付けられるのです。
ここでは、配管カバーを後付けする方法をご紹介します。取り外し方もあわせてご紹介するので、ぜひ試してみてください。
配管カバーの取り付け方法
配管カバーを取り付ける際は、後付け用のものを購入しましょう。後付け用の配管カバーは、筒が半分に割れた形のものが2つついていて、両者を組み合わせることで配管を動かさなくても覆うことが可能です。
配管カバーを取り付ける際は、まず配管の長さを測り、配管と同じ長さになるように配管カバーをカットします。次に、配管の裏側(壁側)に配管カバーを取り付けます。このとき、配管カバーを壁のどの部分に取り付けるかを決め、配管カバーの片側に穴を開けてネジで固定しましょう。
配管カバーの片側を固定したら、もう片側を配管カバーの上から被せてネジで固定すれば作業完了です。
配管カバーを取り付けるときは色選びも重要
配管カバーにはさまざまな色があります。ただ、色選びはしっかりとおこなわないと配管カバーだけが目立ち、見栄えが悪くなるおそれがあります。家の外観を悪くしないためにも、色選びはしっかりとおこないましょう。
配管カバーの取り外し方法
配管カバーは、ドライバーで反時計回りにネジを回せば取り外すことが可能です。もし、配管と壁との隙間にシリコンコーティング(壁と配管カバーとの隙間を埋めて虫などの混入を防ぐためのコーティング)が施されている場合には、カッターなどを壁と配管カバーの隙間に差し込み、取り除きましょう。
ここまで、配管カバーの取り付けや取り外しの方法をご紹介してきました。配管カバーの取り付けや取り外しが難しい方は、代わりに業者に頼むとよいでしょう。
弊社では、電気工事をおこなう業者をご紹介します。もちろん、配管カバーの工事にも対応している業者もございます。配管カバーの工事にお悩みの際は、ぜひ弊社までご相談ください。
エアコン工事のお見積り
10秒で費用がわかる!
\電気工事110番はお見積りだけでもOK!/
次のページで実際にお見積りをご確認いただけます。