ブレーカーから異音がする場合はエアコンや乾燥機などの、電気使用量の多い家電の使用をいったん中断してみてください。
これは、電気の使用量が多いとブレーカーから「ジジジ」や「ジージー」などの異音がするケースがあるためです。
電気の使用量を抑えても異音続く場合は、ほかの原因がある可能性が考えられます。
この記事では、ブレーカーから異音がする原因やブレーカーを交換する際にかかる費用について解説していきます。
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ブレーカーの異音のおもな原因は電力の使いすぎ
ブレーカーからの異音は故障のケースもありますが、電力の使いすぎが原因であることが多いです。
これには、ブレーカーの仕組みがかかわっています。
ブレーカーのスイッチには「バイメタル」という、二種類の薄い金属板を張り合わせたものが組み込まれています。
バイメタルはブレーカーのスイッチがオンの間電気が流れ続ける部品です。
この部品は規定量以上の電気が流れると電気加熱で変形するという性質があります。
このときにバイメタルが「ジジジ」や「ジージー」といった音を発生させるので、ブレーカーから異音がしているように聞こえることがあります。
バイメタルが熱である程度変形すると、ブレーカーのスイッチは自動的にオフに切り替わります。
そして、熱が冷めるとバイメタルは元の形状に戻り、再びブレーカーのスイッチをオンにできるようになります。
このように、バイメタルには電気の使用量を制限する役割があるのです。
異音対策として契約アンペア数を上げることも検討する
バイメタルから音がするということは、電気の使用量が契約アンペア数ギリギリであるということを示しています。
そのため、普段電気使用量の多い家電を使っていないにもかかわらずバイメタルの変形音がする場合は、契約アンペア数を上げると解消する可能性があります。
漏電ブレーカーが故障している可能性もある
ブレーカーからの異音は、漏電ブレーカーの故障の可能性も考えられます。
漏電ブレーカーとは、家電の漏電を検知した場合に自動的に落ちることによって、感電や火災などの事故を防ぐためのブレーカーです。
しかし、漏電ブレーカーが経年劣化などで故障している状態で漏電を検知すると、異音を発するケースがあります。
漏電ブレーカーから異音がする場合は、コンセントの接触不良やコードの断線を引き起こしていないか確認してみてください。
ブレーカーの寿命は10年前後
ブレーカーの寿命は一般的に10年前後とされています。
寿命が近いブレーカーは、落ちやすくなる傾向があります。
ブレーカーの劣化は感電や火災を引き起こしかねないため、早めに交換をしましょう。
電気工事110番ではブレーカーの交換だけでなく、点検や修理をできる業者をご紹介しています。
「ブレーカーの異音がうるさい」「最近よくブレーカーが落ちる」「そろそろ寿命だから交換したい」という方は、電気工事110番の相談窓口にお電話ください。
ブレーカーのプロに任せてブレーカーの異音を解消しましょう。
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