漏電の調べ方はブレーカーで一目瞭然!誰でもできる漏電確認方法

漏電の調べ方を解説

「停電した!もしかして漏電が原因!?でも漏電の調べ方がわからない……」
「電気代が高くて漏電してるかも……?漏電か調べて安心したい」
どこから漏電しているのかわからない状態で生活するのは、とても不安ですよね。

漏電はブレーカーを見ればわかります。
漏電ブレーカーが「切」になっていれば、漏電している可能性が高いです。
なぜならブレーカーには役割があり、「切」になったブレーカーを見れば「漏電しているか?」はもちろん、「どの部屋で漏電しているか?」が大体わかるためです。

この記事では個人でできる漏電の調べ方、目視でわかる漏電原因を解説します。
記事の概要は以下のとおりです。

この記事を読めば漏電しているかどうかがわかり、安心して生活ができます
業者に頼む前に、まずはご自宅のセルフチェックをしてみましょう。

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目次

ブレーカーでわかる!漏電の調べ方

ご自宅が漏電しているかはブレーカーを見ればわかります。
ブレーカーの部位の解説は後述でするため、まずは以下の手順を試して漏電しているか確かめましょう。

ブレーカーの名称
  1. 漏電ブレーカー(主幹ブレーカー)が「切」になっているのを確認する
  2. 黄色や白のボタンを押してから、安全ブレーカー(分岐ブレーカー)をすべて「切」にする
  3. 漏電ブレーカーを「入」にし、安全ブレーカーをひとつずつ「入」にする
  4. 3で安全ブレーカーが「入」にならず、漏電ブレーカーが「切」になったら漏電している
    (安全ブレーカーは、業者が来るまで「切」のままにしておけば他の部屋の電気は使える)

参考:コープでんき 生活協同組合コープしが|ブレーカー(分電盤)の確認方法(最終閲覧:2024年9月17日)

漏電ブレーカーが「入」の場合は、漏電ではありません。

もし上記に当てはまったら、漏電をしています。
修理と詳しい調査のため、できるだけ早く業者を呼びましょう。

また「漏電しているのはわかったけど、いったいどこから?」と疑問に思いますよね。
もし「切」になった安全ブレーカーに「台所」など名前が書いてあるなら、漏電している原因はその部屋にあります。

理由はブレーカーの種類を見ればわかるため、解説します。

もし「もうブレーカーの種類は知っている、そんなことより早く漏電箇所を特定したい」という方は、次の「漏電ブレーカーが落ちる原因4選」をご確認ください。

ブレーカーの種類

ブレーカー(breaker)とは、遮断するという意味です。
名前のとおり「なにかあったら止める」のが役割で、それぞれ遮断する理由が違います。

漏電ブレーカー(主幹ブレーカー)

建物全体の電流(電気の流れ)を検知し、漏電があれば電気を止める役割です。また家中で電気を使いすぎた場合も、電気を止めます。

安全ブレーカー(分岐ブレーカー)

各部屋の配線に電気が流れすぎたら(電気を使いすぎたら)、電気を止めるブレーカーです。
安全ブレーカーは「台所」「リビング」など、場所ごとに分かれているため安全ブレーカーを見ればどの部屋で漏電しているかがわかります。

アンペアブレーカー(リミッター)

電力会社との契約以上の電流が流れると、電気を止めるブレーカーです。
また電力会社によっては、アンペアブレーカーがない場合もあります。

参考:パナソニック株式会社|知っておきたい電気の基礎知識(最終閲覧:2024年9月17日)

上記のように「切」になったブレーカーで、問題がわかりますね。

「漏電しているか?」はこれで判断できましたが「家電?コンセント?何から漏電しているか?」は専用の装置がないとわかりません。

しかしある程度は、目視で漏電の原因を突き止めることができます。
次は漏電ブレーカーが落ちた原因を見てみましょう。

漏電ブレーカーが落ちる原因4選

漏電を調べるには専用の装置が必要ですが、ある程度目視で漏電の原因がわかります。
以下に当てはまらないか、思い返してみましょう。

  • 雨漏り・水濡れしている
  • 古い家電を使っている
  • コードが破損している
  • ブレーカーが故障している

漏電とは、ざっくりいうと電気が漏れている状態です。
例えば電気の配線が破れてそこから漏れている、コンセントに水がかかり水を通じて電気が漏れているなどですね。

自分でできる対処法も解説しますが「問題箇所が高所や屋根裏にありそう」「感電しそうで怖い」など、個人での解決が難しい場合は、できるだけ早く電気工事業者に相談しましょう。

雨漏り・水濡れしている

水は電気を通しやすいため、電気に触れると漏電します。
例えば以下のような場合です。

  • 台風や大雨で雨漏りしている
  • 屋外用コンセントが雨ざらしになっている
  • 洗濯機や食洗器など水を使う家電のコンセントが濡れている
  • 窓付近や浴室にコンセントがあり結露している
  • ペットが家電やコンセントに尿をかけた
  • コンセントに塩害が発生した

特に「雨の日だけブレーカーが落ちやすい」というご家庭は要注意。
屋根や外壁の雨漏りが屋内に侵入している、屋外配線にトラブルが発生している可能性が高いです。

また電気は水を通しやすいといいましたが、正確には水に含まれる不純物が電気を通しやすい性質を持っています。
不純物のない純水はほぼ電気を通しませんが、塩水や(塩分などの)不純物が入ったペットの尿は電気を通します。

そのためコンセントに塩や尿がかかると乾いたあとでも塩や不純物を通して電気が漏れ、放置すればコンセントの腐食が始まるでしょう。

水が原因の漏電は「洗濯機から漏れた水を踏んだら感電した」など水に触れるだけで感電する事態も考えられるため、できるだけ早く業者を呼んで調査してもらいましょう。

古い家電を使っている

古い家電の絶縁体が古くなり、漏電している可能性があります。

絶縁体とは、家電に使われている電気を通さない素材のことです。
ビニールなどが有名ですが、長期間家電を使い続けると絶縁体が劣化し漏電することがあります。

後述のコードの破損は見分けやすいですが、家電の内部で絶縁体が破損していると見た目にはわかりません。
心当たりがある場合は、該当の家電のある部屋の安全ブレーカーを落とした状態でコンセントを抜いて様子をみましょう。

コードが破損している

ネズミにかじられたコード

※ネズミ被害によるコードの破損

コードが破損すると、そこから電気が漏れ出し漏電につながります。
コードの破損で多い理由は、以下のものです。

コードを踏んだり、はさんだりして表面のビニールが破れた

例:家具の下敷きになっていた、ドアではさんでいた

コードの異常発熱で配線が傷んだ

例:束ねたコードやタコ足配線でコードが熱を帯びて絶縁体が溶けた

動物がコードをかじった

例:害獣がコードをかじった、家電のコンセントをペットがかじったがそのまま使用した

電源コードや延長コードに変形や破れが見られる場合は、使用を中止しましょう。
火災のおそれもあるため、家電の場合は該当の部屋の安全ブレーカーを落とした状態で、問題の配線のコンセントを抜いてください。

また、自分が注意しているだけでは防げないのが害獣被害です。
家に入り込んだネズミやイタチなどの害獣は、あらゆる場所の配線をかじります。

漏電の対処と平行して、害獣対策もおこないましょう。
弊社運営の害獣駆除110番では、害獣に関する記事が多数掲載されています

害獣に心当たりがある方は、まずはこちらの関連記事を参考にしてください。

ブレーカーが故障している

漏電ブレーカーが故障している可能性があります。
漏電ブレーカの近くにあるボタンを押して、正常に作動しているかどうか確認してみましょう。

漏電ブレーカー

写真を見ると、テストと書かれたボタンがありますね。

漏電ブレーカーが「入」の状態で、ボタンを押してしばらく待つと漏電ブレーカーが「切」になります。
しかし、漏電ブレーカーが故障しているとボタンを押してもなんの反応もありません。
もし反応がない場合は、業者に相談しましょう。

他にも、13年以上経過した古いブレーカーは寿命といわれています。
ブレーカー内部で経年劣化によるなんらかのトラブルが発生している可能性があるため、交換を検討しましょう。

漏電の原因を解説しました。
しかし「ざっと見て回ったが見た目に変化はなかった、外壁や屋根裏などは見て回れない」という方は、電気工事業者にご相談ください。

漏電調査の依頼先「漏電調査の依頼先2選」を参考に業者を探しましょう。

もし「すぐにでも調べてほしい」緊急の場合は電気工事110番にお電話ください。
24時間365日全国よりご相談を受け付けているため、いつでも、どこでも漏電の調査をおこなうプロをご紹介します。
ぜひ電気工事110番にお電話ください。

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漏電したときの現象と漏電に似た現象

電気は目に見えないため「漏電しているのか不安……」という方もいますよね。

漏電が起こると以下の現象が起きます。

  • 家電や水に触れるとビリビリする
  • 漏電ブレーカーが「切」になった

もし上記の現象があったら、漏電している可能性が高いです。
また感電の危険もあるため、すぐに家電や配線から離れて電気工事業者に相談しましょう。

また「漏電すると電気代があがると聞いた」「タコ足配線の発火は漏電のせい」など、紛らわしい現象もよく耳にします。

そこで漏電と誤解しやすい似た現象も解説します。
漏電と誤解しやすい現象は以下のとおりです。

  • 電気代が高くなった:漏電しても電気代はあまり変わらない
  • ブレーカーが頻繁に落ちる:電気を使いすぎてもブレーカーは落ちる
  • 延長コードやタコ足配線が発火した:誤った使い方をしたせい

「ブレーカーが落ちる」は漏電と同じ現象ですが、見分け方をしっかり解説します。

電気代が高くなった

電気代が数千円、数万円単位で変化するほどの漏電があった場合、漏電ブレーカーが反応するため漏電による電気代の増加は考えづらいでしょう。

漏電ブレーカーはかなり繊細で、漏電を感知するとすぐに「切」になります。
ただし、漏電ブレーカーの故障で正常に働かなかったなどの状況は考えられるため、一度ブレーカーのテストボタンを押して実験してみましょう。

大幅な電気代の増加は電気の使用量が増えた、電力会社が電気代を値上げしたためと考えられます。
一度日常生活を振り返ってみましょう。

参考:東京電力ホールディングス|いつもと変わらない使い方をしているのに使用量が増えたのはなぜか(最終閲覧:2024年9月17日)

ブレーカーが頻繁に落ちる

電気を使いすぎるとブレーカーが落ちます。
1つの建物で使える電気の量は電気会社との契約で決まっており、契約以上の量の電気を使うとブレーカーが落ちます。

漏電でもブレーカーは落ちますが、電気の使いすぎの場合はアンペアブレーカーか安全ブレーカーが「切」になっています。
漏電は漏電ブレーカーが「切」になるため、違いがわかりますね。

一度に電気を使いすぎるとアンペアブレーカーや安全ブレーカーが落ちるため、まずは使用の優先順位が低い家電のコンセントを抜いてブレーカーを「入」に戻しましょう。

延長コードやタコ足配線が発火した

延長コードの発火は、電気を使いすぎた発熱によるものです。
タコ足配線からも漏電する可能性はありますが、少し間接的なため順をおって解説します。

まず配線に電気が通ると、配線は熱を帯びます。
配線を通る電気の量が増えれば増えるほど配線の温度はあがっていき、やがて発火事故にいたります。

この発火事故で、よく原因になるのがタコ足配線です。

タコ足配線

タコ足配線とは、上記のように1つのコンセントタップにたくさんのコンセントをさしている状態です。
タコ足配線で同時にたくさんの家電を使うと、1ヵ所の電気の使用量が増えて熱により発火するおそれがあります。

※タコ足配線でも流れる電気の量を計算して使うか、同時に家電を使用しないのであれば問題ありません。

また「コードが長いから」といって、束ねて使っている場合も危険です。

束ねた箇所に熱が溜まり、異常に熱くなり発火しやすくなるためです。

タコ足配線やコードの束を使い続ければ、熱せられたコードは傷みやすくなります。
傷んだ配線から漏電する可能性が高まるため、誤ったコードの利用は避けましょう。

【トラッキング火災にも注意】
コンセントやコードの発火と聞くと、ホコリが原因のトラッキング火災を思い浮かべる方が多いでしょう。

トラッキング火災とは、コンセントプラグの上にホコリが積もり、湿気を吸ったホコリに電気が流れる現象です。
電気が漏れる漏電と似ていますが、トラッキングはホコリという新しい回路ができた状態で少し異なります。
電気の流れたホコリはいずれ焼き切れ、発火につながります。

トラッキングも使用を続ければタコ足配線同様火災につながるおそれがあるため、使っていないコンセントは抜いておきましょう。

参考:岐阜県岐阜市|電気火災に注意!(最終閲覧:2024年9月17日)

漏電の症状や似た症状を解説しました。
かなりややこしいため、判断がむずかしい場合はプロに相談しましょう。
次の章では、業者の連絡先を解説します。

漏電調査の依頼先2選

漏電の疑いがある場合は業者に連絡します。
「どのような業者、連絡先があるか?」は以下のとおりです。

  • 一般家庭は【電気工事業者】へ
  • ビル・工場は【電気保安協会】へ

一般家庭なら調査から修理まで一括でおこなう、電気工事業者がおすすめです。
電気保安協会は4年に一度一般家庭を対象にブレーカーの点検をおこなっていますが、漏電の修理はおこなっていません。
また緊急時は有料での調査になるため、調査から修理まで一括で済む電気工事業者がよいでしょう。

一方法人の場合は、契約をしておけば定期的な漏電チェックから緊急時の修理まで電気保安協会に頼めます。
法人でも電気工事業者に依頼できますが、業者選びに迷ったら電気保安協会がおすすめです。

では詳しく解説します。

現在賃貸住宅にお住まいの方は、まずは大家さんや管理会社などの建物の管理者に相談してください。
調査結果次第では配線工事やコンセントの交換をするため、管理者の許可が必要です。

一般家庭は【電気工事業者】へ

一般家庭なら電気工事業者に相談しましょう。

電気工事業者とは、町の電気屋さんやエアコンなどの電気設備を取り付けてくれる業者のことです。
電気工事業者に相談すれば、調査だけでなく修理もおこなってくれます。

電気工事業者の探し方は、以下のとおりです。

自分で探す

電話帳やマップアプリなどで探す

業者を紹介してもらう

契約している電力会社に相談する、代わりに探してくれるサービスを使う

電力会社に相談すると、電力会社と提携した電気工事業者を紹介してくれます。
また電力会社によっては、契約者向けに生活のトラブルを解決する暮らしのレスキューサービスを展開している会社も多く、頼りになりますね。

またインターネット上では、電気工事業者を代わりに探してくれるサービスも登場しています。
電話やメールでご自身の希望やご自宅の症状を伝えると、あなたの代わりにお近くの業者を提案してくれます。

じつは電気工事110番もそのひとつです。
「自分で電気工事業者を探すのは大変そう……」なら、電気工事110番にご連絡ください。
電気工事110番は全国の加盟店と提携して、電気工事業者をお客様に提案するサービスをおこなっています。

他社様との相見積りも歓迎!
漏電調査でお悩みならぜひ電気工事110番にご連絡ください。

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ビル・工場は【電気保安協会】へ

工場、ビルや法人などは電気保安協会に相談しましょう。

電気保安協会は、電気設備の点検をおこなっている団体です。
全国各地に組織があり、50年以上電気の調査業務から保安業務までをおこなっています。

電気保安協会と契約すると、定期的に漏電の調査をおこないます。
一般家庭の場合は漏電調査だけですが、企業の場合は緊急時の事故対応をしてくれるため相談しておくと安心でしょう。

他にも電気の事故に対応した保険や省エネの相談など、法人向けのサービスが充実しているため電気保安協会に相談してみましょう。

参考:一般財団法人関東電気保安協会(最終閲覧:2024年9月17日)

理解すると対処しやすい!電気の基礎知識

最後に覚えておくと、漏電の調査や電気の使い方で役立つ知識を簡単にご紹介します。

漏電の原理

漏電とはざっくりいうと、電気が漏れている状態です。

小学生の頃に配線と電池を使い、豆電球を光らせた電気回路の実験をした方は多いでしょう。
住宅の電気も基本はこれと同じで、電気は配線を使い家中のコンセントの間をぐるぐる回っています。

しかし配線が破れたり、水がかかったりすると、そこから電気が漏れてしまいます。
これが漏電です。

漏電した配線や家電に触れると、電気は漏電箇所から人の体を伝わり地面に抜けていきます。
この状態が感電です。

一般的な家電製品からの漏電でも、電流の強さによっては感電死するおそれがあります。

漏電対策にアース線を取り付けよう】
家電の背面や電源コンセントから、緑や黄色の配線が出ているのを見たことはありませんか?
あれはアース線(後述写真参照)です。
アース線を設置しておくと、漏電しても被害が軽減されます。

アース線は新しい電気の通り道を作り地面に電気を逃がすため、仮に漏電する場所に触っても人体に流れる電気の量をグッと減らし被害を軽減します。

アース線は大型の家電やパソコンなどの精密機器によくついています。
アース線を取り付けて、漏電被害を減らしましょう。

アース線

参考:一般財団法人関東電気保安協会|暮らしの中の電気知識
(最終閲覧:2024年9月17日)

漏電を調べるために使用する道具

漏電を調べる道具は、リーククランプメーターと絶縁抵抗計です。

リーククランプメーター

電流の測定をおこなう装置です。
電気は回路の中をくるくる回っており、行きと帰りの電流があります。
通常であれば行きと帰りの電流の数値は同じですが、漏電していると行きと帰りの電流の数値に変化があるため、これで漏電している箇所がわかります。
よく似た負荷電流クランプメーターは「今どれだけの電流を使用しているか?」を測る装置で、漏電を調べるものではありません。

絶縁抵抗計(メガテスター)

「絶縁体がちゃんと機能しているかどうか?」を調べる装置です。
家電を使い続けていると、経年劣化や熱による傷みなどで絶縁体の機能が落ちていきます。
決められた電圧(電気を押し出す力)を流し「決まった電圧がきちんと流れているか?」を調べることにより、漏電が調べられます。
漏電により電気が流れすぎている=絶縁体の機能に問題があるということです。

参考:日置電機株式会社|クランプメーターの機能と使い方・選び方
参考:日置電機株式会社|絶縁抵抗計の原理と使い方
(最終閲覧:2024年9月17日)

上記の道具があれば漏電を調べられますが、個人の方の独断での調査はおすすめできません。

どちらの装置もある程度電気の知識が必要なため、知識がない状態で扱えば調査中に感電の危険性がある、漏電を見逃す可能性があります。

漏電箇所の調査はプロに相談しましょう。

まとめ

漏電の調べ方について解説しました。
おさらいをすると以下のとおりです。

  • 漏電ブレーカーが「切」になっていれば漏電
  • 安全ブレーカーが「切」になっている部屋に漏電の原因がある
  • 漏電調査は一般家庭なら電気工事事業者、工場などは電気保安協会

漏電の調べ方は、自分で調べるか、業者に頼むかです。
漏電は原因によっては自分で対応できますが、ブレーカーの故障や高所の調査などはプロに相談しましょう。

一般家庭であれば、お近くの電気工事をおこなう業者に相談してください。
調査から修理まで一括で頼めます。

工場やビルなど法人は、電気保安協会がおすすめです。
全国に組織があり、平素の漏電チェックから緊急時の対応までバッチリです。

漏電に気がついたら、早めにプロに相談しましょう。

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