シーリングライトを取り外し新しいものに交換する際には、適切な方法で取り外す必要があります。
なぜなら、無理に外そうとするとカバーが壊れたり、思わぬケガをしてしまったりするおそれがあるからです。
また、取り外し・取り付けをする前には、ご自宅のシーリングライトの種類や取り付けに必要な引っ掛けシーリングの種類を確認してからおこないましょう。
当記事では、シーリングライトの取り外し方や交換方法、シーリングライト・引っ掛けシーリングの種類を解説していきます。
この記事を読んでいただき、シーリングライトの交換する際に役立ててみてください。
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丸形シーリングライトの取り外し・取り付け方法
作業は夜間よりも日中のほうが、電気を消しても外からの光があるため作業がしやすいのでおすすめです。
丸形のシーリングライトの取り外し方・取り付け方は種類によって異なるので、家にある種類に合った方法で作業をおこないましょう。
丸形のシーリングライトには「カバーアップ回転式」と「カバー回転式」の2種類があります。
カバーアップ回転式
まずは、カバーアップ回転式の取り外し・取り付け方法をおこなう前に、電気を切ってカバーなどの器具の熱を冷めるまでしばらく待ちましょう。
熱が冷め、手で触れられるくらいまでになったら、取り外し・取り付けをおこなっていきます。
取り外し・取り付け方法
- 取り外し方
-
丸いカバーを右か左どちらかに回転させ、カバーを取り外す
- 取り付け方
-
丸いカバーの矢印とシーリングライトの本体にある矢印をあわせ、両手でカバーを持ち上げて、「カチッ」と音がしはまったら作業完了
カバー回転式
カバー回転式も、電気を切ったあとは器具の熱が冷めるまでしばらく待ちます。
手で触れても大丈夫になったら作業を始めます。
取り外し・取り付け方法
- 取り外し方
-
丸いカバーを左回りに回し、カバーを取り外す
- 取り付け方
-
丸いカバーにある矢印とシーリングライトの本体にある矢印をあわせ、両手でカバーを持ち上げて右回りに回して、「カチッ」と音がしたら作業完了
ここでご紹介したのは、カバーの取り外し方・取り付け方です。本体の交換方法については、次章でご説明します。
蛍光灯シーリングライトをLEDシーリングライトに交換してみよう!
蛍光灯シーリングライトからLEDシーリングライトに交換すると、電気代が安くなったり、電球の交換は10年以上する必要がなかったりします。
シーリングライトを交換する前に、新しいシーリングライトを設置できる引っ掛けシーリング(配線器具)かを確認しなくてはいけません。
なぜなら、引っ掛けシーリングの種類によっては電気工事が必要となるからです。
引っ掛けシーリングとは、照明器具を天井に設置するための電源差し込み口のことです。
ここでは、自分でシーリングライトの交換が可能な引っ掛けシーリングの種類と、交換方法を解説していきます。
引っ掛けシーリングが設置されていない・引っ掛けシーリングが自分で交換できるものではない場合は、業者へ依頼して新しいものに付け替えてもらいましょう。
取り付ける前に確認すること
蛍光灯シーライトからLEDシーリングライトに交換する前に、天井に引っ掛けシーリングが設置されているか確認します。
もし、天井に設置されていない場合は工事が必要となりますので、業者に依頼しましょう。
引っ掛けシーリングがある場合は自分で交換ができます。
ただし、自宅の引っ掛けシーリングのに合う照明でなければいけません。
引っ掛けシーリングの種類を以下にご紹介していますので、自宅の引っ掛けシーリングの種類を確認するときに役立ててください。
代表的な引っ掛けシーリングの種類
- 丸型引っ掛けシーリング
-
丸い形で厚みがあり、円盤状になっている
- 丸型フル引っ掛けシーリング
-
丸形引っ掛けシーリングと形が似ているが、床側に出っ張りがある(ツバ付き丸形引っ掛けシーリングとも呼ばれている)
- フル引っ掛けローゼット
-
中心部分に出っ張りがあり、左右にハンガーと呼ばれる金具が付いている
- 角型引っ掛けシーリング
-
マッチ箱のような形をしている
自宅の引っ掛けシーリングに適合するシーリングライトであれば、自分でシーリングライトの交換ができます。
しかし、適合しないシーリングライトを設置したい場合、引っ掛けシーリングを新しくしなくてはいけません。
その場合は電気工事が必要となりますので、業者に依頼しましょう。
シーリングライトを交換するときの手順
引っ掛けシーリングが自分で交換可能であるか確認したら、実際にシーリングライトを交換していきましょう。
交換手順は、以下を参考にしてください。
- 電気を消し、安全に作業をおこなうためにブレーカーを落とす
- カバーが回る方向に回しカバーを外し、蛍光灯を外す
- シーリングライト本体の中央にある赤い部分(ストッパー)を押して本体を天井から取り外す
- 古い蛍光灯シーリングライトのアダプターを左に回し引っ張って取り外す
- 新しいLEDシーリングライトのアダプターを引っ掛けシーリングに取り付ける
- シーリングライト本体の中央部分にある穴に取り付けたアダプターがはまるように、シーリングライト本体を取り付ける
- アダプターに付いているコードをシーリングライト本体に取り付ける
- カバーを取り付け、ブレーカーを戻して電気が点くことを確認して作業完了
カバーの回る方向は商品によって異なるので、事前に回す方向を確認しておきましょう。
シーリングライトの型ごとの3種類の脱着方法
シーリングライトは丸型以外の種類もあります。
この章では、丸形のシーリングライト以外のシーリングライトについてご紹介します。
取り外し・取り付け方法も解説するので参考にしてみてください。
シーリングライト3種類の脱着方法をご紹介していきます。
ご自宅のシーリングライトの種類がどれなのか確認しながらご覧ください。
カバーキックバネ式
カバーキックバネ式は、天井に埋め込まれたように設置されているシーリングライトです。
形は長方形のものと丸型のものがあります。
- 取り外し方
-
シーリングライトのカバーを両手で持ちながら外し、キックバネと呼ぼれる部品を取り外す
- 取り付け方
-
キックバネをシーリングライト本体に取り付け、カバーを両手で押し上げて「カチッ」と音がしたら取り付け完了
カバー化粧ネジ式
カバー化粧ネジ式は、玄関などの壁に取り付けられたシーリングライトです。
- 取り外し方
-
カバーを固定している化粧ネジを緩め、カバーを取り外す
- 取り付け方
-
カバーをシーリングライト本体にあわせ、化粧ネジで固定し取り付け完了
カバーはめ込み式
カバーはめ込み式は、かまぼこを逆さまにしたような形をしています。
- 取り外し方
-
左右にあるエンドキャップ(カバー横の部分)を取り外し、光を抑えるカバー(セード)を外す
- 取り付け方
-
カバーを両手でまっすぐ押し上げ、エンドキャップにはめ込んで取り付け完了
照明器具を新しく設置するときはプロに依頼しよう!
シーリングライトの形状が合わない・自分で取り付けができないタイプものだった場合は、無理に作業をおこなわずにプロに依頼しましょう。
しかし依頼するにあたって、費用がどのくらいかかるか気になることでしょう。
シーリングライトなどの照明器具を設置するのにかかる費用は、だいたい1,500円~5,000円です。
引っ掛けシーリングの設置・交換工事の費用はだいたい1,000円~2,000円なので、合計した場合の費用は2,500円~7,000円ほどです。
この費用はあくまで目安なので、詳しく知りたい方は見積りをとりましょう。
シーリングライトの取り付け・取り外しを依頼できるのは、購入した家電量販店や電気工事をおこなってきた実績のある業者です。
依頼先を選ぶ際は、ひとつの業者に絞らす複数社から見積りをとり、納得する業者に依頼しましょう。
業者探しにお困りの際は、ぜひ電気工事110番までご連絡ください。
お客様のご希望に沿った業者をご紹介させていただきます。
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