「ブレーカーが上がらない……ひょっとして漏電?」
そんな時に役立つのが漏電ブレーカー。
漏電ブレーカーには「テストボタン」があります。
なぜテストボタンがあるかというと、漏電ブレーカーが正しく動作しないと感電や火災などの事故につながり大変危険であるためです。
この記事では、漏電ブレーカーの役割やテストボタンを使った動作確認方法についてご紹介していくので、参考にして定期的な点検をしてみてください。
もし漏電修理が必要になったら、自分で解決するのは難しいので一度電気工事のプロに相談することをおすすめします。
電気工事のプロは、調査して漏電箇所を適切に直してくれるのはもちろん、その他不具合も発見してくれる可能性があります。
漏電・ブレーカー工事のお見積り
10秒で費用がわかる!
\電気工事110番はお見積りだけでもOK!/
次のページで実際にお見積りをご確認いただけます。
漏電ブレーカーは漏電を常にチェックしている
漏電ブレーカーは複数の電線とつながっており、その電線に流れている電流の量を監視して、漏電していないか常にチェックしています。
複数の電線に流れている電流の量が同じの場合、漏電が起きていない正常な状態です。
しかし漏電が起きてしまうと電気が外部に逃げてしまうため、漏電箇所の電流量が変わってしまいます。
その電流の量の差を感知して、漏電であると判断されてブレーカーが作動するのです。
このように、漏電ブレーカーは漏電をいち早く察知するために重要なもの。
そのため、万が一のときに漏電ブレーカーが正しく作動するように、漏電ブレーカーのテストボタンを使って定期的に点検をすることが大切です。
テストボタンを使った動作確認方法
実際に漏電ブレーカーのテストボタンを使って、漏電ブレーカーが正しく作動するか確認してみましょう。
テストボタンは漏電ブレーカーのすぐ横にあるはずです。
- 漏電ブレーカーの電源が入っているか確認する
- テストボタンを押す
- 電源がオフになれば正常に作動している
「漏電ブレーカーのテストボタンを押しても電源がオフにならない」「漏電ブレーカーの電源が入らない」といった場合、漏電ブレーカー本体かテストボタンが故障しているのかもしれません。
漏電ブレーカーが正常に作動しないと、漏電が起きてもブレーカーを落ちず火災や感電が起きるおそれがあります。
重大な事故が起きてしまう前に、必ず漏電修理が得意なプロに相談して早期解決をしましょう!
漏電を起こさない電気の使い方
漏電ブレーカーのテストボタンを押して確認し正常に作動していることがわかれば、ひとまず安心でしょう。
漏電ブレーカーの作動確認も重要ですが、漏電の原因を引き起こさないためにも、普段の電気や電化製品の使い方を見直すことも大切です。
ここでは、見直しておきたい電気の使い方をご紹介します。
- 使わない電気はこまめに消しておく
- プラグを抜いて待機電力消費をおさえる
- ひとつのコンセントに何本もプラグを挿さない
- 塗れた手で電化製品や電気コードを触らない
- プラグやコンセントのホコリを掃除する
- 電気コードを折り曲げて使わない
漏電が起きたら漏電箇所を特定する
もし漏電ブレーカーが作動して家中の電気が消えてしまった場合は、まずは落ち着いて漏電箇所を特定しましょう。
漏電箇所は以下の手順で調べられます。
- 漏電ブレーカーの電源が落ちていることを確認
- すべての安全ブレーカーをオフにする
- 漏電ブレーカーの電源を入れる
- 安全ブレーカーの電源をひとつずつ入れていく
漏電が発生している部屋の安全ブレーカーの電源を入れると、また漏電ブレーカーが作動し、家中の電源が切れます。
つまり、スイッチを入れると電源が消える安全ブレーカーの部屋が漏電が起きている箇所ということです。
漏電箇所がわかったら業者に修理を依頼する
ブレーカーの確認作業により漏電箇所が特定できたら、自分で直さずに漏電修理のプロに任せましょう。
漏電修理は電気工事士の資格と専門的な知識がなければできませんし、わからないまま修理すると感電するおそれがあるからです。
漏電の原因と直し方の詳細はこちらの記事をご覧ください。
まとめ
漏電ブレーカーには感電や火災の原因となる漏電をすぐに察知し、事故を未然に防ぐ重要な役割があります。
自分の家や命を守るためにも、漏電ブレーカーのテストボタンを使って定期的な動作確認をおこないましょう。
万が一漏電が起きた場合は正しい手順でブレーカーを操作することが大切です。
漏電している箇所が特定できたら、漏電トラブルを修理してくれる業者に依頼すると早く解決できるでしょう。
電気工事110番では、漏電トラブル解決や漏電ブレーカーのテストボタンの修理が得意なプロの業者を紹介しています。
電気工事110番は24時間365日受け付けていますので、急な漏電トラブルにも対応可能です。
土日祝日問わず対応しますので、いつでもお気軽にご相談ください。
漏電・ブレーカー工事のお見積り
10秒で費用がわかる!
\電気工事110番はお見積りだけでもOK!/
次のページで実際にお見積りをご確認いただけます。