「換気扇の修理を依頼したいけど、古いからどこに連絡すればよいのかわからない」
「結構古い換気扇だけど、交換すべき?修理費用が気になる……」
いつも当たり前に使っている換気扇がある日突然動かなくなると、一刻も早く直したいですよね。
換気扇修理が依頼できるお店は、さまざまです。
電気工事業者、ホームセンターや電力会社のサポートなどに相談できます。
しかし、じつは状況によって依頼先を変えると、より便利に、よりお得に換気扇を修理できます。
この記事では、換気扇修理で気になる業者選びのポイントや費用などを解説します。
この記事の全容は以下のとおりです。
この記事を読めば換気扇修理の疑問、自力で安く交換する方法、換気扇を長持ちさせる方法など、換気扇にまつわる疑問が解消されます。
換気扇修理をお考えの方には参考になる情報満載のため、ぜひ読んでください。
換気扇工事のお見積り
10秒で費用がわかる!
\電気工事110番はお見積りだけでもOK!/
次のページで実際にお見積りをご確認いただけます。
換気扇修理の相談先4選
換気扇の修理の相談先は、以下の4つです。
- 急いでいるなら【電気工事業者】
- サポートサービスが使えるなら【電力・ガス会社のサポート】
- 直接相談したいなら【ホームセンター・家電量販店のサポート】
- 賃貸住宅は【管理者】
上記以外にも修理はあきらめて便利屋やリフォーム会社に換気扇交換を依頼するなど、さまざまな依頼先があります。
家電の修理は状況によって依頼先を変えるとお得・便利になるため、家電や状況によって依頼先を変えるとよいでしょう。
換気扇は扇風機の羽のようなプロペラファンと、ファンが丸い形のシロッコファンがあります。
レンジフードの中をのぞいて、プロペラではない場合はシロッコファンです。
■ プロペラファン
■ レンジフード
レンジフードの修理も先ほど紹介した4つの依頼先でも相談できますが、おすすめの相談先が少し異なります。
現在シロッコファンのレンジフードをお使いの方は、関連記事をご確認ください。
電気工事業者に相談する
急いでいる方や業者探しでお困りの方は、インターネットで電気工事業者を探しましょう。
電気工事業者は、そのまま電気工事をおこなう業者のことです。
地元の電気屋さんやエアコンなどの設置を依頼した業者などが当てはまるため、もし心当たりがあるなら相談しましょう。
しかし「家電は量販店で買うし、地元の業者に心当たりがない」という方も多いでしょう。
そういう場合は、インターネットで代わりに業者を探してくれるサービスがおすすめです。
インターネットでは日時や場所を伝えると、希望にあった業者を探してくれるサービスがあります。
特徴は24時間365日相談受付の会社が多く、祝日は深夜早朝でも相談できます。
さまざまな会社がこのサービスを運営しており、電気工事110番もそのひとつです。
電気工事110番では、全国の電気工事業者と提携してご自宅のお近くの業者をご提案する事業をおこなっています。
電気工事110番は24時間365日相談受付、今からでもご相談いただけます。
さらに見積りは無料※のため、他社様との相見積りも歓迎です。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。
「換気扇修理どこにたのんだら……」という方は、ぜひ電気工事110番にご連絡ください。
換気扇工事のお見積り
10秒で費用がわかる!
\電気工事110番はお見積りだけでもOK!/
次のページで実際にお見積りをご確認いただけます。
電力・ガス会社のサポートに相談する
契約している電力・ガス会社に相談すると、提携している電気工事業者を紹介してくれます。
もし電力・ガス会社の暮らしのサポートサービスに入っているなら、よりお得に換気扇を修理してくれるかもしれません。
電力・ガス会社では、水漏れや電気トラブルを解決するサポートサービスをおこなっているところがあります。
「契約プランによっては無料で使える」「月額いくら払うとサービスをいつでも使える」など、利用料金体系はさまざまです。
もし契約プランでサポートサービスが使えるなら、出張費が無料など少しお得に換気扇修理が頼めるかもしれません。
またサポートサービスをおこなっていない会社でも、相談すれば提携している業者を紹介してくれます。
まずは契約している電力・ガス会社のプランを確認しましょう。
ホームセンター・家電量販店のサポートに相談
普段利用するホームセンターや家電量販店では、電気や住宅設備の修理をおこなうサービスを展開しているところが多いです。
ホームセンターや家電量販店の強みは、直接人に会って、商品を見て相談できるところです。
買い物ついでに相談すれば、店員に費用や疑問を直接相談できて安心です。
また修理ができず交換になった場合は、店で売っている換気扇やレンジフードと交換できるため「実際どの商品がよいか?」を店頭で比べられるのも強みです。
「インターネットで業者を探すのは不安」「契約している電力・ガス会社のサービスは使えなさそう」ならホームセンターや家電量販店がよいでしょう。
【賃貸住宅限定】管理者に相談する
賃貸住宅にお住まいの方は、大家さんや管理会社の管理者に相談してください。
アパートやマンションなどの賃貸住宅は、大家さんなどの管理者から建物を借りている状態です。
部屋にある換気扇なども借りている状態のため、修理や交換の判断は管理者がおこないます。
「換気扇が古いからレンジフードにしたい」「故障したから自分で取り替えたい」などのケースも、まずは管理者の許可が必要です。
賃貸契約の内容にもよりますが、修理や交換費用は基本的に管理者が支払うため、まずは管理者に相談しましょう。
換気扇修理が依頼できる依頼先を4つ解説しました。
ご自宅の状態にあわせて、依頼先を選びましょう。
換気扇修理の依頼先が決まると、次に気になるのは費用でしょう。
換気扇修理の実例を見ながら、費用について解説します。
換気扇の修理費用の相場は約4万円
換気扇の修理費用は、換気扇(プロペラファン)の種類や業者によって異なります。
そこで今回は電気工事110番など、弊社運営サイトでおこなった工事の費用相場を紹介します。
換気扇の修理の平均費用は41,681円でした。
価格帯で表すと以下のとおりです。
上記は高額になりやすいレンジフードの値段も含んでいます。
例として、プロペラファンの事例だけを見ると以下のとおりです。
- 2,200円の事例
-
- 建物種別
-
戸建て
- 設置場所
-
トイレ
- 相談内容
-
掃除の際にネジを外したらはまらなくなった。人感センサーのはずだが、フタが浮いたまま閉まらない
- 10,000円の事例
-
- 建物種別
-
戸建て
- 設置場所
-
台所
- 相談内容
-
自分で分解したら戻らなくなったので見てほしい
- 41,800円の事例
-
- 建物種別
-
戸建て
- 設置場所
-
浴室
- 相談内容
-
換気扇がまったく動かない、場合によっては交換してほしい
換気扇はさまざまなタイプがあり、天井に埋め込まれていたり、配線工事がなされていたりします。
よく台所に設置されている、紐で引っ張るタイプの換気扇の修理・交換費用は比較的安く済みます。
しかし埋め込まれていて取り出しが必要だったり、配線工事が必要な製品だったりすると、費用は上がりやすくなるでしょう。
換気扇修理より交換のほうが安いケースもある
換気扇は製品によっては修理よりも、本体交換のほうが安い場合があります。
弊社加盟店の換気扇交換の平均費用は38,096円で、前述の修理費用と近い金額です。
ただし換気扇の種類や設置場所によって異なるため、まずは相見積りをおこないましょう。
相見積りをおこない、交換と修理どちらがよいか検討しましょう。
もし「古い換気扇だから交換を考えている」「少しでも安いほうがよい」という方は、関連記事に換気扇交換についてまとめています。
こちらをぜひご確認ください。
金額・施工に疑問を持ったら相見積り
換気扇修理を依頼するときは、相見積りをおこないましょう。
相見積りとは、複数の業者に見積りを頼むことです。
複数の業者に見積りを頼むため、ご自宅の平均的な換気扇修理費用がわかります。
また「A社にはレンジフードをすすめられたが、どう思うか?」と他社に相談できます。
相見積りは複数の業者を呼ぶため少し面倒ですが、わかりづらい換気扇修理にまつわる疑問が解消されるためおすすめです。
換気扇修理をおこなう前に、まずは電気工事業者に相見積りを依頼しましょう。
もし「そんなにたくさんの業者に心当たりがない」という方は、電気工事110番にご相談ください。
日時や場所をお伝えいただければ、ご希望にあった業者をご紹介いたします。
他社様との相見積りも歓迎なため、業者探しでお悩みならぜひ電気工事110番にご連絡ください。
換気扇工事のお見積り
10秒で費用がわかる!
\電気工事110番はお見積りだけでもOK!/
次のページで実際にお見積りをご確認いただけます。
自分でできる!換気扇修理方法
「業者に相談する前に自分で修理したい」という方も多いでしょう。
そこで自分でできる換気扇修理方法を解説します。
流れは以下のとおりです。
- 換気扇を分解する
- 換気扇を掃除する
- 軸に油をさす
- 換気扇を組み立てる
今回は経験がない方でも修理がしやすい、台所でよく見かけるプロペラファンの修理方法を解説します。
上記写真のプロペラファンは部品が少なく、簡単に分解でき掃除しやすいためです。
取り外すのは少し大変ですが、DIYが好きな方はチャレンジしてみましょう。
シロッコファンでも上記をおこなえば、不具合が軽減されることがあります。
ただしシロッコファンは本体の分解がむずかしいため、個人でおこなう場合は羽の掃除と油をさすだけを試してください。
換気扇の分解・組み立て方法
まずは換気扇を分解しましょう。
- コンセントを抜く
- 換気扇周りのオイルキャッチ、枠を外す
- 羽の真ん中の留め具を反時計回りに回して外す
- 羽をまっすぐ引き抜く(油が固まって抜けない場合は、ドライヤーで温めると抜きやすい)
- モーターとシャッターの付いた本体が残るため、枠上部のネジを緩める
- 本体を壁から取り外す
参考:ユーザーズサポート株式会社|台所用プロペラ型換気扇のお手入れ(最終閲覧日:2024年10月1日)
羽の汚れだけを落としたい場合は、5~6の本体取り外しは不要です。
掃除が終わったら、分解と逆の手順で組み立てます。
本体にはモーターとスイッチが付いていますが、個人での取り外しはむずかしいでしょう。
本体からモーター類を取り外さずに掃除をおこないますが、モーター類は水濡れ厳禁です。
同様にスプレー状の洗剤も使用できません。
掃除の際は水のかからない場所に本体を置いてください。
換気扇の掃除方法
台所の換気扇は、油汚れが詰まって動作不良をおこします。
ホコリや汚れのつまりは掃除をして解消しましょう。
- 重曹や洗剤
- 大きめのゴミ袋
- キッチンペーパー
- 使い捨てできるブラシ、タオル、スポンジ
- ゴム手袋や使い捨て手袋
- キッチンペーパーや乾いたブラシで羽、本体や枠のホコリを取る
- 大きめのゴミ袋に40℃程度のお湯と重曹を入れてよく混ぜる
- ゴミ袋に羽や枠を入れ1~2時間漬け置き(モーター類がついている本体は漬け置きしない)
- 油が浮いたら取り出し、羽の汚れが浮いたらスポンジでこすり落とす
- 本体は水濡れ厳禁のため、キッチンペーパーに洗剤を染み込ませて拭く
- 羽や本体を洗い終わったらタオルでしっかりと水気を拭き取る
参考:UR賃貸住宅|大掃除にお役立ち!家にあるアイテムキッチンまわりをピカピカにする方法(最終閲覧日:2024年10月1日)
あまり汚れていない換気扇でも分解して汚れを落とすと、故障が直る場合があります。
一度試してみましょう
潤滑油をさす
「換気扇を回していると乾いた異音がする」「羽の回りが悪い」という場合は、潤滑油をさしましょう。
羽を取り外し、モーターの軸の付け根に潤滑油をさしてください。
もし軸や羽にホコリや油汚れが溜まっている場合は、先に前述の掃除を試してから油をさしてください。
換気扇の修理方法は以上です。
換気扇はこまめに掃除をしたり、メンテナンスをしたりすると長持ちします。
汚れが目立ってきたらこまめに掃除をしましょう。
掃除や分解をしても換気扇が直らない場合は、自力での修理はむずかしいでしょう。
プロの業者に修理を依頼するか、ご自身で換気扇の交換をおこないましょう。
次の章では自分で換気扇を交換する方法を解説します。
自分で換気扇を交換する方法
換気扇の取り付けは電気工事業者に依頼できますが、製品によっては自分で取り付けができます。
羽が露出しているプロペラファンや窓用換気扇は自力で取り付けができます。
ただし風呂やトイレに設置されている、壁や天井に埋め込まれたタイプは難しいかもしれません。
見分け方を含めて順に解説します。
自分で交換できる換気扇の特徴
現在お使いの換気扇の電源がコンセント式なら、自力で取り外せます。
また、取り付けも同じようにコンセント式の換気扇なら自力交換可能です。
通電している配線をつなぐ感電のおそれがある工事には、電気工事士の資格が必要です。
レンジフードや天井に埋め込まれた換気扇はコンセントではなく配線をつなぐ工事が必要なため、交換には資格が必要です。
しかしコンセント式の製品なら配線工事がいらないため、資格不要で自分で交換できます。
例として挙げると以下のような商品です。
メーカー | パナソニック |
参考価格 | Amazon:4,880円 楽天市場:4,470円 Y!ショッピング:4,699円 |
公式サイト | パナソニック株式会社 |
※参考価格は2024年9月30日時点のAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの価格(税込み・東京都への送料込み)です。
メーカー | パナソニック |
参考価格 | Amazon:6,186円 楽天市場:5,610円 Y!ショッピング:6,780円 |
公式サイト | パナソニック株式会社 |
※参考価格は2024年9月30日時点のAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの価格(税込み・東京都への送料込み)です。
窓用換気扇とは壁に穴を開けず、窓に取り付けるタイプの換気扇です。
今回紹介した換気扇は特別な工具もいらず、コンセントに差し込ば使えます。
不安であれば、今お使いの製品と同じ型の商品を選べば問題ありません。
ぜひチャレンジしてください。
風呂・トイレの換気扇の自力交換はむずかしい
風呂やトイレはプロペラファンであっても、自力交換はおすすめできません。
理由は、知識や資格が必要になる可能性があるためです。
- 内釜式風呂には設置してはいけない製品がある
- 資格がないとできないアース線工事が必要な製品がある
- コンセント式ではなく、資格が必要な配線式の商品がある
風呂用のプロペラファンは、取り付けを誤ると感電や一酸化炭素中毒のおそれがあり危険です。
自分で取り付けるのは避けたほうがよいでしょう。
また換気扇のコンセントが見当たらない場合、配線工事が必要です。
専門知識がないと取り外しも危険です。
もし自宅の換気扇が自分で取り換えられない製品の場合は、プロに相談しましょう。
換気扇の交換方法
換気扇の取り付け方法は簡単です。
その手順をまとめました。
- 換気扇の羽のサイズを測り、使用しているものと同じ大きさの換気扇を用意する
- 「換気扇の分解方法」を参考に、換気扇を本体ごと取り外す
- 新品の換気扇の羽を取り外す
- 換気扇本体を壁の穴に入れて、枠上部のネジをしめる
- 羽や外枠を取り付ける
- コンセントを差し込んで終了
換気扇にはサイズがいくつかあります。
壁に開けられた穴はサイズによって異なるため、間違ったサイズを購入すると使用できません。
ご自宅で使っている羽のサイズを測り、同じサイズの換気扇を用意してください。
関連記事では、換気扇の取り換え方法をより詳しく解説しています。
DIYでの換気扇交換をお考えの方は、こちらの記事を参考にしてください。
換気扇の部品だけの交換は難しい
「羽だけ交換できないかな?」という方もいますが、かなり難しいため丸ごと交換をおすすめします。
理由は以下のとおりです。
- 古い換気扇は部品がなく、取り寄せになった場合時間がかかる
- インターネット通販では、パーツだけを購入するのはむずかしい
- メーカーカタログを見てもパーツだけの販売はまずない
使い捨てのフィルターや、取り付けの際に必要な排気口などの部材はメーカーでも販売しており購入できます。
しかし羽や留め具だけを購入するのはむずかしいでしょう。
換気扇は本体を購入しても約4千円ですし、同じサイズの換気扇を購入したほうが早く交換できるため本体ごとの交換をおすすめします。
どうしても今ある換気扇を使い続けたい方は、個人での修理はむずかしいため電気工事業者やメーカーに問い合わせて相談してみましょう。
まとめ
換気扇修理を解説しました。
この記事の内容を振り返ると、以下のとおりです。
- 換気扇修理は電気工事業者、電力・ガス会社、ホームセンターや家電量販店に相談できる
- 換気扇修理費用の平均は約4万円、工事前に相見積りがおすすめ
- 換気扇は自分で掃除、分解や交換ができるためDIYが好きなら一度試してみるとよい
換気扇は埋め込まれたものやレンジフードなど、さまざまな種類があります。
製品によって修理・交換費用が変わるため、費用はご家庭によって異なるでしょう。
ご自宅の正確な換気扇修理費用を知りたい方は、まずは業者に見積りを依頼し、相見積りで平均金額を確認しましょう。
換気扇工事のお見積り
10秒で費用がわかる!
\電気工事110番はお見積りだけでもOK!/
次のページで実際にお見積りをご確認いただけます。