「インターホンが鳴らない……インターホン交換ってどこに頼めばいいの?」
「インターホン交換の費用ってどれぐらい?」
インターホン交換はさまざまな業者に依頼ができますが、おすすめは以下の3つです。
- 急いでいるなら【電気工事業者】
- 特定の商品と交換したいなら【ホームセンター・家電量販店】
- 家に詳しい人に任せたいなら【家を建てた工務店】
費用は業者やインターホンの本体価格によりますが、大体3万円台であることが多いでしょう。
しかし、じつはインターホンを安く設置するコツがあり、知っていればもっと安くなるかもしれません。
なぜならインターホンは商品の選び方ひとつで、本体価格が数千円にまで安くなることがあるためです。
この記事ではインターホンの交換をどこに頼むのがよいのか、どのような商品が安くなるのかをやさしく解説します。
具体的には以下のとおりです。
読み終えればインターホン交換がお得にできます。
インターホンの交換でお悩みなら、参考になる情報満載のためぜひ読んでください。
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インターホン交換どこに頼む?連絡先3選
インターホンの交換の依頼先は数多くあります。
例えばリフォーム会社、インターホンのメーカーや電気工事の資格を持っている便利屋など、いろいろなところに相談できます。
今回はご自宅の状況に合わせて、おすすめの3タイプの相談先をご紹介します。
- 急いでいるなら【電気工事業者】
- 特定の商品と交換したいなら【ホームセンター・家電量販店】
- 家に詳しい人に任せたいなら【家を建てた工務店】
ご自宅の状況にあわせて依頼しましょう。
ちなみに現在賃貸住宅にお住まいの方は、大家さんや管理会社など建物の管理者に連絡してください。
理由は「賃貸はどこに連絡すればいい?」で解説します。
急いでいるなら【電気工事業者】
「来客が多いからすぐに見てもらいたい!」なら、電気工事業者がおすすめです。
電気工事業者とは、街の電気屋さんや電気設備の設置・修繕をおこなっている業者です。
電気工事全般をおこなっているため、インターホンの修理や交換もまかせられます。
特徴は24時間365日受付の会社が多いところで、急ぎの工事をいつでも相談できます。
近年ではインターネットで電気工事業者を探せるサービスも多く登場し、スマートフォンからお近くの電気工事業者が簡単に探せるサービスも増えてきました。
電気工事110番もそのひとつで、全国の電気工事業者と提携しています。
ご連絡いただければお近くの業者をご提案いたします。
もしインターホンの故障で急ぎなら、電気工事110番があなたの代わりに電気工事業者を探します。
相談は24時間365日受付中のため、お急ぎの方はぜひ電気工事110番にご連絡ください。
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特定の商品と交換したいなら【ホームセンター・家電量販店】
「CMで見かけたあの商品がいい!スマートフォンと連動したインターホンが欲しい」と特定の商品と交換したいなら、インターホンを売っているお店に取り付け依頼をしましょう。
ホームセンター・家電量販店では、インターホンが販売されています。
販売とあわせて施工をおこなっている店も多いため、好きな商品をその場で見て選んで交換できます。
お店のいいところは、店員に話を聞けるところです。
似たような機能でどれを選べばよいか迷っているときでも、アドバイスが聞けます。
特定のインターホンが欲しいなら、家電量販店などお店に相談してみましょう。
家に詳しい人に任せたいなら【家を建てた工務店】
「門にインターホンを埋め込んでもらった、キッチンや寝室など変わった場所にモニターをつけてもらった」など、家を建てた際にインターホンにこだわった方もいるでしょう。
設置の際にこだわったのなら、家を建てた工務店やハウスメーカーに相談するとよいでしょう。
家を建てた工務店やハウスメーカーなら、ご自宅の構造や設置した設備に詳しいからです。
ご自宅の作りに詳しい家を建てた会社なら、配線や構造がわかっているためスムーズに工事が進むでしょう。
インターホン修理なら住宅設備の延長保証サービスを確認
住宅設備を設置した工務店やハウスメーカーのなかには、住宅設備の延長保証サービスをおこなっている会社もあります。
住宅設備の延長保証サービスとは、メーカーの保証期間を過ぎても工務店などが住宅設備の修理を保証してくれるサービスのことです。
住宅設備を設置した際(家を購入したとき)に加入をすすめられることが多いため、もし加入しているなら少しお得に修理ができるかもしれません。
対象の住宅設備は契約によるため、インターホンに使えるか家を建てた際の会社に問い合わせて見ましょう。
参考:清水ハウス建設グループ|住宅設備機器 延長保証サービス(最終閲覧日:2024年9月3日)
インターホンの交換を依頼できるところを簡単に紹介しました。
依頼先が決まると、次に費用が気になる方が多いでしょう。
次は費用について見ていきましょう。
インターホンの交換費用は約2~3万円
インターホンの交換費用は、業者によって異なります。
今回は電気工事110番と大手ホームセンター・大手家電量販店の価格を見てみましょう。
まず電気工事110番のインターホン交換の平均費用ですが、2つあります。
お客様にインターホン本体をご用意いただく交換のみの場合と、インターホン本体を加盟店が用意しそれを交換する本体用意+交換の場合です。
平均価格は以下のとおりです。
- 交換のみ:16,414円
- 本体用意+交換:33,836円
価格帯の平均は以下のとおりです。
インターホンの交換のみの価格帯
インターホンの本体代金+交換の価格帯
交換だけの依頼のほうが、半額近く安くなっていますね。
もし時間に余裕があるのならインターネット通販などで安い商品を購入し、取り付けだけ業者に依頼してもよいでしょう。
また、ホームセンター・家電量販店の工事費用の平均を調べたところ28,110円でした。
工事費用は「取り付け費用だけ」と「元あるインターホンを取り外す工事費用」があるため、確認が必要です。
ホームセンター・家電量販店のインターホンの交換費用調べ(PDFファイル)
インターホン交換を安くする方法4選
「思ったよりも費用がかかる……もう少し安くならないかな?」という方に向けて、インターホンを安く交換する方法を解説します。
- 必要な機能だけのインターホンにする
- 相見積りをおこなう
- 行政の補助金を利用する
- 自分でインターホンを交換する
業者に依頼する際に少し意識するだけで、価格が変わるためぜひ試してください。
最後はDIYですが、資格なしで交換できるインターホンは種類によるため解説します。
では見ていきましょう。
必要な機能だけのインターホンにする
高性能のインターホンはそれだけ本体費用が高くなります。
ご自宅に、必要な最低限の機能を搭載した商品を選びましょう。
最近のインターホンは宅配ボックスや火災報知器と連動する、など便利な機能がたくさんあります。
高機能な製品ほど高くなり、インターホンの本体価格だけで10万円代の商品もあります。
しかし「録画機能なしで呼び出しだけでよい」なら、カメラのないインターホンやチャイムを選べば千円ほどで済みます。
高性能なインターホンは便利ですが「あまり録画を見返さないのに、高画質・大容量録画の製品を選んでしまった」など人によっては不要な機能も多いでしょう。
必要な機能だけを搭載したインターホンを選びましょう。
相見積りをおこなう
相見積りをおこない安い業者を探しましょう。
相見積りとは、複数の業者に工事の見積りを頼むことです。
複数の業者に連絡を取るため面倒に思えますが、相見積りには以下のメリットがあります。
- 自宅の平均的な工事費用がわかる
- 安い業者を探せたり、施工内容の比較ができたりする
- 施工に疑問がある場合、「別の会社にこの工事が必要といわれたが本当か?」と別の会社のプロに聞ける
- 即決を避けて「どこの会社がよいか?何がよいか?」をゆっくり考えられる
相見積りは少し面倒ですが、上記のメリットがあるため少しでも金額に疑問を持ったら相見積りをおこないましょう。
しかし「そんなにたくさんの業者に心当たりがない……」という方は、電気工事110番にご相談ください。
電気工事110番では、あなたの代わりに電気工事業者を探すサービスをおこなっています。
調査は基本無料※、24時間365日受付で迅速に見積りをご提案いたします。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。
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行政の補助金を利用する
市区町村によっては、インターホンの交換や設置に補助金が出るかもしれません。
インターホン交換費用の補助金で多いのは、防犯を対象とした制度とリフォームを対象とした制度です。
防犯かリフォームの制度を利用してインターホンを交換する際の注意点は、それぞれ以下のとおりです。
- 防犯を対象とした制度:録画機能付き限定など、防犯機能が付いたインターホンに限定される
- リフォームを対象とした制度:「工事費用が数十万円~でないと使えない」場合があり、平均3万円程度の交換費用では使えない可能性がある
※実施している自治体によって制度の条件は異なるため、上記の条件に当てはまらない場合もあります。
好きなインターホンが取り付けられない可能性もありますが、特にインターホンにこだわりがないなら設置費用がお得になります。
またどのような補助金も「市区町村にある特定の業者に頼む」という条件が付くこともあるため、補助金の条件を調べてから見積りをおこないましょう。
まずはお住まいの地域の市役所などの役場に問い合わせる、市区町村のホームページをご確認ください。
参考:東京都品川区|品川区住まいの防犯対策補助金交付制度(戸建て住宅における防犯カメラ等の設置)
参考:北海道富良野市|リフォーム・多世代同居住宅取得補助のお知らせ
(最終閲覧日:2024年9月4日)
自分でインターホンを交換する
自分で安いインターホンを探して取り付ければ、安く交換ができます。
資格なし、配線工事なしで取り付けられる簡単なインターホンを自分で取り付けましょう。
インターホンには種類があり、物によっては取り外しや取り付けに電気工事士の資格が必要です。
また資格なしで取り外せるインターホンでも取り外しが面倒なタイプがあるため、まずはご自宅のインターホンが簡単に取り外せるか確認しましょう。
- 室内モニターか受話器に電源コード(ACアダプタ)が付いている(壁の中にコンセントが埋め込まれているケースがあります。取扱説明書をご確認ください)
- 室内モニターか受話器が乾電池式である
- 室内モニターか受話器が1つである(多局タイプではない)
- インターホンが出っ張ている(壁に埋め込まれていない)
- オートロックやガス検知器など別の機能と連動していない
参考:Panasonic|テレビドアホンの選び方・取り替えガイド(最終閲覧日:2024年9月3日)
もし上記に該当していれば、簡単に取り外しができます。
反対に上記に該当しないなら、個人での取り外しはむずかしいでしょう。
取り外しに電気工事士の資格が必要になる場合もあるため、電気工事業者などにご相談ください。
また新しく交換するインターホンは、ワイヤレスインターホンがおすすめです。
ワイヤレス式なら配線工事は不要、資格がなくても設置が可能です。
さらに個人での設置が想定されている商品も多く、特別な道具なしで取り付けができます。
次の章でワイヤレスインターホンの取り付け方を解説するため、DIYが好きならぜひチャレンジしてください。
ワイヤレスインターホンの交換する
ここではDIYによるインターホン交換方法を解説します。
インターホンには、室内モニターの親機と屋外ボタンの子機があります。
親機と子機を交換する必要があるため、順に見ていきましょう。
今回はPanasonicのワイヤレスドアホンの取り付け方を、一例として見ていきます。
- 現在使っている親機を取り外すため、電源を抜く
- 親機を上にスライドさせて外し、つながっている配線を取り外す
- 取り外した配線の先にビニールテープを巻いて絶縁する(配線は壁の中に戻す)
- 壁の取り付け枠をプラスドライバーで外す
- 新しい取り付け枠を設置する
- 新しい親機を取り付ける
- 子機を取り付けたら、親機の電源を入れる
- 新しい子機に乾電池をいれる
- 現在使っている子機を取り外し、つながっている配線を取り外す
- 取り外した配線の先にビニールテープを巻いて絶縁する(配線は壁の中に戻す)
- 壁の取り付け枠をプラスドライバーで外す
- 新しい取り付け枠を設置する
- 新しい子機を取り付ける
参考:パナソニック公式|ワイヤレステレビドアホン VL-SGZ30 取り替えガイド(最終閲覧日:2024年9月3日)
道具はプラスドライバーとビニールテープだけで、簡単に交換ができますね。
関連記事には電気工事の資格やインターホンの新設方法といった、DIYに必要な情報がより詳しく記載されています。
気になる方はこちらもご確認ください。
インターホン交換に関する質問
最後にインターホンの交換に関する質問をまとめました。
- 故障しているか確かめる方法は?
- インターホンってどのような種類があるの?
- 賃貸はどこに連絡すればいい?
故障しているか確かめる方法は?
すぐにできる故障の確認方法は、次のとおりです。
- ボタンを押しても反応しない:電池交換をする
- 声が小さい:音声設定が低くなっていないか確かめる
- 何度もチャイムが鳴る:ボタンが引っかかっていないか確認する
- モニターが映らない:明るさ設定を確認する
上記で直れば、本体の故障ではないでしょう。
ただしインターホンの故障の原因はさまざまで、個人ではなかなか特定できないことがあります。
例えばワイヤレス式は周囲の強い無線の電波で誤作動を起こしている、有線式は配線の緩みや壁の中で断線しているなどです。
故障の原因によっては、新しいインターホンにしても使えないケースもあります。
またインターホンの寿命は10年といわれているため、10年経過している場合は経年劣化の可能性もあります。
不安な方は電気工事業者などに調査を依頼しましょう。
インターホンってどのような種類があるの?
機能で分けると、ざっくり以下の3種類です。
- インターホン(ドアホン)
-
ドアの内側と外側で会話ができる装置です。
モニター付きのものは、テレビインターホン(ドアホン)と呼びます。配線がないものは、ワイヤレスインターホン(ドアホン)と呼ばれます。 - チャイム(ピンポン、呼び出しベル)
-
昔ながらの、呼び出し音が鳴るだけのシンプルなものです。
- セキュリティ機能付きインターホン
-
オートロック解除や警報装置と連動したインターホンです。
会社や集合住宅で見られます。
インターホンとドアホンは、同じ意味で使われることが多いため違いはありません。
メーカーによっては、製品の区別のために使い分けている場合も見られます。
賃貸はどこに連絡すればいい?
賃貸住宅でのインターホンのトラブルは、大家さんや管理会社などの管理者に相談しましょう。
アパートやマンションなどの賃貸住宅は持ち主から建物を借りている状態で、備えつけられているインターホンも同様に借りています。
そのためインターホンが故障したなら、管理をおこなう管理者が原則修理をおこないます。
「チャイムしかない物件だったから取り替えたい、別のインターホンにしたい」場合は、管理者に許可をもらえばOKです。
管理者側からの自身での修理の許可が降りれば、自分で業者を呼んでインターホンを交換しても問題ありません。(管理者側から交換の条件が出た際には、必ずその条件を守りましょう)
「退去時には元々あったインターホンに戻すように」といわれる場合があるため、交換したインターホンは手元に残しておきましょう。
まとめ
インターホンの交換をどこに頼むか、もう決まりましたか?
この記事のおさらいをすると以下のとおりです。
- おすすめのインターホン交換先は「電気工事業者、工務店など家を建てた業者、ホームセンターなどインターホンを売っているお店」
- インターホンの交換費用は約3万円台
- 自分でインターホンを取り付けたいなら、ワイヤレスインターホンがおすすめ
インターホンの交換には、電気工事の資格が必要なケースがあります。
資格がないと古いインターホンを取り外せない場合があるため、しっかり確認してから取り外してください。
「取り外せるかわからない、DIYには自信がない」という方は、電気工事業者、工務店やホームセンターに相談しましょう。
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