ご自宅を新築される際、多くの方が悩む照明器具。
設置する部屋によって明るさや見栄えなど選ぶ基準も変わってくるので、ご家族で意見が分かれることもあるかもしれません。
今回は埋め込みのタイプで部屋がスッキリして見えるLEDダウンライトについてご紹介します。
ダウンライトとは、マンションの廊下など共有スペースで使われているスポットライトのような上から照らす照明のことです。
どのように選ぶといいのか、LEDダウンライト設置の注意点などもあわせてご説明します。
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LEDダウンライトの魅力
LEDダウンライトの一番の魅力は、天井がスッキリして見えるので部屋が広く感じられ、スタイリッシュな雰囲気も演出してくれる点です。
また、天井に埋め込まれていることで照明に埃が溜まらず、手入れがあまり必要ない点もメリットです。
それに対し天井に取り付けるタイプのシーリングライトは、取外しや交換も簡単にご自身でできる手軽さと、部屋全体をひとつの照明でしっかり明るくなることでコストもかからず、今では主流になってきました。
しかし、カバーの中にホコリなどが溜まるので、定期的に手入れをしなくてはならないことを面倒に感じる人も少なくありません。
電球も寿命の長いLEDが普及したことで取替えの手間を考慮する必要もなくなってきているので、LEDダウンライトをご自宅に取り入れる方も増えるかもしれません。
固定型・交換型LEDダウンライトの違い
LEDダウンライトには大きく分けて2種類の光源タイプがあります。
- 固定型
-
電球が切れたら照明器具ごと交換するタイプ
- 交換型
-
電球が切れたら自分で交換できるタイプ
もともと普通の電球で使っていたダウンライトが、LED電球の普及により「ダウンライトをLED電球にしたい」という流れから交換型が最初に普及しました。
普通の電球は熱を外へ放射しますが、LED電球は外ではなくネット部分のヒートシンクという口金の裏側の部分が熱くなります。
そのため発火の可能性があるので、きちんと断熱施工されている照明でしか使えません。
そのため、最初からLED電球を使う想定で作られた固定型が後から出回るようになりました。
固定型が主流になりつつある
「電球を自分で交換できない」と聞くとなんだか不便なように聞こえますが、実は現在では固定型の方が主流となりつつあります。
LED電球は寿命が約10年と長く、電球が切れる頃には照明器具自体もメンテナンスが必要となる時期になっています。
そのため「電球だけを取り替える」ことを前提として照明を作ることがなくなってきているのです。
ダウンライトだけでなくシーリングライトでも、照明器具と電球が一体となった固定型が同じく主流となってきています。
LEDダウンライト光源の選び方
リビングなど広いスペースでの設置を検討する場合は、部屋の広さに合わせて複数のダウンライトが必要があります。
そのため、まずはどの部屋で使うのかを考えましょう。
固定式は照明器具ごとの交換となるのでコストが気になります。
広い部屋でいくつか設置している場合は設置数だけ費用がかかるため、交換時のコストを事前に確認したうえで選ぶのもひとつの方法です。
また、キッチンやリビングなど点灯させている時間の長い場所は交換型、トイレや寝室など使用時しか点灯させないようなスペースは、固定型と使い分けている方もいるようです。
このように、使用する場所の違いやライフスタイルに合わせて選ぶ必要があります。
LEDダウンライトの設置には資格が必要
LEDダウンライトの設置には「電気工事士」という資格が必要です。
ダウンライトを設置するには、まず天井に埋め込む必要があるので、天井裏に障害となる配管や、電気の配線がないかを確認するところからスタートします。
設置を希望しても、天井裏の状況的に難しい場合は設置できません。
天井裏に問題がなければ天井に穴を開けて、近くにコンセントなどから電線を分けて電源をとります。
この配線の工事が必要なので、「電気工事士」の資格がなければLEDダウンライトの設置作業ができないのです。
資格のない人が作業をすると感電などの恐れがあり大変危険なので、ご自身で行わず業者に依頼してプロの手を借りてください。
電源が取れたらダウンライト本体に接続して、天井に入れ込めば設置完了となります。
まとめ
オシャレな雰囲気で見栄えも良いLEDダウンライト。
明るさはシーリングライトに劣ってしまいますが、設置の仕方で問題なくカバーできますので、気になる方は取り入れてみてはいかがでしょうか。
設置には資格が必要な作業なので、無資格で作業を行わないでください。
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