お家に新しい照明器具を取り付ける場合、業者を使わず、自分で取り付け作業をおこなうこともできます。
しかし、工事の内容によっては法律上、自分で取り付けることができない場合があります。
その場合には、業者に依頼したほうが賢明です。
ここでは、自分で照明器具を取り付ける方法と、取り付けを業者に依頼したほうがよい場合の費用や注意点についてご説明していきます。
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照明器具を取り付ける工事の費用
業者に依頼する場合、照明器具の取り付け作業費用の相場は、おおよそ1,500~5,000円となっています。
ただし、工事にかかる金額は取り付ける照明の種類によって変わり、シャンデリアなどの複雑な照明の設置は普通の照明よりも高額になります。
また、照明の交換をする場合に前の照明が付いたままだと、それを取り外す必要があります。
このため、前の照明を取り外す料金が追加でかかることもあります。
工事を依頼する前の確認事項
業者に依頼する場合には、天井の高さや、壁・天井の材質について確認しておく必要があります。
天井が高かったり柔らかい材質だったりすると、料金が通常よりも高くなったり、業者が対応できないことがあります。
依頼する前に、業者に見積りをとってもらって、問題がないかどうか確認してもらうようにしましょう。
また、業者によっては作業料金のほかに、出張費や技術料などが内約に含まれることもあります。
業者に依頼する際には、複数の業者に見積りをとって、撤去費、出張費といった費用の内容を明示してもらいましょう。
そのうえで見積りの内容をよく比較して、依頼する業者を選ぶことをおすすめいたします。
電気工事110番にご連絡いただければ無料の業者見積り※ができるので、ぜひご利用ください。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積もりに費用をいただく場合がございます。
照明器具の名称を確認しておく
照明器具の取り付けを業者に依頼しようとして業者のHPを見てみると、シーリングライトやペンダントライトといった単語が出てきます。
これらは照明の種類を表しています。
正しく業者の作業内容を把握できるように、照明の種類について簡単にご説明いたします。
- シーリングライト
-
シーリングライトとは、天井に直接つけるタイプの照明をさします。
高い位置からお部屋全体を照らすので、広範囲をひとつの照明で照らすことができるといった特徴があります。
近年の住宅では、主流になっている照明といえるでしょう。 - ペンダントライト
-
ペンダントライトは、コードやチェーンで照明を吊り下げているタイプの照明です。
こちらは、ペンダントライトと比べると光が届く範囲が少なくなり、ライトによる明暗が強調されるようになります。
このため、インテリアとして非常によい味を出してくれる照明ともいえます。 - 埋め込み
-
文字通りに天井に穴を開けて、そこに埋め込んでいるタイプの照明のことをさしています。
天井に埋め込んでいますので、お部屋にすっきりとした印象をもたせることができます。 - ブラケット
-
ブラケットとは、いわゆる壁付照明のことです。
補助的な光として、階段やドア付近で使われることが多い照明です。
ブラケットは、ライト自体のデザインが豊富で、お部屋に合ったものを配置すればインテリアのアクセントとして非常に活躍してくれます。
これらは住宅で一般的に使われる照明ですが、対応する配線器具がない場合には、自分で取り付けをするのは難しくなります。
壁や天井から伸びているコードを直接つなぐ必要があったり、なにもない場所に照明器具を取り付けたりしようとした場合、業者に設置を依頼する必要があります。
照明器具の取り付けは自分でできることも
照明器具の取り付けは業者に依頼しなくとも、自分でおこなうことができる場合もあります。
ここでは、自分で取り付けることができる照明と、その取り付け方についてご説明いたします。
自分で取り付けられる照明
部屋の照明器具と天井の間は、シーリング、もしくはローゼットと呼ばれる器具を介してつながっていて、ここから電力を照明器具に供給しています。
このシーリングにはいくつかの種類がありますので、それに合った照明器具であれば自分で取り付けられます。
電気工事なしで取り付けができるのは、角型、丸型引掛シーリングと呼ばれるシーリングです。
これらのシーリングが付いていない場合には、電気の配線を直接つなぐ必要があるため、自力で取り付けをすることはできません。
また、シーリングの取り付けや交換をおこなう場合にも、電線を扱う工事が必要になります。
日本において電線を扱う工事をおこなう場合には資格が必要です。
シーリングやローゼットがない場合や、交換が必要な場合には、業者に工事を依頼しましょう。
照明器具の取り付け方法
新しく取り付けるシーリングライトを購入して、シーリングが照明と合った種類かどうかを確認したら、取り付け作業に入ります。
- 照明に付属しているアダプターをシーリングに差し込み、ロックされるまで回す
- 照明本体をアダプターに合わせて、カチッと音が鳴るまで押し上げて取り付ける
- アダプターから伸びているコネクタを本体に差し込む
- 照明本体にカバーを取り付けて、照明が水平に取り付けられているかを確認する
取り付けは自分でもおこなえる作業ですが、照明を天井に取り付ける作業は大変で危険な作業です。
多くの場合、取り付け作業は天井などに手を伸ばす高所作業になりますので、誤って転落して大けがをするおそれも考えられます。
安全に照明器具の取り付けを終えるためにも、自分で作業することに不安がある方は、業者に依頼することをおすすめいたします。
ご依頼の際は、ぜひ一度電気工事110番にご連絡ください。
照明器具の選び方
照明の明るさは、部屋のイメージを決定する非常に大きな要素です。
お部屋の照明を変えるだけでも、今までとはまったく違った雰囲気を楽しむことができます。
せっかくお部屋の照明を変えるのでしたら、これを機会に照明器具にこだわってみるのもよいかもしれません。
ここでは、照明器具のおすすめの選び方についてご紹介していきます。
明るさの選び方
照明を選ぶ際に重要な要素のひとつとして、光の明るさがあげられます。
お部屋の照明が明る過ぎてリラックスできなくなってしまったり、暗すぎて手元がよく見えなくなってしまったりしては日常生活に問題が生じてしまいます。
照明の適切な明るさの目安としては、設置する部屋の畳数×30ワットまたは400ルーメンが適切であるとされています。
また、明るさだけではなく、光の色も照明を選ぶうえで重要です。
照明には大きくわけて電球色、昼白色、昼光色の3種類の色があります。
それぞれ光の色は以下のような特徴があります。
- 電球色
-
オレンジ色のような温かみのある光で、リラックス効果がある
- 昼白色
-
太陽光の明るさに近い色で、どんな部屋にも合う
- 昼光色
-
青みがかった最も明るい光で、集中力を高めるのに最適
このように、お部屋の光の色によって私たちにもたらされる効果は変わってきます。こういった光の性質を利用して、勉強部屋、リビングといったお部屋の用途に合わせて照明の光を変えてみたりするのもおすすめです。
照明器具の機能も豊富
最近では、照明器具の明るさをリモコンで調整できたり、色を変えられたりする機能をもった照明器具も販売されています。
その日や時間の気分に合わせて、照明の明るさや色を変えたいといった方にはぴったりな照明といえます。
また、センサーや時間を設定することで、照明が付いたり消えたりするものもあります。
夜に階段を降りるときに足元を自動で照らしてくれる照明や、つけたまま寝てしまわないように勝手に消えてくれる照明があったら、とてもありがたいですし便利ですよね。
もし、取り付けたい照明にあったシーリングがお部屋に付いていない場合や、安全に照明器具を取り付けたい場合には、業者に相談してみることもおすすめいたします。
電気工事110番では、24時間年中無休で照明に関するお困りごとを承っておりますので、ぜひ一度ご相談ください。
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