屋外での作業に便利な防水コンセントですが、取り付けの際はできるだけ業者に依頼しましょう。
自分で作業をおこなう場合には、壁に傷をつけてしまったり、配線ミスをしたり、さらにはケガをしてしまう危険もあります。
ミスや事故が起こらないよう、しっかりとした業者に取り付けを依頼して、防水コンセントを便利に使ってください。
今回は、防水コンセントを取り付ける前に知っておきたい知識や、取り付け業者の選び方についてご紹介していきます。
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防水コンセントの増設・取り付け・施工方法
防水コンセントの取り付けを自力でおこなうのはおすすめできませんが、どんな手順で取り付けるのかは知っておいてもよいかもしれません。
ここでは参考までに、防水コンセントの取り付け方をご紹介すると同時に、取り付けの費用などについてもご紹介していきます。
防水コンセントの取り付けに必要な道具は、防水コンセント本体・配線用のケーブル・ドリルです。
DIYで取り付ける場合は、長い配線を引き回す必要がない、室内のコンセントの配線を利用する方法を用いるのがよいでしょう。
作業の手順は以下のとおりです。
- ブレーカーを落とす
- 室内のコンセントの位置を確認して、裏側になる位置の外壁にドリルで穴をあける
- 配線を外から中に通し、屋内のコンセントに接続
- 防水コンセントにも配線を接続したのち、壁に取り付け
- テスターなどを使って通電が確認できたら作業完了
おおまかには、以上の手順で取り付けます。
壁に穴をあける必要があるため、むやみに建物を傷つけないよう、正確に寸法を測って慎重に作業を進める必要があります。
前提として、100Vの電気配線を扱うことになるため、第二種電気工事士の資格がなければ作業できません。
資格を持たない方や、電気設備を久しく触っていない方などは、安全のために業者に取り付けを依頼してください。
防水コンセントの取り付けにかかる費用相場
防水コンセントを業者に取り付けてもらう場合、費用が気になるところですよね。
コンセント増設の価格相場は約10,000円~20,000円です。
ただしこの価格は、配線をどのようにコンセントまで引っ張ってくるかによって変動します。
コンセントを増設する場合、すでにある配線を分岐して増設することが多くあります。
ですが、分電盤から新しく配線をつなぐ必要がある場合もあります。
もし新たな配線を通す必要がある場合、相場からさらに5,000円~10,000円ほど料金が上乗せされるでしょう。
また、どれだけの長さの配線をするか、どこに取り付けをするかによっても、都度料金は変動します。
どのように料金がかかっているのか、しっかりと見積もりを確認して、納得できる内容で依頼してください。
コンセントの増設以外で電気を使う方法
防水コンセントを取り付けるほかにも、屋外で電気を使う方法はあります。
たとえば、ガソリンで動く発電機を使用したり、室内から延長コードを引っ張ってきたり、といった方法です。
しかし、室内から長いコードを引っ張ってくるのは、断線や電力不足などの心配があります。
また、発電機は燃料を用意する手間があったり、雨の日には使用できなかったりするのも大きな問題でしょう。
やはり屋外で電気を使うなら、わずらわしさのない防水コンセントを増設するのが適しています。
防水コンセントの取り付けをお考えの際は、経験を持った電気工事業者を派遣する電気工事110番にご相談ください。
防水コンセントは屋外で電気を使うのに適した手段であるとご紹介しました。
次の章からはもっと具体的に、防水コンセントはどのように活用できるのかを見ていきましょう。
また、防水コンセントを使う上での注意点もいくつか解説していきます。
防水コンセントの3つの便利ポイント
防水コンセントは、ひとつ取り付けるだけでもさまざまな使い方ができます。
ここでは、防水コンセントの便利なポイントを3つご紹介していきます。
屋外での娯楽に活用できる
防水コンセントを取り付けるのに、「お庭でのバーベキューを楽しむために活用したい」という目的を持つ方も多くいらっしゃることでしょう。
また、防水コンセントがあれば、クリスマスのイルミネーションなどの、電飾の電源としても活用できます。
そのほか、ガーデニングの道具にも使用するのに電源を必要とするものが多くあります。
屋外での娯楽をもっと楽しむための電源として、防水コンセントは大活躍してくれることでしょう。
車のメンテナンスに
車の近くに防水コンセントを取り付ければ、車のメンテナンスをするための電源としても活用できます。
洗車を楽にするための道具として、高圧洗浄機が紹介されることも多いですが、高圧洗浄機は、基本的にコンセントからの電源が必要になります。くわえて、車内の掃除には、防水コンセントからつないだ掃除機が便利に活用できることでしょう。
また、電気自動車を使用しているなら、充電専用のコンセントを取り付ければ、自宅で充電が可能になります。自宅にコンセントを取り付けることで、まだまだ充電できる場所が少ない現状でも、電気自動車をフル活用することができるでしょう。
防犯にも役立つ!
防水コンセントは防犯にも役立ちます。
防水コンセントが屋外にあれば、防犯灯を設置して、玄関まわりなどを明るく仕立てることができます。
また、コンセントから抜かれてしまうおそれもあるためおすすめはできませんが、防水コンセントがあれば、防犯カメラを後付けする際にも楽な場合があります。
防水コンセントの2つの注意点
防水コンセントは、生活の中で非常に便利に活用できるものです。
しかし、取り付ける際には、以下の2つの点によく注意しなければなりません。
目的にあった位置に取り付ける
防水コンセントの利点は、屋外で使う電源を近くから供給することができる点にあります。
つまり、この利点を活かすためには、実際に電源を使用する場所から、なるべく近い位置にコンセントを取り付けなければなりません。
防水コンセントの位置が目的にあっていないと、結局長いケーブルを引き回して、不安定な状態で電源を使うことになってしまうこともあるでしょう。
お庭でのバーベキューに使いたいのか、玄関まわりでの防犯や車のメンテナンスに使いたいのか、目的に応じて、コンセントの位置や取り付ける数を考えてください。
電気が盗まれるおそれがある
屋外に設置されたコンセントについてもっとも警戒するべきは、電気を盗まれることです。
知らない人でも簡単にコンセントを抜き差しできる状態だと、心ない人物や不審な人物に勝手にコンセントを抜かれて、電気を使われることがあるかもしれません。
コンセントにいたずらをされないよう、外から見えにくい位置に取り付けたり、鍵付きのコンセントにしたりなどの対策は必須になるでしょう。
防水コンセントの設置を依頼できる業者と選び方
防水コンセントの設置を業者に依頼するとしても、業者選びに悩んでしまう方も多くいらっしゃるでしょう。
ここではどのような業者に依頼をすればよいのか、業者選びのポイントについて解説をしていきます。
壁の穴あけなどが必要になる防水コンセントの施工ですが、おもには、電気工事を専門に請け負う業者か、リフォーム業者に依頼をすることになります。
施工を依頼できるかどうかは、業種よりも、適切な資格を持った作業員が在籍しているかどうかが重要です。
屋外コンセントの取り付けには、第二種電気工事士の資格が必要になります。
つまりは、コンセントの取り付けをおこなうことができる作業員が在籍していれば、どちらの業者に依頼をしても構わないということになります。
業種にこだわるのではなく、その業者自体の質を重視して選ぶようにしてください。
相見積もりを取って業者を比較!業者選びのポイント
業者を選ぶ際には、一度複数の業者で相見積もりをとってみるのをおすすめします。
業者によって、各作業の料金をどのように設定しているかは異なります。
実際に現場を見て見積もりをとってもらうことで、正確な料金の比較ができることでしょう。
また、業者が訪問してきた際などの対応も見極めのポイントです。
きちんと時間を守って誠実な対応をしてくれるかどうか、おこなう作業やこちらの不明点について明確に説明してくれるかどうかなどを、実際の対応でチェックしましょう。
もし見積もりをおこなう際は、ぜひ電気工事110番にも一度ご連絡ください。
無料の現地調査とお見積もりから対応させていただき、後からの追加料金のない明朗会計をお約束しております。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。
コールセンターは24時間受付対応となっておりますので、いつでもお気軽にお問い合わせください。
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