食品を扱う飲食店にはどうしても出やすいゴキブリ。
厨房でばったり遭遇してドキッとした方も多いでしょう。
ゴキブリは不衛生なだけでなく、お店のイメージにも大きく影響します。
もしお店を訪れたお客さんがゴキブリを見かけてしまったら、いくら接客がよくてもそれだけでお店のイメージはとても悪くなってしまいます。
だからこそ、飲食店では速やかな駆除と普段からの対策がとても大切です。
具体的には以下をご覧ください。
- ゴキブリを見たら:ベイト剤で駆除する
- 毎日:掃除と整理整頓を徹底する
- 定期的:コーキング剤で隙間を埋める
今回は経営する飲食店にゴキブリが出てお悩みの方に向けて、以下の内容を解説します。
当記事を読めば、飲食店でやるべきゴキブリ駆除・対策方法がわかります。
一日でも早くゴキブリのいない清潔な環境を取り戻しましょう。
飲食店には繫殖力の強いチャバネゴキブリが出やすい
効果的なゴキブリ駆除・対策をするために、まずは飲食店に出やすい種類を知りましょう。
飲食店に出やすいのは小型のチャバネゴキブリです。
体長は10~15mmくらいで背中に黒色の線が2本あります。
体に羽はありますが飛ぶことはできません。
チャバネゴキブリは暖かく湿気の多い空間を好みます。
また、寒さに弱く屋外では越冬できないので、基本的に屋内に生息しています。
飲食店では以下のような場所によく潜んでいます。
- 冷蔵庫の裏
- 厨房機器の周り
- 什器(じゅうき)の下
- 床の排水溝
- ブレーカー内部
- 洗い場
- ゴミ箱
参考:株式会社FCC|飲食店&一般家庭向けチャバネゴキブリ対策~巣・卵ごと徹底駆除する方法~(最終閲覧日:2024年5月23日)
チャバネゴキブリの繁殖力は凄まじく、卵を持つメス成虫10匹を入れた容器に毎週エサを3g与えただけで、1,500匹住み着く(40日~50日で平衡状態になる)という実験結果も出ているほどです。
飲食店では、3gよりはるかに多い量のエサが落ちているため、どんどん増えてしまいます。
ためしに1個の容器に3gのエサの代わりに40gのエサを入れたところ、10日で1.8倍に増加したとのデータも出ています。
このようにチャバネゴキブリはたった1匹から爆発的に増えてしまいます。
発生を防ぐには、定期的な駆除と清潔な環境作りが大切です。
チャバネゴキブリの生態をもっと詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。
近年は薬剤が効きづらい個体が増えている
繁殖力が高いだけでも厄介なチャバネゴキブリですが、近年は特定の薬剤が効きづらい「薬剤抵抗性チャバネゴキブリ」が増えています。
何度駆除しても数が減らない場合は、薬剤抵抗性チャバネゴキブリが繁殖しているのかもしれません。
日本各地のチャバネゴキブリを採取し、殺虫剤に対する抵抗性を調べた実験資料にも、薬剤抵抗性のある個体の分布はすでに広範囲に渡っているのではないか、との考察が記されています。
これら、関東、中京、関西、紀伊、四国方面の材料による調査結果より考えて、塩素系殺虫剤、とくに、dieldrin※に抵抗性のチャバネゴキブリの分布は、すでに、かなり広い範囲にわたっているのではないかと思われる
出典:J-STAGE|本邦各地産チャバネゴキブリの殺虫剤抵抗性の比較(最終閲覧日:2024年5月27日)
※実験に使用した殺虫有効成分(※は筆者が加筆)
薬剤抵抗性ゴキブリが生まれた背景には以下のような流れがあります。
- 同じ成分の薬剤を長期間使う
- そのうちに薬剤に強い耐性を持った個体が生まれて生き残る
- その個体が繁殖し、子どもを生む
- 生まれた子どもにも薬剤耐性が遺伝し、その子どもがさらに繁殖する
- この繰り返しで子孫の薬剤耐性がどんどん強くなる
薬剤抵抗性チャバネゴキブリの駆除には、2021年に販売された新系統有効成分テネベナール®(一般名:ブロフラニリド)が配合されている殺虫剤が効果的とされています。
参考:三井化学アグロ株式会社|新系統ゴキブリ用散布剤 ベクトロン®︎FL の日本国内販売開始(最終閲覧日:2024年5月23日)
ただし、この薬剤は基本的には業務用で一般では購入できません。
なかなか減らないゴキブリに困ったら害虫駆除業者に相談しましょう。
依頼先に迷う方はぜひ害虫駆除110番へご連絡ください。
24時間365日対応しているので、ご相談いただければすぐにお近くの害虫駆除業者をご紹介いたします。
※ 対応エリア・加盟店により記載価格や条件では対応できない場合がございます。
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※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、本日中の施工が難しい場合があります。※2 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。
自分でできる!飲食店のゴキブリ駆除・対策方法
では、具体的なゴキブリ駆除・対策方法を見ていきましょう。
飲食店のゴキブリ駆除・対策は、以下の3つを状況に合わせておこないます。
内容 | 頻度 |
---|---|
ベイト剤で駆除する | ゴキブリを見かけたとき |
掃除と整理整頓を徹底する | 毎日 |
コーキング剤で隙間を埋める | 定期的(年に1~2回点検する) |
ただ、飲食店ではゴキブリを0にするよりも数を増やさないことを意識するほうが取り組みやすいです。
人の出入りやエサが多い飲食店ではどうしてもゴキブリが発生しやすく、そのような環境で完全に0にするのはとても大変なことだからです。
詳しくは後述するので、今はいったん上記のことをふまえて読み進めてください。
ベイト剤で駆除する
写真提供:株式会社ミナト
まずはベイト剤(毒エサ)をゴキブリのすみかや通り道に塗布して駆除しましょう。
施工範囲が広い飲食店の厨房では、ジェル状の業務用ベイト剤を使うほうが効率的です。
なお、ベイト剤を購入する際は厚生労働大臣の承認を受けた証である「医薬品」「防除用医薬部外品」の記載があるかを確認しましょう。(理由や詳しい解説は後述します)
ベイト剤でよく使われる有効成分は以下のとおりです。
- ヒドラメチルノン
-
効果が長く続く
同剤を摂取した害虫のフンなどを食べた仲間にも効果がある - フィプロニル
-
速効性が高く、薬剤抵抗性害虫にも優れた効果がある
- ジノテフラン
-
幅広い害虫に効果がある
ゴキブリ用ベイト剤によく使われる - インドキサカルブ
-
筋肉を徐々に動かなくさせて、死に至らせる
参考:KINCHO|殺虫剤有効成分の概要
参考:豊栄薬品商事有限会社|殺虫剤の種類(成分)
(最終閲覧日:2024年5月23日)
では、おすすめのベイト剤をご紹介します。
今回は大手通販サイト3社で販売されている業務用ベイト剤の中から、「ゴキブリに効果のある成分を含んでいること」「医薬品または防除用医薬部外品であること」を条件に商品を選びました。
参考価格 | Amazon:9,980円 楽天市場:10,054円 Y!ショッピング:10,057円 |
内容量 | 30g×4本 容器80個 |
有効成分 | ジノテフラン その他10成分 |
薬事区分 | 防除用医薬部外品 |
※参考価格は2024年5月23日時点のAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの価格(税込み・東京都への送料込み)です。
この商品は有効成分「ジノテフラン」を含むゴキブリ駆除用のベイト剤です。
厚生労働大臣の承認を受けて製造販売が認められた防除用医薬部外品なので、安心して使えます。
ベイト剤は4本入っていて、全部で約24坪の範囲を施工できます。
1本売り、別売りの専用容器も販売されているので、坪数に合わせて追加購入するのがおすすめです。
飲食店でベイト剤を塗布するとよい場所は、厨房機器の下、引き出しや棚の中、壁との隙間などです。
具体的には以下を参考にしてください。
ベイト剤は「医薬品」または「防除用医薬部外品」の記載があるものを選ぶ
私たちが薬局などで購入できる「医薬品」または「防除用医薬部外品」と記載のあるベイト剤は、厚生労働大臣の審査・承認を受けた安全なものです。
ベイト剤を購入する際は必ずそのような記載があるか確認しましょう。
では「医薬品」「防除用医薬部外品」とは何かを簡単に解説します。
まず、日本の薬機法※第2条には「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」の定義が記されています。
それぞれを簡潔にまとめると以下のとおりです。
※医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律
- 医薬品
-
病気の診断、治療または予防を目的とするもの
副作用の危険度などによって第1類から第3類まである - 医薬部外品
-
医薬品や化粧品に該当せず、予防や衛生を目的とし、人体への作用が緩和なもの
- 化粧品
-
おもに体を清潔にしたり、容貌を美しくすることを目的とするもの
医薬部外品として扱われる商品には次のものがあります。(第2条第2項に規定)
- 吐き気、その他の不快感、口臭もしくは体臭の防止を目的とするもの
- あせもやただれなどの防止を目的とするもの
- 脱毛の防止、育毛または除毛を目的とするもの
- 人または動物の保健のためにおこなうネズミ、ハエ、蚊、ノミ、その他の生物の防除を目的とするもの
このうち最後の「生物の防除を目的とする医薬部外品」は「防除用医薬部外品」として扱われます。
例えば、忌避剤・殺虫剤・殺鼠剤(さっそざい)などです。
ゴキブリ用ベイト剤も防除を目的とするので、基本的に防除用医薬部外品の扱いになります。
ただ、一部の業務用ベイト剤には「医薬品」指定の商品もあります。
それらも含めると現在販売されているほとんどのベイト剤は「医薬品」か「防除用医薬部外品」です。
医薬品、医薬部外品(防除用医薬部外品を含む)の製造販売をする際は、品目ごとに厚生労働大臣の審査・承認を受けなければなりません。(第14条に規定)
また、包装や容器に医薬品、医薬部外品だとわかるように表記することも義務付けられています。
(第50条、第59条にそれぞれ規定)
このようなことから、きちんと記載のある商品であれば安心して使うことができます。
参考:e-GOV法令検索|医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律
参考:J-STAGE|衛生害虫に用いる殺虫剤
参考:東京都健康安全研究センター|4 取り扱い品目の検討
参考:鵬図商事株式会社|殺虫剤を散布する前に/ゴキブリが繁殖する条件
参考:薬事法ドットコム|【薬機法】医薬部外品とは?医薬品、化粧品との違いを解説
(最終閲覧日:2024年5月24日)
毎日:掃除と整理整頓を徹底する
ゴキブリを駆除しても環境が変わらなければ再発する危険性があります。
毎日の営業終了後には厨房や飲食スペースの掃除、整理整頓をしっかりおこないましょう。
飲食店に出現しやすいチャバネゴキブリは水不足に弱く、夏季(27℃)であればオスの成虫は1週間足らず、メスの成虫でも10日足らずで全滅するそうです。
エサになるものや水分はできるだけ排除し、繁殖しづらい環境を作りましょう。
飲食店の掃除や整理整頓のポイントを以下にまとめたので、ぜひ参考にしてください。
- 厨房や飲食スペースの掃除
-
- 厨房機器の下のゴミをかき出す
- 排水口のゴミは毎日捨てる
- スポンジの水分は絞って乾かす
- シンクの水滴はしっかり拭き取る
- コンロやオーブンの食品カスは取り除く
- 厨房の床掃除で水を流したらしっかり乾かす
- 天井、壁の油はこまめに掃除する
- 整理整頓
-
- 食材は密閉容器に入れる
- 引き出しや棚の中を整理整頓する
- 物を床に直置きしないようにする
- 段ボールや紙類はその都度処分する
- 腰より下の高さまではあまり物を置かない
定期的:コーキング剤で隙間を埋める
出典:株式会社熊本サクドリー|日々を安心して過ごすために(最終閲覧日:2024年5月27日)
ゴキブリが隠れやすい隙間はコーキング剤で埋めましょう。
ゴキブリの繁殖を防ぐには、食べ物や水だけでなく隠れ場所をなくすことも大切だからです。
ある実験では、チャバネゴキブリにエサと水を常時与え、隠れ場所の有無の影響を確認したところ、隠れ場所があるほうは3ヵ月後のゴキブリの個体数が5~8倍多かったというデータも出ています。
特に飲食店に出やすいチャバネゴキブリの成虫は5mmくらいの隙間を好みます。
什器と什器の隙間やひび割れなどによって生まれた小さな隙間は、コーキング剤で埋めましょう。
コーキング剤は、耐水性・耐熱性に優れているシリコーン系商品がおすすめです。
参考価格 | Amazon:3,449円 楽天市場:2,980円 Y!ショッピング:3,520円 |
主成分 | 変形シリコン樹脂 |
忌避成分 | エトフェンプロックス |
内容量 | 330mL |
商品サイト | ヘルメチック ガードシーラント640 |
※参考価格は2024年5月24日時点のAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの価格(税込み・東京都への送料込み)です。
この商品はゴキブリなどの不快害虫の侵入を食い止めるシリコン系コーキング剤です。
忌避成分には人体への害が少ない「エトフェンプロックス」を配合!
この商品では同成分を特殊な技術で自然に揮発・蒸発しないように加工し配合しているので、最初の塗布から約10年相当の持続効果があります。
気になる方は以下の商品動画もあわせてご覧くださいね。
飲食店では根絶よりも増やさないことを目標にする
先ほど、飲食店ではゴキブリを増やさないことを意識するほうが取り組みやすいとお伝えしました。
この章ではその理由を解説します。
大前提として、飲食店はエサになるものが多く、どうしてもゴキブリが発生しやすい環境です。
もちろん1匹もいないほうがよいのは当然ですが、現実問題としてそのような環境でゴキブリ0を目指すのはとても大変なことです。
また、食品を扱う飲食店で過剰に薬剤を使用すると、自分だけでなく従業員や客の健康にも悪影響が出てしまいます。
そこで意識したいのがIPMです。
IPMは【総合的有害生物管理(Integrated Pest Management)】の略称で、「さまざまな防除技術を組み合わせ、人の健康へのリスクや環境への負担を軽減しつつ、有害生物を管理する対策」のことです。
参考:鹿児島県|IPM(総合的病害虫・雑草管理)とは(最終閲覧日:2024年5月27日)
かなり専門的な内容になるので詳しい解説は省略しますが、要するに「薬剤の駆除だけに頼るのでなく、ゴキブリの侵入対策をしたりエサを減らしたりしながら、ゴキブリが増えすぎないように管理しましょう」という意味です。
これでも「なんだか難しい」と感じる方は「常にゴキブリ0の環境を目指すのではなく、人の健康や環境に害のない程度に生息数を抑えて、なるべく長くその状態を維持し続けること」だと考えてみてください。
公益社団法人日本ペストコントロール協会の公式サイトにはIPMのわかりやすい解説があるので、興味のある方はぜひ読んでみてくださいね。
ゴキブリ駆除業者ならではの施工方法
ここからはゴキブリ駆除業者ならではの施工方法をご紹介します。
業者がおこなう施工方法は、おもに以下の4つです。
施工方法 | 特徴 |
---|---|
ベイト処理 | ゴキブリのすみかや通り道にベイト剤(毒エサ)を設置する方法 ベイト剤を食べたゴキブリが巣に帰って死に、その死骸やフンを食べたメスや仲間もまとめて駆除できる |
残留噴霧 | ゴキブリが歩く床面や什器の隙間に薬剤を噴霧する方法 体に薬剤を触れさせることで駆除する |
深層ミスト | 特殊なノズルで圧縮した空気を送って気流を作り、そのあとに薬剤を噴霧する方法 薬剤を気流に乗せることで閉鎖空間にいるゴキブリも薬剤が届き、高い駆除効果がある |
空間噴霧 | 薬剤を細かい霧状にし、空間全体に噴霧する ハエなどの飛翔昆虫にも効果がある |
参考:鵬図商事株式会社|ペストコントロールの基礎知識と知って得する技術ノウハウ・情報 第12回(最終閲覧日:2024年5月24日)
ベイト処理、残留噴霧は局所的な駆除、深層ミストや空間噴霧は広範囲の駆除に適しています。
施工場所や範囲に応じて上記の方法を組み合わせてより効果的な駆除をおこなってくれるのも、業者ならではの特徴です。
業者の施工方法をもっと詳しく知りたい方は以下の記事も読んでみてください。
編集部が厳選したおすすめゴキブリ駆除業者もご紹介しています。
飲食店のゴキブリ駆除費用は3~5万円が5割を占める
では、実際に業者に依頼するといくらかかるのでしょうか?
弊社加盟業者の施工データから算出したところ、飲食店のゴキブリ駆除費用は3~5万円が5割を占めました。
ゴキブリの駆除費用は基本的に施工範囲で変動するので、施工範囲が広くなるほど金額も高くなります。
また、大量のゴキブリが繁殖していたり被害が大きい場合は、そのぶん高額になりやすいです。
飲食店のゴキブリ駆除事例
では、弊社にご相談があった飲食店のゴキブリ駆除の事例をいくつかご紹介します。
お問い合わせ内容 | 施工金額(税込) |
---|---|
飲食店に小さいゴキブリがたまに出る 駆除をご希望 | 16,500円 |
改装中の店舗にゴキブリが発生しないように予防や対策をご希望 | 18,000円 |
店舗全体10坪くらいのゴキブリ駆除と予防をご希望 | 30,000円 |
飲食店にゴキブリなどが出る 駆除をご希望 クロアリも発生しているとのこと | 38,000円 |
ゴキブリ駆除をご希望 飲食店で広さは22坪とのこと | 41,600円 |
2日に1回のペースでゴキブリが発生する 駆除をご希望 | 45,000円 |
厨房やトイレ、メインフロアで発生している 駆除をご希望 | 46,400円 |
店舗にゴキブリとハエが出る 駆除をご希望 | 52,800円 |
56㎡の店舗全体で発生している 駆除の見積りをご希望 | 55,000円 |
おもにキッチンじゅう・ホールなどに大量にゴキブリが発生している 駆除をご希望 | 82,500円 |
BARの店内全体でゴキブリが大量に発生している 駆除をご希望 | 90,000円 |
地下がパイプスペースになっていて1階の飲食店からの水漏れが原因で地下部分にゴキブリなどの害虫が発生したため駆除が必要 水漏れ修理、乾いたあとに施工になるが、まずは見積りから希望とのこと | 113,400円 |
上記を見ると、ゴキブリがたまに出る程度なら比較的安く済むケースが多いです。
対してゴキブリが大量にいたり、施工範囲が広い場合は高額になりやすいです。
状況によって費用は大きく変わるので、正確な費用が知りたい方はまず見積りを取ってみましょう。
害虫駆除110番加盟業者は、無料現地調査・見積り※をおこなっています。
ご相談は24時間365日受け付けているので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
※対応エリア・加盟業者・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます
※ 対応エリア・加盟店により記載価格や条件では対応できない場合がございます。
※ 対応エリア・加盟店により記載価格や条件では対応できない場合がございます。
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※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、本日中の施工が難しい場合があります。※2 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。
ゴキブリが飲食店にもたらす被害はとても大きい
前章までで飲食店のゴキブリ駆除・対策方法を解説しました。
ではここで、ゴキブリが飲食店にもたらす被害を考えてみましょう。
飲食店のゴキブリ被害は大きく2つ考えられます。
- 健康面の被害
- 経営上の被害
健康面の被害は、自分や従業員、客の健康に出る悪影響のことです。
経営上の被害は、お店を経営するうえで大切なイメージや評判に関わることを指します。
では、それぞれの具体的な被害を見ていきましょう。
健康面の被害
まずいちばんに考えたいのは健康面の被害です。
ゴキブリの体にはさまざまな菌が付着し、とても不衛生です。
もしゴキブリの体の一部がお店で提供する料理に混入してしまったら、食中毒やアレルギーなどを引き起こす危険性もあります。
衛生管理の基準が厳しくなった近年も、たびたび食品にゴキブリが混入する事例が発生しています。
もし大きな健康被害がなくても、そのような異物混入が発覚すると一大事です。
最初の対応が遅れると、お店のイメージダウンなど経営上の被害にもつながりかねません。
だからこそ、食品を扱う飲食店や工場では、定期的な害虫駆除と徹底した衛生管理が大切です。
経営上の被害
ゴキブリは不衛生なイメージが強いので、1匹出ただけでもお店のイメージダウンに直結します。
特に近年はSNSで情報が拡散されて、客が大幅に減ったり売上が下がってしまう危険性もあります。
さらに、食中毒などを起こしてしまったらもっと大変です。
保健所から営業停止命令が下るケースもあり、そうなればお店の経営はとても厳しくなってしまいます。
参考:株式会社ティーアップ|【注意】飲食店が保健所に通報されるのはどんなとき?(最終閲覧日:2024年5月27日)
このような重大な事態につながる前にしっかりとゴキブリ駆除・対策をおこない、衛生管理を徹底することが大切です。
定期的なチェックで早期発見することが大切
飲食店ではゴキブリがいないかを定期的にチェックしましょう。
もしゴキブリがいても、こまめにチェックしていれば早期発見・早期対応でき、被害の拡大を防げます。
では、プロでなくても簡単にできるチェック方法をご紹介します。
ゴキブリが隠れやすい隙間に、エアゾールスプレーを吹きかけましょう。
エアゾールスプレーは、ボタンを押すとガスの圧力で中身が噴出されるスプレーです。
忌避性のある有効成分ピレスロイドが含まれている商品を使うと効果的です。
スプレーしたら電気を消し、20分ほど放置します。
ゴキブリは夜行性なので、暗闇にすると隙間から出てくることがあります。
20分ほど経ったら再び電気をつけましょう。
電気をつけると、隙間に逃げ込むゴキブリが見つかる場合があります。
飲食店のゴキブリのお悩みは害虫駆除110番にご相談ください
飲食店に発生したゴキブリはプロの力を借りて徹底的に駆除しましょう。
害虫駆除110番に連絡いただければ、飲食店での駆除に対応可能な業者をご紹介いたします。
また、当サイト加盟業者の施工には駆除後1年間の保証※が付いています。
万が一再発した場合もしっかり対応しますので、安心してご相談ください。
※詳細はお伺いした加盟業者スタッフにお尋ねください。
加盟業者による無料現地調査・お見積り※もおこなっています。
まずは24時間365日対応の窓口までお気軽にご相談くださいね。
※対応エリア・加盟業者・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。
参考文献
辻英明.SCIENCE WATCH 衛生害虫ゴキブリの研究.北隆館.2021
#ゴキブリ #ゴキブリ対策 #ゴキブリ駆除