「風呂場にコバエが出て困る……どうすれば出なくなるのだろうか?」
このような悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
風呂場にコバエが出ないようにするためには、掃除をこまめにし、成虫だけでなく、幼虫や卵もしっかり駆除することが大切です。
こまめに掃除をしないと、たまった皮脂や汚れなどにコバエは卵を産みつけます。
また成虫・幼虫・卵を駆除することで、新たなコバエの発生を予防することもできます。
この記事では、風呂場のコバエを繁殖させない方法をご紹介しています。
ぜひ参考にして実践してみてください。
コバエ対策で繁殖をストップする風呂場の環境改善方法
コバエを繁殖させないためには、風呂場を生息しにくい環境にすると同時に、成虫・幼虫・卵を駆除することがポイントです。
ここでは、お風呂場にコバエを繁殖させないための対策を、3つご紹介いたします。
排水口を掃除する
排水口に溜まった皮脂や汚れを取り除くことで、コバエの発生対策につながります。
排水口にお風呂場の排水が流れ込んで、皮脂や汚れがたまります。
コバエは栄養がたくさんある皮脂や汚れに卵を産みつけるのです。
排水口を掃除するときは、たまった髪の毛をつまんでこまめに除去しましょう。
皮脂は髪の毛にからみつきます。
排水口の汚れはティッシュで拭き取ったり、スポンジでこすったりするとよいでしょう。
さらに、市販されているパイプクリーナーで排水管の内部まで洗浄すると、コバエの発生を抑制できます。
パイプクリーナーを使ったあとは、60℃くらいの熱湯で排水口の中を数回繰り返し洗い流しましょう。
繰り返すことでコバエの成虫・幼虫・卵にしっかり熱が伝わり、より確実に駆除できます。
60℃より高い熱湯を使うと排水管が変形するおそれがあります。
熱湯を使うときは温度に注意しましょう。
バスタブのエプロンが外せる場合は掃除する
バスタブには側面にエプロン(カバー)がついており、外せるタイプと外せないタイプがあります。
外せないタイプはコーキングされているため、すき間からお湯が入り込むことは少ないです。
しかし、外せるタイプはすき間からお湯が入り込みます。
するとエプロンの中に皮脂や髪の毛がたまって、ヘドロ化してしまうこともあるのです。
その結果、エプロン内がコバエの幼虫や卵の温床となる可能性があります。
そのため、バスタブのエプロン内もきれいに掃除しましょう。
バスタブのエプロン内の掃除方法
バスタブのエプロンを外すときは通常、まず下部に指をかけます。
指でカバーを少し上に持ち上げ手前に引くと外れます。
このやり方で外れないときは取扱説明書で確認してみてください。
バスタブのカバー内の汚れをしっかり落とすため、浴室用洗剤をかけてからブラシやスポンジでこすり、熱いシャワーで洗浄します。
シャワーの温度は60℃以内にしましょう。
その温度で洗い流すと、熱でコバエの幼虫・さなぎ・成虫を効果的に駆除できます。
汚れがなかなか落ちないときは、カバー内に浴室用洗剤をかけたあとラップをして約30分放置しましょう。
そうすると汚れが落ちやすくなることがあります。
上記のように掃除しても幼虫が生きているようなら、コバエ専用の殺虫剤を併用するとよいでしょう。
エプロンの着脱方法や掃除方法などは、こちらの動画も参考にしてみてください。
風呂場の中を除菌する
コバエの卵は0.2mmほどの大きさなので、目視するのは難しいです。
幼虫は8mmくらいの大きさなので視認できます。
とはいえ、幼虫も非常に小さいので見逃す可能性があります。
そのため、排水口やバスタブのカバー内の汚れを取り除いても、まだ卵や幼虫が残っている可能性があります。
念のため、カビ取り剤や塩素系漂白剤などをスプレーして除菌しましょう。
そうすればカビや汚れを抑制すると同時に、卵や幼虫も効果的に駆除できます。
ネット通販やホームセンターなどですと、スプレータイプのカビ取り剤や塩素系漂白剤は約800円で購入できます。
風呂場のコバエを駆除したあとの予防方法
コバエの発生を予防するためには、換気と侵入防止の対策をすることが大切です。
具体的な対策は以下になります。
風呂場を換気して湿気を減らす
コバエは湿気を好みます。
お風呂場の換気をすることで湿気を抑え、コバエが住み着くのを予防します。
お風呂場の湿気を抑えるためには、使用後に換気扇をまわしましょう。
できれば24時間まわすことをおすすめします。
電気代がかかりますが、コバエの発生を抑制できます。
24時間まわしても、1ヵ月あたりの電気代は100~500円ほどです。
またお風呂場に窓があれば、開けて風を通すとよいでしょう。
コバエの侵入口になる隙間を塞ぐ
コバエは下水道から排水管を経由して風呂場に侵入します。
そのため、排水口に細かい網目のネットを張るとよいでしょう。
ホームセンターなどにいくと、ネットは約200円~約500円で購入できます。
また、コバエは家のあらゆる窓からも侵入する可能性が高いです。
窓を開けたところに網戸を使えば、コバエの侵入を防ぎながら換気できます。
網戸はネット通販やホームセンターなどで購入できます。
価格は約4,000円~約6,000円です。
網戸の網目の大きさは「メッシュ」であらわされます。
メッシュとは「1インチ(2.54cm)あたりの網目の数」で、数字が大きいほど網目が細かくなります。
網目が大きいと小さな虫が侵入するおそれがあるため、24メッシュぐらいの細かい網戸を選びましょう。
参考:セイキグループ|2話 ネットの話(最終閲覧日:2024年7月8日)
詳しくは、コバエ対策をまとめた記事をご覧ください。
※ 対応エリア・加盟店により記載価格や条件では対応できない場合がございます。
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※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、本日中の施工が難しい場合があります。※2 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。
コバエが発生してしまうときは害虫駆除業者に相談する
コバエ1匹当たりの産卵数は200個以上といわれており、とても繁殖力は強いです。
そのため1匹でも生き残ると、大量の繁殖につながるおそれがあります。
上記の対策をしていてもコバエが繁殖して自分では手に負えない、コバエが気になって仕方ないというときは、一度プロに相談することをおすすめします。
害虫駆除業者を選ぶ際は相見積りをする
害虫駆除業者の選ぶときは、相見積りがおすすめです。
相見積りとは、複数の業者から見積りをとって価格や施工後の保証の有無などを比較することです。
相見積りをすれば、業者同士を比較し納得したうえで依頼することができます。
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