ゴキブリ対策をアパートでする場合は、侵入経路を徹底的にチェックし侵入しそうなところをふさぐことが重要です。
なぜなら、アパートの自室にゴキブリが発生する原因は、外部からの侵入によるものだからです。
当記事では、誰でもできる侵入経路のふさぎ方や、ゴキブリを寄せ付けないための対策をわかりやすく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
アパートにゴキブリが出たら侵入経路を確認する
アパートでゴキブリが発生する原因は、ほとんどが外部からの侵入です。
アパートの自室でゴキブリを発見したら、侵入経路になりそうな場所をチェックしてみましょう。
この章では侵入経路を5つご紹介していきます。
玄関のドアポストのすき間
玄関は人がよく出入りをするので、ゴキブリが侵入しやすい場所です。
また、ゴキブリはドアポストから侵入してくる場合もあります。
玄関の扉にポストがついていると、はみ出した新聞や郵便物のすきまから侵入します。
窓のすき間
「窓は網戸がついているからゴキブリは入ってこないだろう」と思いがちですが、油断してはいけません。
ゴキブリはわずかなすき間からでも侵入するため、網戸とガラス窓のすき間から侵入することがあります。
換気扇のプロペラのすき間
換気扇は外とつながっています。
プロペラを回すタイプだと、換気扇が回ってないときにプロペラのすき間から侵入します。
また、ゴキブリは油汚れが好きなので、においに引き寄せられて換気扇から侵入してしまいます。
エアコンのドレンホース
エアコン内で発生した結露を外に排出するためについているドレンホースがあります。
ドレンホースには水を外に排出するための穴が空いており、そこからゴキブリが侵入することがあります。
排水口の内部
暗くて湿気の多い場所を好むゴキブリは、下水道に生息していることも多いです。
下水道に住んでいるゴキブリは排水管の乾いている部分や水の流れがない部分を通って、住宅の排水口まで侵入してくることもあります。
そしてキッチンやお風呂場の排水口から室内に侵入するのです。
アパートのゴキブリ対策3ステップ
ゴキブリ対策をアパートでする際のポイントについて見ていきましょう。
この章では、3つのステップにわけてご紹介しています。
ゴキブリの侵入を未然に防ぐために、ぜひ参考にしてみてください。
ゴキブリの侵入経路をふさぐ
まずは、前章で紹介したような侵入経路になる場所をふさいで、ゴキブリの外部からの侵入を防ぎましょう。
玄関はドアを開閉する時間をなるべく減らし、開けっ放しにするのはやめましょう。
また窓の網戸にすき間がある場合は、すき間をふさぐテープを貼ってゴキブリが侵入してくるのを防ぎましょう。
換気扇は、回しっぱなしにしておくのもいいですが電気代がかかってしまうので、フィルターを使用するのがおすすめです。
エアコンのドレンホースには、市販のドレンホース用キャップをつけて、外からのゴキブリの侵入経路をふさぐようにしましょう。
排水管をS字の形をした排水トラップに交換すると、ゴキブリが下水から這い上がりにくくなります。
S字トラップに交換する際は、大家さんに相談してみましょう。
ゴキブリの侵入経路と、そのふさぎ方の詳細はこちらの記事をご覧ください。
ゴキブリの「すみか」をなくす
ゴキブリが住み着きづらい環境を整えることも有効な対策です。
室内にゴキブリが好むような場所があるときは改善をしていきましょう。
家のなかに放置された段ボールはゴキブリのすみかになってしまいます。
段ボールには保温や保湿の効果があり、ゴキブリにとってのすみかになりやすいからです。
またゴキブリは暗い場所を好むので、積み重なった段ボールのすき間から入り込んでしまうことがあります。
いらない段ボールがある場合はすぐに処分しましょう。
そして、部屋の掃除をこまめにおこなうことも大切です。
ゴキブリは食べかすや髪の毛、ほこりなどをエサにしてしまうからです。
部屋を清潔に保ち、ゴキブリのエサになるものをなくしましょう。
また、キッチンの掃除も重点的におこないましょう。
生ごみや洗っていない食器などを放置するとゴキブリのエサになってしまいます。
ほかにも、シンクや排水口のぬめりもゴキブリは大好物です。
シンクや排水口のぬめりは、台所用の洗剤などを使ってきれいにしましょう。
ゴキブリが嫌うものを置く
ゴキブリは、ミントやハッカなどの刺激的なにおいが苦手といわれています。
キッチンや玄関でハーブを育てることで、ゴキブリが寄り付きにくくなる効果があるといわれています。
しかし、ゴキブリは適応能力が高くにおいにだんだん慣れてしまうので、ハーブを使った対策は一時的なものになってしまいます。
また、ゴキブリが発生してしまったときは、ホウ酸だんごなどの毒エサを置きましょう。
ホウ酸だんごは、ホウ酸と小麦粉と誘引剤(砂糖や、すりおろした玉ねぎ)でできている毒エサで、自分で材料をそろえて作れます。
ホウ酸だんごの置き場所は、冷蔵庫の下や部屋のすみなどに置いておくのがおすすめです。
詳しいゴキブリ対策の方法やおすすめグッズは、こちらの記事でイラスト付きで解説しています。
※ 対応エリア・加盟店により記載価格や条件では対応できない場合がございます。
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※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、本日中の施工が難しい場合があります。※2 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。
手に負えないアパートのゴキブリ対策はプロに任せる
「自分でゴキブリを退治することができない」「ゴキブリの数が増えすぎて手に負えない」といった場合は、ゴキブリ駆除のプロの手を借りるのがおすすめです。
プロによる駆除は、ベイト剤とよばれる毒エサを使う方法や、燻煙式(くんえんしき)の薬剤を使う方法などがあります。
また、ゴキブリの侵入口をふさぐ工事もおこなってくれるので、再発防止ができます。
個人でゴキブリ駆除依頼をする場合の費用相場
個人でゴキブリ駆除の依頼をした場合の費用は、駆除面積が広いほど使う薬剤の量も多くなるので高くなります。
また、ゴキブリの繁殖状況や、侵入口をふさぐ工事をするかどうかによっても変動してきます。
- ゴキブリ駆除を業者に依頼した際の費用相場
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- ワンルーム
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約1万円~3万円
- 2LDK
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約3万~5万円
- 3LDK
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約4~6万円
アパートでは建物全体で対策するのが効果的
アパートの共有部分のゴキブリ駆除をおこないたいといった場合は、一度大家さんに相談をしてみましょう。
アパートでゴキブリが発生した場合、自分の部屋だけ駆除をおこなっても、アパート全体で駆除をおこなわないと、ゴキブリが再発生する場合があります。
なぜならゴキブリは、通路やベランダなどのアパートの共有部分から侵入してくることがあるからです。
アパートはゴキブリの侵入経路がたくさんあるので、対策を徹底的におこなう必要があります。
もし、ゴキブリを発見したら早めに侵入口になる可能性が高いところをふさぐなどの対策をしましょう。
また、自分で駆除が難しい場合は業者に依頼して駆除をお願いすることをおすすめします。
害虫駆除110番では、ゴキブリ駆除業者に関するご相談を24時間365日お電話またはメールにて受け付けております。
お見積りは基本無料※となっておりますので、お気軽にご相談ください。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積り・キャンセルに費用をいただく場合がございます。
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