ゴキブリは毒餌を使って駆除するのがおすすめです。
駆除方法は他にもいくつかありますが、毒餌タイプはそのなかでも一番効果が高いといわれています。
この記事では、毒餌タイプが効果的だといわれている理由や、設置した方がよい場所、その他の対策方法についてお教えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
また、突然ゴキブリが出現したときの、効率的なスプレーのかけ方や、触らずにゴキブリの死骸を処分する方法についてもご紹介します。
ゴキブリは毒餌で対処するのがおすすめ
ゴキブリ駆除のグッズはいくつかありますが、なかでも効果的なのが毒餌タイプです。
毒餌を家の中に複数設置するだけで、今侵入しているゴキブリだけではなく、巣にいるゴキブリまで退治できます。
なぜ巣のゴキブリまで退治できるか、簡単にご説明をいたします。
毒餌は、ゴキブリが食べた状態からすぐに効果を発揮するのではなく、少し時間が経ってから効果が出始めます。
ゴキブリが巣に帰ったときに死亡すると、ゴキブリは仲間の死骸を食べてしまう習性がありますので、巣の中にいるゴキブリを退治することができるのです。
毒餌はゴキブリの出現場所に設置するのが効果的
毒餌の効果を十分発揮させるためには、ゴキブリの出没場所に設置することが大切です。
あまり効果のない場所に置いてしまいますと、なかなか食べてくれず、ゴキブリを退治するのに時間がかかってしまいます。
毒餌の設置におすすめの、ゴキブリが侵入しやすい場所をご紹介しますので、参考にしてみてください。
- 台所
-
- シンク付近
- 冷蔵庫のうしろ
- 収納スペース
- ゴミ箱付近
- 洗面台
-
- 収納スペース
- 洗濯機の下
- 扉の奥
- 玄関
-
- 靴箱の奥や隅
- ベランダ
-
- 室外機の下や裏
- 花壇付近
こちらの記事では詳しい設置方法やおすすめの商品をご紹介していますので、あわせてご覧ください。
ゴキブリを寄せ付けない環境作りも大切
ゴキブリは春~秋にかけて活動をします。
ゴキブリは暑さに弱く、気温が35℃を超えると活動が鈍くなり、40℃を超えると死亡するため、夏はエアコンの効いた場所で暑さをしのいでいます。
また、ゴキブリは気温が10℃以下になると活動できなくなるため、大体のゴキブリは冬がやってくるまでに死亡します。
しかし、一部のゴキブリは冬の間も生き残り、翌年産卵するため、油断はできません。
家の中でゴキブリを見ないようにするためには寄せ付けない対策が必要です。
ゴキブリの侵入を防ぐための環境作りについて3つご紹介しますので、意識をしておこなってみてください。
部屋は常に清潔にする
ゴキブリは、食べ残し・生ごみ・髪の毛・ホコリなどの餌を求めてやってきます。
このようなものは、日々のお掃除で予防できますので、常に清潔な状態になるように心がけましょう。
食材を保管するときは密閉できるものの中に入れておいてください。
常温保存できる野菜などをそのまま置きっぱなしにすると、ゴキブリが寄ってくることがあります。
特に、玉ねぎの匂いはゴキブリを寄せ付けやすいので、放置しないように注意しましょう。
ゴキブリの侵入口を塞ぐ
ゴキブリは、玄関・窓・排水口・換気扇などから侵入してきます。
それぞれの侵入方法をご説明します。
玄関の侵入対策
玄関は、ドアがしまっていたとしても、ゴキブリはわずかなすき間から侵入してしまいます。
また、郵便受けに郵便物などによって隙間ができてしまうと、そこから侵入されることもあります。
隙間をすべて防ぐことは難しいので、毒餌や殺虫剤を撒いて予防をしましょう。
窓の侵入対策
窓が少しでも開いていると、その隙間からゴキブリが侵入します。
また、網戸を閉めていても、わずかに隙間ができてしまうこともあります。
どうしても隙間ができてしまう場合は、隙間テープを使用して塞ぎましょう。
排水口の侵入対策
キッチンやお風呂などの排水口からゴキブリが侵入することがあります。
排水管は、通常S字になっており、中に水が溜まっていますが、ゴキブリは水の中を一時的に移動することができ、そこから這い上がってきてしまうのです。
ゴミ受けの網を設置して、ゴキブリが入れないようにしましょう。
植木に産卵されていないかこまめに確認する
植木はゴキブリにとって絶好の環境です。
肥料が与えられている土は、ゴキブリにとって卵を産みつけやすく、植物に与えられた水を飲むこともできます。
ゴキブリを室内へ呼び寄せないためにも、植木はなるべく室外に置きしましょう。
植木を置いておく場合は、ゴキブリが潜んでいないかこまめに確認をしてください。
※ 対応エリア・加盟店により記載価格や条件では対応できない場合がございます。
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※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、本日中の施工が難しい場合があります。※2 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。
毒餌以外のゴキブリに有効なグッズ
毒餌以外にもゴキブリに有効なグッズはあります。
いくつかご紹介しますので、使いやすいものを選んでみてください。
くん煙タイプの殺虫剤
くん煙タイプは、一軒家などの広い部屋におすすめです。
煙に殺虫成分が含まれているので、家の中のゴキブリを追い出すことができます。
ただし、集合住宅の場合は一時的に隣の家に避難して、殺虫成分が消えた頃に再び戻ってしまうことがあるので注意が必要です。
捕獲設置タイプのトラップ
捕獲設置タイプは、家に出現したゴキブリを匂いでおびき寄せ、そのまま捕獲することができます。
一時的に何匹か捕獲をすることはできますが、ゴキブリの繁殖直は高いので、屋内で繁殖してしまったゴキブリをすべて捕まえるのは難しいでしょう。
ゴキブリの苦手な成分を含む忌避剤
ゴキブリは、ハッカ油の匂いを嫌います。
ハッカ油を使用した忌避剤を使用すれば、ゴキブリの侵入を防ぐことができます。
毒餌のように退治することはできませんが、ゴキブリを家から遠ざけたい方にはおすすめです。
設置するときは、ゴキブリが侵入しやすい場所を狙うようにしましょう。
ゴキブリ出現時に役立つ効果的な殺虫スプレーの使い方
ゴキブリが突然目の前に出現してしまったら、スプレーを使用して退治しましょう。スプレーのかけ方にもコツがありますので、もしものときのために覚えておきましょう。
その他、ゴキブリの死骸を触らずに処分する方法についてもご紹介します。
ゴキブリの背後に回り込んで退治する
ゴキブリは、うしろ向きに歩くことができません。
動くときは、正面を向いてこちらへやってきますので、背後に回り込んでスプレーを吹きかけましょう。
スプレーは「上」からではなく「下」から吹きかける
ゴキブリは、おなかの部分に呼吸器があります。
スプレーを吹きかけるときは、上からではなく、下からお腹を狙ってみましょう。
そうすることで、逃げられずに効率よく退治することができます。
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ゴキブリは触らずに処分する
ゴキブリの死骸はなるべく触りたくないですよね。
触らずに処分する方法としては、「ホウキとチリトリで回収する」「ゴミトングを使う」「専用の商品を使う」があります。
捨てるときは、直接ゴミ箱に捨てないようにしましょう。
死んだように見えて生きている場合もありますし、卵を持っている場合もあります。
卵は親ゴキブリが死んでいても孵化します。
必ずゴミ袋で密閉してから捨てましょう。
毒餌で処置しきれないときは害虫駆除のプロに依頼しよう!
もし、毒餌を設置していてもゴキブリがたびたび出現するなら、害虫駆除のプロに相談してみることをおすすめします。
プロによるゴキブリ駆除は、ゴキブリの生態に合わせておこなうため、強い効果を得られます。
プロならゴキブリが生息しやすい場所も熟知しているので、効率よくゴキブリを駆除できるのです。
まとめ
ゴキブリは毒餌タイプの駆除剤で対処するのがおすすめです。
毒餌を食べたゴキブリは、巣に帰った頃に死ぬため、その死骸を食べた他のゴキブリたちも退治できます。
また、毒餌の設置とあわせて、家の環境を整えることも大切です。
ゴキブリは、食べ物や髪の毛、ホコリなどの餌があると寄ってきてしまうので、常に清潔な状態にしておきましょう。
ゴキブリ用のグッズは、毒餌タイプ以外にも、「くん煙タイプ」「捕獲設置タイプ」「忌避剤設置タイプ」があります。
使いやすい方法を選んで対策しましょう。
毒餌を設置していても、突然ゴキブリが出現してしまうことはあるかと思います。
もしものときのために、正しいスプレーのかけ方を知っておきましょう。
何度もゴキブリを見かける場合は、プロに相談してみてください。
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