「ゴキブリは最長何年生きる?」
「ゴキブリは冬の間に死んでしまう?」
このように、ゴキブリの寿命について疑問を感じたことはありませんか?
この記事でご紹介するのはゴキブリの寿命についてです。
また、ゴキブリの生態や長生きさせない対策についてもお伝えします。
この記事を読めば、ゴキブリの寿命だけでなく対策までまとめてわかります。
ご自宅にゴキブリが現れたという場合や、ゴキブリの生態が知りたいという方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
ゴキブリの寿命は意外と短い
1年中見かけるゴキブリの寿命はどれぐらいなのでしょう?
ここでは屋内で見かけることが多いクロゴキブリ、チャバネゴキブリ、ヤマトゴキブリの種類ごとに、寿命と生態についてご紹介していきます。
クロゴキブリの寿命・生態
- 卵~孵化:4~6週間
- 幼虫の期間:3~12ヵ月
- 成虫の期間:6~7ヵ月
- 寿命(合計期間):10ヵ月~1年8ヵ月
クロゴキブリは、もともと日本にいたわけではなく、中国からやってきたとされています。
一度に産み落とす卵の数は約20匹~30匹程度です。
クロゴキブリは寒さに強く屋外でも越冬できます。
また飛ぶことができるので、駆除をする際は要注意です。
クロゴキブリの詳しい生態はこちらの記事をご覧ください。
チャバネゴキブリの寿命・生態
- 卵~孵化:3~4週間
- 幼虫の期間:2~3ヵ月
- 成虫の期間:3~4ヵ月
- 寿命(合計期間):6~8ヵ月
クロゴキブリと比べると比較的寿命は短いです。
チャバネゴキブリは寒さに弱いので、冬に気温が氷点下になる地域では生活しません。
ですが、人間が生活する家や施設などは1年中快適な環境なので、そこで過ごすことがあるのです。
チャバネゴキブリは4~8回ほど産卵します。
一度に産み落とす卵の数が約20~40匹と多いため、温かい場所であれば絶えず私たちの身の回りに潜んでいるでしょう。
チャバネゴキブリの詳しい生態はこちらの記事をご覧ください。
ヤマトゴキブリの寿命・生態
- 卵~孵化:4〜5週間
- 幼虫の期間:3~12ヵ月
- 成虫の期間:3~6ヵ月
- 寿命(合計期間):7ヵ月~1年7ヵ月
ヤマトゴキブリは寒さに強く、幼虫は屋外で越冬も可能です。
ヤマトゴキブリもチャバネゴキブリと同様、一度に産み落とす卵の数は約10匹~20匹程度です。
ヤマトゴキブリの詳しい生態はこちらの記事をご覧ください。
ワモンゴキブリの寿命・生態
- 卵~孵化:5〜6週間
- 幼虫の期間:4~12ヵ月
- 成虫の期間:3~20ヵ月
- 寿命(合計期間):8ヵ月~2年9ヵ月
ワモンゴキブリはチャバネゴキブリと同じく寒さに弱いゴキブリです。
チャバネゴキブリがほぼ屋内でしか見られないのに対し、こちらは沖縄など温暖な地方では屋外でも生息しています。
一度に産み落とす卵の数は15個程度で、一生のうちに10個以上も卵を産みます。
ワモンゴキブリの詳しい生態はこちらの記事をご覧ください。
繁殖力が強いゴキブリは1年中活動している
意外とゴキブリの寿命は短いということがわかりました。
ではなぜゴキブリは年中活動をしているのでしょうか。
それは繁殖力に優れるためです。
ゴキブリは年中見かけるため、長生きをする虫だとお考えの方もいらっしゃったでしょう。
しかし実際は、繁殖力が強く生命が途絶えることがないだけです。
ゴキブリは寒いと活動が鈍くなるため、冬には見かけることが減ります。
しかし全滅するわけではなく、種類によって卵や成虫の姿でちゃんと生きています。
ゴキブリの寿命を短くする方法
ゴキブリは水やエサがなくても2~3週間は生きられます。
つまり、水やエサのない環境を作ることで寿命を短くすることが可能です。
これからご紹介していくのは、ゴキブリのエサや好む場所についてです。
ぜひ参考にしてください。
ゴキブリが好きなエサをなくす
調理のあとに生ごみを置きっぱなしにしたり、こぼしてしまった食べカスは早く片付けましょう。
ゴキブリは雑食ですので、さまざまな食べ物を食べます。
床に落ちた食べカスや髪の毛なども好んで食べます。
特に、お菓子のコーティングなどに使われている砂糖や、調理する際によく使用するであろうチーズなども好みます。
ゴキブリが好む場所を掃除する
ゴキブリは下の画像のように暗くて狭くて温かい場所を好む傾向にあります。
ゴキブリの好む場所を清潔な状態に保つことでゴキブリを寄せつけず、また寿命を延ばすことも防げます。
ゴキブリ駆除に役立つグッズ
ここでは、ゴキブリの駆除方法についてご紹介していきます。
見ると不快感を抱いてしまうゴキブリですから、できることなら早く、確実に駆除したいですよね。
ゴキブリが現れたときには駆除グッズを活用しましょう。
- 忌避剤タイプ
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ゴキブリは柑橘系やハーブの香りを嫌うため、それらの香りがする忌避剤(きひざい)を置きましょう。
忌避剤にはゴキブリの嫌がる臭いなどの成分が入っているためゴキブリを遠ざけます。 - 捕獲器タイプ
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エサを使ってゴキブリをおびき寄せ、粘着テープで捕まえるタイプです。
- エアゾールタイプ
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エアゾールとは殺虫スプレーのことで、ゴキブリに直接噴射して仕留めます。
冷却して仕留めるタイプや、空気圧を利用するタイプのものなど、さまざまな種類があります。 - 毒エサタイプ
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エサの中に毒が入っており、それをゴキブリが食べて巣に戻ります。
そして、巣に戻ったゴキブリのフンを他のゴキブリが食べて死滅するという流れです。 - くん煙タイプ
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部屋中に殺虫成分が広がることでゴキブリを死滅させます。
煙を充満させるタイプと水タイプがあります。
水タイプは煙の量が少ないため集合住宅などでもおすすめです。
ゴキブリ駆除の詳しい方法はこちらの記事をご覧ください。
ゴキブリが寄り付かない環境の家にする
ゴキブリを家に寄せつけないためには、侵入経路を塞ぐ必要があります。
また、食べこぼしや髪の毛、ホコリなどが落ちていない清潔な状態を保つことが大切です。
キッチンなどに食材を放置することは避け、冷蔵庫や戸棚にしまって保管しましょう。
そして、ゴキブリは段ボールや植木を好むので、不要な段ボールはすぐに片づけて、植木を置くことも避けましょう。
植木を置きたい場合は、ゴキブリが嫌う香りを放つミント系の植物を植えることで、ゴキブリを寄せつけない空間にすることもできるのでおすすめです。
ミント系の植物以外にもゴキブリの嫌うものには、乾燥した場所、柑橘系の香りなどが挙げられます。
また、ゴキブリは、アルコールや食器用洗剤で窒息させることもできるのでキッチンに常に置いておくようにしましょう。
難しいゴキブリの侵入経路を塞ぐ方法はこちらの記事をご覧ください。
ゴキブリを完全に駆除するなら業者に依頼する
これまでゴキブリの駆除に関する情報をご紹介してきましたが、1匹駆除をしても巣にはまだまだたくさんのゴキブリが生息していたり、卵があったりする可能性が高いです。
すべてを確実に駆除したい場合は業者に依頼しましょう。
自分でスプレーなどを使用して駆除をするとなると、姿の見えているゴキブリだけを対処することになりますよね。
ですが、業者に依頼すれば、卵の駆除まで、確実におこなうことが可能です。
ゴキブリの繁殖力は高く根絶は難しい
- ゴキブリは繁殖力や生命力の高い
- 身体能力が高いため駆除作業をしても逃げられてしまうことが多い
- 殺虫剤では幼虫・成虫を駆除できても、卵まで駆除できない
このように、自分の生活する範囲でゴキブリを見かけても完璧に駆除することは難しいのです。
1匹見かけた場合、どこかに複数匹いると考えてもよいでしょう。
業者へ依頼するメリット
ここではゴキブリの駆除を業者へ依頼する5つのメリットをご紹介していきます。
- 駆除率が高い
-
業者に依頼すれば、幼いお子様やペットがいるご家庭でも安全に、かつ確実に駆除をしてもらえます。
駆除の際に出る臭いを抑える方法を提示してもらうことも可能なのです。
駆除率はそのままに、身体への影響がない方法でおこなってくれるのはうれしいですよね。 - 死骸の処理をしてくれる
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ゴキブリの見た目に非常に嫌悪感を抱くという方もいらっしゃるでしょう。
業者を利用すれば、駆除から死骸の処理まですべてをまかせることが可能なので、不快感を抱かずに済み安心です。 - 駆除に時間がかからない
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ゴキブリの処理を自分でやろうとすると、逃げ足が速いためなかなかうまく狙えず手こずってしまうこともあると思います。
ですが、業者なら知識や経験があるので、時間をかけることなく駆除をすることが可能です。 - ゴキブリが侵入しない対策をしてくれる
-
業者は駆除をおこなってくれるだけでなく、ゴキブリが侵入してこないように対策をしてくれるため再発防止も可能です。
- 巣や卵の駆除までしてくれる
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ゴキブリを駆除しただけでは安心できません。
部屋のどこかに巣や卵があることを想像したら嫌な気持ちになりますよね。
業者に依頼することで巣や卵の駆除もおこなってくれますので、手間もかからず安心して過ごすことができます。
ゴキブリ駆除にかかる費用
ゴキブリの駆除にかかる費用は大体10,000円からが相場となります。
ただし、部屋の大きさによって値段が変わったり、戸建住宅と集合住宅で業者の設定している金額が異なります。
依頼する業者に問い合わせてみるかホームページで確認をするようにしましょう。
こちらのグラフは弊社加盟店の施工データを元に作成しました。
興味をお持ちの方はぜひご覧ください。
まとめ
- ゴキブリの寿命は1~2年程度
- ゴキブリは1年中どこかに潜んでいる
- ゴキブリの寿命を短くするにはエサと隠れる場所を減らす
お部屋をきれいな状態に保つことでゴキブリが寄りつきにくくなるので、こまめに掃除をしましょう。
ですが、気を遣っていてもどうしても侵入してくるのがゴキブリです。
できれば見たくはありませんが、もしお部屋で見かけた場合は業者に駆除を依頼することをおすすめします。
1匹見つけると複数匹いるおそれがあるからです。
業者なら、目に見えないゴキブリの駆除もおこなうことができ、再度発生することのないよう対策をすることも可能です。
ゴキブリの被害にお悩みの方は、ぜひ害虫駆除110番にご相談ください。
#ゴキブリ