排水口のコバエは掃除をすることで駆除・対策をすることができます。
排水口に汚れが溜まっていると、その汚れをエサとするコバエが集まってきます。
そしてその汚れに産卵しコバエが繁殖してしまうのです。
コバエの駆除、対策をするならば、まずは排水口をキレイに掃除して、コバエを寄り付かせないようにしましょう。
この記事では排水口を掃除すべき理由や、コバエを駆除するための排水口の掃除方法について詳しくご紹介します。
台所・洗面所・お風呂に分けて掃除方法をご紹介しますので、ぜひ試してみてください。
※ 対応エリア・加盟店により記載価格や条件では対応できない場合がございます。
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コバエにとって排水口は絶好の繁殖環境
コバエは汚れて湿っている場所を好みます。
また発酵した果実やヌメリ汚れをエサとしています。
このような習性があるため常に湿気があり、生ゴミやヌメリ汚れなどのエサがある排水口はコバエにとっては最高の環境となるのです。
また、コバエはエサとなる生ゴミやヌメリ汚れに卵を産み付ける習性があります。
そのため、生ゴミや汚れを放置しておくとその箇所から大量のコバエが発生してしまいます。
コバエの発生を防ぐためにも排水口の掃除は有効な手段の一つです。
しかし、キッチン、洗面台、お風呂場によって汚れの原因は異なります。
さらに、場所によってコバエを引き寄せる汚れも変わってきます。
まずは、各場所のどのような汚れがコバエを引き寄せるのかを知って、コバエ対策に役立てましょう。
- 台所：野菜くず、食べかす
- 洗面所：歯磨き粉、洗顔料、髪の毛
- お風呂場：髪の毛、フケ、石鹸カス
台所の排水口の汚れ
台所の排水口汚れの正体は、調理の際に出た野菜くずや食べかすです。
これらが排水口のゴミ受けに溜まり、腐敗するとコバエの絶好のエサとなります。
それだけでなく腐った食べかすでは菌が増殖し、ヌメヌメとした汚れを発生させます。
このヌメリ汚れもコバエにとってはエサの一つとなるのです。
コバエはエサ場となる場所に卵を産み付けますので、繁殖を防ぐためには生ゴミを小まめに捨て、掃除を小まめにする必要があります。
洗面所の排水口の汚れ
洗面所の排水口は歯磨き粉や洗顔料、髪の毛などの汚れが溜まっています。
これらの汚れが直接、コバエのエサになることはありません。
しかし、この汚れを放置しておくとヌメリを発生させる雑菌が繁殖します。
このヌメリはコバエにとってはエサとなるので、コバエが引き寄せられてしまうのです。
お風呂場の排水口の汚れ
お風呂場の排水口汚れの原因は髪の毛やフケ、石鹸などの残りカスです。
お風呂場の排水口の中は常に湿度が高いため、このような汚れに雑菌が繁殖します。
繁殖した雑菌はヌルヌルとした汚れに変化し、悪臭を放つようになるのです。
このヌメリ汚れはコバエのエサ場となり、お風呂場にコバエが発生する原因となります。
このようにキッチン、洗面所、お風呂場で排水口汚れの原因は異なります。
しかし、共通するのはこれらの汚れを取り除けばコバエの発生を防ぐことができるということです。
きちんと掃除をして、コバエの発生を防ぎましょう。
詳しい掃除方法は次の章からご紹介しますので、最後まで目を通していってください。
台所のコバエ発生を防ぐ排水口の掃除方法
台所の排水口はとても汚れやすいものです。
排水口詰まりを予防するためにも週に1～2回は、以下のような手順で掃除をおこなうようにしましょう。
- 手袋
- 洗剤（塩素系漂白剤または食器用洗剤）
- スポンジ
- ブラシ
- ゴミ受けに溜まったゴミを捨てる。
- 各パーツを取り出し、洗剤とスポンジで洗う。
- 排水口も洗剤とスポンジを使いキレイにする。
塩素系漂白剤はヘドロを分解、殺菌してくれるだけでなくコバエの卵も駆除してくれるため、おすすめです。
台所の排水口汚れを予防するコツ
台所は日々、料理をするため汚れやすいものです。
コバエの発生を防ぐためにもできるだけ汚さないように、以下のような対策をおこなってみてください。
- 油を残さない
-
油汚れは水ではなかなか落ちにくく、残ってしまいます。
油汚れに気づいたらキッチンペーパーでふき取るか、42℃以上のお湯で洗い流しておくようにしましょう。 - アルミホイルを丸めてゴミ受けに入れておく
-
アルミホイルの金属イオンが細菌などの繁殖を防止し、ヌメリの発生を予防してくれます。
アルミボールは1週間ほどで取り換えるようにしてください。 - ゴミ受けにネットをかぶせる
-
毎晩ネットを取り換えることでゴミのない状態を維持できます。
ごみがなければ細菌を発生させることや、コバエが寄ってくることもありません。
洗面所のコバエ発生を防ぐ排水口の掃除方法
洗面所の排水口には髪の毛や歯磨きの泡などが溜まってしまいます。
週に1度は排水口の掃除をしましょう。
蓋があるタイプの排水口の掃除は以下のようになります。
- 手袋
- 塩素系漂白剤
- スポンジ
- ティッシュ
- 排水口の蓋を取りゴミ受けに溜まった髪の毛などゴミをティッシュで取り除きます。
- 塩素系漂白剤を蓋と排水口に吹きかけ、20分ほど置きます。
- 手袋をして水で洗剤を洗い流します。汚れが残っているようであればスポンジや歯ブラシでキレイにしましょう。
- 蓋を戻せば掃除は完了です。
洗面所の排水口汚れを予防するコツ
洗面所は家族が身支度を整える場所のため、汚れやすいものです。
髪の毛が落ちたらティッシュを使いすぐにふき取ったりするなど、小まめに掃除をすることで汚れを防止しましょう。
お風呂場のコバエ発生を防ぐ排水口の掃除方法
お風呂場の排水口の掃除は週に1回ほどを目安におこないましょう。
しっかりとした掃除の方法は以下のようになります。
- 手袋
- 塩素系漂白剤
- スポンジ
- 歯ブラシ
- 排水口のパーツを全て取り外します。ゴミ受けに髪の毛などが入っていたら、取り除きましょう。
- 各パーツに洗剤を振りかけ、20分ほど放置します。排水口の蓋の裏にも忘れず洗剤を吹きかけましょう。
- 手袋をしてシャワーで塩素系漂白剤を洗いながします。汚れが残っているようであればスポンジや歯ブラシで綺麗にします。
- 綺麗になったパーツを元に戻せば終了です。
お風呂場の排水口汚れを予防するコツ
お風呂場の排水口には髪の毛などが毎日溜まってしまいます。
お風呂上がりにこの髪の毛を取り除いておくだけでも、雑菌の繁殖を防ぎ排水口を清潔に保つことができますので、おこなってみてください。
また、排水口にカバーを付けておけば髪の毛を取り除くのも楽になります。
毎日ネットを取り換えやすくもなりますので、ぜひ活用してみてください。
塩素系漂白剤を使う方法を紹介してきましたが、お子様やペットがいるご家庭では、薬剤を使うことに抵抗がある場合もあります。
そのような際は、排水口に重曹1カップを振り、お酢1/2カップを回しかけて30分放置したあとに、60℃以上のお湯で洗い流してください。
重曹とお酢でヘドロ汚れを分解し、60℃以上の熱でコバエの卵を駆除することができます。
お風呂場の詳しいコバエ対策はこちらの記事をご覧ください。
汚れを掃除してもコバエが発生する場合は害虫駆除業者に相談する
排水口掃除をしてもコバエが発生してしまう場合は、害虫駆除のプロに相談してみましょう！
プロならば、長年の経験と知識でコバエの対策をおこなってくれるはずです。
「コバエ駆除の業者を探すのは面倒……」という方は害虫駆除110番までお電話ください。
弊社ではお客様に代わり、全国の加盟店の中から対応可能な業者をお探ししております。
お電話口ですぐにお探しすることができますので、お気軽にご相談ください。
不衛生に見えてしまうコバエはすばやく駆除し、快適な生活を取り戻しましょう。
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