すぐできるイエダニ駆除でかゆみとサラバ！ねずみ駆除で根絶を目指す

「イエダニはどんなダニなの？」
「イエダニを駆除するにはどうしたらいい？」

イエダニはねずみに寄生している吸血性ダニで、ねずみと一緒に家の中に侵入します。
つまり、ねずみがいない限り室内で発生することはないダニなんです。
イエダニにお困りなら、まずは室内のねずみをすべて駆除することから始めましょう。

今回は以下のことを解説していきます。

当記事を読んでいただければ、イエダニの効果的な駆除・予防方法がわかります。
厄介なイエダニを根絶し、あなたやご家族が1日でも早く安心して暮らせるようになれば幸いです。

駆除のご相談は害虫駆除110番にお問い合わせください。
しっかりとお話をうかがい、ご希望に合う業者をご紹介いたします。

もちろん、調査やお見積りのご相談も大歓迎です。
業者による無料調査・お見積り※を実施しているので、ぜひお気軽にご利用ください。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。

※この記事にはダニ類の実物写真が含まれます

※「3.イエダニに刺されると強いかゆみなどが出る」のみ監修

イエダニ根絶にはねずみ駆除が必要

冒頭で触れたとおり、イエダニはねずみに寄生し、ねずみと一緒に室内に侵入します。
そのため、イエダニを根絶するにはまず、室内のねずみをすべて駆除しないといけません。

ただ、ねずみ駆除は知識や技量を必要とするため、専門業者に任せることをおすすめします。
市販の粘着シートや毒エサを使う方法もありますが、効果を出すためには巣の場所やねずみの通り道をある程度把握していないといけないからです。

害虫・害獣の総合駆除業者であれば、ねずみとイエダニを同時に駆除してもらえるところもあるので、まずは相談してみてください。

イエダニ自体は殺虫スプレーを使って駆除していきましょう。
詳しくは「イエダニは殺虫スプレーで駆除する」で解説します。

人を刺すイエダニの見た目と生態

では、イエダニの生態を詳しく見ていきましょう。
以下は通常時と吸血時のイエダニの写真です。

通常時のイエダニは体長0.7mmくらいで茶褐色をしています。
それが吸血後は体長1mm以上に膨らみ、体は赤褐色に変化します。

イエダニが人を刺すのは、次のような場合です。

このような場合に、新しい吸血先を探して巣から移動し、人を刺すことがあります。

活動時期

イエダニはねずみがいればいつでも活動できると考えたほうがいいです。
そのなかでも湿度が高くなる5〜9月ごろは活発になって繁殖します。

また、寒さが苦手なねずみは冬になると暖かい室内に侵入しようとするため、冬を迎えてからもイエダニは繁殖します。

真冬にダニに刺される被害が続く場合はイエダニを疑い、すぐに駆除を依頼することをおすすめします。

害虫駆除110番は駆除だけでなく調査や見積りのご相談も大歓迎です。
「ダニがいるかも？」と少しでも不安を感じたら、24時間365日対応の窓口にお気軽にご連絡ください。
すぐに対応可能なお近くの業者をご紹介いたします。

隠れている場所

イエダニは通常ねずみの巣の中にいます。
ねずみの巣は屋根裏や天井裏、床下に作られることが多いので、イエダニもその周辺に多くいます。

しかし、宿主のねずみの死などで居場所を失い巣から離れると、割れ目や暗い場所を好んで隠れます。
例えば畳や床の割れ目、畳裏などです。

ライフサイクル

イエダニは卵からかえってから幼虫→第1若虫→第2若虫のサイクルを経て、約2週間で成虫になります。
このうち吸血するのは第1若虫と成虫だけです。
成虫のメスの寿命は3ヵ月ほどで、その間に約100個の卵を産み、子孫を増やしていきます。

参考：サンクリーン滋賀株式会社｜ダニ駆除（最終閲覧日：2023年4月21日）

イエダニに刺されると強いかゆみなどが出る

では、イエダニは人間にどのような被害をもたらすのでしょうか。

イエダニに刺されると刺された直後から強いかゆみや赤いぶつぶつがあらわれます。
症状の出方や強さには個人差がありますが、数日間～1週間ほど続く人もいるようです。

より詳しい症状や対処法は以下の関連記事をご覧ください。
実際の症状の写真も掲載しています。

症状がよくならないときは皮膚科を受診する

今はダニ刺されに効く市販薬が販売されているので、とりあえずそれを塗って対処する方も多いでしょう。
もちろん市販薬だけで治るならそれが一番です。

しかし、薬を塗ってもかゆみがおさまらない、腫れがひかないなど、症状がよくならない場合はいちど皮膚科を受診し、診察と薬の処方を受けましょう。

刺された箇所をかきこわしたりすると、そこから細菌が入ってとびひなどの二次感染を起こすこともあるので、早く適切にかゆみを抑えることが大切です。

イエダニは殺虫スプレーで駆除する

では、イエダニの駆除方法を解説していきましょう。
準備するのは市販の殺虫スプレーです。
イエダニは殺虫剤にある程度の感受性があり駆除効果が期待できます。

そこで今回は、市販の殺虫スプレーのなかからおすすめの商品をご紹介します。

参考：東京都ペストコントロール協会｜殺虫剤を用いたダニ対策（最終閲覧日：2023年4月24日）

アースジェット

今回おすすめする殺虫スプレーは「アースジェット」です。

まずAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで販売されている商品のなかから、「屋内で使用可能」「適用害虫にイエダニを含む」商品を選定しました。
さらにコスパ面も重視し、100mlあたりの価格も比較しました。

その結果、上記の条件を満たし、かつ100mlあたり88円といちばん安かった「アースジェット」をおすすめします。

今回調査した商品は以下から見られます。
＜おすすめのダニ用殺虫スプレー＞

メーカー名	アース製薬株式会社
商品名	アースジェット
平均価格 (1本あたり)	399円(税込)
内容量 (1本あたり)	450ml
有効成分	フタルスリン、フェノトリン(ピレスロイド系)
適用害虫	ハエ成虫、蚊成虫、ゴキブリ、ノミ、トコジラミ(ナンキンムシ)、イエダニ、マダニ
効果・効能	上記害虫の駆除
商品サイト	https://www.earth.jp/products/earth-jet-450/

※平均価格は2023年4月19日時点の各サイトの掲載価格から算出した価格です

アースジェットは狙いを定めやすいトリガーノズルと強力ジェット噴射を搭載！
害虫を逃さずしっかり駆除できます。
薬剤は無香料、低刺激なので、香りに敏感な方やお子さんがいるご家庭でも使いやすく安心です。

ねずみの侵入口をふさぐことがイエダニ予防になる

イエダニ予防の方法は何よりも家にねずみを侵入させないことです。
そのためにはねずみの侵入口をふさがなければいけません。

ねずみの侵入口になるのは次のような場所です。

すき間や壁の穴、割れ目はパテや金属たわしを詰めて埋めておきましょう。
パテはねずみが嫌う成分が含まれた防鼠（ぼうそ）用のものを使うと効果的です。

▼防鼠用パテの商品例

加えて通気口や換気扇はフィルターや防鼠用の金網を取り付けて室内に入れないようにしておきましょう。

▼防鼠用金網の商品例

ねずみの侵入対策を徹底することがイエダニ予防の第一歩です！

参考：東京都福祉保健局｜ネズミ・生活害虫の対策（最終閲覧日：2023年4月24日）

イエダニに関するQ&A

最後にイエダニに関するよくある質問と答えをまとめます。
まだ解決していない疑問がある方は参考にしてみてください。

イエダニが感染症を媒介することはありますか？

いいえ、イエダニが感染症を媒介することはありません。
ただ、イエダニの宿主であるねずみはさまざまな菌やウイルスを保有しているおそれがあり、排せつ物を介して感染する病気もあります。

有名なのは下痢やおう吐などの症状が出るサルモネラ症です。
免疫力の低い子どもや高齢者がこの病気にかかると重症化することもあります。

このようにイエダニよりもねずみの被害のほうが深刻になりやすいです。
イエダニがいるところにはねずみもいるので、なるべく早く駆除してもらいましょう。

参考：菊池中央病院｜ダニ刺傷にご注意（最終閲覧日：2023年4月24日）
参考：厚生労働省｜動物由来感染症ハンドブック（最終閲覧日：2023年4月24日）

ねずみがいないのにイエダニが発生するのはなぜ？

ねずみはいないはずなのにイエダニと同じような症状がある場合は、イエダニではなく「トリサシダニ」かもしれません。

トリサシダニは鳥に寄生しているダニです。
体長は0.5〜0.6mmくらいで、吸血すると赤褐色に変色します。

家の軒先やベランダに鳥の巣がある場合、巣立ちなどで宿主を失うと、室内に侵入して人を吸血することがあります。
特に鳥のひなが巣立つ4〜7月ごろに刺される被害が増えやすいです。
以下はトリサシダニの写真です。

出典：名古屋市｜吸血性の中気門亜目ダニ類(イエダニなど)について（最終閲覧日：2023年4月24日）

部屋の近くに鳥の巣がある場合は、巣を駆除してから殺虫スプレーでトリサシダニを駆除しましょう。
トリサシダニにも殺虫スプレーが効果的なので、先ほどご紹介した「アースジェット」をぜひ使ってみてください。

なお、鳥の巣の駆除は専門業者に依頼しましょう。
鳥のフンにはさまざまな菌やウイルスが含まれていることがあり、感染症の危険があるからです。

※巣の中に卵やひなが残っている場合は、鳥獣保護法により許可のない駆除が禁止されています。必ず専門業者に依頼してください。

イエダニはペットも刺すの？

イエダニが室内にいれば、人間だけでなく犬、猫などのペットにも取りついて吸血することがあります。
ねずみ駆除が最優先ではありますが、ペットの体についているのを見つけたらすぐに動物病院を受診して処置してもらいましょう。

特に体の小さな小動物は大量に吸血されると貧血を起こすことがあるので注意が必要です。

参考：あいむ動物病院 西船橋｜イエダニ症（最終閲覧日：2023年4月24日）

イエダニの徹底駆除は害虫駆除110番にお任せください

「イエダニが大量発生していて手に負えない」
「自分で駆除したけど駆除しきれているかわからない」
などの不安がある方はぜひ害虫駆除110番にご相談ください。

害虫駆除110番には全国の害虫駆除業者が加盟！
豊富な施工実績で培った技術で、厄介なイエダニも徹底駆除します。

お電話いただければ、日時や場所などご希望に合う業者をご紹介しますので、お気軽にご連絡ください。
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※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。

まとめ

イエダニはねずみに寄生し、ねずみと一緒に家のなかに侵入します。
そのため、まずは室内のねずみをすべて駆除しましょう。
イエダニはピレスロイド系の殺虫剤を直接スプレーして駆除してください。

ひととおり駆除が終わったら、ねずみの侵入口をふさいで対策しましょう。
ねずみの侵入対策を徹底することが、イエダニ予防にはいちばん効果的です。

ねずみ駆除・予防と発生したイエダニ駆除をしっかりとおこなえば、家の中のイエダニは根絶できるので、ぜひ当記事で解説した内容を実施してみてくださいね。

「1人で駆除しきれない」
「家じゅう徹底的にやってほしい」
このような方は害虫駆除110番にご相談いただければ、お近くですぐに対応可能な業者をご紹介いたします。
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