「コバエ退治にめんつゆトラップを使ってみたけれど効果がない。めんつゆ以外に使えるものはないだろうか?」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
めんつゆ以外にもお酢やワインなどアルコールを含むものであれば、コバエ退治のトラップを作ることができます。
材料を変えれば、コバエ退治に効果があるかもしれません。
しかし、それでも効果がなければアルコールなどの匂いを好まない種類のコバエである可能性があります。
この記事では、コバエ退治をめんつゆ以外でおこなう方法を詳しく解説していますので、ぜひ実践してみてください。
また、コバエの発生を予防する方法もご紹介していますので、あわせてご覧ください
コバエ退治はめんつゆ以外のものも使える
コバエ退治にめんつゆがよく使われるのは、めんつゆにアルコールが含まれているからです。
コバエには、アルコールの香りにつられて寄ってくる習性があります。
そのためアルコールを含むものであれば、コバエ退治はめんつゆ以外でも可能なのです。
めんつゆ以外にコバエ退治に使えるものは、以下のものがあります。
- みりん
- 料理酒
- お酢
- ビール
- ワイン
- 日本酒
- 焼酎
これらを使用したトラップの作り方はめんつゆトラップと同じです。
めんつゆ以外のものを使ったトラップの作り方
めんつゆ以外のものを使ったトラップの作り方は以下になります。
- プリンの容器など、口が広く液体が漏れにくいものを用意する
- 容器に水2に対しアルコール1の割合でいれて混ぜる
- 効果が高いといわれる柑橘系の食器用洗剤を3滴ほどいれて完成
完成したトラップはコバエが集まりそうな場所(三角コーナーの近くなど)に、一週間ほど放置します。
コバエトラップ設置の注意点
トラップを設置する前に生ゴミを片付け、排水口のヌメリなどはきれいに掃除しておきましょう。
生ゴミがたまっていたり汚れていたりすると、そちらにコバエが集まりやすくなり、トラップがコバエを誘引する効果が小さくなります。
また、トラップに使ったお酢などは一週間たったら捨てましょう。
コバエがトラップに産卵し、はん殖するおそれがあります。
トラップに使った液体は排水口に流してはいけません。
排水口には、コバエの卵が産みつけられている場合があります。
そのまま流してしまうと、液体が排水口に付着して孵化(ふか)したコバエの幼虫の栄養となる可能性があります。
トラップに使用した液体は、いらない紙に吸わせてビニール袋に密封し、ゴミとして処分してください。
上記の方法を試したけれどもトラップにコバエがつかまらないときは、この方法があまり効果的でない種類のコバエかもしれません。
この方法で効果があるのはアルコールの香りを好むショウジョウバエが多く、それ以外のコバエにはあまり効果がないことがあります。
このような場合は、まず種類を特定する必要があります。
種類ごとに対策が異なるからです。
めんつゆトラップが効かないコバエの種類と特徴
めんつゆなどアルコールを含む液体を使ったトラップが効かないコバエには、以下のような種類がいます。
- ノミバエ
- キノコバエ
- チョウバエ
これらのコバエの特徴を以下でご紹介します。
ぜひ、自宅で発生したコバエの種類を特定するためにお役立てください。
ノミバエの特徴
ノミバエの体長は約2mm~約4mmで、体は全体的に黒色です。
また背中に丸みがあるのも特徴的です。
そんなノミバエはおもに汚物がある場所で発生します。
たとえば、ヘドロがよくたまる場所や浄化槽の水面に浮いているカス、排水管についた腐ったゴミなどに卵を産みつけるのです。
キノコバエの特徴
キノコバエの体長は約1mm~約4mm、体の色は全体的に黒っぽいグレーです。
キノコバエは、じめじめした腐った植物の近くで発生しやすいです。
たとえば、腐葉土・畑・植木鉢・たい肥などが発生場所としてあげられます。
チョウバエの特徴
チョウバエの体長は約1.3mm~約10mm、体の色は黒とグレーで構成されています。
全身が毛でおおわれている点と、長い触角が特徴的です。
チョウバエがよく発生するのは、石けんのカス・皮脂・髪の毛などでできたぬめりや湿気が多い水回りです。
たとえば、トイレタンク・洗面所のオーバーフロー(洗面台から水があふれるのを防止する穴)・キッチンの排水管や排水口・お風呂場の排水口などが発生源となります。
詳しくはコバエの種類と生態をまとめた記事をご覧ください。
※ 対応エリア・加盟店により記載価格や条件では対応できない場合がございます。
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発生場所別めんつゆトラップが効かないコバエ退治法
めんつゆトラップが効かないコバエは、発生場所ごとに効果的な退治法が異なります。
ここでは発生場所に応じたコバエの退治法をご紹介します。
ぜひ参考にして実践してみてください。
浴室は熱湯と殺虫剤を併用する
浴室ではまず、約60℃~約70℃の熱湯をコバエ発生しやすい排水口などにかけましょう。
一回だけでは駆除できないこともありますので、数日にわたって何回か繰り返し、熱湯をかけてみてください。
飛び回っている成虫は、殺虫剤スプレーをかけて駆除しましょう。
殺虫剤スプレーはコバエが発生しそうな場所にもかけると、幼虫などを効果的に駆除できます。
殺虫剤スプレーはネット通販やドラッグストアなどで、1,000円ほどで購入できます。
リビング・玄関・窓には殺虫剤がおすすめ
発生したコバエや侵入してきたコバエをリビング・玄関・窓で見つけたら、直接殺虫剤スプレーをかけて駆除するのがおすすめです。
殺虫剤スプレーはネット通販やドラッグストアなどで約1,000円で購入できます。
ただし、赤ちゃんやペットがいて殺虫剤スプレーを使いづらい場合は、設置タイプや吊り下げタイプの殺虫剤を使うとよいでしょう。
設置タイプや吊り下げタイプの殺虫剤はネット通販・ドラッグストア・ホームセンターなどで購入できます。
いずれも価格は900円前後です。
ペットの住みかにはエタノール
ペットのトイレやケージについた汚れにコバエは産卵し、はん殖することがあります。
はん殖を防ぐためにめんつゆトラップを仕掛けると、ペットが舐めてなくなってしまう可能性があります。
また殺虫剤はペットの健康を害するおそれがあります。
そのため、ペットに害はないエタノールをトイレやケージにまいてコバエを駆除するとよいでしょう。
エタノールとは食品や手指の殺菌・消毒に使われる液体で、ネット通販やドラッグストアなどで2,000円前後で購入できます。
植物は鉢ごと水につける水没法を試す
水没法とは植物を植木鉢ごと水につけることです。
まず鉢より大きいバケツに水をためます。
そのバケツに鉢をゆっくりいれるのです。
すると、土の中にいたコバエの幼虫が水に浮いてきます。
目には見えませんが、卵も浮いてきます。
水に浮いてきた幼虫と卵を細かい目の網ですくいとりましょう。
卵は見えませんので、すくいとるときは水面付近を網で何回かすくってみてください。
すくった幼虫と卵は紙でつつみビニール袋に密封しましょう。
袋の口があいていると、幼虫が逃げたり、羽化した成虫が逃げたりするおそれがあります。
鉢を水につけるとき、勢いよくいれないようにしてください。
勢いよくいれると土も幼虫などと一緒に浮いてしまうことがあります。
詳しくは観葉植物のコバエ対策を解説した記事をご覧ください。
早く適切な駆除はプロにお任せ
コバエは繁殖力が強く、1匹で200個産卵するといわれています。
1匹でも放置すれば短期間で大量にはん殖するおそれがあります。
そのため、1匹見つけたら早く確実に退治することが重要です。
しかし、実際は気がつかないうちにコバエが増えてしまったというケースのほうが多いです。
大量にはん殖して自分の手に負えないと感じたら、プロの害虫駆除業者に依頼するとよいでしょう。
業者に依頼すれば、駆除だけでなく再発の予防までしてくれます。
害虫駆除110番では害虫駆除業者をご紹介するサービスをおこなっております。
どのように業者を探してよいかわからないなど、お困りのときはぜひ弊社にご相談ください。
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コバエの発生を予防する方法
コバエの発生を予防するには、こまめに生ゴミを捨てることが大切です。
生ゴミがたまると、そのにおいにつられてコバエが寄ってくるからです。
生ゴミを捨てるときは新聞紙などにくるんで水気を切り、においが漏れないようにビニール袋に密封しましょう。
使った食器は放置せず、すぐに洗うことも大切です。
食器の汚れからもにおいが出るので、コバエが寄ってくる原因となります。
さらに以下のようなことも合わせて実践すると、コバエの発生をより効果的に予防できます。
- 侵入経路を塞ぐ
- 定期的に排水口を掃除する
- 浴室は使用後に換気する
以下では、それぞれについて解説いたします。
ぜひ参考にして、実践してみてください。
侵入経路を塞ぐ
玄関や窓をあけていると、そこからコバエは侵入してきます。
侵入を防ぐために網戸をするとよいでしょう。
網戸はネット通販やホームセンターなどで、約5,000円~約8,000円で購入できます。
また玄関や窓の近くに防虫シートも貼っておくと、さらに予防効果がたかまります。
コバエ用の防虫シートは1枚約300円~約500円です。
エアコンのホースの排水口からもコバエがはいってくることがあります。
ホースの先端にストッキングなど細かい目の網をくくりつけて侵入を防ぎましょう。
定期的に排水口を掃除する
先述しましたように、キッチンや浴室の排水口はコバエの発生源となります。
定期的に掃除をして清潔に保つことで、コバエの発生を防ぐことにつながるのです。
それぞれの掃除方法を以下でご紹介します。
- キッチン排水口の掃除手順
-
まず重曹をキッチンの排水口にまきます。
まいた重曹に酢をかけると泡が出るので、15分ほど放置しましょう。
15分ほど経過したら、その泡を約60℃の熱湯で流してください。 - 浴室排水口の掃除手順
-
浴室の排水口のゴミ受けをはずし、たまった髪の毛や皮脂汚れを取り除いてください。
その際、歯ブラシでこすると汚れが落ちやすいです。
キッチンと同様に排水口に重曹をまき、それに酢をかけると泡が出ます。
15分ほど経過したら約60℃の熱湯で泡を流しましょう。
最後に、塩素系漂白剤または市販のカビ取り剤で除菌してください。
除菌すれば汚れに隠れた幼虫も駆除できるので、効果的に予防できます。
詳しくはコバエ駆除・対策を解説した記事をご覧ください。
浴室は使用後に換気する
コバエは湿気を好みますので、浴室の使用後は換気をしっかりすることが大切です。
窓を開けて換気するとコバエが侵入する原因となりますので、換気扇を回すとよいでしょう。
できれば24時間、換気扇を回すことをおすすめします。
換気扇を24時間回しても電気代は1ヵ月約100円~約500円です。
コバエの駆除や侵入対策は害虫駆除110番までご連絡ください!
害虫駆除110番では、コバエをはじめさまざまな害虫の駆除や侵入予防対策に対応しています。
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害虫駆除110番は、日本全国に提携している害虫駆除業者が数多くあるため、お客様のもとへ最短30分で駆けつけることが可能です。
専門的な知識や技術をもった駆除のプロが、侵入経路やコバエの種類を見極めたうえで適した施工をします。
また、ペットやお子様のいるご家庭であれば、お客様のご要望に合わせた安全な方法で駆除をおこないますのでご安心ください。
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見積りは基本的に無料※で、現地調査も代金は不要です。
今以上にコバエが繁殖して被害が拡大しないように早めに対処しましょう。
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