生ゴミ放置はコバエを寄せ付けてしまうので、臭いが漏れないように密封し、できるだけ早くふたつきのゴミ箱に捨てましょう。
ただし生ゴミ以外の発生原因もあるので、それらを知ることも大切です。
食べ残しや汚れた食器を放置していると、コバエが発生しやすくなります。
また排水口に汚れがたまっている場合もコバエが発生しやすい環境ですので、注意しましょう。
当記事では、コバエの駆除方法や台所のコバエ対策など解説します。
ぜひお役立てください。
生ゴミにつくコバエ対策のポイントはゴミ箱の臭い消し
生ゴミはただ集めて袋に入れるだけではなく、しっかり水気を取り密封してから捨てることが大切です。
新聞紙で生ゴミを包んだり、ビニール袋を二重にしたりして捨てるとよいでしょう。
夏場は収集日まで冷凍庫で保存しておく方法もあります。
また、ゴミの臭いを防ぐためにゴミ箱の裏に消臭剤を貼っておくと効果的です。
以下では、ご自宅にあるものでゴミ箱の消臭に使えるものをご紹介します。
重曹やお酢を使ってゴミ箱の臭いを消臭できます。
お酢は料理で使いますし、重曹も100円ショップでお手軽に購入することが可能です。
それぞれどう使うのかをご説明しますので、参考にしていただき試してみてください。
重曹を使う臭い対策
- 重曹
- お茶パック(だしパックでも可)
- キッチンペーパー(または新聞紙)
- 大さじ2杯の重曹をお茶パックに入れる
- ゴミ箱の底にキッチンペーパーを敷き、重曹を入れたお茶パック入れる
直接入れるとパックから重曹がこぼれるため、キッチンペーパーを敷いてから入れましょう。
また、納豆のパックなどに直接重曹を入れてゴミ箱に捨てても消臭効果があるようです。
お酢を使う臭い対策
- お酢
- 水
- キッチンペーパー(または新聞紙)
- コップや小さい容器に、お酢小さじ1杯と水小さじ2杯を混ぜる
- キッチンペーパーに1の液をしみ込ませる
- ゴミ箱にゴミ袋をセットしたら、その上からゴミ箱の底に2のキッチンペーパーを敷く
生ゴミに直接お酢をかけるのも効果的ですので、試してみるのもよいでしょう。
生ゴミ以外のコバエ発生原因と対策
台所では、生ゴミによりコバエが発生する以外にも原因があります。
ここでは、その原因を知って対策をしましょう。
生ゴミ以外の原因には以下のようなものがあります。
- 食べ残しや飲み残しを放置
- 汚れた食器を放置
- ゴミが入っているゴミ袋を放置している
- ゴミ袋からゴミの水分がたれている(液だれ)
食べ残しや飲み残しはすぐに片づける、液だれはキッチンペーパーなどで拭いておくなどをすることが効果的な対策といえるでしょう。
さらに、以下のような日常でできる対策と合わせておこなうとより効果的です。
ぜひ実際に試してみてください。
シンクのコバエ対策
食器を洗ったあとは三角コーナーのゴミを捨てましょう。
台所のシンクに、料理で出た生ゴミや食べ残しなどの水を切る三角コーナーを設置しているご家庭も多いでしょう。
ゴミが溜まった三角コーナーをそのままにしていると、コバエが発生する原因となります。
またシンクもスポンジで洗い、約60~70℃の熱湯で流すことでコバエの防止になります。
毎日おこなうことで効果がありますので、習慣づけるとよいでしょう。
排水口のコバエ対策
台所の排水口にゴミが残っていると、臭いやぬめりの原因になります。
コバエはこのような場所に卵を産み付けるため、こまめに掃除しましょう。
掃除の頻度は3日に1回を目安におこないます。
- 排水口のカバーやゴミ受けなどの部品を外す
- 排水口のゴミ受けにスプレータイプの塩素系漂白剤を噴きかけて洗う
- 排水口内にも塩素系漂白剤を噴きかけて洗う
- 塩素系漂白剤を流す
面倒と感じるかもしれませんが、習慣づけることによりコバエが発生するのを防ぐことができます。
排水口の掃除方法の詳細はこちらの記事をご覧ください。
コバエで困ったらプロに相談!
ここまでご紹介した対策をしてもコバエが発生するときは、一度業者に相談しましょう。
害虫駆除業者なら、駆除だけではなくその後の対策についても相談に乗ってもらえます。
業者は駆除実績やコバエに関する知識が豊富です。
そのため、自分でおこなう対策よりも大きな効果が期待できることでしょう。
業者探しの際は、ぜひ害虫駆除110番にご相談ください。
弊社に加盟している業者は、コバエなどの害虫を駆除してきた実績があります。
お電話受付は24時間365日可能ですので、ご都合のよいときにお問い合わせください。
※ 対応エリア・加盟店により記載価格や条件では対応できない場合がございます。
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※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、本日中の施工が難しい場合があります。※2 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。
台所でコバエが発生したときの駆除方法
台所の対策を徹底しても、いつの間にかコバエが発生してしまうかもしれません。
そのようなときは、殺虫剤かめんつゆトラップで駆除しましょう。
殺虫剤はドラッグストアやホームセンター、ネット通販で購入できます。
めんつゆトラップは、ご自宅にあるもので簡単に作れるトラップです。
それぞれご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
置くタイプの殺虫剤を設置する
台所で殺虫剤を使うのであれば置くタイプがおすすめです。
台所は料理をする場所のため、薬剤を散布することが好ましくありませんが、置くタイプの殺虫剤であれば置くだけでコバエを退治できます。
お子さんやペットのいるご家庭では、間違えて中身を口に入れてしまうおそれがあります。
設置する際は手の届く範囲に置かないように注意しましょう。
めんつゆトラップを設置する
コバエの対策法にめんつゆを使用したトラップがあり、身近な材料で作れます。
必要なものと手順についてご紹介していますので、参考にしてください。
めんつゆトラップの作り方
- 紙コップ
- めんつゆ
- 水
- 食器用洗剤
- 準備した紙コップに水を約1cm入れる
- 水と同じ量または少し多めでめんつゆを入れる
- 水とめんつゆを混ぜたものに食器用洗剤を約5滴加えて完成
容器は紙コップでなくても、ペットボトルでめんつゆトラップを作ることはできます。
ペットボトルを使ったトラップの作り方
- 500mLのペットボトル
- めんつゆ1と水5で混ぜ合わせた混合液
- 食器用洗剤
- キリ
- カッターナイフ
- ボールペン
- ペットボトルの半分から1~3cmほど下の位置の側面に、キリなどで10ヵ所ほど穴を開ける
- カッターナイフを使い、ペットボトルの側面の中心部より少し低い位置にバツ印の切り込みを入れる
- 切り込みの中心にボールペンを押し付け、コバエの入り口になる穴を開ける
- めんつゆと水を混ぜたものをペットボトルに入れる
- 食器用洗剤を3~5滴を目安に加える
2つのめんつゆトラップの作り方をご紹介しました。
どちらも身近にあるもので作ることができるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
コバエ駆除の詳しい方法は、コバエ駆除・対策をまとめた記事をご覧ください。
生ゴミにコバエが繁殖する前に適切な駆除を!
コバエは1匹侵入するとあっという間に増えるため、見つけたらすみやかに駆除することが大切です。
種類によりますが、卵から成虫になるまで10日~20日ほどと短期間で成長します。
そのため、早い段階で業者に駆除を依頼して少しでも被害が減るようにしましょう。
害虫駆除110番にご連絡していただければ、お客様のご要望に沿った業者を弊社加盟店よりご紹介させていただきます。
お気軽にご利用ください。
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