「新築なのにゴキブリを見つけてショック!なんでうちにゴキブリがいるの?」
ピカピカの新居なのにゴキブリが出ると、ショックですよね。
ゴキブリは新築でも、築数十年の古い家でも、どこにでも出没します。
理由は以下のとおりです。
- ゴキブリは10mmほどのすき間があれば侵入する
- ゴキブリは森や都市部などどこにでもいる
- 荷物と一緒にゴキブリ・卵が運ばれてくる
- 新築でもゴキブリのエサはある
- ゴキブリは約1ヶ月で約30匹に増える
ゴキブリはどこにでもいて、どこからでも侵入できて、すぐに増えるため新築でも発生します……。
建物の新しさは、ゴキブリにとっては関係ありません。
でも大丈夫です!
正しいゴキブリ駆除とゴキブリの予防をおこなえば、ゴキブリはいなくなります。
そこでこの記事では新築のゴキブリ駆除・予防について解説します。
新築にゴキブリが出る理由はもちろん、駆除方法や簡単にできる予防法や疑問まで、ゴキブリに関する情報をまとめました。
本文を読めば、新居のゴキブリ駆除・予防で何をすべきかすぐにわかります。
早い段階でゴキブリ駆除や予防をおこなっておけば、これからゴキブリに悩まされることはありません。
ゴキブリでお悩みの方はぜひ本文を読んで、新居のゴキブリ駆除をおこなってください。
新築にゴキブリが出る5つの理由
ゴキブリは新築でも、古い家でもどこにでも出ます。
理由は以下のとおりです。
- ゴキブリは10mmほどのすき間があれば侵入する
- ゴキブリは森や都市部などどこにでもいる
- 荷物と一緒にゴキブリ・卵が運ばれてくる
- 新築でもゴキブリのエサはある
- ゴキブリは約1ヶ月で約30匹に増える
すでにゴキブリが発生しているならば、これからゴキブリ駆除と予防が必要です。
その前に新築にゴキブリが出た原因を知っておくと、今後の駆除と予防のコツがわかりやすくなります。
まずはゴキブリが新築に出現した理由をじっくり見ていきましょう。
ゴキブリは10mmほどのすき間があれば侵入する
ゴキブリは10mmのすき間があれば、どこでも侵入できます。
10mmは1円玉半分ほどの大きさです。
民家によく侵入するクロゴキブリは8~12mmほど、都市部の建物で見かけるチャバネゴキブリは5mmほどのすき間が好きでよく隠れています。
そのため10mmほどのすき間があれば、らくらく侵入します。
新築は壁のヒビなどないはずですが、必ずわずかなすき間はあります。
例えば以下のとおりです。
- 窓や網戸のすき間から入ってくる
- 排水口から登ってくる
- 通風口から入ってくる
- エアコンホース(ドレンホース)を登ってくる
- 開けっ放しの玄関や窓から侵入する
上記のゴキブリの侵入口は、どこの家にもあります。
ゴキブリは10mmのすき間があれば侵入できるため、新築にも出現します。
そのため侵入口をふさぐしかありません。
侵入口のふさぎ方は、また後半で解説します。
ゴキブリは森や都市部などどこにでもいる
新築の建物が森の中にあろうが、都市部にあろうが、ゴキブリはどこでも出現します。
そのためご自宅がどこにあっても、ゴキブリが出ない保証はありません。
生ゴミや食べ残しの多い都市部では家の周囲でゴキブリが繁殖、増えたゴキブリがご自宅に侵入します。
また森の中で生活している野生のゴキブリが、うっかり室内に迷い込むことがあります。
例えばヤマトゴキブリは本来屋外で暮らしてるゴキブリですが家の中で見つかったこともあり、油断はできません。
また記事の最後でも解説しますが、寒い北海道でもゴキブリの定着が確認されています。
そのためゴキブリは、どこにでもいます。
荷物と一緒にゴキブリ・卵が運ばれてくる
引越しの荷物に紛れて、ゴキブリが運ばれてきた可能性があります。
引越しでよく使うダンボールですが、ゴキブリにとって心地のよい場所です。
ダンボールの中は保湿性・保温性が高く、暗く狭い場所が好きなゴキブリにとって落ち着く場所だからです。
しかも、雑食性のゴキブリはエサがないとダンボールを食べることもあります。
また以下のようなダンボールの波板の間はゴキブリの幼虫にとって、狭くて落ち着く場所です。
一見するとゴキブリがいないように見えて、波板の間に隠れていることもあるんですね……。
ダンボールの他にはタンスや食器棚など大きな家具の中にゴキブリが住み着くこともあり、旧居からゴキブリを持ち込んでしまうこともあります。
以上のように、ダンボールや家具と一緒にゴキブリも引越ししてしまうこともあります。
新築でもゴキブリのエサはある
新築は人間の食べ物や生ゴミがないため「エサがないからゴキブリも居ないのでは?」と思いがちですが、じつはゴキブリのエサはあります。
ゴキブリは雑食性で、紙類、昆虫の死骸や人間の髪の毛やフケなどなんでも食べます。
しかも1週間に3gほどのわずかなエサで1,500匹のゴキブリが住み着く可能性があるというデータがあり、人間の食べ物や生ゴミがなくても十分生存できます。
髪の毛や虫の死骸などのエサと水があれば、新築であっても十分にゴキブリが出る可能性があります。
参考:辻英明[衛生害虫ゴキブリの研究](2016年)北隆館
ゴキブリは約1ヶ月で約30匹に増える
ゴキブリはわずかな時間で増えるため、新居に卵を持ったメス1匹が侵入するだけで約1ヵ月後には30匹まで増えるかもしれません。
ゴキブリの卵は卵鞘(らんしょう)と呼ばれる、硬い1つの袋の中にたくさんの卵が入っています。
1つの卵鞘=卵の数はゴキブリの種類によって違いますが、民家でよく見かけるクロゴキブリと繁華街の建物でよく見かけるチャバネゴキブリは以下のとおりです。
- クロゴキブリ
- 卵の数
20~30個
- ふ化まで
の時間30~40日
- 成虫の
寿命120~580日
- チャバネゴキブリ
- 卵の数
30~50個
- ふ化まで
の時間約20日
- 成虫の
寿命60~380日
※生育時の温度や条件によって異なる
出典:書籍「本当に困っている人のためのゴキブリ取扱説明書―ドクター青木式・究極の退治マニュアル」青木 皐(2002):ダイヤモンド社
実際にはゴキブリは数十匹ほどの集団で生活しており、数週間おきに卵を産むため、ゴキブリはもっと増えると予想されます……。
またゴキブリの寿命は長いと1年以上あるため、放っておいてもなかなか減りません。
ゴキブリはあっという間に増えるため、新築でも古い家でもゴキブリは出ます。
ゴキブリが新築に出たら駆除をしてから、ゴキブリ予防をしましょう。
ではまずは、ゴキブリの駆除からおこないましょう。
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※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、本日中の施工が難しい場合があります。※2 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。
新築のゴキブリ駆除方法
新居のゴキブリは自分で駆除していきましょう。
まずは条件にあわせて、ゴキブリ駆除グッズを選びましょう。
- 隠れたゴキブリまで駆除したいなら
【くん煙剤】 - 薬剤をまきたくないなら
【毒エサ(ゴキブリ団子)】 - 今すぐゴキブリを駆除したいなら
【殺虫スプレー】
まだ荷物を運び入れていないのなら、くん煙剤がおすすめです。
くん煙剤は事前準備がありますが、荷物がない状態であれば楽に済むからです。
荷物を運び入れたあとでも、隠れたゴキブリを駆除するならくん煙剤がよいでしょう。
薬剤をまきたくないなら毒エサがおすすめです。
今すぐゴキブリ駆除をしたいなら、殺虫スプレーにしましょう。
では詳しく解説します。
隠れたゴキブリまで駆除したいなら【くん煙剤】
くん煙剤はバルサン®などの、ゴキブリ駆除剤を部屋中に充満させる駆除方法です。
家具のすき間や押し入れなど、殺虫スプレーの届かない場所に隠れているゴキブリもまとめて駆除ができます。
ただしくん煙剤は商品によって使用方法が異なるため、購入時や使用前に使い方を確かめましょう。
くん煙剤は故障のおそれがある家電などに、ビニール袋や新聞紙のカバーをかけて使用します。
新居のゴキブリを一気に駆除したいなら、くん煙剤がおすすめです。
またもしまだ家財を運び込んでいない、荷ほどきしていないなら、くん煙剤がおすすめです。
くん煙剤は特定の家電にカバーをかけるなどの、準備が必要ですが、家財を運び入れる前ならカバーがいらないからです。
押入れなどゴキブリがいそうな場所のとびらをあけて、くん煙剤を使うだけでゴキブリ駆除ができます。
また「旧居から持ってきた家具にゴキブリが隠れていないか心配」なら、家具の中身をしまう前にくん煙剤を使いましょう。
例えば食器棚だけ先に運び込み中身の食器はダンボールに入れて保管、くん煙剤の使用後に中身だけ棚に戻せば部屋の中も家具もゴキブリ駆除できます。
今回は一例として、バルサン®の使い方を見てみましょう。
- 部屋を閉め切る
- 食器棚やクローゼットなどのとびらを開ける。家具の中の食器や洋服は煙に触れないようにカバーをかける
- 食品や調味料は冷蔵庫にしまう。しまえない場合は密閉容器に入れて保管する
- テレビやパソコンなどの精密機器、楽器類や仏具にカバーをかける。別の部屋に移動できるものは避難させてもOK
- 寝具はカバーをかけるか、外に干す
- ペットや観葉植物を、部屋の外に避難させる
- 煙を感知する火災報知器は、袋などでカバーをかける
- 部屋の中央にバルサンを置いて、内側のシールを剥がす
- 缶の中の緑の突起物をバルサンのフタでこする
- 煙が出始めたら退出し、2~3時間放置する
- 2~3時間経ったら、煙を吸わないように部屋に入り換気する
- 家具にかけたカバーを取る
- ゴキブリの死骸を片付けるため掃除機をかける
- ペットや観葉植物を部屋に戻す。爬虫類や魚類は薬剤の影響があるため、3日間は戻さない
- 使用済みのバルサンの缶を処分する
参考:バルサン®の使い方
万が一食器に薬剤がかかったら水洗いしましょう。
机や調理台の薬剤が気になる方は、拭き掃除しましょう。
くん煙剤は製品によって使用方法が異なります。
例えば水ではじめるラクラクバルサン®は、精密機器や植物には影響が出ないくん煙剤です。
そのため精密機器にカバーをかけなくても、使用できます。
前準備でカバーをかける家具が違うこともあるため、購入時や使用前にくん煙剤の使い方を確認しておきましょう。
薬剤をまきたくないなら【毒エサ(ゴキブリ団子)】
薬剤をまきたくないなら、毒エサがおすすめです。
昔ながらのゴキブリ団子(ホウ酸団子)やキンチョーコンバット®などです。
ゴキブリをよく見かける場所は、多めに毒エサを仕掛けてしかけましょう。
ゴキブリは水回り、エサのある場所や湿気のこもる暗い場所によく出現します。
大まかに以下のとおりです。
- キッチン、お風呂場や脱衣所などの水回り
- 冷蔵庫やゴミ箱など食べ物が多い場所
- 押し入れや靴箱の中
- ベッドの下など家具のすき間
基本は気になる場所に1つずつ設置します。
しかしキッチンなどゴキブリがよくいる場所は「冷蔵庫の下、ゴミ箱の裏や流しの下……」のように数を増やしましょう。
また毒エサには、数ヵ月から1年ほどの使用期限があります。
購入時や毒エサを仕掛ける前に、期限を確認して定期的に交換しましょう。
薬剤が心配な方は、毒エサがおすすめです。
今すぐゴキブリを駆除したいなら【殺虫スプレー】
目の前のゴキブリを駆除するなら、殺虫スプレーがおすすめです。
事前準備なしですぐに使えるからです。
ゴキブリの背後に回り、後ろから殺虫スプレーをまきましょう。
ゴキブリの正面から殺虫スプレーをかけると、ゴキブリが飛びかかってくることがあります。
そのため「殺虫スプレーをかけるのが怖い……」とよく聞きますが、ゴキブリの背後に回れば大丈夫です。
ゴキブリは体の構造上後ろには下がれないため、背後からならスプレーをかけても飛びかかってきません。
ゴキブリの背後に回り、ゴキブリの進行方向に向かってスプレーをかけましょう。
また「殺虫スプレーを取りに戻るとゴキブリがいなくなっていた」経験がある方も、多いかと思います。
ゴキブリがいなくなっていたら、以下のようなゴキブリのいそうな場所を探してみましょう。
上記の他にもゴキブリはテレビ台の下や棚のすき間など、狭い場所に隠れることが多いため探して見ましょう。
ちなみに室内用の殺虫スプレーはたいてい、中性洗剤で落ちます。
キッチンで殺虫スプレーを使い不安な方は、中性洗剤を使った水洗いや拭き掃除をおこないましょう。
また冷蔵庫の裏などに殺虫スプレーを使っても、問題はありません。
しかし火のついたコンロや使用中の給湯器に使うと、殺虫スプレーが引火するおそれがあります。
殺虫スプレーの使用後は、換気をしてください。
目の前のゴキブリには、すぐに使える殺虫スプレーで対応しましょう。
簡単に新築のゴキブリ駆除について解説しました。
より詳しくゴキブリ駆除の方法を知りたい方は、関連記事をご確認ください。
参考:ゴキブリキャップの株式会社タニサケ[タニサケの虫コラム ゴキブリさんに秘められた恐るべき能力とは !?]
ゴキブリは新築にも出ます。
これから長く住む家のため、早めにゴキブリ駆除をしておきましょう。
しかし「ゴキブリは死骸でも見たくない!せっかくの新築だから徹底的にやりたい」方も多いですよね。
そんなときは害虫駆除業者に相談しましょう。
害虫駆除は飲食店などお店向けのイメージがありますが、じつは一般家庭でも依頼できます。
またゴキブリの他にもシロアリやノミ・ダニといった不快害虫の駆除や予防もおこないます。
「せっかくの新築だから、しっかり害虫駆除したい」という方は、害虫駆除業者に相談しましょう。
もし「引越したばかりで近場の害虫駆除業者に心当たりがない……」なら、害虫駆除110番にご連絡ください。
害虫駆除110番は、害虫駆除をおこなう業者をご提案するサービスをおこなっています。
全国にネットワークがあるため日本中どこからご依頼頂いても、すぐに対応できる業者をご提案いたします。
害虫駆除110番の加盟店なら平均約3.9万円(税込38,629円)で、ゴキブリ駆除・予防をおこなっています。
ゴキブリが気になったら、害虫駆除110番にお気軽にご連絡ください。
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※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、本日中の施工が難しい場合があります。※2 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。
今日からできる! 新築のゴキブリ予防方法4つ
これから長く住む新居なら、始めのうちにゴキブリ予防したいですよね。
ゴキブリ予防は家をキレイにして、ゴキブリの侵入口をふさげばできます。
具体的には以下のとおりです。
- 荷ほどきを早く終えて段ボールを捨てる
- 清掃・整理整頓を心がける
- すき間をふさぐ・すき間を大きくする
- ゴキブリの侵入口をふさぐ
ゴキブリはエサと湿気が多く、人目につかない隠れた場所を好みます。
人間から見ると食べ残しやホコリなどのゴミが多く、部屋が散らかっていて湿気が溜まっている部屋がゴキブリにとって住みよい場所になります。
そこで部屋をキレイにすれば、ゴキブリが出にくくなるわけです。
では詳しく理由を解説していきます。
荷ほどきを早く終えて段ボールを捨てる
ゴキブリにとってダンボールは落ち着く場所です。
荷ほどきを終えたら、ダンボールは早めに処分しましょう。
ダンボールの中は、暗くて狭くゴキブリの好む環境です。
そのため旧居から持ってきたダンボールをそのまま放置していると、新居でゴキブリが増えてしまいます……。
夏服や冬服など季節用商品はついダンボールのまま保管してしまいますが、できるだけ早く荷ほどきを終えましょう。
どうしてもしまう場所がない、今すぐは荷ほどきできない荷物は、毒エサ(ゴキブリ団子)を仕掛けてゴキブリの発生を抑えましょう。
できるだけ早く荷ほどきを終えて、古いダンボールは処分しましょう。
清掃・整理整頓を心がける
部屋の清掃や整理整頓を心がけましょう。
具体的には以下のとおりです。
- 使い終わった食器・調理器具は早めに洗う
- 生ゴミを捨てるときは、ビニール袋の口をしばって捨てる
- 水切りカゴの水、植木鉢の受け皿の水は捨てる
- 布巾やスポンジの水は切る
- ダンボールや新聞紙などはこまめに捨てる
- 髪の毛などがたまらないように掃除機をかける
お皿や調理器具の汚れでもゴキブリにとっては、十分な量のエサです。
同じく生ゴミもゴキブリのエサになるため、ゴキブリに食べられないように処分しましょう。
またゴキブリは水がないと、1週間程度で動けなくなります。
そのためゴキブリは水場によく集まりますが、水滴でもゴキブリにとって十分な量です。
不要な水はこまめに捨てて、濡れたスポンジはしっかり絞りましょう。
上記の作業を完璧におこなうのは大変ですが、できることから少しずつ始めて部屋をキレイにしましょう。
すき間をふさぐ・すき間を大きくする
ゴキブリは10mmほどのわずかなすき間は好む反面、10cm以上の広いすき間は嫌います。
そこで10mmほどのわずかなすき間はふさぎ、ふさぎづらい場所はすき間は10cmほど大きくしましょう。
民家によく侵入するクロゴキブリは8~12mmのすき間を好みます。
10mmほどのわずかなすき間でもゴキブリは通り抜けられるため、ふさぎましょう。
次の項目でも触れますが、すき間テープやネットがおすすめです。
反対に家具と家具の間などふさぎづらいものは、すき間を10mmほどに大きくします。
普通郵便のハガキの横幅が10cmのため、ハガキ1枚分のすき間を開けましょう。
すき間を開けておくと掃除もしやすくなり、ゴキブリ予防につながります。
10mmほどの小さなすき間はふさぎ、ふさげないすき間は10cmほど大きくしましょう。
※参考:書籍「本当に困っている人のためのゴキブリ取扱説明書―ドクター青木式・究極の退治マニュアル」青木 皐(2002):ダイヤモンド社
ゴキブリの侵入口をふさぐ
ゴキブリの侵入口をふさぎましょう。
方法は以下のとおりです。
- エアコンホース(ドレンホース)
→ドレインカバーを設置 - 窓や網戸のすき間
→パッキンやすき間テープを張る - 排水口から登ってくる
→ゴミ取りネットを仕掛ける - 通風口
→金網を張る - 玄関や窓
→ミント系のアロマを使う
小さなすき間などは、テープやネットでふさぎます。
玄関などふさげない場所には、ミント系のアロマを使いましょう。
ゴキブリはミント系のニオイを嫌うため、消臭剤や殺虫スプレーを使うとゴキブリよけになるからです。
場所に合わせて、ゴキブリの侵入口をふさぎましょう。
詳しくはゴキブリ対策を詳しく解説した記事をご覧ください。
ゴキブリ予防は日々コツコツとおこないましょう。
さらに効果的なゴキブリ予防は、定期的な大掃除です。
次の章で解説します。
定期的に大掃除をするとゴキブリ予防がより効果的
ゴキブリ予防は日々の掃除や整理整頓の他、定期的な大掃除が有効です。
月に1度~毎春秋に、大掃除をおこないましょう。
ゴキブリは私たちの目に触れるところによくあらわれますが、押入れや天井裏にも隠れています。
目につくゴキブリだけを駆除しても、隠れたゴキブリまで駆除できないと意味がありません。
そこで月に1回ほど押入れの中を掃除し、天井裏の空気を入れ替えるとゴキブリの発生予防につながります。
春や秋は、衣装ケースの中や畳の裏まで掃除しましょう。
定期的な大掃除はゴキブリ予防以外にもカビやノミ・ダニといった、別の問題の発生予防にもつながるためおすすめです。
しかし定期的な清掃はなかなかむずかしい場合がありますよね。
もしも「毎月大掃除できるか自信がない……」とお悩みなら害虫駆除110番にご相談ください。
害虫駆除110番では、ゴキブリをはじめとした害虫に関するご相談を受け付けています。
ご依頼いただいたら、加盟店が無料で現地調査※をいたします。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積り・キャンセルに費用をいただく場合がございます。
消臭や消毒もおこなうため、ゴキブリのフンや死骸を残すこともありません。
ご自宅に被害はあるか?予防のためには何をしたらよいか?など害虫駆除のプロが診断いたします。
ゴキブリでお悩みなら、お気軽にお電話ください。
※ 対応エリア・加盟店により記載価格や条件では対応できない場合がございます。
※ 対応エリア・加盟店により記載価格や条件では対応できない場合がございます。
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新築とゴキブリに関するよくある疑問
最後に新築にゴキブリが出るとよく疑問に思うことを、質問形式でまとめました。
集合住宅のゴキブリ駆除は誰がおこないますか?
アパートなどの集合住宅のゴキブリ駆除は、場所によって駆除費用を支払う人が変わります。
集合住宅でゴキブリが出たら、まずは管理会社や大家さんに相談しましょう。
集合住宅の場合、共用部分は管理会社・大家さんが管理をしています。
例えば共用のゴミ捨て場にゴキブリが発生した場合、ゴキブリを駆除するのは管理会社・大家さんです。
しかし自室にゴキブリが出た場合は、市販のスプレーなどで家主が駆除します。
このように集合住宅はゴキブリが出た場所によって、駆除費用を支払う人がかわってきます。
また集合住宅は以下の事情もからむため、集合住宅のゴキブリ駆除は管理会社や大家さんの相談するとよいでしょう。
- ご近所や共用場所がゴキブリの発生源の場合、個人では根本的な解決がむずかしい
- 個人で業者を呼んでも建物全体の調査など、個人では判断できない場合がある
- くん煙剤は近隣のペットに影響が出るおそれがあるため、管理会社などに相談しておくと安心
入居前のゴキブリ予防は何をしたらよいですか?
入居前にゴキブリをくん煙剤を使うのがおすすめです。
他にはすき間をふさぐとよいでしょう。
入居前におこなうゴキブリ予防の手順は以下のとおりです。
- 荷物を運び入れる前にくん煙剤を使う
- くん煙剤使用後に荷物を運び入れる、家具を設置するときは10cmほどすき間を開けるとゴキブリ予防につながる
- 引越しに使ったダンボールは早めに捨てる
- エアコンのホースにドレインカバーを取り付ける、排水口などにネットを装着する
- 10mmほどのわずかなすき間は、パッキンやテープなどでふさぐ
- ミント系の殺虫剤や消臭剤を設置する
入居前にくん煙剤を使い、ゴキブリの侵入口をふさいでおきましょう。
東北地方はゴキブリが少ないと聞きましたが本当ですか?
寒い地方にゴキブリはあまりいません。
ただし生息していない訳ではないため、不安な方は念のために殺虫スプレーを常備しておくとよいでしょう。
ゴキブリは気温25〜30度がもっとも活動的で、気温10度以下になると動けなくなります。
そのため寒い地方では、ゴキブリはあまり見かけません。
しかし北海道でも「チャバネ、クロ、ヤマトゴキブリの3種類は定着している」という調査もあるため、寒い地方=ゴキブリがいない場所とは断言できません。
寒い地方はゴキブリも少ない傾向にありますが、不安な方は念のために殺虫スプレーを常備しておくと安心です。
まとめ
新築でも、古い家でもゴキブリが出ます。
これから長く住む家のため、最初のうちにしっかり駆除や予防をおこないましょう。
ゴキブリはわずかなすき間から侵入したり、ダンボールなどの荷物に紛れて侵入します。
また家具に紛れて旧居から連れてきてしまうこともあります。
ゴキブリは放っておくとすぐに増えるため、新築でも1ヵ月ほどでゴキブリが出現するかもしれません。
もしも新居でゴキブリを見つけたら、ゴキブリ駆除と予防をおこないましょう。
ゴキブリ駆除には、くん煙剤がおすすめです。
荷物を運び入れる前なら、カバーをかける手間いらずで簡単にゴキブリ駆除ができるからです。
ゴキブリ予防は日々の掃除と定期的な大掃除がおすすめです。
汚れた食器は早く洗うなど、こまめな掃除を心がけましょう。
掃除しやすいように家具と家具のすき間を10センチメートルほど開けておくと、狭い場所に隠れるゴキブリ予防にもつながりますよ。
また定期的な大掃除をすれば、より効果的です。
定期的な大掃除はゴキブリ予防の他、カビやノミ・ダニの発生も防げるためおすすめです。
キレイな新居で暮らすために、最初にゴキブリ駆除や予防をしっかりおこないましょう。
#ゴキブリ #ゴキブリ対策 #ゴキブリ駆除