「家で小さいゴキブリみたいな虫を見つけたけど何者?」
「ひょっとしてゴキブリの赤ちゃん?」
「どうすればいいの?」
と不安な状況ではありませんか?
小さいゴキブリみたいな虫の正体として考えられるのは、以下の3通りです。
- ゴキブリの赤ちゃん
- もともと小さい種類のゴキブリ
- ゴキブリに似た別の虫
家の中や周りで発生する小さいゴキブリみたいな虫はシバンムシやトコジラミ、カツオブシムシなど見た目がゴキブリに似ている別の虫である可能性もあるし、本当にゴキブリの場合もあります。
もしもゴキブリなら、早急に対処が必要です。
小さいゴキブリは、大きなゴキブリよりも危険なゴキブリである可能性が高いからです。
あなたが謎の虫の正体を暴いて安全に対処できるよう、このコラムでは以下の内容を解説します。
- 小さいゴキブリ4種
- 小さいゴキブリみたいな虫13種
- 小さいゴキブリが危険な理由
- ゴキブリや害虫の駆除・予防方法
家で発生することが多いゴキブリや害虫を計17種、イラスト付きで解説しますので、実際に発生した虫と比べてみればどの虫なのか一目瞭然です。
駆除や予防の方法も害虫の種類ごとに詳しく解説していますので、読めば二度と虫が発生しない清潔で快適な家を取り戻すことができますよ。
また、当サイト【害虫駆除110番】ではゴキブリをはじめとしたあらゆる害虫の駆除はもちろん、虫の種類や発生状況を診断する無料現地調査を実施(※)している害虫駆除のプロをご紹介しています。
「何の虫なのか確実に確かめたい」「他にも虫が潜んでいないか見てほしい」という場合は、ぜひお気軽にご相談ください。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様の了承をいただいた上で、調査費用等をいただく場合がございます。
※このコラムにはゴキブリや虫のイラストが掲載されています。
小さいゴキブリみたいな虫は「ゴキブリの赤ちゃん」かも
小さいゴキブリみたいな虫はゴキブリの赤ちゃん、つまり幼虫である可能性があります。
ゴキブリの幼虫は、成虫のゴキブリをそのまま小さくしたような形をしています。
虫はイモ虫のような幼虫がサナギになり、形が大きく違う成虫に変身するイメージがありますが、ゴキブリはサナギになって体形を大きく変えることがありません。
ゴキブリの幼虫は小さいゴキブリの姿で生まれ、サナギにはならずに脱皮をして少しずつ体を大きくして大人になるのです。
例えば家に出ることが多いクロゴキブリという種類のゴキブリは成虫では30~40mmほどになる大型のゴキブリですが、幼虫は最小4mmほどしかありません。
もしも家の中でゴキブリの幼虫を見かけた場合、すでに家の中でゴキブリが大量に発生しているおそれがあります。
ゴキブリの幼虫は成虫に比べて行動範囲が狭いので、家の中で見かけた幼虫は家の中で産まれた幼虫である可能性が高いです。
そして、ゴキブリは卵鞘(らんしょう)というカプセルに入れて、一度に最大約40個もの卵を産みます。
つまり、見かけた幼虫の他にも家の中に数十匹のゴキブリがいるもしれないのです。
見かけた虫が本当にゴキブリの幼虫かどうか確かめるには、以下の2つの特徴が両方見られるかどうか確認してみましょう。
- 羽はなく、飛んだり跳ねたりはしない
- 触角が体と同じくらい長い
さらに日本の家で発生することが多い4種類のゴキブリの幼虫とそれぞれの特徴をご紹介しますので、発生している虫と照らし合わせてめてみてください。
- クロゴキブリ
- チャバネゴキブリ
- ヤマトゴキブリ
- ワモンゴキブリ
クロゴキブリの幼虫
クロゴキブリは日本は黒くテカテカした見た目の、いわゆる一般的なイメージどおりのゴキブリです。
生息している地域も広いため、日本で最もよく目にするゴキブリといえます。
クロゴキブリの幼虫は、初期は黒色でに白のしましまのような模様をしているのが特徴で、生長するにつれて赤っぽい色に変化し、成虫になるとあの黒い姿になります。
体長 | 初期:最小4mm程度 中期以降:15mm程度~ |
色 | 初期:全体は黒色で白いラインと斑点の模様。触角の根元付近と先端が白い 中期以降:全体に赤褐色~茶褐色 |
生息地域 | 関東~九州を中心に分布 北海道でも発見例がある |
小さいゴキブリみたいな虫がクロゴキブリの幼虫だった場合の詳しい対処法は、このあとの家の中の小さいゴキブリを駆除する方法で解説しています。
チャバネゴキブリの幼虫
チャバネゴキブリは、飲食店や雑居ビルなど常に暖かい環境の屋内で発生することが多いゴキブリです。
一般住宅での発生は少ないですが、繁殖力が非常に強いためもし発生すると最も厄介なゴキブリです。
成虫になっても15mmほどにしかならない小型のゴキブリで、幼虫はさらに小さく、最小3mmほどしかありません。
成虫のチャバネゴキブリについては、このあとの小さいゴキブリみたいな虫は「チャバネゴキブリ」かもでも解説します。
体長 | 最小3mm程度 |
色 | 全体的に黒っぽく背中に黄色の斑紋 胸部の縁と脚は黄色 |
生息地域 | 日本全土に分布 |
小さいゴキブリみたいな虫がチャバネゴキブリの幼虫だった場合の詳しい対処法は、このあとの家の中の小さいゴキブリを駆除する方法で解説しています。
ヤマトゴキブリの幼虫
ヤマトゴキブリは成虫はクロゴキブリによく似ていますが、体長は20~25mm程度でやや小さいのが特徴です。
幼虫は模様などの特徴があまりがなく、羽がないことを除けばまさしく成虫をそのまま小さくした見た目をしています。
体長 | 最小5mm程度 |
色 | 初期:全体に赤褐色~濃い茶色 中期以降:全体に茶褐色。背中前方の縁に黄色のライン |
生息地域 | 東北から中部地方を中心に分布 北海道、九州でも発見例がある |
小さいゴキブリみたいな虫がヤマトゴキブリの幼虫だった場合の詳しい対処法は、このあとの家の中の小さいゴキブリを駆除する方法で解説しています。
ワモンゴキブリの幼虫
ワモンゴキブリは沖縄など温暖な地域に生息するゴキブリです。
成虫になると体長30mm~45mmにもなる大型の種類で、背中前方にある黄色いリング状の模様が特徴です。
幼虫のときには目立った模様がなく、生長するにつれて模様がはっきりしてきます。
体長 | 最小3mm~5mm程度 |
色 | 全体は明るい茶色や赤褐色で黄白色の筋 |
生息地域 | 沖縄、南西諸島、九州南部を中心に分布 東京、北海道でも発見例がある |
小さいゴキブリみたいな虫がワモンゴキブリの幼虫だった場合の詳しい対処法は、このあとの家の中の小さいゴキブリを駆除する方法で解説しています。
白いゴキブリみたいな虫はふ化・脱皮直後のゴキブリかも
形はゴキブリに似ているけれど色が白い虫を見つけた場合、それはふ化直後や脱皮直後のゴキブリかもしれません。
ふ化や脱皮をしたばかりのゴキブリは体に色素が沈着していないので、透明に近い白っぽい色をしているのです。
ふ化直後や脱皮直後に体が白っぽいのは、ゴキブリに限らずいろいろな虫に見られる特徴です。
数時間たつと色素が沈着して本来の色が出てきますので、白い小さいゴキブリみたいな虫を見つけたときは、しばらく様子を見て何の虫か判断しましょう。
本当にゴキブリの幼虫だった場合、早急に駆除などの対処が必要です。
詳しい対処法はこのあとの家の中の小さいゴキブリを駆除する方法で解説します。
小さいゴキブリみたいな虫は「チャバネゴキブリ」かも
小さいゴキブリみたいな虫がゴキブリであるケースで幼虫の他にもうひとつ考えられるのが、チャバネゴキブリという種類のゴキブリであることです。
チャバネゴキブリは、成虫になっても体長が10mm~15mmほどしかないもともと小さいゴキブリです。
体長 | 10mm~15mm程度 |
色 | 明るい茶色で背中前方に2本の黒い筋 |
生息地域 | 日本全土 |
その他特徴 | 細長い流線型の体型 羽はあるが飛ぶことはない 飲食店やホテルなど1年中暖かい建物の屋内で発生が多い |
ここまで確認して「ゴキブリの幼虫でもチャバネゴキブリでもなさそう」という場合は、このあとのゴキブリ以外に考えられる小さいゴキブリみたいな虫13種へお進みください。
チャバネゴキブリは、住宅で発生するゴキブリのなかでも最も危険なゴキブリです。
- 繁殖力が強い
- 駆除が難しい
それぞれ詳しく解説します。
繁殖力が強い
チャバネゴキブリはゴキブリのなかでも、特に繁殖するスピードが速い特徴があります。
仮に1匹の妊娠中のチャバネゴキブリのメスが家に住み着いた場合、約半年の間に単純計算で320匹に増えるおそれがあるのです。
チャバネゴキブリは成虫になってから5ヵ月ほど生存し、その間に4~8回産卵をします。
そして産み落とされた卵鞘(らんしょう)には、30〜40個の卵が入っています。
つまり、1匹のチャバネゴキブリのメスが120~320匹ほどの幼虫を産むということです。
さらに、卵からふ化した幼虫は2~3ヵ月ほどで成虫になり、その約5日後には交尾が可能になります。
数ヵ月後には孫が次々に産まれ、もっと大量にチャバネゴキブリが繁殖することが考えられるのです。
このように短期間で大量に増殖するおそれがあるため、もしも家の中にチャバネゴキブリがいる場合には早急に駆除が必要です。
駆除が難しい
もしも家に発生しているのがチャバネゴキブリと思われる場合、一度専門の害虫駆除業者に相談するのがおすすめです。
チャバネゴキブリには殺虫剤が効きにくい性質があり、市販の殺虫スプレーや毒エサを使って自力で駆除するのは非常に困難だからです。
ゴキブリをはじめとした害虫には突然変異などによって、殺虫成分に強い抵抗性を持った個体が産まれることがあります。
ゴキブリを駆除するために殺虫剤を散布しても、抵抗性のある個体は生き残ります。
生き残った個体の遺伝子は子どもにも引き継がれるので、殺虫成分が効きにくいゴキブリが繁殖して増えていくのです。
さらに残ったゴキブリを駆除しようと同じ殺虫剤を使うと、残っているゴキブリのなかでもより抵抗性の強い個体が生き残り、また繁殖していきます。
こうしてチャバネゴキブリは駆除を繰り返すほどに殺虫剤に強くなり、駆除が難しくなるのです。
たまたま生き残る個体は数匹でも、特に繁殖スピードが速いチャバネゴキブリは抵抗性のある群れがすぐに増殖してしまいます。
このため、1匹残らず確実に死滅させなければ、チャバネゴキブリは駆除できません。
そのような完全な駆除は一般の人では難しいので、早めに専門業者に相談をしましょう。
ゴキブリ駆除の専門業者については、このあとの専門業者に依頼して駆除でも解説します。
※ 対応エリア・加盟店により記載価格や条件では対応できない場合がございます。
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粘着トラップを使って家の中にゴキブリがいるか確かめる方法
「本当にゴキブリなのかはっきりわからない」
「他にもゴキブリが潜んでいるのではないかと不安」
というときにおすすめなのが、ゴキブリ用の粘着トラップを使って家の中に隠れているゴキブリを捕獲する方法です。
小さいゴキブリみたいな虫がもしもゴキブリだった場合、粘着トラップを仕掛けておけばゴキブリの成虫も捕獲される可能性が高いです。
ゴキブリの成虫を捕獲できれば、発生しているのがゴキブリだとよりはっきりわかります。
また、ゴキブリの種類を確認することでその後の駆除方法の判断にも役立ちます。
粘着トラップにはネズミ用などもありますが、ゴキブリ用のものを使うのがおすすめです。
ゴキブリ用の粘着トラップは狭い場所を好むゴキブリが入りやすいよう箱型になっていたり、ゴキブリが好む匂いで引き寄せる誘引成分が含まれていたりするので、効果的に捕獲がしやすくなっています。
粘着トラップはゴキブリを見かけた場所や、ゴキブリが発生しやすいキッチンなどの水回りに仕掛けます。
家具や家電の下、壁との隙間、家具の内部など暗くて狭い場所にゴキブリは潜んでいることが多いです。
- タンスや食器棚など家具の周囲
- 観葉植物の鉢の周囲
- 押し入れの中
- 冷蔵庫やテレビなど家電の周囲
- キッチンシンク下の棚
- キッチンシンクや洗濯機置き場の排水口の周囲
ゴキブリは壁などに沿って移動する習性があるので、粘着トラップは壁や家具に沿って端や隅に置くと効果的です。
ゴキブリは夜間に活動するので、トラップを設置したらひと晩待ちます。
もし捕獲されていなかったら、設置場所を変えて何ヵ所か試してみましょう。
それでも捕獲されなければ、家の中にゴキブリはいない可能性が高いです。
ゴキブリが捕獲された場合はゴキブリに手を触れないように粘着トラップごとビニール袋などに入れて、早めにゴミ収集に出しましょう。
粘着トラップはゴキブリがいるかどうかの調査に使うのがメインで、粘着トラップだけで家の中のゴキブリをすべて駆除するのは難しいです。
ゴキブリがいるとわかった場合は、また別の方法で確実に駆除する必要があります。
家の中の小さいゴキブリを駆除する方法
ゴキブリを駆除するには、市販の駆除グッズを使って自力で駆除する方法と、専門の害虫駆除業者に駆除してもらう方法とがあります。
それぞれ内容や費用について詳しくご紹介します。
殺虫剤で駆除
ゴキブリを駆除するためのグッズには、殺虫スプレー、毒エサ、くん煙剤、などがあります。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、状況によってどれを使うか選びましょう。
素早く退治したいなら殺虫スプレー
ゴキブリと遭遇したときに素早く退治したいなら、ノックダウン効果のあるゴキブリ用殺虫スプレーがおすすめです。
ノックダウン効果はゴキブリの動きを止める性能で、スプレーを浴びたゴキブリが暴れたり逃げ回ったりするのを防ぐことができます。
また、ゴキブリが出そうな場所にあらかじめ噴射しておくことでそこを通ったゴキブリを駆除できる待ち伏せ効果のある製品もあります。
ゴキブリがいそうな場所に散布しておけば、隠れているゴキブリを効率的に駆除することが可能です。
1ヵ月ほど効果が持続するものが多く、定期的に散布すれば予防としての効果も期待できます。
隠れているゴキブリの対策として待ち伏せ効果のあるものを使い、目の前にゴキブリがあらわれたときに備えてノックダウン効果のあるものを用意しておくのもおすすめです。
巣ごと駆除したいなら毒エサ
ゴキブリが好むエサに殺虫成分を混ぜ込み、食べさせることで駆除するのが毒エサです。
ゴキブリが隠れていそうな場所に仕掛けておけばゴキブリが勝手に毒エサを食べてくれるので、手軽な方法です。
多くのゴキブリ用の毒エサにはドミノ効果といって、毒エサを食べたゴキブリ以外の仲間のゴキブリにも殺虫効果が連鎖する性能があります。
毒エサを食べたゴキブリの体に殺虫成分が残り、そのフンや死骸を食べた仲間のゴキブリも死滅するのです。
ドミノ効果を得るは巣に戻る必要があるため、ゴキブリが毒エサを食べてから死滅するまでに時間がかかるように調整されていることが多いです。
毒エサは目の前のゴキブリを退治するためではなく、根本的な駆除を目指すための駆除グッズです。
一気に駆除したいならくん煙剤
くん煙剤は、室内に煙状の殺虫剤を充満させることで部屋全体のゴキブリを駆除する方法です。
手の届かない奥のほうに隠れているゴキブリも一気に駆除できます。
煙ではなく霧状に殺虫剤が噴霧される霧タイプのくん煙剤は、マンションなどの集合住宅でも使いやすいのでおすすめです。
くん煙剤を使用する際は家具や家電にカバーをかけたり、使用時には数時間家に入れなかったり、使用後に換気や掃除をしたりといった注意点があります。
また、くん煙剤は家のすべての部屋で同時に使用する必要があります。
1つの部屋だけで使用しても、ゴキブリが他の部屋へ逃げて生き延びてしまうことがあるからです。
このようにくん煙剤は他の方法に比べて手間がかかるデメリットがありますので、よく確認してから使用しましょう。
ゴキブリを自力で駆除する方法や駆除グッズの選び方については、効果的なゴキブリ駆除方法のコラムでより詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
専門業者に依頼して駆除
市販の駆除グッズでゴキブリ駆除ができれば業者に依頼するのに比べて費用が安く済みますが、失敗のリスクもあります。
駆除グッズを適切に使えなくて効果が得られなかったり、すべて駆除しきれずに再発してしまったりすることもあるのです。
特に目撃したゴキブリがゴキブリの幼虫やチャバネゴキブリなら、すでに大量のゴキブリが発生しているおそれもあります。
大量のゴキブリを家の中から1匹残らず駆除するのは、自力では難しいことが多いのです。
プロの害虫駆除業者のゴキブリ駆除には、自力では難しい以下のようなメリットがあります。
- 入念な調査でゴキブリの種類や隠れ場所を突き止めてくれる
- 種類や隠れ場所に合わせて適切な駆除をしてくれる
- 期間を開けて何度か施工することで取り逃すことなく駆除してくれる
- 侵入経路を特定してふさぐことで今後の予防対策もしてくれる
このように、プロに依頼すればゴキブリが確実に駆除できるだけでなく、今後もゴキブリが発生しないようにできます。
ただ、やはり費用が気になりますね。
弊社に寄せられたご相談1,582件の料金を見ると、ゴキブリ駆除料金の平均は38,629円です。
およそ2万円~4万円の料金が多いですが、1万円台のケースや7万円以上のケースもあります。
家の広さやゴキブリの種類、発生数などによって料金は変動しますので、一度見積りを取って実際の料金を確認してみるのがおすすめです。
調査や見積りを無料でしてくれる業者もありますので、ぜひ利用してみましょう。
当サイト【害虫駆除110番】では、現地調査や見積りを無料対応している害虫駆除業者をご紹介しています(※)。
24時間365日ご相談を受け付けていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様の了承をいただいた上で、調査費用等をいただく場合がございます。
※ 対応エリア・加盟店により記載価格や条件では対応できない場合がございます。
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ゴキブリ以外に考えられる小さいゴキブリみたいな虫13種
小さいゴキブリみたいな虫がゴキブリでないなら、いったい何の虫なのか気になりますね。
「人を刺したり毒があったりする危険な虫だったらどうしよう」などと不安にもなります。
そこで、見た目や大きさが小さいゴキブリに似ている虫13種類とその特徴、危険性をご紹介します。
なかには実際に人に危害を加える危険な虫もいますので、見つけた虫と見比べて確認しておきましょう。
シバンムシ
お米や小麦粉、乾麺などの乾燥食品に小さいゴキブリみたいな虫が混入していた場合、それはシバンムシである可能性が高いです。
シバンムシは、幼虫が乾燥食品や木材の中に住み着いて食害する害虫です。
シバンムシの成虫は体長2mm~3mmほどで、カブトムシのメスを小さくしたような見た目をしています。
幼虫はウジ虫のような見た目で、体長は3mm~4mm程度です。
住宅で発生する代表的な種類にはジンサンシバンムシやタバコシバンムシがあります。
体長 | 2mm~3mm程度 |
色 | 赤褐色や茶褐色 |
発生時期 | 4月~10月頃 |
主な発生場所 | 乾燥食品の中 畳や書物の中 |
主な被害 | 小麦粉、乾麺、パン、ビスケットなどの乾燥食品を食害する 木材や書物などを食害する 食品に混入したフンや卵などを誤食するおそれがある シバンムシに寄生したアリガタバチが人を刺すことがある |
その他特徴 | 動きは遅い 羽があり飛翔する 人を刺したり咬んだりはしない 成虫はエサを食べない |
主な駆除方法 | 発生した食品は廃棄する 畳を加熱処理する 掃除機で吸引する 殺虫スプレーやくん煙剤で駆除する |
主な予防方法 | 食品カスをこまめに掃除する 食品は硬い容器で密閉保管する 窓や換気口からの侵入を防止する 防虫剤や忌避剤を使用する |
シバンムシ自体が人に直接害を与えることはありませんが、食品をダメにしてしまいます。
成虫や幼虫はよく見れば肉眼で見えるので食材に紛れていても取り除くことはできますが、フンや卵は非常に小さいので、見つけるのはほぼ不可能です。
シバンムシが発生した食材は決して食べず、確実に処分しましょう。
シバンムシについては、シバンムシの特徴と対策の記事でも詳しく解説しています。
トコジラミ
ベッドやふとんなど寝具の周辺で小さいゴキブリみたいな虫を見たなら、トコジラミかもしれません。
トコジラミは住宅に住み着き、人を刺して血を吸うおそろしい害虫です。
トコジラミの成虫は体長5~8mm程度で上から見ると丸っこく、横から見ると薄く平たい見た目をしています。
初期の幼虫は体長1mm程度で、体形は成虫と同じです。
体長 | 幼虫:最小1mm程度 成虫:5mm~8mm程度 |
色 | 幼虫:透明に近い淡褐色 成虫:茶褐色~濃褐色 |
発生時期 | 5月~11月頃がおもだが暖かい室内では年中活動する |
主な発生場所 | ベッド、ふとん、枕など寝具の隙間 ソファーやイスのカバーの隙間 畳の裏や隙間 |
主な被害 | 夜間に就寝中の人の皮ふを刺して血を吸う 刺されると赤く腫れ、激しいかゆみを感じる |
その他特徴 | 成虫は小さな羽があるが退化していて飛ぶことはない 幼虫も成虫も人の血を吸う 刺された瞬間は痛みを感じない 人によっては刺されてもかゆみの症状が出ない |
主な駆除方法 | 発生した寝具などを廃棄する 発生した寝具などを加熱処理する 掃除機で吸引する 粘着トラップなどで捕獲する ピレスロイド系以外の殺虫スプレーやくん煙剤で駆除する |
主な予防方法 | 宿泊施設の利用時にはベッド周辺にトコジラミがいないかよく確認する 海外からの帰宅時は衣類や持ち物をよく確認し、可能なら加熱処理する 寝室はこまめに掃除する 防虫剤や忌避剤を使用する |
トコジラミはホテルなど不特定多数の人が利用する宿泊施設を利用した際に衣服や荷物に付着し、そのまま持ち帰ってしまうことが多いです。
特に海外からの持ち込みが多いといわれています。
最近海外旅行に行ったり、ホテルを利用したりしていないか振り返ってみましょう。
トコジラミについては、トコジラミの特徴と対策の記事でも詳しく解説しています。
コクヌストモドキ
乾燥食品の中に細長い体形の小さいゴキブリみたいな虫が混入していたら、コクヌストモドキの可能性もあります。
コクヌストモドキは乾燥食品に発生するところや見た目がシバンムシによく似ていますが、シバンムシよりも細長く体長がやや大きいのが特徴です。
シバンムシと同様に、小麦粉などの乾燥食品を食害します。
体長 | 2mm~5mm程度 |
色 | 光沢のある赤褐色~茶褐色 |
発生時期 | 4月~10月頃 |
主な発生場所 | 小麦粉や煮干しなど乾燥食品 |
主な被害 | 小麦粉など乾燥食品を食害する |
その他特徴 | 動きは遅い 羽があり飛翔する 人を刺したり咬んだりはしない |
主な駆除方法 | 発生した食品は廃棄する 殺虫スプレーやくん煙剤で駆除する |
主な予防方法 | 食品カスをこまめに掃除する 食品は硬い容器で密閉保管する 窓や換気口からの侵入を防止する 防虫剤や忌避剤を使用する |
見た目や特徴が似ているシバンムシと、駆除や予防の対策方法もほぼ同じです。
どちらか見分けがつかなくても、同様に対処すれば問題ありません。
ゾウムシ
米びつの中などに、顔の先が長く伸びた小さいゴキブリみたいな虫がいた場合は、ゾウムシの可能性が高いです。
体長2mm~4mmほどで、象の鼻のように長く伸びた口が特徴的な虫です。
住宅でよく発生するのはコクゾウムシやココクゾウムシといった種類で、おもにお米などの穀類を食害します。
体長 | 2mm~4mm程度 |
色 | 赤褐色や黒褐色 |
発生時期 | 3月~11月頃 |
主な発生場所 | お米や麦などの穀類の中 |
主な被害 | お米や麦などの穀類を食害し、卵を産み付ける コクゾウムシが混入したお米などを食べるとアレルギー症状を起こすおそれがある |
その他特徴 | 羽があるが種によって飛ぶものと飛ばないものがある 人を刺したり咬んだりはしない |
主な駆除方法 | 発生したお米などを廃棄する 掃除機で吸引する |
主な予防方法 | 米びつ用防虫剤などを使用する お米などを冷蔵庫で保管する |
コクゾウムシはお米などを食べるだけでなく、その長い口を使って米粒の中に卵を産み付けます。
ふ化した幼虫は成虫になるまで米粒の中にいて、外からは見えないので取り除くのは困難です。
もしもコクゾウムシの幼虫が残っているお米を食べてしまっても食中毒や感染症などの害はないといわれていますが、体質によってはアレルギー症状が出るおそれもあります。
お米にコクゾウムシが混入しているのを見つけた場合は、速やかに廃棄するのがおすすめです。
カツオブシムシ
外から取り込んだ洗濯ものやタンスクローゼットの中など衣類の周辺で小さいゴキブリみたいな虫を見たという場合、カツオブシムシかもしれません。
カツオブシムシは、その幼虫が洋服などを食害して穴を開けることがある害虫です。
住宅で発生するのはおもにヒメカツオブシムシとヒメマルカツオブシムシで、特にゴキブリに似ているのはヒメカツオブシムシのほうです。
体長 | ヒメカツオブシムシ:4mm程度 ヒメマルカツオブシムシ:2.5mm程度 |
色 | ヒメカツオブシムシ:光沢のある黒褐色 ヒメマルカツオブシムシ:茶色、白、黒のまだら模様 |
発生時期 | 4月~10月頃 |
主な発生場所 | タンス、クローゼット、押し入れ、絨毯など衣類や織物の周辺 かつお節、煮干しなど乾燥魚介食品の中 |
主な被害 | 綿、絹、羊毛、羽毛、皮革などの繊維質を食害する 乾燥魚介食品を食害する |
その他特徴 | 成虫は羽があり飛翔する 人を刺したり咬んだりはしない 衣類を食害するのは幼虫のみ ヒメカツオブシムシの幼虫は体長は9mm程度のイモ虫のような見た目で、おしりに長い毛が束状に生えている ヒメマルカツオブシムシの幼虫は体長4mm程度の毛虫のような見た目で、全体に長い毛が生えている 成虫は産卵を終えると屋外へ出ていく |
主な駆除方法 | 発生した衣類や食品を廃棄する 発生した衣類を加熱処理する 殺虫スプレーやくん煙剤で駆除する |
主な予防方法 | タンスなど衣類の収納場所をこまめに掃除する 衣類用の防虫剤を使用する 洗濯物を取り込む際や公園などから帰ったときには衣類にカツオブシムシが付着していないか確認する 成虫は花粉を好んで食べるので、花を持ち込むときはカツオブシムシが付着していないかよく確認する |
衣類を食害するのは幼虫だけですが、家に入りこんだ成虫を放っておくと卵を産み付けられ、幼虫が大発生するるおそれがあります。
見つけたら素早く退治し、タンスやクローゼットの中に幼虫が発生していないかも注意して確認しましょう。
カツオブシムシについては、カツオブシムシの特徴と対策の記事でも詳しく解説しています。
ゴミムシ
お庭など家の回りで小さいゴキブリみたいな虫を見た場合は、ゴミムシの可能性があります。
ゴミムシは森林や海浜などあらゆる環境に生息する虫です。
ときに住宅に入り込むこともありますが、特に害はありません。
多くの種類が存在し、種類によって大きさや体の形さまざまです。
体長は10mm~20mm程度のものが多く、背中の後方部分に縦の筋が入っていることが多いです。
特に見た目がゴキブリに似ている種類には、ホシボシゴミムシなどがあります。
体長 | 10mm~20mm程度の種が多い |
色 | 光沢のある黒色の種が多い 金属光沢のある緑や玉虫色の種もある |
発生時期 | 5月~10月頃 |
主な発生場所 | 庭の枯れ草や落ち葉の下 ゴミ置き場の周辺 夜間は光に寄ってくることがある |
主な被害 | 庭の野菜などを食害することがある 危険を感じると悪臭を放つ種もある まれに食品に混入することがある |
その他特徴 | 羽はあるが退化していて飛ばない種が多い 素早く動く 人を刺したり咬んだりはしない |
主な駆除方法 | 殺虫スプレーやくん煙剤で駆除する |
主な予防方法 | 庭の枯れ草や落ち葉をこまめに掃除する 夜間は室内の光が外に漏れないようにする 室内や床下の風通しをよくする 防虫剤や忌避剤を使用する |
ゴミムシは肉食性で、植物を食い荒らす害虫を捕食する益虫としての側面もあり、発生していても大きな問題にはなりません。
一方で、種類によっては水分を補給するために野菜などを傷つけることもあります。
家庭菜園で野菜などを育てている場合には対処しておくのがよいでしょう。
コメツキムシ
細長い体形の小さいゴキブリみたいな虫は、コメツキムシかもしれません。
種類によって体色はさまざまで、黒いものはゴキブリによく似ています。
ゴミムシにも似ていますが体形は細長く、おしりの先が細くなっているのが特徴です。
仰向けにひっくり返ったときに最大で30cmほど跳ねて起き上がるのが非常に特徴的で、コメツキムシという名前はこの動きがお米を精米するときにつく動作に似ていることが由来といわれています。
コメツキムシという名前からお米を食害しそうなイメージがありますが、実際には人間の食品を食害することはない無害な虫です。
体長 | 10mm~30mm程度の種が多い |
色 | 黒色、茶褐色、玉虫色、まだら模様などさまざま |
発生時期 | 4月~8月頃 |
主な発生場所 | 庭の植木鉢や石、枯葉の下など |
主な被害 | 種類によって幼虫がショウガやジャガイモ、トウモロコシなどを食害することがある |
その他特徴 | ひっくり返るとパンと音を立てて跳ね起きる 素早く活発に動く 羽があり飛翔する 人を刺したり咬んだりはしない |
主な駆除方法 | 殺虫スプレーやくん煙剤で駆除する |
主な予防方法 | 防虫剤や忌避剤を使用する 庭の枯れ草や落ち葉をこまめに掃除する 夜間は室内の光が外に漏れないようにする |
農家などでは幼虫が作物を食害して問題になることがありますが、一般住宅では発生してもそれほど気にする虫ではありません。
キクイムシ
床や柱など家の木部周辺で細長い体形の小さいゴキブリみたいな虫を見つけた場合は、キクイムシが考えられます。
キクイムシはその名のとおり、おもに木材を食害する害虫です。
住宅で発生が多いのは、ヒラタキクイムシという種類です。
体長 | 2~8mm程度 |
色 | 赤褐色や茶褐色 |
発生時期 | 4月~8月頃 |
主な発生場所 | 床、壁、柱など住宅の木部周辺 木製や竹製の家具の周辺 |
主な被害 | 幼虫が住宅や家具の木部を食害する |
その他特徴 | 成虫は羽があり飛翔するがそれほど長く飛ばない 人を刺したり咬んだりはしない 木材を食害するのは幼虫のみ 幼虫はイモ虫のような見た目で体長5mm程度 |
主な駆除方法 | 殺虫スプレーやくん煙剤で駆除する |
主な予防方法 | 木部に防腐剤や防虫剤を塗布する 木製家具の購入時には食害による穴が開いていないか確認する |
キクイムシの幼虫は木材の内部に住み着き、成虫になると外へ出てきます。
成虫が出てくるときに残る1mm~2mmの穴から殺虫剤を吹き込むことで、残っている幼虫を駆除できます。
コオロギやカマドウマの幼虫
小さいゴキブリみたいな虫がぴょんぴょんと飛び跳ねている場合は、コオロギやカマドウマであると考えられます。
コオロギやカマドウマは家の中に入り込むことがありますが、基本的に無害な虫です。
コオロギやカマドウマの幼虫は成虫をそのまま小さくした形をしていて、体色や長い触角が一見するとゴキブリと似ているようにも見えます。
特にエンマコオロギという種の幼虫は黒色に白いラインが入った体色で、クロゴキブリの幼虫とよく似ています。
体長 | 幼虫:最小2mm程度 カマドウマの成虫:20mm~25mm程度 コオロギの成虫:10mm~40mm程度 |
色 | コオロギ:黒~茶色 カマドウマ:灰色や茶色、黒のまだら模様 |
発生時期 | コオロギ:8月~11月頃 カマドウマ:7月~9月頃 |
主な発生場所 | 玄関や窓など開口部の周辺 キッチンや浴室など湿度の高い場所 |
主な被害 | 庭の植物を食害することがある まれに書物や障子など紙製品を食害することがある |
その他特徴 | コオロギの幼虫は羽がないがよく飛び跳ねる カマドウマは成虫も羽がないがよく飛び跳ねる 触角が体長よりも長い 人を刺したり咬んだりはしない |
主な駆除方法 | 殺虫剤やくん煙剤で駆除する |
主な予防方法 | 防虫剤や忌避剤を使用する 玄関や窓などの隙間をふさぐ こまめに換気するなど室内の湿度調節をする |
カマドウマは特に便所コオロギとも呼ばれることがあり、長い脚と猫背のフォルム、飛び跳ねるところなども相まって不潔で不気味なイメージがあります。
ただ、じつはゴキブリなど他の害虫を食べてくれる益虫の側面もあるのです。
逆にいえばカマドウマがあまり多く室内に発生するということは、ゴキブリが発生している可能性があるということです。
カマドウマ自体の駆除だけでなく、ゴキブリがいるかどうかも確認しておきましょう。
ハサミムシ
おしりに大きなハサミを持った奇妙な姿の小さいゴキブリみたいな虫は、ハサミムシと考えられます。
ハサミムシはアリのおしりにクワガタのハサミが生えたような見た目で、体長は種類によって9mm程度から、ハサミを含めて35mmほどまでさまざまです。
人を積極的に攻撃することはありませんが、刺激を与えるとハサミで挟まれるおそれがあるので不用意に触れないようにしましょう。
ムカデのように毒はありませんが、ハサミの力は非常に強く、挟まれると血が出ることもあります。
体長 | 9mm~35mm程度 |
色 | 赤褐色や黒褐色 |
発生時期 | 4月~10月頃 |
主な発生場所 | 庭の植木鉢や石、枯葉の下など |
主な被害 | おしりのハサミで人を挟むことがある |
その他特徴 | 羽がなく飛ばない種がほとんど 素早く動き回る ハサミに毒はない |
主な駆除方法 | 殺虫スプレーやくん煙剤で駆除する |
主な予防方法 | 防虫剤や忌避剤を使用する 庭の枯れ草や落ち葉をこまめに掃除する |
ハサミ虫は雑食性でゴキブリなども食べてくれる虫ですが、室内に発生する場合は挟まれる危険もあるので駆除しておいたほうがよいでしょう。
シミ
細長くて銀色っぽい小さいゴキブリみたいな虫は、シミかもしれません。
シミは住宅のあらゆる場所に住み着き、本や壁紙など紙製のものを食害することがある虫です。
エビのようなうろこがあり、頭に長い触角と、おしりに同じくらい長い3本の毛が伸びているのが特徴です。
体長 | 8mm~10mm程度 |
色 | 白や灰色~黒色 銀色の鱗粉に覆われている |
発生時期 | 梅雨時~夏に発生しやすいが、暖かく湿った室内では1年中発生する |
主な発生場所 | 本棚や壁の隙間など 押し入れなど湿度が高く暗い場所 |
主な被害 | 書物や障子、壁紙など紙製品を食害する |
その他特徴 | 魚のように体をうねらせながら素早く動く 羽はなく飛んだり跳ねたりはしない |
主な駆除方法 | 発生している場所の紙製品を天日干しする 殺虫スプレーやくん煙剤で駆除する |
主な予防方法 | 室内や押し入れはこまめに換気するなど湿度調節をする ダンボールや新聞紙など不要な紙製品をため込まない 防虫剤や忌避剤を使用する |
シミは紙製品を食べますが、表面をなめるようなイメージで、穴が開くほどの損害を与えることはありません。
どの家にもいる平凡な虫でもあるので、大量に発生しているのでなければそれほど気にすることはないでしょう。
ワラジムシ
脚がたくさんあって素早く動き回る小さいゴキブリみたいな虫を見たら、ワラジムシの可能性があります。
ワラジムシは住宅の庭や床下などによく生息していて、基本的に無害な虫です。
ダンゴムシに似ていますが丸くなることはなく、刺激を与えると素早く動いて人を驚かせます。
体長 | 5mm~12mm程度 |
色 | 灰褐色~黒褐色 |
発生時期 | 4月~6月頃、9月~10月頃が活発だが通年発生する |
主な発生場所 | 庭の植木鉢や石、枯葉の下など |
主な被害 | 庭の植物の腐敗した部分を食害することがある |
その他特徴 | 素早く動く 脚が7対14本ある ダンゴムシよりも平べったくやや細長い ダンゴムシのように体を丸めることはない 人を刺したり咬んだりはしない |
主な駆除方法 | 殺虫剤やくん煙剤で駆除する |
主な予防方法 | 防虫剤や忌避剤を使用する 庭の枯れ草や落ち葉をこまめに掃除する |
ワラジムシはおもに腐った植物を食べて分解するので、自然界では地面を耕して環境を整えてくれる重要な存在です。
ただ、人が育てている植物に病気などで腐っている部分があると、そこを食べてしまうことがあります。
素早い動きや脚がたくさんある姿を不快に感じることもあるので、あまり大量に発生するようなら対策をしましょう。
チャタテムシ
畳や押し入れにホコリのような小さな虫を見つけたら、それはチャタテムシの可能性があります。
チャタテムシは体長1mm~2mm程度と非常に小さくいのであまり気にならないだけで、じつはたいていどの家にも存在している虫です。
チャタテムシ自体が人に直接危害を加えることはありませんが、大量に発生すると室内に死骸やフンがたまり、人がそれを吸い込むとアレルギーの症状の原因になることがあります。
また、チャタテムシを捕食するために、人を刺す害虫であるツメダニが発生することもあります。
体長 | 1mm~2mm程度 |
色 | 淡黄色~淡褐色 |
発生時期 | 梅雨時~夏に発生しやすいが、暖かく湿った室内では1年中発生する |
主な発生場所 | 畳の中 書物の中 乾燥食品の中 |
主な被害 | 大量に発生するとアレルギーの原因になることがある ツメダニが発生し人を刺すことがある |
その他特徴 | よく動き回る 小型の種は羽がなく飛ばないが、大型の種は羽があり飛ぶものもある |
主な駆除方法 | 発生した畳は天日干しをして乾燥させる 殺虫スプレーやくん煙剤で駆除する |
主な予防方法 | 食べカスやホコリはこまめに掃除をする 室内や押し入れはこまめに換気するなど湿度調節をする 食品は容器に入れ冷蔵庫で保管する 防虫剤や忌避剤を使用する |
チャタテムシは湿度の高い環境を好み、おもにカビを食べます。
そのため、室内の湿度調整など防カビ対策を徹底することでチャタテムシの大量発生を防ぐことができます。
チャタテムシについては、チャタテムシの特徴と対策の記事でも詳しく解説しています。
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小さいゴキブリみたいな虫を駆除する方法
家の中や周辺で発生している小さいゴキブリみたいな虫を駆除する方法は種類によって異なりますが、大きく分けると以下の5つの方法があります。
- 食品や家具を廃棄
- 発生箇所を熱処理
- 殺虫剤で退治
- 掃除機や粘着シートで捕獲
- 専門業者に依頼
それぞれ解説していきます。
食品や家具を廃棄
食品に発生するシバンムシやゾウムシ、木製の家具などに発生するキクイムシなど、局所的に発生する虫の場合、発生している食品や家具を廃棄すれば簡単に駆除ができます。
特に食品の場合、一度害虫が発生した食品を食べるのは危険な場合があるので、速やかに廃棄しましょう。
発生箇所を熱処理
トコジラミやカツオブシムシなど衣類に発生することが多い害虫は、発生した衣類を熱湯で洗濯したり、アイロンがけによって加熱することで駆除が可能です。
シミやチャタテムシなど畳に発生する虫も、畳を天日干しすることで駆除できます。
殺虫剤で退治
市販の殺虫スプレーやくん煙剤の中には、不快害虫全般に幅広く効果のあるもとがあります。
虫と遭遇したときに素早く退治したいなら、殺虫スプレーがおすすめです。
室内に発生している虫をまとめて駆除したいなら、くん煙剤がおすすめです。
どちらの殺虫剤も、対象害虫の表示に今発生している虫が含まれているか確認して購入しましょう。
掃除機や粘着シートで捕獲
子どもやペットがいる場合など殺虫剤をあまり使いたくないというときは、虫を物理的に捕獲する方法がおすすめです。
掃除機で吸引すれば、大量の虫も簡単に片付けられます。
吸引したあとは掃除機内のパックを早めに処分しましょう。
また、ゴキブリ用などの粘着シートでも捕獲が可能です。
ゴキブリの場合と同様に、粘着シートでの捕獲は虫の種類や発生量を確認するのにも役立ちます。
専門業者に依頼
虫の発生量が多く範囲も広い場合や、そもそも自分で虫に対処したくないという場合には、やはりプロに頼るのが確実です。
プロは虫の種類や特徴を熟知しているので、害虫に合わせた効果的な方法で虫を駆除してくれます。
自分で駆除するのに比べて費用はかかってしまいますが、プロは確実に駆除してくれるだけでなく、今後の予防対策もぬかりなくおこなってくれるので、費用対効果は十分です。
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ゴキブリなどの害虫の予防方法
ゴキブリを含めて家の中に侵入してくるさまざまな害虫を防ぐ方法は、おもに以下の4つがあります。
- 侵入経路をふさぐ
- 食品を密閉保管する
- 防虫剤や忌避剤を使用する
- 発生しにくい環境を作る
それぞれ解説しますので、実践してみてください。
侵入経路をふさぐ
室内へ害虫が侵入する要素をできる限りなくすことが、害虫の予防対策になります。
ゴキブリをはじめとして害虫は基本的に、家の外から侵入してきます。
特にゴキブリや小さい虫は数mmの隙間からでも侵入が可能です。
また、家具や荷物、人の衣服などにくっついて持ち込んでしまうこともあります。
害虫の侵入を防ぐために、以下のような対策を徹底しましょう。
- 玄関や窓の隙間を隙間テープなどでふさぐ
- 換気扇や換気口にフィルターを付ける
- エアコンのドレンホースにホースキャップやカバーを付ける
- キッチンや浴室の排水口にカバーを付ける
- 床下の通気口にフィルターを付ける
- 中古品や輸入品の家具の購入時には害虫がいないかチェックする
- 外出した人の荷物や衣服に害虫が付いていないかチェックする
より詳しくはゴキブリの侵入経路と対策、トコジラミの対策などの記事でも解説していますので、ぜひご覧ください。
食品を密閉保管する
食品を保管する際は、必ず密閉できる容器に入れて保管しましょう。
人間の食品は、さまざまな害虫にとってエサになります。
侵入した害虫が食品にたどり着けないように管理しておけば食品を食害から守るだけでなく、害虫の住み着きや繁殖を防ぐことができるのです。
食品を入れる容器はプラスチックやガラス、金属など硬いものを選びましょう。
ビニールなどのやわらかい素材だと、害虫が突き破って侵入するおそれがあります。
また、スクリュー式など密閉性の低いフタだと、チャタテムシなど極小の害虫は隙間から侵入できる可能性があります。
容器に入れた食品を、さらに冷蔵庫に入れて保管するのが確実です。
防虫剤や忌避剤を使用する
虫の嫌がる匂いや成分で虫を寄せ付けにくくするグッズもたくさんありますので、それを活用するのも害虫予防に効果的です。
商品によって効果のある虫の種類に違いがありますので、パッケージに記載されている対象害虫を確認してください。
また、防虫剤や忌避剤にはいろいろなタイプがありますので、使用箇所によって使い分けましょう。
家の中全体への害虫の侵入を防ぎたい場合には、侵入口になりそうな箇所に散布しておくスプレー式がおすすめです。
食品への侵入を避けたい場合には、天然成分を使った食品用の防虫剤が安心です。
衣類の害虫被害を防ぎたい場合は、クローゼットやタンスに入れて使える衣類用防虫剤を使いましょう。
発生しにくい環境を作る
家の中を害虫が生活しにくいような環境にしておけば、突発的に侵入してくることはあっても住み着かれたり大量発生したりすることはありません。
多くの害虫はゴミやホコリなどのエサが豊富にある場所、暖かく湿度が高い場所を好みます。
そのため、家の中を清潔に保ち、湿度を適度に低く保つことが害虫予防になります。
具体的には、以下のような対策を心がけましょう。
- 食べカスやホコリをこまめに掃除する
- 家具や家電の下や裏側なども定期的に掃除する
- キッチンシンク内に洗い物や生ゴミをためておかない
- 食べ残しは放置せず容器に保管するかすぐに廃棄する
- 生ゴミはビニール袋に入れ口をしっかり縛って捨てる
- ゴミ箱にはフタを付ける
- キッチンや浴室の排水口はこまめにパイプクリーナーなどで掃除する
- 部屋や押し入れ、浴室などはこまめに換気して湿度を調整する
- 洗濯物の部屋干しはなるべく避ける
- ふとんなど寝具はこまめに天日干しする
- 窓などの結露はこまめに取り除く
- 庭やベランダにゴミや不用品をためておかない
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まとめ
家で小さいゴキブリみたいな虫を見た場合にその正体として考えられるのは、ゴキブリの幼虫、チャバネゴキブリ、その他のゴキブリに似た虫です。
ゴキブリの幼虫やチャバネゴキブリだった場合はすでに大量発生しているおそれがあるので、早急に駆除の対処をしましょう。
ゴキブリ以外の害虫としては、シバンムシ、トコジラミ、カツオブシムシなどが考えられます。
ゴキブリでない虫でも人に害があったり、大量発生するおそれがあったりする害虫もいますので、その正体を突き止め、対処する必要があります。
ゴキブリをはじめとして害虫が発生いないよう侵入経路をふさいだり、家の中を清潔に保ったりといった対策も重要です。
ゴキブリでもそれ以外の害虫でも、駆除や予防の対策は自力でするよりも、プロに頼んだほうがより確実です。
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