「最近、天井のシミが気になるけど、原因がわからない……」といったことでお悩みではありませんか?
天井のシミと聞くと、雨漏りを思い浮かべるか方も多いかと思いますが、じつは雨漏り以外にもさまざまな原因があります。
天井にシミを見つけたら、まず原因を突き止めましょう。
原因がわからないまま放置してしまうと、カビや害虫が発生するなどのトラブルがでてきてしまいます。
天井のシミが原因で大きなトラブルに発展する前に、原因に適した対処をしていきましょう。
天井のシミの5大原因
天井のシミは雨漏り以外にも原因があります。
雨漏り以外の原因がなんなのか見ていきましょう。
害獣の糞尿
屋根裏から動物の足音がしたり、へんな臭いがしたりするといった場合には、雨漏りや水漏れなどが原因ではなく害獣によるものかもしれません。
屋根や壁のすきまから侵入した害獣(コウモリ、イタチ、ハクビシンなど)の排泄物がシミになることがあります。
まずは動物が侵入した痕跡がないか探しましょう。
もし動物がいる気配がしたら害獣が原因かもしれません。
天井裏や屋根裏は、温かく動物にとって居心地のよい場所となってしまうので、知らない間に住み着いてしまっているかもしれません。
屋根裏に住み着くことが多い動物の種類はこちらをご覧ください。
害獣の排泄物は天井のシミの問題だけではなく、病原菌による感染の危険もありますので、1日でも早く業者に相談をして害獣駆除を依頼しましょう。
また、害獣の駆除をおこなった後は、害獣に再度侵入されないために侵入口を塞ぐことも重要です。
弊社では、24時間365日お電話とメールにて害獣に関するお問い合わせを受け付けております。
お見積りは無料※となっておりますのでお気軽にご相談ください。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。
※1 対応エリア・加盟店・現場状況等により記載内容の通りには対応できない場合がございます。※2 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。
雨漏り
屋根や外壁などが破損していると、そこから雨水が侵入してしまいます。
天井からポタポタと水が漏れる音がしたり、雨の日にシミが広がったりしていれば、雨漏りが原因と考えられます。
結露
天井のシミの原因として、雨漏り以外にも屋根裏の結露があります。
結露は、室内と外に温度差があると発生します。
そのため、結露は室内と外の温度に差ができやすい冬に起こりやすいのです。
結露を起こしやすいケースは、屋根裏に排水管がある場合や屋根裏の換気が十分ではないといったことがあります。
屋根裏に排水管があると、排水管で結露が生じ天井にシミができてしまうことがあるのです。
水漏れ
雨が降ってないのに水漏れしているときは給水管や排水管が水漏れしている場合があります。
給水管や排水管の水漏れは経年劣化や接合ミスによって起こります。
また、1階だけ天井にシミがある場合は2階のトイレやキッチンなどから水漏れしているかもしれません。
蛇口などからの水漏れはパッキンや給水管、排水管の劣化によって発生することが多いです。
また、エアコンのドレンと呼ばれる排水管のつまりによって水漏れが起こる場合や、エアコンから水漏れが発生している場合もあります。
2階にエアコンがある方は、エアコンの水漏れを考えてみましょう。
ラミネート天井の接着剤
ラミネート天井は、木目などのプリントを貼り付けた天井用の板のことをいいます。
コストが抑えられるので、製材された木材の代わりとして和室の天井によく使われています。
このラミネート天井の接着剤が劣化してくると、プリント面が浮かび上がってきて雨漏りでできたシミのようになることがあります。
特徴は、直線状にできたシミです。
しかし、直線状のシミだから雨漏りではないとはいえないので、天井のシミの原因はきちんと業者に調べてもらいましょう。
天井のシミを放置するリスク
濡れたままの天井を放置すると、湿度が高くなり天井裏にカビが生えたり、害虫が発生したりすることがあります。
カビが発生すると、アレルギーや感染症などの健康被害に影響がでてくるおそれがあるので、注意しましょう。
雨漏りを放置しているとシロアリが発生する原因にもなってしまいます。
シロアリは湿った木材を好むので、雨漏りした木材を放置すると、シロアリが寄ってきます。
シロアリが木材を食べてしまい家が傷むと、耐震の強度が低下してしまうこともあるので危険です。
それによって、家の安全性だけでなく資産価値も低下してしまうおそれもあります。
また、雨漏りした天井を放置していると天井材がもろくなってしまい、ある日突然天井が落下してしまうこともあります。
天井のシミは決して軽く考えず、健康被害や天井が落下するといったトラブルに発展する前にすぐに業者に相談するなどして対処しましょう。
被害が広がってしまう前に早めに対処すれば、修理費用も安くおさえることができるでしょう。
※1 対応エリア・加盟店・現場状況等により記載内容の通りには対応できない場合がございます。※2 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。
原因別!天井のシミ対処法
天井のシミは原因によって対処の仕方が異なります。
原因をしぼることができれば応急処置や業者への依頼などの対応ができます。
それでは、天井のシミを見つけたときにどう対処をしたらよいのか見ていきましょう。
害獣の対処法
害獣が住み着いているかもしれないと感じたときは、早めに業者に依頼をして駆除をしてもらいましょう。
放置したままだと、数が増えてしまって被害が大きくなってしまうおそれがあります。
屋根裏に住み着きやすいハクビシンやイタチなどは、「鳥獣保護管理法」によって守られているので、勝手に駆除することができません。
害獣の駆除で困ったときは業者に依頼しましょう。
弊社の害獣駆除110番では24時間365日お電話、メールにてお客様からの害獣に関する問い合わせに受付対応しております。
「もしかしたら、屋根裏に動物がいるかもしれない……」といった不安な場合もご相談いただければ、害獣駆除の業者を速やかにご紹介することが可能です。
お客様が安心して生活ができるように弊社がサポートしてまいります。
雨漏りの対処法
まず、雨漏りが原因の場合は雨漏りがどこから発生しているのか、雨漏り箇所の特定をしましょう。
しかし、雨漏り箇所を素人が特定するのは難しいので、業者に依頼をするのがおすすめです。
雨漏り箇所の補修を自分でおこなうことも可能な場合はありますが、応急処置になってしまいます。
問題を根本的に解決するためには業者の力を借りる必要があります。
業者による雨漏り調査は、目視で調査をおこないます。
目視で原因箇所がわからなかったときは「散水検査」といって、雨漏りしていると疑われる場所に水を流して雨漏りするかどうかを調べてもらえます。
結露の対処法
結露の対処法は、こまめに換気をおこなうことが効果的です。
換気をすることで、室内と外との温度差を少なくし、湿度を下げて結露を解消できるかもしれません。
もし、換気をしても結露が解消できないときは、断熱材などに原因があるかもしれません。
自分で確認するのは難しいため、業者に依頼をして調査してもらいましょう。
水漏れの対処法
給水管や排水管で水漏れが起きている場合は、どの部分に異常があるかを調べます。ひどく水漏れしている部分を見つけたら、業者に相談しましょう。
場合によっては配管の修理や交換が必要になってくることもあります。
防水テープなどで防ぐ方法ありますが、あくまで一時的な処置なので、しばらくするとまた水漏れしてきてしまう場合もあるでしょう。
配管のトラブルに関しても業者に依頼することをおすすめします。
まとめ
- 雨漏りのおもな原因は害獣の糞尿、雨漏り、結露、水漏れ、天井の接着剤の劣化
- シミの原因によって放置した際の被害の広がり方が違う
- シミの対処の多くは業者に頼る必要がある
天井のシミのおもな原因は雨漏りなどの水分ですが、害獣の糞尿というケースもあります。
いずれにしても自力で対処できることは少ないため、原因に当たりをつけたら業者にしっかり見てもらうことをおすすめします。