自宅に住み着いたり、農作物を食い散らかしたりと、何かと厄介な「ハクビシン」。
それでは、ハクビシンの天敵は何なのでしょうか?
「ハクビシンの天敵を知れば駆除に利用できるかも……」そう考える方もいるかもしん。
結論から言えば、決して不可能ではありませんが、そのためにペットとして飼い始めるぐらいなら害獣駆除業者に依頼するのがおすすめです。
この記事ではハクビシンの習性、天敵、効率よくハクビシンを駆除する方法をご紹介していきます。
現在ハクビシンにお悩みの方も、ハクビシンについて知りたい方も最後まで読んでいただいたら幸いです。
ハクビシンの天敵は犬、アライグマ、フクロウ、タカなど
ハクビシンの天敵は、犬やアライグマなどが挙げられます。
それぞれ生態が似ているので、互いに縄張り争いをしたりすることもあります。
アライグマの場合、ハクビシンよりも体重が重く凶暴なので、アライグマのほうが強いと言われています。
犬の場合は犬種にもよりますが、体躯の小さな小型犬や飼い犬の場合は負けてケガを負ってしまうこともあるようです。
ハクビシンは尾も含めれば体長1m程度の動物です。
小型犬程度の大きさなので、直に戦うのは危険な相手でしょう。
猛禽類もハクビシンの天敵
「猛禽類」もハクビシンの天敵となります。
「猛禽類」とは、フクロウやタカなど、鳥類の中でも肉を主食としている種類を指します。
自分より体の小さい動物を主な獲物とするので、まだ小さいハクビシンの子どもは標的になりやすいです。
親のハクビシンが目を離した際に、ハクビシンの子どもがさらわれてしまうことがあるので、ハクビシンは猛禽類を天敵としています。
天敵を利用したハクビシン撃退法
このようなハクビシンの天敵を利用した撃退法があります。
犬の毛やアライグマの糞尿を置く方法です。
犬やアライグマはハクビシンにとって天敵であるため、臭いだけでも効果があります。
また、フクロウを外から見える場所で飼い、ハクビシンを寄せ付けないようにする方法もあります。
だからといって、お庭に犬の毛をまいたり、アライグマの糞尿を置いたり、対策のためにフクロウを飼ったりするのは現実的ではないですよね。
そのため、家庭でのハクビシン対策には次の方法をおすすめします。
ハクビシンが生息する地域では音や匂いを活用中
ハクビシンが生息する地域では、どのような効果的な対策が取られているのでしょうか?
それらの地域で行われている対策についてご紹介していきます。
ハクビシンが苦手な匂いをまく
ハクビシンは嗅覚がとても優れているため、ハクビシンの嫌いな臭いを用意することで対策が期待できます。
ハクビシンは、唐辛子やにんにくのような刺激物の臭い、石油の臭い、木酢液、天敵の臭いを嫌います。
そのため、このような臭いのものを置くか、市販のハクビシンの忌避剤やくん煙剤をまくことで効果が得られます。
しかし、時間が立てば効果は薄くなっていきます。
ハクビシンが来なくなるまで定期的におこなう必要があります。
ハクビシンが苦手な音や光を放つ
ハクビシンの嫌いな音(超音波)や強烈な光で駆除するのも1つの手段です。
ただし、ハクビシンには超音波も強烈な光も効かないという情報もあります。
「車のヘッドライトよりも明るい光を照射しても驚く様子すらなかった」という検証結果もあるため、音や光を使った対策の効果は期待しないほうがいいでしょう。
参考文献
江口 祐輔.農作物を守る鳥獣害対策.誠文堂新光社,2018
また、音も光も近隣の人たちに迷惑がかかる場合があるので、その点でもおすすめできません。
より完璧にハクビシンの予防をしておきたいなら、害獣駆除110番までご連絡ください。
弊社に加盟するプロが技術を駆使し、ハクビシンを徹底的にシャットアウトいたします。
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ハクビシンは法律違反をさけて駆除しよう
ハクビシンの駆除をする際に、法律に違反してはいけません。
法律に違反することなく駆除をするように注意が必要です。
ハクビシンは生息地域ごとのルールで守られている
ハクビシンは「鳥獣保護法」という法律で守られています。
そのため、素人が許可なく傷付けたり捕獲したりすると、罰金が発生することもあるので注意しましょう。
生育地域ごとのルールに従うことが大切です。
ハクビシンは有害鳥獣に指定されているからと、勝手に駆除してはいけません。
ハクビシンを天敵やグッズだけで駆除できなかったらプロに相談する
ハクビシンは動物なので、思い通りに駆除できるとは限りません。
駆除するには相当な根気と準備がいるため、失敗するときもあるでしょう。
「うまくいかなかった」「自力での対処が難しい」と感じたら、業者に相談するのが賢明です。
業者に依頼するときは、ハクビシン駆除の相場を確認して、複数の業者で相見積りをしましょう。
自分の悩みにあったよい業者を見つけることができます。
どんな業者に依頼したらいいかわからないときは、害獣駆除110番がおすすめです。
駆除から予防まで一貫しておまかせいただけるうえ、無料で現地調査もいたします※。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。
まとめ
今回はハクビシンの天敵についてお伝えしてきました。
- ハクビシンの天敵は犬、アライグマ、猛禽類など
- 天敵の姿を見せたり糞尿をまいたりする撃退法がある
- 法律で守らているため、傷つけたり捕まえたりできない
ハクビシンは私たち人間の生活に害を及ぼします。
住宅に住み着いたり、農作物・畑を荒らす厄介ものです。
手遅れになる前にハクビシンを駆除することが大切なのです。
しかし、ハクビシンは追い払っても戻ってきてしまったり、今回ご紹介したハクビシンの撃退法がうまくいかないときもあります。
うまくハクビシンを駆除できないときは業者に依頼しましょう。
業者は害獣駆除の資格も持っているので、法律的にも安心です。
迅速かつ安全に対処してくれます。
業者を選ぶときは先述したポイントを押さえると、自分にあった、よりお得に駆除をしてくれる業者が見つかります。
今回の記事が、みなさんのお悩みに役立てたら幸いです。