ハクビシンの死骸を発見した場合、どこに死体があるかによって対処法が変わります。
①ハクビシンの死骸が自宅の敷地内以外にあった場合
死骸のある場所を管理している人に処理をまかせられます。
死骸のある土地の管理者に連絡して処理をしてもらいましょう。
②ハクビシンの死骸が自宅の敷地内にある場合
自分で廃棄物として処理をする必要があります。
しかし、ハクビシンの死骸は非常に不潔で、素手で触ったりすると健康被害を受けることもあるため、細心の注意を払ってください。
ただ、ハクビシンの死骸が自宅の敷地内にあったら、やはりいい気分はしませんよね。
死体にさわれないという人も多いかもしれません。
そんな方には業者にまかせるという方法もあります。
害獣駆除110番なら電話一本で弊社加盟店スタッフが迅速に駆け付け、ハクビシンの死骸を片付けたうえで、その後の清掃・消毒までいたします。
悪臭などが残る心配もありません。24時間365日いつでもお電話お待ちしております。
ハクビシンの死骸処理はその土地の管理者がする必要がある
ハクビシンの死骸は基本的に廃棄物として扱われます。
廃棄物の処理に関しては、廃棄物処理法第5条第1項で以下のように定められています。
土地又は建物の占有者(占有者がない場合には、管理者とする。以下同じ。)は、その占有し、又は管理する土地又は建物の清潔を保つように努めなければならない。
出典:廃棄物の処理及び清掃に関する法律 | e-Gov法令検索
要するに、その土地を管理している人はその場所をキレイにしておかなければならないという意味です。
そのため、ハクビシンの死骸が自分の土地以外にあった場合は、自分で処理する必要はありません。
その土地の管理者に連絡してキレイにしてもらいましょう。
管理者がわからない場合は一度その土地を管理している市役所などに連絡して、対応してもらってください。道路や公園といった公共の場所にある場合も無料で自治体にまかせられます。ちなみにペットの猫や犬も自治体が引き取ってくれることが多いです。
ただ、ハクビシンの死骸が自分の土地にあった場合は、自分で処理をする必要があります。
死骸には病原菌や衛生害虫が繁殖していることも多いため、安全に処理する自信のない方は害獣駆除110番をご利用ください。
死骸の処理だけでなく、清掃や消臭といったその後に必要な作業まですべておまかせいただけます。
※1 対応エリア・加盟店・現場状況等により記載内容の通りには対応できない場合がございます。※2 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。
自分でハクビシンの死骸を処理する際は健康被害に細心の注意を
ハクビシンの体には、人に害を与える可能性もある多くの病原菌や衛生害虫が生息しています。
これは死骸であっても同様で、不用意に近づいたりするとダニやノミによる皮膚病、空気中の病原菌を吸い込んだことによる食中毒などの病気を起こすこともあるほどです。
ハクビシンの死骸を自分で処理する場合は感染症に細心の注意を払ってください。
死骸の処理に必要な道具
死骸の処理で重要なことは素肌に病原菌やダニ・ノミがつかないようにすることと、死骸のあった場所をしっかり消毒することです。
そのためにも、以下のものは用意しておきましょう。
- 肌の露出が少ない服装
- マスク
- ゴム手袋
- 殺虫剤
- 新聞紙
- ゴミ袋
- 雑巾
- アルコールやエタノールなどの消毒剤
殺虫剤が必要な理由は、死骸に繁殖しているダニやノミが駆除の際、空気中に巻き上がらないようにするためです。
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死骸処理の手順
作業内容 | 補足 | |
---|---|---|
1 | 死骸に殺虫剤を散布 | 死骸にまんべんなくふきかけてください。もしフンなどが周囲にある場合はそちらにも散布します。 |
2 | 新聞紙で包む | 死骸が見えなくなるまで多めに新聞紙でしっかり包んでください。フンなどがある場合はそちらも一緒に回収します。 |
3 | ゴミ袋に入れる | 「燃えるゴミ」として出せる自治体が多いですが、違う場合もあるため念のため確認しておきましょう。 |
4 | 清掃 | 死骸のあった場所を濡らした雑巾でふき取った後、アルコールやエタノールを使って消毒をしてください。 |
ハクビシンの死骸を処理する手順は以上で完了です。
「やっぱり不潔なものに近づきたくない……」という方は、害獣駆除110番までご連絡ください。
死骸の処理から清掃まですべておまかせいただけます。
※1 対応エリア・加盟店・現場状況等により記載内容の通りには対応できない場合がございます。※2 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。
ハクビシンの死骸処理後は再侵入の対策も不可欠
ハクビシンを見つけた場所が屋根裏や床下などだった場合、どこかに侵入口があるということです。
放っておくと、再度ハクビシンが侵入してくる可能性もあります。
ハクビシンは頭さえ入ればどんなところからでも侵入できるといわれています。
その隙間の大きさは具体的には直径9cmほど、ちょうどトランプの長辺と同じくらいの幅です※。
そのため、家中にある外とつながっている小さな隙間のほとんどを塞ぐ必要があります。
ハクビシン以外にも屋根裏に侵入する野生動物対策をする
また、住居に侵入しやすい野生動物はハクビシンだけではありません。
最近ではイタチやタヌキ、アライグマといった害獣による被害も増えてきています※。
どれも住居に侵入して食べ物を荒らしたり、糞をまき散らしたりする可能性のある有害鳥獣です。
こうした被害を防ぐ一番の防除方法は、まず侵入を許さないことです。
そのためにも、侵入口となりそうな部分すべてを塞いでおく必要があります。
ただ、侵入口の特定は非常に難しい作業なため、プロにまかせたほうが確実です。
害獣駆除110番までご連絡いただければ、ハクビシンの侵入口の特定から対策までおこなわせていただきます。
害獣の被害から解放されるためにも、ぜひご利用ください。