「夜中に屋根裏を走り回る音がして眠れない」
「ひどい悪臭がする」
そんなイタチの被害にお悩みの方。
一刻も早くイタチを駆除して、平穏な暮らしを取り戻したいですよね。
イタチは厄介な害獣で、家の中に侵入されて住み着かれてしまうと、建物や人に深刻な被害をもたらしかねません。
しかしご安心ください。
この記事では、イタチの駆除方法や対策商品、再侵入防止方法などについて説明しています。
自力でイタチを駆除する手軽な方法を紹介していますので、ぜひ実践してみてください。
速やかにイタチを駆除し、1日も早く平穏な生活を取り戻すお手伝いをいたします!
イタチの無許可での捕獲・殺傷は法律で原則禁止
イタチは「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護管理法)」で保護されているため、無許可での捕獲や殺傷が原則禁止されています。
なお、イタチのメスについては非狩猟鳥獣に指定されているため、捕獲などが許可されません。
駆除には追い出し駆除と捕獲駆除の2種類がありますが、捕獲駆除には原則として許可が必要です。
- 追い出し駆除
-
家に住み着いたイタチに直接なにかするのではなく、匂い、音、光などを使って追い出す
- 捕獲駆除
-
ワナを使ってイタチを捕獲し、遠く離れた場所で解放する
どちらの駆除方法でも、イタチがいなくなったあとの清掃や再度侵入されないような対策が必要です。
まずは、2種類の駆除方法について詳しく説明していきます。
イタチを追い出し駆除する方法
家の中に侵入したイタチに対して、イタチが嫌がる匂い、音、光などを使って追い出します。
それぞれの方法と、おすすめの商品について紹介します。
イタチが嫌がる匂いで追い出す方法
イタチの嗅覚を刺激する強烈な匂いを発する薬剤を使って追い出します。
使用する際は、イタチが侵入口から家の外に出るように、侵入口から離れた場所に使用するのがおすすめです。
薬局などで購入できる薬剤には、以下のようなものがあります。
- 木酢液
- 竹酢液
- クレゾール石けん液
イタチの出没する場所に直接薬剤を散布する他、丸めた新聞紙などに染み込ませて絞ったものを置く方法があります。
また、害獣を追い出すための市販の忌避剤(きひざい)を購入すればさらなる効果が期待できます。
通販で購入できる忌避剤の例をご紹介します。
参考価格 | Amazon:1,298円 楽天市場:1,319円 Y!ショッピング:1,430円 |
容量 | 300mL |
効果期間 | 約3ヵ月 |
特徴 | 害獣が嫌がる13種類の植物成分を配合したゲルタイプの忌避剤 天然植物エキスを使用 |
※参考価格は2023年11月3日時点のAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの価格(税込み・東京都への送料込み)です。
大きな音(超音波)で追い出す方法
手軽な方法は、イタチの出没する屋根裏や床下などを棒などで叩いて音を出し、イタチを驚かせることです。
侵入口がわかっていれば、逆側からそちらに追い込むようにすると追い出しに成功しやすいです。
忌避剤は人によっては匂いが気になるおそれがありますが、音ならその心配はありません。
とはいえ、あまり強い力で叩くと建物を傷つけてしまうため、何度か試して効果がないようであれば別の方法を試しましょう。
また、人には聞こえず動物にのみ聞こえる音域の音(超音波)を出す市販の害獣撃退器もあります。
通販で購入できる害獣撃退器の例を紹介します。
参考価格 | Amazon:3,680円 楽天市場:3,880円 Y!ショッピング:3,665円 |
サイズ | 17.4×11.4×9.2cm |
重量 | 360g |
特徴 | 赤外線探知機能 LEDフラッシュライト機能 防水機能(IP54) ソーラーエネルギー&充電式バッテリー |
※参考価格は2023年11月3日時点のAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの価格(税込み・東京都への送料込み)です。
強い光で追い出す方法
夜行性のイタチを点滅する光で驚かせます。
イタチの出没する屋根裏や床下などに設置し、夜間に点灯します。
クリスマスのイルミネーションの飾りなども使用できますが、電球による火災には注意が必要です。
使用の際は、安全のために次の2点を確認してください。
- 発熱しにくいLED電球である
- 電球や配線の周りに燃えやすいものがない
また、アルミホイルをライトの周囲に設置すると、光が散乱してより広範囲に届くようになります。
参考:大阪府|イタチでお困りの方へ(最終閲覧日:2023年11月2日)
通販で購入できるLEDフラッシュライトの例を紹介します。
参考価格 | Amazon:1,293円 楽天市場:2,257円 Y!ショッピング:1,407円 |
サイズ | 27×12.8x6cm |
重量 | 90g |
効果 | 10時間/日 点滅条件で約30日間(新品アルカリ電池使用) ※点滅開始時間・電池の種類により電池寿命は変動 |
特徴 | 暗くなると自動でLEDが点灯 青色LED×6球使用 |
※参考価格は2023年11月3日時点のAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの価格(税込み・東京都への送料込み)です。
※1 対応エリア・加盟店・現場状況等により記載内容の通りには対応できない場合がございます。※2 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。
イタチを捕獲駆除する方法
イタチ捕獲の手順を簡単にまとめました。
- 小型動物用の箱罠を用意する
- 箱罠にイタチの好物(唐揚げなど)を仕掛ける
- イタチが生息している場所に設置する
- 箱罠を毎日点検する
- 離れた場所に放獣する
自力でのイタチ捕獲について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
冒頭でもお伝えしましたが、イタチは鳥獣保護管理法で保護されているため、無許可での捕獲や殺傷が原則として禁止されています。
例外としてイタチの捕獲ができるのは、都道府県知事の許可が得られた場合など、一定の場合に限られます。
野生の鳥獣によって被害があり、各種の被害防止対策では十分でないと認められた場合、被害の防止や軽減のために有害鳥獣の捕獲の許可を申請できる
参考:農林水産省|鳥獣被害対策関連法令(最終閲覧日:2023年11月2日)
イタチの捕獲には資格や許可が必要になるうえに、捕まえたあとのイタチの処理もしなければならないため、自力でおこなうのはハードルが高くなります。
また、イタチのメスは狩猟鳥獣から除外されており、捕獲などは許可されていません。
許可を取らず手軽にできるのは、忌避剤などを使いイタチを家から追い払うことです。
イタチを追い払えず、駆除をしたいという場合はプロの駆除業者に依頼をおすすめします。
イタチを寄せ付けない方法
イタチをただ家から追い出しただけでは、また戻ってきてしまう可能性があります。
イタチにもう家の中に侵入されないよう、しっかりと対策をしましょう。
再侵入対策としては、次のようなものがあります。
- イタチの侵入口を塞ぐ
- エサになるものを取り除く
- 忌避剤などで寄せ付けない
それぞれの対策について、詳しく説明していきます。
イタチの侵入口を塞ぐ
まず重要なのは、イタチが家の中に侵入するために使う侵入口を塞ぐことです。
イタチが自由に出入りできないよう、パテや目の細かい金属製のネットなどで塞ぎましょう。
イタチはわずか3cm程度の隙間や穴からでも侵入できるため、次のような場所が侵入口になる可能性があります。
- 屋根と屋根の重なりにできた隙間
- 外壁に開いた穴
- 配管の貫通部分
- 換気扇や通気口
- 基礎の周りにできた隙間
わずかな隙間や穴をすべて確認し塞ぐのには大変な手間と時間がかかり、家が広いほどより困難な作業になります。
その場合は業者に任せるのがいいでしょう。
イタチのエサになるものを取り除く
家の周りから、イタチのエサになりそうなものをできるだけ取り除きます。
雑食性のイタチにとっては、家庭から出る生ゴミもエサになります。
イタチに食べられないよう、放置せずフタつきのゴミ箱などでしっかり管理しましょう。
また、家にネズミがいるとネズミをエサにするイタチも寄ってきてしまうため、ネズミも駆除する必要があります。
エサをなくすのはネズミ対策にもなりますが、すでに家の中に入ってしまったネズミは粘着シートなどで駆除しなければいけません。
ネズミ駆除の詳しい方法はこちらの記事をご覧ください。
イタチが嫌がる匂いなどで寄せつけない
イタチを家から追い出すのにも使用した匂い、音、光、忌避剤などの方法を、イタチが出ていったあとも継続的におこないます。
一度は驚いて逃げ出したイタチは、危険がないと認識するとまた戻ってきてしまいます。
「イタチにとって人家が安全ではない場所」だと強く認識させ、近づかせないようにすることが重要です。
ここまで自力でできるイタチ駆除・対策の方法をご紹介してきましたが、駆除の効果が実感できなかったり、家が広くて対策が難しかったりすることもあります。
そのときは害獣駆除業者に頼るべきです。
しかし「害獣駆除業者に依頼したことがないから不安」という方も多いはず。
まずは特に気になる、費用についてご紹介していきます。
※1 対応エリア・加盟店・現場状況等により記載内容の通りには対応できない場合がございます。※2 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。
害獣駆除業者にイタチ駆除を依頼する場合の費用
イタチの駆除を業者に依頼した場合、費用は次のような条件によって大きく変わります。
- イタチによる被害の程度
- 敷地の広さ
- 必要な再侵入防止策の規模など
イタチによる被害が大きく、家の敷地が広いほど作業量が増え、費用もかかります。
実際にプロの業者に現場の状況を見てもらい、見積りをとることが重要です。
参考として、弊社に寄せられたご依頼と実績から、イタチ駆除の平均費用を算出しました。
すると、平均費用は約19万円という結果になりました。
「高い!」と思われるかもしれませんが、5万円~10万円未満の割合がもっとも大きいため、被害が小さいうちに相談すれば費用を抑えられるかもしれません。
イタチ駆除の費用について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
イタチ駆除のご相談は害獣駆除110番へ!
イタチの駆除業者探しは、害獣駆除110番にお任せください。
ご依頼いただければ、弊社の加盟店が調査や駆除だけでなく、害獣に汚された箇所の消毒や清掃までおこないます。
自力では難しい以下のような作業にプロの技術で対応します。
- 侵入経路の特定
- イタチの追い出し
- フン尿の清掃と消毒
- 侵入口の封鎖
まずはお見積りだけでもお試しください。
調査・お見積りは無料※なので、お気軽にご依頼いただけるサービスです。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積もりに費用をいただく場合がございます。
「自分で業者を探すのはめんどう」という方は、ぜひ電話やメールでご相談ください。
※1 対応エリア・加盟店・現場状況等により記載内容の通りには対応できない場合がございます。※2 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。
業者絞り込み検索機能で業者を探そう
害獣駆除110番では電話やメールによるご相談以外にも、業者絞り込み検索機能を公開しています。
業者絞り込み検索とは、業者の条件を選択すると条件どおりの業者が表示されるツールです。
対応害獣、保証など細かく絞り込めるため、希望にあった害獣駆除業者がすぐに見つかるでしょう。
条件を指定して検索ボタンをクリックしてください。(複数可)
「自分で業者を選びたい」という方は、業者絞り込み検索がおすすめです。
ぜひ利用しやすい方法でイタチを駆除する業者を探してください。
ここまでは、イタチの駆除方法について説明しました。
次に、イタチの生態について紹介していきます。
「そもそもイタチってどんな動物なの?」と疑問や不安を抱いている方はぜひご覧ください。
イタチの基本的な生態
イタチの生態としては、以下のようなものがあります。
- イタチの習性
-
冬眠をせず1年中活動します。
基本的に夜行性ですが昼に活動することもあります。同じ場所にフンをする、ためフンという習性があります。 - イタチの食性
-
イタチは肉食寄りの雑食性で、おもにネズミ、カエル、トカゲなどを捕食します。
代謝がよく、1日に体重の約40%の重さのエサを食べます。 - イタチの性格
-
気性が荒く、自分の体より大きな獲物を襲って捕食することもあります。
縄張りに入ったものに対しても、噛みついたりひっかいたりして攻撃します。
イタチの生態について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
また、家に入り込んでいる動物がイタチだと思っていたら、じつはネズミやハクビシンなど、イタチ以外の他の害獣だったという場合もあります。
害獣の種類が違えば対策も変わるため、特に自分で対策する場合は種類の見極めが必要です。
害獣の見分け方について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
次に、イタチによる被害にはどのようなものがあるのかを紹介していきます。
イタチによる代表的な4つの被害
イタチによる被害には、次のようなものがあります。
- 夜間の騒音被害
-
基本的に夜行性のため、夜中に走り回る騒音に悩まされることがあります。
昼間は休息し、日没後に活発になって深夜でも大きな音を立てて安眠を妨害します。 - フンによる悪臭、建物への被害
-
イタチのフンは強い悪臭を放つうえに、同じ場所にどんどん溜まっていきます。放置していると建物が傷み、木材が腐って天井が落ちてしまうこともあります。
- 感染症を媒介する危険性
-
野生動物であるイタチは、さまざまな感染症を媒介する可能性があります。
人やペットが引っ掻かれたり噛まれたりすることによる感染症に、十分な注意が必要です。 - 農作物や家畜への被害
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イタチは雑食性で、人の育てている農作物が食べられたり、飼っているニワトリなどの家畜が襲われたりする被害が出ています。
イタチは騒音や悪臭だけでなく、感染症を媒介する危険性もあり、被害が悪化しないうちにできるだけ早く対処する必要があります。
イタチによる被害について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
まとめ
最後に、この記事の重要なポイントをまとめました。
- イタチを無許可で捕獲・殺傷するのは原則禁止
- イタチは匂い・音・光で追い出す
- 追い出したあとは侵入対策をする
- 難しい場合は無理せず害獣駆除業者に依頼する
イタチが家に住み着いてしまうと、夜中の騒音や悪臭など、さまざまな悪影響があります。
さらに放置すれば、家の天井が抜ける、感染症を媒介するなど、建物や人に深刻な被害をもたらしかねません。
家の中にイタチが入り込んだときは、匂いや光、音などを使ってできるだけ早く追い出し、再侵入対策をすることが重要です。
「イタチが追い出せない」「自力で対処するのが難しい」といった場合は、技術と経験のあるプロの害獣駆除業者に依頼することをおすすめします。
害獣駆除業者選びでお困りの際は、害獣駆除110番までお気軽にご相談ください。
24時間365日、いつでも無料でご相談を受け付けています。
全国の加盟店のなかから、お客様のご希望に沿った最適な業者を厳選してご紹介いたします。