「窓ガラスの交換は自分でできるの?」
答えはずばり「できる」です。
窓ガラスの交換には手順があるので、それを覚えれば誰でもできます。
ただし、自分でやるからこそ出てくる注意点もいくつかあります。
当記事は、自分で窓ガラスを交換したい方に向けて、以下の内容を解説します。
- DIYで窓ガラス交換する際の注意点
- 窓ガラス交換の流れ
- 窓ガラス交換の工程
- ガラス業者を利用するメリット
- ガラス業者の料金体系
- 各ガラスの交換費用
当記事を読めば、今あなたが抱えている窓ガラス交換の疑問や不安をまるっと解消できます。
「本当に自分でできるかな……?」と迷っている方は、ぜひ読んでみてください。
※今回は2枚の窓をスライドさせて使う引き違い窓の交換方法を解説します。
※掲載価格はガラス業者3社の平均価格です(2022年12月2日時点)
DIYで窓ガラス交換する際の注意点
窓ガラス交換はDIYできますが、けがのリスクや手間など、自分でやるからこその注意点もあります。
この点を理解しておかないと、作業を始めてから「こんなに大変なんて知らなかった」と後悔する事態にもなりかねません。
まずはDIYの注意点を理解して、本当に自分でできるか考えてみましょう。
けがをする危険性がある
窓ガラスは小窓のガラスでもそれなりの重さがあります。
例えば、厚さ3mm×90cm×90cmの窓ガラスだと約6kg(※)です。
当然、もっと大きなガラスになればかなりの重さになるので、無理して作業すると腰を痛めたり、破片で手をけがしたり、思わぬけがをする危険性があります。
※株式会社アートテック「ガラス重量の計算方法について」を参照
慣れていない人は時間がかかる
慣れない人にとっては、重たいガラスを取り外すだけでも重労働です。
ガラスを外したあとも、新しいガラスを割らないようにはめ込んで、きちんと動くか確認が必要です。
さらに外したガラスは、お住まいの地域で決められた方法で安全に処分しなければなりません。
スムーズに進んでも半日から1日はかかってしまうでしょう。
業者のようにきれいに仕上げるのは難しい
DIYが得意な人でも、業者のような仕上がりにするのは難しいです。
また、作業のスピードもぜんぜん違います。
ただ、これは経験や知識の差であり、仕方ない部分です。
早く確実に交換するなら業者に頼むのが確実です。
業者とDIYにはどれくらい費用差がある?
とはいえ、安く済むなら自分でやりたいと思う方も多いでしょう。
そこで業者を利用した場合とDIYした場合でいくら変わるのか調べてみました。
まずは業者を利用した場合です。
弊社加盟店の実績から算出したガラス修理交換費用は35,632円です。
集計期間:2019年1月~2021年12月(5,964件)
集計対象:弊社運営サイト全体におけるガラス修理・交換の施工実績
集計方法:対象の平均値を算出(※)し、小数点以下を四捨五入
※大規模な施工など特殊なケースを除く費用の平均値を算出するため、上下2.5%の施工費用を異常値として集計対象から除外しています。
続いてDIYした場合です。
道具を揃えるのにかかるお金は11,110円です。
内訳は以下をご覧ください。
DIYに必要な道具
道具 | 料金 |
---|---|
透明ガラス(単価) | 8,110円 |
プラスドライバー | 1,800円 |
ゴムハンマー | 980円 |
軍手 | 110円 |
カッター | 110円 |
合計 | 11,110円 |
※透明ガラスは90cm×90cm、厚さ3mmの金額です
※プラスドライバーとゴムハンマーは後述している商品です
※軍手とカッターは100円ショップのものを想定しています
自分で交換する場合は、業者依頼より約24,000円安くなることがわかりました。
DIYの交換方法は次章から解説していくので、安く交換したい方はこのまま読み進めてください。
ここまで読んで少しでも不安を感じた方は、無理せずガラス業者に依頼することをおすすめします。
該当する方は「ガラス業者に頼めば安全で早い」から読み進めてください。
自分で窓ガラスを交換する流れ
自分で窓ガラスを交換する流れは以下のとおりです。
詳しくは後述するので、ここではどのような工程があるのかざっくりと理解していただければと思います。
- ガラスを採寸する
- 新しいガラスを注文する
- ガラスを交換する
1ではサッシを分解しない測り方と、分解して直にガラスのサイズを測る方法があります。
分解しない方法では、サッシの高さと幅の内寸を測ったあと、「飲み込み」とよばれるガラスとサッシが重なって見えない部分の寸法を足して、ガラスのサイズを算出します。
そして、測ったサイズをもとに新しいガラスをオーダーします。
今回は次の9種類をご紹介しています。
- 透明ガラス
- 型板ガラス
- すりガラス
- 強化ガラス
- 網入りガラス
- 防犯ガラス
- 複層ガラス
- Low-E複層ガラス
- 真空ガラス
新しいガラスが届いたら次の手順で交換します。
- サッシを外す
- 古いガラスを外す
- 新しいガラスにグレチャンを巻く
- 新しいガラスをはめ込む
- 外したサッシをはめ込む
各工程の詳しい手順は後述するのでこのまま読み進めてください。
【工程1】ガラスを採寸する
まずはガラスを採寸しましょう。
事前にきちんと測っておけば、新しいガラスのサイズ間違いを防げます。
採寸の方法は2通りあるので、解説を読んで自分がやりやすい方法をお試しください。
- サッシを分解せずに測る方法
- サッシを分解して測る方法
サッシを分解せずに測る方法
まずはサッシを分解しない測り方を解説します。
1人で外すのが難しい大きな窓ガラスはいったんこの方法で測り、手伝ってくれる人が揃ってからサッシを外すと安全です。
1.サッシの内寸(高さと幅)を測る
サッシの高さと幅を測りましょう。
このとき内側にあるゴムパッキンからではなく、アルミサッシからアルミサッシまでの長さを測りましょう。
2.ガラスとサッシが重なった部分の寸法を足す
続いて、測った内寸にガラスとサッシが重なって見えない部分の寸法をそれぞれ足します。
これは飲み込みといって、サッシにガラスをはめ込むために必要なスペースのことです。
飲み込みの長さは、一般的な単板ガラス(1枚ガラス)であれば約6mmです。
複層ガラスなどはメーカーやサッシの種類で異なるため、メーカーもしくはガラス業者にご確認ください。
あとは、ガラスの高さと幅の内寸にそれぞれ12mm(6mm+6mm)を足すとサイズを割り出せます。
例えば高さの内寸90cm、幅の内寸70cmの場合、飲み込みを足したガラスのサイズは高さ91.2cm、幅71.2cmになります。
サッシを分解して測る方法
次はサッシを分解して測る方法を解説します。
作業するときは手をけがしないように厚手の軍手をはめましょう。
また、外したサッシを置くための毛布なども用意しましょう。
1.外れ止めを解除する
まずサッシ枠についている外れ止めを解除します。
外れ止めは窓ガラスの落下を防ぐためのもので、サッシの上側または側面にあることが多いです。
近くに下図のようなシールが貼られているので、探すときの目安にしてください。
外れ止めの解除方法はシールに書かれているので、指示にしたがって解除してください。
ただし、ネジを緩めるときは完全に外さないようにしましょう。
ネジが抜けると内部の部品が外れ、最悪元に戻せなくなるおそれがあるからです。
なお、外れ止めは「サッシに取り付けられた」ものと「レールに取りつけられた」ものがあります。
それぞれの解除方法を紹介するので、参考にしてください。
- プラスドライバーでネジを反時計回りに回して緩める
- .外れ止めをいちばん下まで押し下げる
- 外れ止めのネジを緩める
- ロックを端にずらす
外れ止めを解除できたら、サッシを外しましょう。
サッシを上に持ち上げ、斜めにして自分側に引き抜くと簡単に外れますよ。
サッシの2辺のネジを外す
続いてプラスドライバーでサッシ枠の縦と横2辺のネジを外しましょう。
全て外さなくても簡単にガラスを外せます。
2辺を外すと下図のようなL字になります。
サッシの下部分のネジは上下2つありますが、上のネジだけ外してください。
下側のネジはサッシ枠がレールを滑るために必要な戸車の調整ねじです。
サッシ枠からガラスを外す
サッシ枠がL字になればガラスを外せます。
ガラスにはグレチャンとよばれるゴムパッキンが巻かれているので、手をけがしないように気を付けながら外しましょう。
グレチャンを外したら、ガラスの高さと幅を測りましょう。
【工程2】新しいガラスを注文する
サイズを測れたら、ガラスのオーダーショップなどから新しいガラスを注文しましょう。
ガラスはおもに9種類あります。
- 透明ガラス
- 型板ガラス
- すりガラス
- 強化ガラス
- 網入りガラス
- 防犯ガラス
- 複層ガラス
- Low-E複層ガラス
- 真空ガラス
型板ガラス、すりガラスは表面を加工し、不透明にしたガラスです。
光を通しながら視線も遮れるので、人の視線が気になる浴室ドアや玄関の引き戸のガラスによく使われます。
強化ガラス、網入りガラス、防犯ガラスは熱や衝撃に強く、割れにくいのが特徴です。
複層ガラス、Low-E複層ガラス、真空ガラスは断熱性や遮熱性に優れています。
これらには夏の暑さをやわらげたり、冬の気温差による結露を軽減したりする効果があります。
各ガラスの詳しい解説は、ガラスの種類の解説記事をご覧ください。
【工程3】ガラスを交換する
新しいガラスが届いたら、いよいよガラスを交換しましょう。
おもな手順は次のとおりです。
- サッシを外す
- 古いガラスを外す
- 新しいガラスにグレチャンを巻く
- 新しいガラスをはめ込む
- 外したサッシをはめ込む
必要な道具
交換には以下の道具を使います。
ご自宅にない場合でも、すべて通販やホームセンターなどで購入できます。
おすすめ商品もご紹介しているので合わせて参考にしてください。
- 軍手
- カッター
- 毛布(ガラスを床に仮置きするときに使います)
- プラスドライバー
サッシのネジを外すのに使います。
価格 | 1,800円 |
ゴムハンマー
ガラスが外れないときに叩いて外します。
叩く面がゴムなのでガラスを傷つけません。
価格 | 980円 |
グレチャン
ガラスに巻かれているゴムパッキンです。
前と同じガラスに交換する場合は、グレチャンがきれいならそのまま使うこともできます。
劣化していて取り替える場合は、サッシの溝幅とガラスの厚みに合うものを選びましょう。
サッシの溝幅はイラストの矢印部分を測ってください。
手順1.サッシを外す
まずは既存のサッシを外しましょう。
手順は次のとおりです。
- プラスドライバーで室内側の窓の外れ止めのネジを反時計回りに回して緩める
ネジを完全に外さないように注意! - 外れ止めをいちばん下まで押し下げる
- サッシを上に持ち上げ、斜めにしてレールから外す
- 床に敷いた毛布の上などに仮置きする
手順をまとめた動画
手順2.ガラスを外す
続いてサッシからガラスを外します。
ここからは、けが防止用に軍手を着用して作業しましょう。
- サッシの2辺のネジを外す
サッシ下側にある上下2つのネジは上のネジだけ外す - ガラスを外す
手順をまとめた動画
手順3.新しいガラスにグレチャンを巻く
新しいガラスにグレチャン(ゴムパッキン)を巻きます。
難しそうに聞こえますが、しっかりコツを押さえれば誰でも簡単にきれいに巻けますよ。
- 巻き始めをガラスの中央にマスキングテープで固定する
- .ガラスの中央から巻いていく
【コツ】引っ張りすぎずに余裕をもたせながら巻いていく - ガラスの角にきたら角に合わせて切り込みを入れる
【コツ】角が見えるくらい深く切り込みを入れる - 巻き始めまで1周させる
【コツ】ガラスを回転させながら巻くとやりやすい - 1周したら5mmほど長く余裕をもって余りをカットする
- 隙間がないようにしっかりはめ込む
手順をまとめた動画
手順4.新しいガラスをはめ込む
新しいガラスにグレチャンをしっかりと巻いたらサッシにはめ込みます。
サッシの溝にしっかりはまったら、最初に外した2辺のサッシ枠を取り付け、ネジを締めましょう。
手順5.外したサッシをはめ込む
最後に、ガラスをはめ込んだサッシを元に戻します。
外したときの手順と逆の手順で、しっかりとはめ込みましょう。
- サッシを斜めにしながら窓枠に入れ、しっかりとレールにはめ込む
- 外れ止めを上にあげる
- 外れ止めのネジを締めなおす
ガラス業者に頼めば安全で早い
ここまで、自分でガラスを交換する手順を解説しました。
もし「大変そう……」と感じたら無理せず業者に依頼することをおすすめします。
最初に解説したように、ガラスは扱い方を間違えると大けがすることもある危険なものだからです。
ガラス業者はガラスの知識はもちろん、積み重ねた修理交換の経験があるので、自分でやるよりも安全で早いです。
古いガラスも引き取ってもらえる
ガラス業者に依頼すれば、古いガラスを引き取ってもらえることが多いです。
引き取り料金は無料のところが多いですが、有料のところもあります。
業者のホームページをご確認いただくか、依頼時にお問い合わせください。
当サイト「ガラス110番」加盟店は割れたガラスの処分も承ります。
※別途料金をいただく場合がございます。
ガラスの交換から処分までいちどに済ませたい方は、ぜひいちどご相談ください。
業者の交換料金は「ガラス代+施工費+諸経費」
ガラス業者の交換料金の内訳は「ガラス代+施工費+諸経費」です。
ここでは施工費を含めた交換費用を、ガラスの種類ごとにご紹介します。
おもなガラスの平均の交換費用
9種類のガラスの交換費用(施工費込み)を表にまとめました。
費用のイメージがつかない方はぜひ参考にしてみてください。
一般的なガラスの交換費用
一般的なガラスの交換費用は下記のとおりです。
透明ガラス
90cm×90cm
- 3mm
-
14,533円
- 4mm
-
─
- 5mm
-
19,366円
90cm×180cm
- 3mm
-
19,366円
- 4mm
-
─
- 5mm
-
25,666円
型板ガラス
90cm×90cm
- 3mm
-
─
- 4mm
-
14,133円
- 5mm
-
─
90cm×180cm
- 3mm
-
─
- 4mm
-
19,666円
- 5mm
-
─
すりガラス
90cm×90cm
- 3mm
-
16,366円
- 4mm
-
─
- 5mm
-
─
90cm×180cm
- 3mm
-
23,133円
- 4mm
-
─
- 5mm
-
─
強度の高いガラスの交換費用
強度の高いガラスの交換費用は下記のとおりです。
- 強化ガラス(5mm)
-
- 90cm×90cm
-
25,667円
- 90cm×180cm
-
31,833円
- 網入りガラス(6.8mm)
-
- 90cm×90cm
-
透明:23,400円
型板:17,866円 - 90cm×180cm
-
透明:36,800円
型版:26,200円
- 防犯ガラス(透明ガラス3mm)
-
- 90cm×90cm
-
中間膜30ミル(約0.8mm):34,100円
中間膜60ミル(約1.5mm):42,916円 - 90cm×180cm
-
中間膜30ミル(約0.8mm):54,500円
断熱・遮熱効果の高いガラスの交換費用
遮熱・断熱効果の高いガラスの交換費用は下記のとおりです。
複層ガラス
90cm×90cm
- 3mmガラス+空気/真空層+3mmガラス
-
28,467円
- 5mmガラス+空気/真空層+5mmガラス
-
33,967円
90cm×180cm
- 3mmガラス+空気/真空層+3mmガラス
-
45,767円
- 5mmガラス+空気/真空層+5mmガラス
-
65,300円
Low-E複層ガラス
90cm×90cm
- 3mmガラス+空気/真空層+3mmガラス
-
46,016円
- 5mmガラス+空気/真空層+5mmガラス
-
─
90cm×180cm
- 3mmガラス+空気/真空層+3mmガラス
-
78,686円
- 5mmガラス+空気/真空層+5mmガラス
-
─
真空ガラス
90cm×90cm
- 3mmガラス+空気/真空層+3mmガラス
-
54,100円
- 5mmガラス+空気/真空層+5mmガラス
-
─
90cm×180cm
- 3mmガラス+空気/真空層+3mmガラス
-
85,100円
- 5mmガラス+空気/真空層+5mmガラス
-
─
断熱ガラスは補助金制度を活用してお得に交換!
断熱ガラスへの交換には、自治体の補助金制度を活用できる場合があります。
おもな制度をまとめたのでご覧ください。
上手に活用してお得に窓ガラスを交換しましょう。
補助金制度は予算が上限に達した場合など期限より早く終了することもあります。
必ず各制度の公式サイトをご覧いただき、申請を受け付けているかご確認ください。
長期優良化リフォーム推進事業
国土交通省が推進している事業で、住宅の性能向上や子育てしやすい環境への改修に対する費用を補助する制度です。
リフォームをおこなう戸建て住宅またはマンションが対象です。
補助金額はリフォーム費用の3分の1で、限度額はリフォーム後の住宅性能に応じて変わります。
詳しくは「マンガでわかる長期優良化リフォーム推進事業」をご覧ください。
住宅エコリフォーム推進事業
国土交通省が推進している事業で、カーボンニュートラル(温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする政策目標)の実現に向けて、住宅の省エネ化を推進し、リフォームにかかる費用を補助する制度です。
補助対象になる工事はさまざまありますが、そのなかに断熱工事も含まれます。
補助金額は工事内容や実施団体(民間か公共か)によって変わります。
詳しくは「住宅エコリフォーム推進事業について」をご覧ください。
窓ガラスの交換に関するQ&A
最後に窓ガラスの交換に関するよくある質問と回答をまとめます。
まだ解決できていない疑問がある方はぜひ読んでみてください。
古いガラスはどう処分すればいい?
自分で交換作業をした場合、取り外した古いガラスの処分方法は大きく4つあります。
- 燃えないゴミに出す
- 粗大ゴミに出す
- 自分でゴミ処分場に持ち込む
- 不用品回収業者に引き取ってもらう
自治体指定のゴミ袋に入るサイズのガラスは、燃えないゴミで処分できるところが多いです。
燃えないゴミに出すときは新聞紙でしっかりと包み、見やすい場所に「危険・ガラス」などと書いて出しましょう。
一方、大きなガラスは有料の粗大ゴミ扱いになるところが多いです。
何cmから粗大ごみになるのか、お住まいの地域のゴミのルールを確認しましょう。
その他、処分方法の詳しい内容はガラス処分の解説記事をご覧ください。
ガラス交換に保険は使えないの?
割れた窓ガラスを交換する場合、割れた原因によっては火災保険を使えることがあります。
具体的なケースを挙げると次のとおりです。
- 自然災害(風災、水災、雪災、雹災)
- 外部からの飛来、衝突
- 空き巣犯に割られた
- 予測できない突発的な事故
予測できない突発的な事故は、「子供が遊んでいて割ってしまった」「つまずいて荷物がぶつかり割れた」「模様替えをしていたらうっかり家具をぶつけて割ってしまった」などがあります。
不注意やうっかりによる事故も保険の対象です。
ただ、加入している火災保険のプランによっては対象外になることもあるので、加入内容をご確認ください。
Q.「不測かつ突発的な事故」とは、具体的にどのような事故ですか?
A.不測かつ突発的な事故とは、予測不可能な事故(繰り返し同内容の事故が発生する場合を除く)で、事故の原因や事故日がはっきりしている事故です。
<事故例>
・子供が室内で遊んでいて、窓ガラスを割ってしまった(建物が保険の対象である場合)
・物を運んでいる時にバランスを崩し、ドアにあたりドアが破損した(建物が保険の対象で
ある場合)
・テレビが掃除中に倒れ画面が割れてしまった(家財が保険の対象である場合)上記のような、故意ではない、あらゆる不測かつ突発的な事故により保険の対象が損害を受けた場合補償されます。
いつの間にか、ひびや窪みが生じているなど原因が偶然な事故でない場合や、外観上のきずや汚れの場合でその機能に支障がなく使用できる場合は、お支払いの対象となりませんのでご注意ください。※「不測かつ突発的な事故」については、ご契約内容によって自己負担額が異なります。
出典:損保ジャパン
しかし、次のようなケースは保険の対象になりません。
- 割れた原因がわからない
- 経年劣化
- わざと割った
火災保険の詳しい適用条件は火災保険適用の解説記事をご覧ください。
信頼できるガラス業者の特徴は?
初めて窓ガラス交換を業者に依頼する場合、どんな業者に頼めばいいかわからない方も多いでしょう。
そこで信頼できるガラス業者に共通する特徴をまとめました。
迷ったときはぜひ参考にしてください。
見積りの対応や説明が丁寧
業者に依頼する場合、まずは見積りから始める方も多いでしょう。
見積り内容をわかりやすく説明してくれる、質問に丁寧に答えてくれる、など最後までしっかりと対応してくれる業者は、きちんとスタッフ教育が行き届いた信頼できる業者です。
料金が相場内
すでにご紹介したように、ガラスの交換費用には相場があります。
ガラスのサイズによって変動しますが、通常の透明ガラスであれば1枚1~2万円あたりが相場です。
きちんとした業者であれば、料金は相場内か相場に近い金額なはずです。
料金があまりにも相場とかけ離れている業者は注意しましょう。
もしそのような業者にあたってしまったら、いちど他の業者から見積りをとることをおすすめします。
アフターフォローがある
施工後のアフターフォローがあるかも確認しましょう。
アフターフォローがあれば、交換後に不具合が起きたときもすぐに対応してもらえます。
フォロー内容は無料点検、再修理などさまざまあるので、具体的な内容にも目を通しておくとよいでしょう。
当サイト「ガラス110番」は、ご紹介した条件を満たした優良業者をご紹介!
ご相談は24時間365日受付中です。
どうぞお気軽にお問い合わせください。