「複層ガラスに結露ができてしまう原因は何?」
「複層ガラスが結露してしまったらどうしたらいいの?」
とお困りではありませんか?
複層ガラスは結露を防止する一定の効果を持ちますが、それでも結露してしまうことがあります!
特にガラス内部に発生してしまう結露には注意が必要です。
この場合、ガラス交換するしかないためです。
この記事では複層ガラスの結露の原因や対策について詳しくお伝えしています。
この記事を読んでいただければ、複層ガラスが結露してしまう原因を知り、今後結露しないための対策がとれるようになります。
複層ガラスでも結露は発生する
複層ガラスは結露を防止する一定の効果がありますが、それでも結露してしまう場合があります。
結露は外の冷たい空気と室内の暖かい空気の温度差によって生じます。
通常の1枚仕立ての窓ガラスでは外気によって窓ガラスそのものが冷たくなり、湿度の高い室内の空気は冷たい窓ガラスに触れることで急激に冷やされ、気体の状態を保てず水分に変化し結露となります。
しかし、複層ガラスなら外気と室温の温度差を緩和できるので、結露の防止にも一定の効果が得られるのです。
空気には含むことのできる水分量に限界があり、限界量を超えてしまうと水分に変わってしまいます。
そうなると、複層ガラスにも結露が生じてしまうのです。
複層ガラスの内部が結露している場合は「封着材」に原因がある
複層ガラスは、ガラスとガラスの間の中空層が結露する内部結露が生じることがあります。
内部結露が発生している場合、ガラス間の中空層への水分の侵入を防ぐ封着剤が劣化している可能性があります。
本来であれば中空層は密閉されているはずですが、封着剤が劣化することによって空気が侵入し、結露が発生してしまうのです。
内部結露が発生すると断熱効果も低下してしまうので、早急な処置が必要です。
複層ガラスの結露対策4選
ここでは複層ガラスの表面に結露が発生しないための対策について以下の4つを詳しくお伝えしていきます。
- 換気する
- こまめにガラスを拭く
- 除湿器を使用する
- 吸水テープを貼る
これらの方法で対処すれば、結露を予防できたり被害を少なくしたりすることができます。
ぜひご自宅に合った対策をお試しください。
換気する
複層ガラス表面の結露は、室内の湿度が上がりすぎることに原因があります。
湿度の高すぎる空気では、温度差の少ない複層ガラス表面でも気体から水分に変化して結露してしまうためです。
その対策として有効なのは室内の換気です。
換気をすると空気が循環するので、室内の湿度にムラがなくなり結露を防止できます。
こまめにガラスを拭く
結露は複層ガラスの封着剤を劣化させる原因になります。
こまめにガラスを拭きとって、結露を放置しないようにしましょう。
結露を放置すると残った水分が日光などで温まり、封着材の外側の部分を剥がれやすくして劣化を促進させてしまうのです。
封着材が劣化してしまうと内部ガラスの結露にまで広がってしまうため、こまめにガラスを拭きましょう。
除湿器を使用する
除湿器は、お部屋に設置するだけで簡単に除湿できます。
室内に洗濯ものを干すときは一層おすすめです。
ガラス表面の結露は室内の湿度が高いことも原因の1つなので、湿度を下げるのは結露対策として大いに有効です。
しかし、新たに購入するとなると費用がかかります。
できるだけ費用をおさえたい場合は、窓際など湿度の多い場所に除湿剤を置くのもよい方法です。
吸水テープを貼る
吸水テープとは、発生した結露のしずくを吸い取ってくれるアイテムです。
ホームセンターなどでも売っているので手軽に入手でき、窓の下部や窓枠など結露する部分に直接貼り付けると、その水分を吸い取ってくれます。
また、テープを貼ることでガラス表面と室温の温度差を緩和するので結露の予防になる場合もあります。
複層ガラス内部の結露の対処法
複層ガラスの内部が結露している場合は、上記でご紹介したような結露対策では通用しません。
結論から言えば、最適な方法はガラス交換のみです。
ガラスを交換する
複層ガラスの内部結露は経年劣化によるものが多いので、ガラスの交換しか解決方法はありません。
内部結露を放置すると劣化はさらに進みます。
内部結露をしている複層ガラスはできるだけ早めに交換しましょう。
ドライヤーなどで温めるのはNG
内部の曇りのような状況であれば、外側からドライヤーを当てることで曇りが取れるように思われる方も多いかと思います。
しかし、中空層の閉じられた空間の水分をドライヤーで飛ばしても、再び内部で水分に戻ってしまうため、あまり意味がありません。
また、温められたガラスが冷える際に割れたりヒビが入ったりするおそれがあり危険なのでやめましょう。
複層ガラスの結露に困ったときはプロに相談する
複層ガラスが結露している場合は、早めに業者に相談しましょう。
複層ガラスの封着材はもともと中空層を密閉するためのものです。
つまり、劣化により内部に結露が発生すると、内部の水分は簡単には蒸発できません。
初めは少量の水分でも、長期間に渡って放置すればその分だけ水分は溜まり続けます。
ひどい場合は、複層ガラスの内部が水槽のようになってしまうことさえあるのです。
そうなってしまうと常にジメジメした環境になるので、カビの繁殖や床が腐食する原因になります。
アレルギーなど人体に被害が及ぶことも考えられるので早急な対応が必要です。
安心できるプロに依頼するための確認ポイント
先ほどもお伝えしましたが、複層ガラスに内部結露ができる場合はガラスの交換をしましょう。
そのまま使い続けても本来の断熱効果が得られないばかりか、人体に被害がある場合もあるためです。
新しいガラスへ交換する際、安心できるプロに頼むことが重要です。
- ガラス交換費用の内訳
- 対応のスピード
- 業者の実際の施工例
- 支払い方法
- 口コミ
ガラス交換のプロをお探しの方はぜひガラス110番までご連絡ください。
弊社には経験豊富なガラスのプロが数多く加盟しております。
全国24時間無料の相談窓口でお客様のご要望をしっかりお聞きし、ピッタリのプロをすぐに手配いたします。
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まとめ
複層ガラスは断熱効果が高く、結露防止にも一定の効果があります。
しかし、結露は室内の湿度や窓との温度差でできるので、複層ガラスでも結露する可能性があります。
複層ガラスの表面にできる結露は商品自体に問題はないので一般的な結露対策で対応できますが、内部に発生する結露は注意が必要です。
内部結露は複層ガラスの封着材の劣化によるものなので放置すればさらに劣化を促し、カビや腐食によって健康被害に繋がることもあります。
内部結露に気付いたら早めに業者へ相談しましょう。
ガラス110番は全国24時間365日【受付】対応可能ですので、結露に気づいたらすぐにご相談していただけます。
相談や見積りは無料※ですので、初めての方でも安心してご利用していただけます。
いつでもお気軽にお問い合わせください。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様の了承をいただいた上で、調査費用等をいただく場合がございます。