ガラスとプラスチックの窓の違い|特徴に合わせた家での設置場所

窓ガラス

生活に合わせた快適な窓を取り付けたり交換したりするためには、窓の種類や特徴について知る必要があります。一般的なのはガラスの窓ですが、プラスチック製の窓も場所によっては使うことができるのです。

ガラスは傷付きにくい、アクリルは割れにくい、ポリカーボネートは衝撃に強いなど種類によってそれぞれ特徴があるので、設置に適した場所は異なります。

本記事では、ガラスの窓とプラスチックの窓それぞれの詳しい特徴と適した設置場所について解説します。正しい窓の知識を得て快適な生活を手に入れましょう。

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目次

素材の特徴と適した設置場所

窓に使われる素材は、おもにガラス・アクリル・ポリカーボネートの3種類が挙げられます。天井に取り付ける天窓やお風呂場のドア、採光のためだけに取り付ける小窓などさまざまな場所の窓に使われます。

素材のよさを活かした使い方ができるように、それぞれの素材の特徴と適した設置場所を覚えておきましょう。

ガラスの特徴と設置場所

ガラスの特徴と設置場所

窓に使われる素材として、もっとも一般的なものがガラスです。熱に強く、傷も付きにくいうえに耐久性が高いため、日射しや雨風に当たることが多い場所に適しています。多くの窓にガラスが使われているのも、上記のような耐久性の高さが理由でしょう。

ただし多少のことで傷は付きませんが、物理的な衝撃には弱く割れやすいという特徴もあります。そのため、特別な加工をしていない一枚ガラスでは防犯面が心配です。防犯性能を高めたいという方は、防犯ガラスを取り付けるなどして対策をしましょう。

アクリルの特徴と設置場所

比較的ガラスに似たプラスチックの窓がアクリルです。ガラスのような色に加工したものもあります。

アクリルは透明度と耐久性が高く加工しやすいという特徴があり、建具の一部として使われることが多いです。景観が重視される、装飾のある窓や店舗などに設置するのがよいでしょう。

ただし、熱に弱いため日に当たり続けたり厨房などの温度変化の激しい場所で使用したりすると変形してしまうことがあるので注意してください。

ポリカーボネートの特徴と設置場所

ポリカーボネートは、非常に衝撃に強く割れにくいプラスチック素材の一種です。大きな衝撃に耐えられるので、子供が誤ってぶつかってしまっても割れてケガをするということが起こりにくいでしょう。

そのため、保育園などのドアに使用するのが適しています。また、紫外線や熱にも強いという特徴があり、お風呂場のドアなどにも使われることが多いです。

ただし傷が付きやすく加工が難しいので、雨風の影響を受けるような場所や装飾用の窓などで使用することは不向きな素材でしょう。

簡単に3種類の素材の特徴と適した設置場所についてご紹介しましたが、細かい種類にわければまだまだ選択肢は広がります。しかし、すべての特徴や適性を個人で把握することは難しいでしょう。

さまざまな可能性を考えて幅広い種類の中から適したものを選びたいという方は、業者に工事を依頼してください。どのように業者を選べばよいかわからないときは、弊社がご協力いたします。電話にてお悩みやご希望を伝えていただければ、対応できる業者をご紹介いたしますのでぜひ一度お電話ください。

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組み合わせるサッシの種類も重要

窓選びでは、組み合わせるサッシの種類も重要です。サッシにもアルミや木、樹脂などいくつかの種類があり、それぞれ違った特徴があります。見た目だけではない違いを知って、自分の生活環境に合うものを取り入れていきましょう。

アルミサッシの特徴

アルミサッシの特徴

アルミサッシは耐久性の高さが特徴です。サビにも強く、日ごろからこまめにメンテナンスをして清潔にしていれば長く使い続けることができます。比較的軽い素材なので、窓の開閉が楽なのもメリットといえます。そして設置場所はあまり選ばず、見た目にこだわりがなければどこに設置しても問題ないでしょう。

ただし金属という特性上、熱が伝わりやすいため外気の影響を受けやすいというデメリットもあります。とくに、断熱性の高さが求められる場所では別のサッシを使用したほうがよいでしょう。

木製サッシの特徴

木製サッシは、機能性よりも見た目重視だと考えたほうがよいかもしれません。サッシとして加工することで腐りやすさや木の変形などを抑えることはできますが、ほかの種類と比べてしまうと耐久性は低めです。

しかし、木の色や木目の違いを楽しんだりさまざまな加工をしたりすることはできるので、装飾を重視する方には適しています。

樹脂製サッシの特徴

樹脂製のサッシは、断熱性の高さが特徴です。耐久性はアルミサッシに劣りますが、熱が伝わりにくいため外気の影響は受けにくくなっています。寒冷地など冬に室内と室外の温度差が大きい地域では、樹脂製のサッシを取り付けるのがおすすめです。

ご紹介した3種類のサッシは、組み合わせて取り付けることもできます。お住まいの地域や住宅のつくり、自宅の雰囲気などに合わせて窓を取り付けるなら、サッシにも詳しいプロの業者の力を借りましょう。

弊社には、全国各地に加盟店が存在します。地元に密着している業者などもご紹介することができる場合があるので、地域の特徴に合わせた窓を選択して取り付けることができるでしょう。ご相談は24時間受付対応していますので、いつでもお問い合わせください。

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断熱や防音には内窓も効果的

外から見える窓そのものにこだわるのではなく、内窓を設置して断熱性や防音性を高めることもできます。ポリカーボネート板を使えば、自分で作成して取り付けることもできるのでご紹介しましょう。

自分で内窓を取り付ける方法

自分で内窓を取り付ける方法

用意するものはポリカーボネート板と木材です。木材はレール用の溝が掘られたものを選択します。中身が同じとは限りませんが、内窓のDIYキットとして売っているものもあるので、自分で道具などを選ぶのが面倒という方はホームセンターや通販でそちらを購入してください。

取り付け方は簡単で、木材を窓の内側の上下左右に取り付けて、木材の溝にポリカーボネート板をはめ込むだけです。窓のサイズを測ってそれに合わせた材料さえ用意できれば誰でも簡単に設置できるので、見た目にこだわらない方は作成してみましょう。

内窓が設置できない場所もある

前述の方法で簡単に内窓を取り付けることができますが、内窓自体が設置できない場所もあります。

内側に倒して開くタイプやガラス部分が回転するようなタイプの窓が設置されている場所には内窓を取り付けることができません。断熱性や防音性を高めたいという場合は、新しい窓に交換する必要が出てきます。

断熱性や防音性以外にもさまざまな性能を持った窓があるので、窓の選択と設置は業者と相談して決めることをおすすめします。

弊社では、窓でお困りの方へご要望に沿った業者をご紹介しております。まずは相談からでも構いませんので、お気軽にお電話ください。

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