蜂は雨の日は飛びにくい!活動が鈍る雨の日は蜂の巣駆除のチャンス!

蜂は雨の日は飛びにくい!スズメバチ・アシナガバチの巣を効率よく退治する方法

「蜂は雨の日はおとなしくなっている?」
「雨の日に蜂を駆除してもいい?」

蜂の巣の駆除を雨の日におこなうことで、駆除の際に蜂に攻撃される危険性を下げられます。
もしも自分で蜂の巣を駆除するなら、雨の日を選んで駆除してみてください。

ただし雨の日ならではの注意点もあるため、しっかりと準備をしてからおこないましょう!
どんな天候や時間帯でも蜂に刺されない保証はありません。

当記事では蜂の巣駆除を雨の日におこなう場合の注意点や、蜂の巣駆除の手順、駆除後の予防法を解説しますので、ぜひ参考にしてください。

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目次

雨の日は蜂の巣を駆除しやすい

雨の日は蜂の巣駆除に適した天候です。
急いで駆除する必要がなければ、雨の日を待ってから駆除するといいでしょう。

雨の日の蜂の巣駆除がおすすめの理由は2つあります。

雨の日に蜂の巣を駆除しやすい理由
  • 蜂の翅(はね)が濡れて飛びづらくなるため
  • 多くの蜂が巣の中にこもっているため

特に危険なスズメバチは時速40kmほどの速さで飛び、敵を数十m追跡することもあります。
人間の足で逃げ切るのは難しいほど優れた機動力ですが、雨の日なら飛ぶ力が弱まります。

とある蜂の生態調査では、調査期間中の雨の日の蜂目撃数はもっとも少なかったというデータもあります。

参考:林野庁|蜂の生態調査(最終閲覧日:2024年6月18日)

また、蜂が巣の中にこもっているので殺虫スプレーで一網打尽にできます。
晴れた日の昼間など蜂があちこち飛んでいるタイミングで駆除すれば、駆除後に戻ってきた蜂が巣を復活させるおそれもありますが、それを防げます。

蜂の多くは軒下や屋根裏など、雨に濡れにくい場所に巣を作ります。
スズメバチの巣などは断熱性や耐水性に優れる外皮に覆われており、巣の中を快適な環境に保っています。
このことからも、蜂は濡れるのを嫌うことがうかがえますね。

初期のスズメバチの巣
外皮に守られる蜂の巣の内部

雨の日に蜂の巣駆除をするときの注意点

蜂の巣の駆除は雨の日だとおこないやすいと解説しましたが、雨の日だからこその注意点もあります。
雨の日の蜂の巣駆除で注意したいポイントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

殺虫スプレーは多めに散布する

蜂駆除には殺虫スプレーを使うのが一般的ですが、雨の日は薬剤の成分が雨で流れて効果が薄まるおそれがあります。
そのため、晴れの日に比べて殺虫スプレーは多めに散布する必要があります。

市販されている一般的な殺虫スプレーであれば3~4本程度用意しておきましょう。

駆除の邪魔になるものを片付ける

雨の日は足元が悪くなるので、転んだり滑ったりしてケガをするおそれがあります。
また、雨が降るなかでの作業はやりづらいです。

巣の周辺につまずきそうなものや作業の邪魔になりそうなものがある場合は、事前に片付けておきましょう。

香水や整髪料を着けない

蜂は匂いに敏感です。
雨の日でもそれは変わらないので、駆除の前には香水や整髪料などの使用を避けてください。

日没から2~3時間経った頃に駆除を始める

蜂は基本的に昼間活動して夜に巣に帰る習性があるので、日没後であればほとんどの働き蜂が巣に戻っています。
そのため雨の日の日没後におこなうことで、攻撃されるリスクをより減らせます。

さらに、自分で蜂の巣を駆除する場合は、以下のことも確認しておきましょう。

自分で駆除できる蜂の巣の条件

自分で駆除できる蜂の巣には以下の条件があります。
この条件にあてはまらない巣は自分で駆除するのは危険です。
必ず事前に確認し、無理をしないようにしましょう。

自分で駆除できる蜂の巣の条件
  • アシナガバチかミツバチの巣
  • 巣の大きさが直径5cm未満
  • 開放的で手が届く場所に巣がある

スズメバチは攻撃性が強いうえに、強力な毒を持っているので自力駆除はおすすめしません。

小さな巣には女王蜂しかいないため、5cm未満の段階で駆除するのが安心です。
大きくなると働き蜂の数が増えるため、スズメバチでなくても危険です。

また、閉鎖的な場所で蜂に襲われると簡単には逃げ出せないので、軒下や庭木など開放的な場所にある巣の駆除だけにしましょう。
ただし脚立に乗ると足場が不安定になるため、開放的でも高所の駆除はやめましょう。

これらをまとめると、自力駆除しやすい蜂の巣は初期のアシナガバチの巣となります。

アシナガバチ 巣 写真 ver3 アップ
初期の小さいアシナガバチの巣

蜂の巣の駆除方法

では、自分で蜂の巣を駆除する方法を確認していきましょう。

  1. 巣から2~3m離れて巣の表面に殺虫剤を噴射する
  2. 巣に近づいてさらに殺虫剤を噴射する
  3. 長い棒や剪定バサミで巣を落とす
  4. ゴミ袋に蜂の死骸と巣を入れ、口をしっかり閉じる
  5. 可燃ゴミとして処分する
スプレーを噴射する
蜂の巣を落とす
蜂の巣を包んでつぶす
つぶした蜂の巣を捨てる

関連記事には、蜂の巣駆除に必要な道具や駆除方法の詳細をまとめてあります。
駆除を始める前にぜひご覧ください。

蜂の巣を安全に早く駆除するなら業者がおすすめ!

ここまで、雨の日に蜂の巣駆除をおこなう手順をご紹介しました。

しかし、いくら雨で蜂の活動が鈍っているといっても、蜂の巣駆除は危険を伴う作業です。
駆除対象がスズメバチならさらに危険です。
ご自身の安全のためにも、なるべく業者に駆除してもらうことをおすすめします。

ハチ110番では日本全国の蜂駆除業者をご紹介しております。
ご依頼いただければ、すぐにお近くの業者が駆除のために現場に向かいます。
業者依頼をご検討の際はお気軽にご相談ください!

#蜂の巣駆除 #蜂駆除

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