ふすまを張り替えておしゃれな部屋に!ふすま紙の種類・選び方を紹介

広い和室

ふすま(襖)といえば、和風で、真っ白で、単調。そんなイメージを抱いている方は多いかもしれません。しかし、最近はふすまを着せ替えることができます。ふすまの上から「ふすま紙」を張ることで、だれでも簡単にお部屋をイメージチェンジできるのです。

ふすまをアレンジするにはいくつかの方法があり、なかには模様替えやリフォームが難しい賃貸住宅でも手軽に張り替えられるふすま紙も登場しています。また、デザインも幅広いのでご自分のお気に入りの絵柄を見つけることができるでしょう。
そんな魅力たっぷりのふすま紙の選び方や柄、張り替え方法をご紹介します。

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目次

状況に合わせて決めよう!ふすま紙の選び方

ふすま紙にも、さまざまな種類があります。手軽で一般的なのは接着テープを使って貼り合わせるタイプですが、ほかにもいろいろあります。ご自宅の状況や、予算などに合わせて適切なタイプのふすま紙を選びましょう。DIY上級者には、ふすま紙を使わず、個性的にアレンジする方もいるようです。

ホッチキスタイプ:賃貸住宅におすすめ

アパートやマンションでおすすめなのがホッチキスで簡単に留められるふすま紙です。賃貸住宅ではふすまを悪くしてしまうことからテープタイプは向いていませんが、ホッチキスならテープが板に張り付く心配がありません。この方法はベニヤや石膏のボードのふすまで使うことができます。

ワンポイントシール:不器用・面倒な方も簡単に楽しめる

「張り替えるのが面倒だけどお部屋のイメージは変えたい」「不器用だけどアレンジしてみたい」そんな方におすすめなのがシールです。今あるふすま紙の上から貼るだけで簡単です。小さいシールをいくつも貼れば、オンリーワンなデザインを楽しむことができます。巨大サイズのシールもあるので、ワンポイントとはいっても思っている以上にインパクトのあるふすまが出来上がることもあります。

のりを塗るタイプ:低コストと豊富な柄が一石二鳥

とにかく低予算でアレンジしたいときには、ふすま紙にのりを自分で塗って貼り合わせるタイプがおすすめです。のりを塗る手間がかかり、貼り合わせるにも高度な技術がいるという面はありますが、手間がかかる分コストは抑えることができます。また、このタイプは一番柄が豊富なので、こだわりの貼り紙を選ぶならこのタイプがよいかもしれません。

木材や黒板:自分だけのオリジナリティを楽しむ

薄めの木版を両面テープなどでふすまに接着し、お好きな塗料で仕上げる方もいれば、黒板をふすまに貼り合わせて文字や絵を自由に書くことができるようにしたご家庭もあるようです。創造性を発揮して、唯一無二のふすまに仕上げることができるのも、ふすま張り替えの魅力といえます。

どんな柄にする?デザイン紙でお部屋がおしゃれに!

どんな柄にする?デザイン紙でお部屋がおしゃれに!

現在はふすま紙もバリエーションが豊富で、迷ってしまうくらいたくさんの柄があります。数あるなかからご自宅にピッタリのふすま紙を選ぶには、ご自身の好みのほかに、お部屋との統一感が欠かせません。ふすまとお部屋のタイプ別に合う柄をご紹介します。

洋室に取り付けられたふすま

昔和式だった住宅を様式に変えた場合、ふすまはそのまま残ったまま、畳をフローリングにするケースがあります。その名残から、真っ白なふすまとフローリングがマッチしていないと感じるご家庭もあるのではないでしょうか。そんな住宅では、木目やレンガを表現したようなデザインなど、洋風で現代的なデザインがマッチするでしょう。海外から輸入された壁紙を使ってみるのも一つの手かもしれません。

和室に取り付けられたふすま

どれだけおしゃれでも、和室のお部屋にレンガなどの洋風なデザインは似合うとはいえません。和室では、和室の良さを残しつつアレンジすることも可能です。「和室だとどうしても地味になってしまう」と感じている方には、和柄がおすすめです。和柄なら、デザイン性をアップさせつつも畳との相性も抜群です。淡白な和室の印象をガラリと変えたい場合には、黒や赤などビビッドな色を基調としたふすま紙や、モダンな柄を取り入れたものを選ぶと効果的です。もちろん、伝統的な柄を用いたふすま紙も豊富です。

和室と洋室を仕切るふすま

洋室と和室が隣り合っている住宅では、フローリングとふすまでアンバランスな雰囲気になってしまっていると感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方にもふすま紙はおすすめです。両面で違う柄の用紙を張ることができるのは、引き戸であるふすまならではの楽しみ方です。洋室側の面だけに洋風の張り紙を、和室側には落ち着いた和柄の張り紙を張ると、お部屋の雰囲気の違いを楽しめるでしょう。

子供部屋のふすま

子供が過ごすお部屋にふすまが取り付けられているときは、キャラクター性のあるふすまがおすすめです。また、汚れてしまっても洗剤を使ってきれいに拭き取れるようにコーティングされているものもあります。小さな子供がお絵描きしてしまったり、食べ物で汚れた手で触れてしまったりしても安心です。

シワなくきれいに!DIYでふすまを張り替える方法

ふすま紙を張るときに何よりも気をつけたいのがシワです。次のような手順でシワをつくらず貼り合わせましょう。

STEP
ふすまを枠から取り外す

取り外さなくても貼れる場合もありますが、シワなく貼るには取り外した方が簡単です。

STEP
適切な大きさにカットする

ふすま紙の丸まった癖を直したあと、ふすまに合わせてカットします。全辺10㎝ほど大きめにします。

STEP
引手を取り外す

引手とふすまの表面との隙間に鋲抜きを挿し込み、持ち上げるように外します。

STEP
接着剤がつく部分にマスキングテープを貼る

粘着テープやノリがふすまの表面を傷ませるのを防ぐためには、マスキングテープが便利です。

STEP
ふすま紙を貼り合わせる

ふすま紙を丁寧に貼っていき、余った部分の用紙をカッターやハサミでカットしていきます。

STEP
引手をつけ、ふすまを枠に入れなおす

さいごに引手をはめなおし、ふすまをもとのように取り付けて完了です。

張り替える前に注意するポイント

張替える前に注意するポイント

手軽におこなえるふすま紙の張り替えですが、気をつけたいポイントもあります。

ふすま紙のサイズはしっかりと計る

まず1つめは、ふすま紙のサイズです。せっかく素敵な柄のふすま紙を見つけても、用紙のサイズが小さすぎるようでは使えません。ふすま紙を購入するときは、ふすまのサイズをきっちりと図り、サイズが足りるかを確認しましょう。お店で裁断してもらう場合は、少し大きめに注文しましょう。

ふすま紙が小さいときは、同じ柄のふすま紙を何枚か張り合わせることも可能です。無地のものならば張り合わせても目立ちませんが、柄がついていると柄をぴったりと合わせることが難しく、継ぎ目が目立ってしまう可能性があるので注意が必要です。

張り替えに不安があるときは業者に頼む

自分でシワなくきれいに張れるか心配なときは、思い切って業者に依頼するのも大切です。無駄な出費はしたくないからといって自分で張り替えて失敗すると、ふすま自体が悪くなり、ふすまの修理や交換が必要になってしまうかもしれません。ふすま紙の張り替えにもリスクがあることを踏まえて、自分で作業をするか業者にまかせるかを決めましょう。

まとめ

真っ白なふすまは、デザイン性のあるふすま紙を張ることでおしゃれにアレンジすることができます。テープで張る方法やのりを塗布する方法など、さまざまな方法で張るふすま紙が登場しているので、ご自分の手先の器用さや予算などに合わせてベストな選択をしましょう。

和室にはモダンな和柄、洋室にはウッド調など、シーンに合わせて柄を選ぶのがおすすめです。両面で違う柄を使うこともでき、ふすまならではの二面性を楽しむこともできます。
ふすま紙を購入するときにはサイズに気をつけ、自分ではきれいに張れるか不安に思ったら業者にまかせるなど、注意点も忘れないようにしましょう。

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