網戸の隙間から虫が!隙間をふさぐ対処法から張り替えの方法まで解説

網戸とてんとう虫

「お家の中に、虫が入ってくる……」なんてこと、ありませんか?そのようなことを感じた場合、まずは網戸に隙間がないか見てみましょう。

網戸は、使っていくうちに自然と隙間ができてしまうものです。そのため、知らないうちにその隙間から虫が入ってきていたなんてこともあるでしょう。できれば、網戸の隙間からの虫の侵入は阻止したいですよね。

そこで今回は、「網戸の隙間ができる原因、対処方法」「お家の中に侵入してくる虫対策」などをご紹介していきます。

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目次

網戸に隙間ができる原因と対処法

いつも何気なく使っている網戸。気づいたら網戸に隙間ができていたなんてことありませんか?「普通に使っているだけなのに……」なんて思っている方もいるかと思います。では、なぜ網戸に隙間ができてしまうのでしょうか?まずは、考えられる原因をご紹介していきます。

戸車の高さ

網戸に隙間ができるのは、戸車(とぐるま)の高さが合っていないことが原因の1つかもしれません。戸車とは、引き戸を滑らかに動かすためについている車輪のことです。基本的に、引き戸の扉の下についていることが多いでしょう。

木造の家などの場合、長い間住んでいると木材が縮まることがあります。また、引き戸を動かしていくにつれて、車輪がすり減ってしまうこともあります。そのため、網戸とサッシの間に隙間ができてしまうのです。

もし、戸車の高さが原因で隙間ができてしまった場合は、高さを調節しましょう。戸車の高さはドライバーで調節することができますので、とても簡単です。

戸車の横についているネジを回すようにしてください。右回りで上がり、左回りで下がります。このとき、戸車の上部にあるネジは、網戸と車輪が離れないようにするための「固定用」ですので、回さないように注意してくださいね。

網戸枠のゆがみ

網が網戸の枠から外れてしまうことによって、隙間ができてしまう場合もあるでしょう。

基本的に、網戸の枠は強度の高いアルミニウムでできていることが多いのですが、一方で網戸の網は柔らかい素材のものでできていることが多いです。こうした素材の強度の違いによって、網が網戸の枠から外れてしまうことがあります。

もし網戸の枠のゆがみが原因だった場合、一旦網戸を外して平たい場所においてください。そして、ゆがみを直すように、網戸の枠を押してみましょう。網戸の枠はあまり硬くないため、思ったよりも簡単に直すことができます。

ですが、ゆがみを直せなかったり破損したりしている場合は、交換をしてください。

網戸の位置

網戸の位置が、右窓側にあるのか、左窓側にあるのかも、網戸の隙間を生む要因となります。窓というのは、基本的に、左の窓が室外寄りに、右の窓が室内寄りに配置されています。そして、網戸は右窓寄りの室外側に設置されることが多いでしょう。

つまり、室外側から順に、「網戸」→「左窓」→「右窓」という構成となっているということです。右に網戸を設置すると、左窓の端と網戸の端がピッタリついている状態になります。そのため虫は入ってきません。

右窓を中途半端な位置に動かしても、左窓と網戸にブロックされているので安心です。

一方で、窓の左側に網戸を設置してしまうと、窓と網戸の間に隙間ができてしまう危険性があります。右窓の端と網戸の端がピッタリついているわけではないので、左窓を中途半端に開けると、隙間ができてしまうのです。

よって、もし左窓寄りに網戸をつけたいというかたは、網戸と窓の間に隙間ができないように、右窓と左窓を完全に重ね合わせるように開けてください。

網戸の隙間から入る虫はどう防ぐ?

網戸の隙間から入る虫はどう防ぐ?

網戸を直す以外にも、網戸の隙間を防ぐ方法があります。ここからは、物を使用して虫の侵入を防ぐという方法をご紹介していきましょう。

隙間テープを貼る

隙間テープを、網戸と網戸の枠との隙間に貼ることで、虫の侵入を防ぐことができるかもしれません。この「隙間テープ」はホームセンターなどで販売されています。

隙間テープにはさまざまなタイプや種類がありますが、ゴム製タイプのものと、モヘアタイプのものが主流です。それぞれ水に強く、耐久性もあります。網戸のサイズに合わせて、切ってから使うようにしてください。

また、使っていくうちにすり減ったり、潰れたりすることがありますので、その場合は交換するようにしましょう。

ハーブやハッカの香りをつける

防虫剤などに使われている「ハーブ」や「ハッカ」を使用するのもおすすめです。虫が嫌いな香りを網戸にスプレーすることによって、寄り付かなくすることができるでしょう。このスプレーは、ハッカ湯、精製水、無水エタノールを混ぜ合わせることによって簡単に作ることができます。

また、ハーブそのものを窓辺に設置しても効果があるようです。ですが、香りが抜けきってしまったら効果が得られません。小まめにスプレーをするか、ハーブを交換するようにしてください。

破れた網戸の隙間にも要注意!

網戸の網自体が破れてしまった場合も、注意が必要です。虫たちは、どんなに小さな隙間でも入ってきます。ですので、早めに対処をしていきましょう。

網戸は徐々に劣化する

網戸は外に設置されており、雨、日光、排気ガスなどの汚れた空気に常にさらされています。そのため、網戸は、普通に使用していても劣化しやすいのです。外に設置されている以上、どんなに注意を払っていても、網戸の劣化を防ぐことは難しいでしょう。

また、網戸の網はホコリなどが溜まりやすくなっているので、それも劣化しやすい原因の1つだと考えられます。

網戸張り替えのサイン

「劣化を避けられないのはわかった……じゃあ網戸はいつ張り替えたらよいの?」と疑問に思いますよね。以下のようなサインが見つかったら、網戸の張り替えタイミングかもしれません。

網戸の網が破れてしまっている

網戸の網は、なんらかの衝撃や劣化によって、破れてしまうことがあります。そのような場合は虫が侵入しやすいため、速やかに張り替えましょう。

網戸を10年以上張り替えていない

状態にもよりますが、網戸の交換年数は、およそ4年~5年とされています。そのため、前回の張り替えから10年以上経っている場合は、劣化が進んでいる上に壊れやすくなっているため、交換しましょう。

虫が入って来る

「網戸が破れているわけでも、隙間があるわけでもないのに虫が入って来る」というかたもいるでしょう。そのような場合は、網戸の網目が緩んでしまっている可能性があります。

最初は少しの緩みだったとしても、劣化していくにつれてどんどん広がっていくこともあるでしょう。緩みをしばらく放置していると、虫が侵入してしまうくらいの大きさになってしまうこともあるのです。

破れた網戸は張り替えよう!

破れた網戸は張り替えよう!

実際に網戸の網を張り替えるときは、ただ張り替えればよいというわけではありません。いくつかの注意するポイントをご紹介いたします。

網目に注目!網戸張り替えのポイント

網戸を張り替える際には、以下のような点に気をつけておこないましょう。

固く張りすぎない

網を張る際に、あまりにもビシッと張ってしまうと破れやすくなってしまいます。ある程度の柔らかさがないと、衝撃をおさえられなくなってしまいますので、程よい張り具合にしましょう。

網戸の枠にあったサイズにする

貼り替える網は、小さすぎるのはもちろん、余らせすぎてもいけません。網を余らせてしまうと、床や窓を傷つけてしまう場合があります。注意しましょう。

網目の大きさを決めておく

一般的に、網戸には16メッシュ~24メッシュのものが使われることが多いです。「メッシュ」とは、「1インチ(2.54センチ)に何本の糸が通っているか」ということをあらわしている数字になります。つまり16メッシュですと、1インチに16本の糸が通っていることになるのです。

18メッシュですと、1.15ミリ×1.15ミリの網目となります。蚊の大きさがおよそ2ミリ~4ミリですので、入って来ることはほぼ防ぐことができるでしょう。なお、蚊以外の小さい虫も心配というかたは、メッシュ数を多くすることをおすすめいたします。

網戸を自分で張り替える方法

網戸に網を張る際の手順をご説明いたします。

準備するもの
  • 軍手
  • 網戸ローラー
  • ハサミ
手順
網戸のサイズを測る

網戸と窓の大きさは違いますので、必ず網戸を採寸してください。測ってから買いに行きましょう。

手順
網戸のゴムを外して劣化や破損した網を外す

網戸の枠にゴムがはめ込まれています。そのゴムを、網戸ローラーの角を使って引っ張って外しましょう。

手順
新品の網を切る

網を切ったら、網戸の上に、網目と枠が平行になるように広げてください。網は、先ほど取ったゴムよりも、3センチほどオーバーさせて切ってください

手順
網戸ローラーで網を張る

網を枠の端に、クリップで止めます。そして、網戸ローラーを使って網とゴムを押し込みます。このとき、やり直しができるように、ゴムの端は5センチほど入れないようにしてください。

手順
余っているゴムを切る

最後まで押し込んでいき、ゴムが余ってしまったら切りましょう。

手順
網を切る

この際、ギリギリのところで切るようにしてください。

きれいに張り替えたい、枚数が多い、そんな時はプロに頼ろう

自分で張り替えるときに上手くいかなかったり、きれいに張るのが難しかったりする場合は、プロの業者に頼んでみましょう。

「どの業者に依頼すればよいのかわからない……」という場合は、比較サイトを利用するのがおすすめです。相見積りを出してもらうことによって、金額やサービス内容を簡単に比べることもできます。比較サイトを駆使することで、よりコスパのよい業者に頼むことができるでしょう。

まとめ

網戸は壊れていなくても、劣化によって壊れやすくなっています。虫の侵入を防ぐためにも、長年使用した網戸は早めに対処することをおすすめいたします。

また、自分で張り替えるのが難しい場合は、プロの業者に相談してみましょう。その際、比較サイトを利用すると、自分にあった業者を探しやすいはずです。

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