鳩対策で漂白剤を使うときは、さきに漂白剤でベランダなどの被害場所をきれいに掃除してから、鳩よけとして漂白剤を散布しましょう。
鳩は漂白剤のニオイを嫌うといわれているため、漂白剤には鳩を寄り付かせない効果があると考えられます。しかし、被害場所に鳩のフンが残っていると、鳩はフンのニオイに反応して寄ってきてしまいます。そのため、まずは漂白剤を使って掃除して、鳩のフンとニオイをしっかり落とすことが大切です。
この記事でご紹介する漂白剤を使った掃除方法と鳩よけ方法を参考に、鳩対策をしていきましょう。また、漂白剤以外の道具を使う対策方法もいくつかとりあげるので、あわせてご覧ください。
鳩よけに漂白剤を使う際のポイントはまず掃除からはじめること!
鳩よけに漂白剤を使う際には、最初に漂白剤を使って被害場所を掃除しておきましょう。なぜなら、鳩はフンのニオイがある場所に寄り付く習性があるからです。そのため、漂白剤を使ってフンをしっかり掃除してから、鳩よけとしての漂白剤を使うようにしてください。
鳩のフンのニオイをしっかり落とすには、殺菌力が高い漂白剤が効果的です。ここでは、漂白剤を使った掃除方法をご紹介していきます。
鳩のフンの掃除に必要なもの
鳩のフンを掃除する際に、漂白剤以外で必要となるものは、お湯、新聞紙、ゴミ袋、エタノールの消毒液です。漂白剤とエタノールは、購入した商品に記載されている濃度に希釈してください。また、掃除の際には下記のような服装を用意しましょう。
- ゴム手袋
- 保護メガネやゴーグル
- マスク
- 長袖長ズボンの服
- 長ぐつ
このような全身をカバーする服装がのぞましい理由は、鳩のフンにはさまざまな菌が含まれているからです。掃除の際に鳩のフンにふれてしまい、体に菌が入り込んでしまうと、健康に影響をおよぼすことがあります。また、鳩のフンを掃除する際の服装は、なるべく使い捨てできるものがよいです。
鳩のフンの掃除方法
掃除の道具や服装が準備できたら、まず、被害場所にお湯をまきます。そのつぎに、お湯をまいた場所に新聞紙をひき、5分ほど待ちます。鳩のフンがお湯でやわらかくなってきたら、ひいておいた新聞紙でフンをこすります。フンをこすった新聞紙はすぐゴミ袋にいれて、まわりがよごれないようにしましょう。
フンがまだきれいに落ちていないときは、新しい新聞紙でふくか、ふたたびお湯をまいてください。
掃除の次は鳩よけとして漂白剤をまく
フンをきれいに落とせたら、鳩よけのために漂白剤とエタノールをまいていきます。ここで注意していただきたいことは、金属部分に漂白剤をまくとサビてしまうことがあることです。そのため、ベランダの手すりや排水口のフタのような金属部分には、漂白剤ではなくエタノールをまきましょう。
ガンコなよごれで掃除が大変なときは……
鳩のフンは固まると落ちにくくなるため、自分で掃除するのが大変なケースもあります。また、フンが落とされる場所が広くて掃除しきれなかったり、鳩のフンに含まれる菌による健康被害を不安に感じたりする方もいらっしゃるでしょう。
そんなときは、鳩のフンの掃除を引き受けている鳩対策の業者に依頼してみてはいかがでしょうか。鳩対策のプロである業者であれば、効果的な薬剤や道具を使ってきれいに掃除できるので、選択肢のひとつとして検討してみてください。
漂白剤を使う方法と同時に実践しよう!さまざまな対策法
鳩よけ効果のある対策方法は、漂白剤以外にもさまざまな方法があります。この記事では、4つの方法をピックアップしてご紹介していきます。鳩よけに漂白剤を使う方法だけでは効果が不十分なことがあるので、漂白剤を使う方法にここでご紹介する方法もあわせて実践してみてください。
3つめまでにご紹介する方法は、ホームセンターや通販などで道具を購入して自分でできるものです。しかし、4つめにご紹介する方法は、道具は入手できても自分で設置するのが大変な方法です。それぞれの方法の特徴をみて、自分でできそうな方法を試してみましょう。
【1】スパイク(剣山)を設置する
鳩よけ用のスパイク(剣山)は、トゲがたくさんついたシートやマットを設置し、鳩がとまらないようにするものです。スパイクは、ベランダの手すりやエアコンの室外機のような、人が歩かない場所に設置できます。
鳩はベランダに寄り付きはじめるとき、最初は手すりにとまって安全な場所かを確認する習性があるため、この方法は鳩が寄り付きはじめた状況で効果を発揮します。
【2】テグスを張る
テグスとは鳩よけの糸で、鳩が寄り付く場所に糸を何往復も張りめぐらせる対策方法です。テグスが張りめぐらされていると、鳩がきたときに羽がひっかかるのを嫌がり、寄り付かなくなる効果があります。
しかし、この方法は鳩が住みついてしまった場合には効果が弱いため、鳩が寄り付きはじめた場合に適した方法です。
【3】市販の忌避剤を使う
忌避剤とは、鳩が苦手なニオイや味がする薬品を使用している商品です。漂白剤の鳩への効果も忌避剤と同じしくみです。
鳩対策用に販売されている商品には、スプレータイプ、ジェルタイプ、固形タイプなど、さまざまな種類があります。そのなかでも、ジェルタイプは雨で流れにくく効果が長持ちしやすいため、おすすめです。また、成分については、薬品ではなくハーブなど環境や人にやさしい商品もみられます。
【4】ネットを張る
鳩よけネットは、鳩対策のなかでも最終的な手段として選択されることが多いです。鳩よけネットは、ベランダなどの被害場所全体をカバーするよう設置します。見た目の悪さを気にしたり、設置作業が大変であったりするため、被害が軽い段階でこの方法を選択されることはあまりありません。
しかし、スパイク、テグス、忌避剤などのように、被害が軽い段階でおこなう対策の効果が弱い場合、最終的な手段として鳩よけネットが設置されることが多いです。
対策でお悩みの方はプロに相談を!
インターネットではさまざまな鳩対策の方法が紹介されているため、どの方法を試すべきか迷ってしまうこともあるかもしれません。ひとつひとつの方法を試していくのもよいですが、鳩の被害をはやくくい止めるためには、鳩対策の業者に相談することをおすすめします。
鳩対策のプロである業者に相談すると、被害の状況や場所にあった効果的な方法を提案してもらえるため、自分でやるよりもより効果的に対策できます。
※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。※2 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。
鳩被害は早期対策が大切!手に負えないときは業者に依頼しよう
鳩の被害には段階があり、被害レベルが低い場合には鳩が休憩場所として寄り付く程度ですが、被害レベルが高くなると鳩が住みつき巣を作るようになります。
基本的に、被害レベルが高くなるにつれ、鳩を追い払うことは難しくなります。また、巣を作ってしまったら「鳥獣保護法」により巣を撤去できなくなってしまいます。そのため、鳩の被害はレベルが低いうちの対策が重要なのです。
さきほどご紹介したような、自分でできる対策から試そうと考えている方も、効果が弱く手に負えないと感じたときは業者に依頼するようにしましょう。
業者に依頼するメリット
鳩対策を業者に依頼するメリットは、被害状況に応じた対処法をしてくれることです。鳩対策にはさまざまな方法がありますが、じつは、被害レベルに応じた方法は異なります。たとえば、鳩よけに漂白剤をまく方法は、被害レベルが低い場合に効果を発揮する対処法です。
また、プロである業者は鳩についての知識が豊富なため、寄り付く鳩の習性を考えてもっとも効果がある対処法を選択します。被害レベルや鳩の習性を知らずに対処法を選択してしまうと、効果が出ずに被害レベルが高くなってしまうことがあります。そうならないよう、鳩対策でお困りのときは業者を利用することをおすすめします。
かかる費用の相場
鳩対策を業者に依頼する場合の費用は、ベランダの場合、1万円から3万円程度が相場といわれています。しかし、対策方法や対策場所の広さによって相場が変動したり、駆除だけでなく清掃を依頼する際にはさらに1万円から2万円程度かかったりすることがあります。
このように、業者を利用する際の費用は被害状況や作業内容によって変わってくるため、実際の料金を把握するには、現地で見積りをとってもらう必要があります。無料で現地見積りをとってくれる業者を何社か選び、各社の見積りを比べながら業者を選んでみるとよいでしょう。
鳩対策は弊社にご相談ください!
弊社は、鳩対策の業者をご紹介するサービスを提供しています。知識・経験が豊富な各地の業者が弊社のサービスに加盟しているため、お住まいの地域の業者をご紹介できます。
ご連絡をいただいたら、弊社の加盟業者が現場にうかがい、対策についてご説明します。そして見積りを提示し、お客様にご納得いただいたら作業をうけたまわります。お電話でのご相談は24時間受け付けているので、鳩被害でお困りのときはいつでもご連絡ください。